COLUMN


umbrella 将(Drums)
vol.16

ViSULOGをご覧の皆様、どうも!umbrellaドラムの将です!

いやぁー2020年始まりましたね!今年もumbrellaを何卒よろしくお願いします。

2020年という文字を冷静に見るとなんかめちゃくちゃ未来っぽいというか、そんなに時間経ってた?!という印象がありますね。時間の流れるスピードは残酷で儚くて美しい。僕が死ぬ時もたぶんあっと言う間に訪れるんでしょうね。

それ故に悔いなく生きる人生を全うできるよう、目の前の事を全力で取り組んでいく所存でございます。重ねて、今年もよろしくお願いします!

個人的な今年の目標としては、ブラストビートを一通り叩けるようにする!昔憧れたジョーイ・ジョーディソンやアキレス・プリースターのように叩いてみたい!と!

あとまぁ早いの叩ければ潰しが効くかなぁっていうシンプルな考えで。ツインペダル練習するぜ!

さて、コラムなので何について書こうかというところなのですが、以前の柊くんの記事でひたすら手持ちのギターを紹介する記事を見て「ええなぁ!」って思ってしまったので僕も機材を紹介したくなりました。と、いうわけでライブで使ってる持ち込み機材を全て紹介しようと思います!

まずはドラム始めたらまず欲しくなるやつ!

スネアドラム!

umbrella

紆余曲折を経て、今はこのスネアに落ち着いています。HENDRIX DRUMSというアメリカのメーカーで、Jonny Rabb氏がエンドース契約していますね。Jonny Rabb氏と言えばかつて1分間のシングルストローク打数のギネス記録保有者でもありました。

umbrellaに於いての僕の機材の選び方の基準は歌の邪魔をしないというのが第一であって、高音がストーンと抜ける唯さんの良さは絶対に生かしたいので歌の帯域とわりかし近いところにあるスネアドラムは低めに持っていくのがベストと考えた結果このスネアになりました。

シェルの材質はウォルナット(くるみの木)で、ステイブシェルというブロック状の木材を縦方向に貼り合わせて円形にするという製法で作られたスネアです。

一般的なドラムはプライシェルと言って、薄い木材を6枚から10枚ほど曲げながら貼り合わせて円形にしているのでステイブシェルというのは大きな特徴ですね。ステイブシェルの特徴としては、プライシェルがドラムから全方位に向けて音が鳴るのに対してステイブシェルは音が上下に飛ぶイメージがあります。

それぞれの利点欠点としては、

プライシェルの方が張り合わせる糊の量が多いので耐久性が高い。しかしそれ故に糊がミュートの役割になってしまい、本来の鳴りを阻まれる。つまりステイブシェルの方が理論上はよく鳴る。

ステイブシェルは耐久性を保つためにシェルの厚みを最低でも1cm以上にしなければいけない。

それに対してプライシェルは6mmほどの厚さで作ることも可能なので、プライシェルの方が鳴りを引き出しやすい。(プライシェルでも1cm以上の厚みのシェルは沢山有る)

ウォルナットという木材はローミッドがしっかり鳴り、かつボワつかないタイトさがあるいい木材です。いずれドラムセットを買う時も、シェルの材質はウォルナットか、それに近い特性があるブビンガがいいなと思っています。

ここまで書いてスネアだけでこんなに喋るか!と自分でも驚いています。。。

次!またしてもドラム始めたら早めに買うであろう、ペダル!

umbrella

Pearl社のエリミネーターⅠダブルチェーンですね。日本が世界に誇るドラムメーカーPearlのハードウェア性能を世に知らしめたのはこのエリミネーターⅠじゃないか?と個人的に思っています。

かなり昔の機種ですが、当時はカムの交換ができたりでチューニングの幅広さが画期的でした。それでいて運動エネルギーの伝達率も悪くなく、かなり高い次元でバランスの取れたいいペダルですね。今やエリミネーターⅡが発売され、それも代替わりして現行品はエリミネーターレッドラインとなってますがまだまだ現役でも差し支えない性能です。

あとね、このエリミネーターで僕がもう一つ推したいところがあるんですよ。それが耐久力。

昔の話ですが、2階の楽屋から1階のステージに向かうところがコンクリートの階段のライブハウスで、2階から1階の階段の上からペダルを落としてしまったことがあるんですよ。コンクリートに金属製の物体が重力に任せて1階まで落ちていく様を見ながら「さすがにヤバいか。。。」と思いながら恐る恐る状態を確認したのですが、傷はついても実際の使用に何の支障もなかった。Pearl社の物作りの素晴らしさを感じましたね。

しかし最近ツインペダルを練習していて、少しペダルに不満を感じてきたので買い替えを検討中です。。。

次!ハイハット!

umbrella

シンバルはMEINLで揃えようとしているので、ハイハットもMEINLです。MEINLのByzance、vintageというシリーズの中に属するハイハットシンバルですが、Benny Grebという僕が大好きなドラマーのシグネイチャーモデルです。その名も「Sand Hat」

挟む、っていう意味じゃなくて砂のSandですね。

なぜ砂なのかというと、金属の表面加工で用いられる「サンドブラスト」という加工を施しているからなんです。砂を対象に物凄い勢いで吹き付けて、燻んだ表面にする加工で用いられる方法です。傷が目立ちにくかったり、指紋が目立ちにくかったり、マットな質感が高級感を生んだり、滑りにくくするなどの効果があります。

サウンドとしてはまさに砂のような、音の粒子が細かくて高音成分が主張しない音です。

ただ、この音の本質はサンドブラスト加工を施しているから、では無いんですよね。サンドブラスト加工によって高音成分は抑えられると思うのですが、本質的にはトップシンバルとボトムシンバルのバランスです。

Sand Hatは普通のハイハットと比べてトップがかなり薄く、ボトムが少し厚いんですよね。

このバランスが特徴的な砂のような音を生んでいると僕は考えています。

次はクラッシュシンバル!

umbrella

MEINLのByzance、ExtraDryシリーズのDual Crash18インチ、ハイハット側に置いてる方です。

なんとなく想像付くかと思うのですが、Dualというのはピカピカに磨かれた部分と茶色く燻んだ部分の2つの側面を持つが故のDualという命名ですね。(もう半年くらい使ってるので磨かれた部分も手汗などで燻んでいますが。。。)

シンバルというのは磨いてピカピカにすると高音成分が強く出て明るい音になり、響き(サスティン)が増すのですが、逆に磨かないと低音成分が強く出て暗い音になり、響きも抑えられるんですねぇ。「じゃあ磨いた方がいいんじゃないの?」と思った貴方!そうじゃないんだよなぁー!

一般的に磨いたシンバルを「ブリリアント」と言って磨いてないシンバルを「ドライ」と言うのですが、好みもあれど僕はドライ系大好きなんですよ。特にMEINLというメーカーはドライ系が良すぎる!

このシンバルはブリリアントとドライの良い

いとこ取りをしたシンバルですが、やはりMEINLなので結構ドライ系に寄った音がします。

ロックバンドに於いてドライ系シンバルというのは音量が出ない、抜けない、埋もれやすいでかなり使いにくいのですが、MEINLのシンバルはそれでもよく鳴る。環境に対して他のメーカーのシンバルじゃまず使えないようなスペックでも使えるレベルで出してくる。それがMEINLに惚れた理由だ!

次はもう一枚のクラッシュ!

umbrella

こちらはハイハットと同じ、Byzanceのvintageシリーズの20インチクラッシュ。

MEINLは毎年6月に「MEINL DRUM FES」というのを本国ドイツにて開催していて、そこで世界の一流ドラマーによるライブがあったり、即売会みたいなのもやってるのですが世界中の楽器屋や卸業者がこのフェスに呼ばれるのですよ。

そこで実際叩いたりして気に入ったものを皆が持って帰り、持って帰った先で売る、という流れが出来上がっているのですがこのシンバルは2019年に選別され、池部楽器で売っていたものですね。

(ちなみにここで選んだシンバルをファクトリーツアー選定品と言います)

シンバルはグレードが上がるほど職人が一枚づつ手作業で作るものなので、必ず個体差が生まれてきます。だからなるべくシンバルは通販で買いたくないんですよね。まぁ全てクオリティチェックを通った個体のはずなので大きくハズレはないですが、たまーに「これは微妙やな。。。」というのがあるのも事実です。その点において選定品は

ハズレを引く確率が格段に下がるので、安心感がありますね!

さて、これもハイハットと同じくサンドブラスト加工されたシンバルですね。そして特徴としてはものすごく薄い。薄いシンバルはレスポンスが早くなり、ピッチが下がり、サスティンが短くなります。

ちょっと触れただけでもしっかり鳴ってくれる印象で、うねりのある低いピッチの派手な音がします。

次はライドシンバル!

umbrella

これも選定品で2018年のドラムショップACTが選定したものですね。

このライドシンバルは今使っている中でも一番のお気に入りです!ByzanceのExtraDryシリーズの20インチライドですが、磨き全く無しでハンマリングも深め、いかにもドライ系!な感じなので僕は好きやけどロックバンドでは使えんやろうなぁーと思っていたのですがそんな常識を壊してくれたシンバルですね。

音は確かにドライ系そのものですが、とにかく鳴りが良すぎるからロックバンドでも使えている、という印象ですね。ドライ系シンバルをスティックのチップで叩いた音なんてまぁ埋もれて使いもんにならないのですが、これはちゃんと聞こえる。すごいシンバルです!絶対に割りたくない!

次はスタックシンバル!

umbrella

14インチのGeneration X filter chainaの上に16インチのCLASSICS CUSTOM穴あきシンバルを重ねる(スタック)しています。更に上にチンリングというタンバリンのシズルだけ取り出したような輪っかを乗せることでいい感じにグシャっと潰れた音がします。

スカイフィッシュという曲などでよく使いますね。これはエントリークラスのシンバルでマシンメイドなので、個体差など気にせず買えて良いです!

次はスプラッシュシンバル!

umbrella

MEINLのCLASSICS CUSTOM、10インチスプラッシュですね!

ドライ系シンバルが好きと言いましたが、スプラッシュシンバルやチャイナシンバルなど、エフェクトシンバルの類いはドライ系だとさすがに音量が出ない、抜けないという問題が出てきます。

なのでエフェクトシンバルはブリリアント系で揃えることを意識していますが、Byzanceの格シリーズと比較してもこっちを選んでしまうくらいに良く出来たシンバルですね。

次は2枚目のスプラッシュシンバル!

umbrella

CLASSICS CUSTOM Darkシリーズの12インチ穴あきシンバルです。

リビドーという曲でスプラッシュを2枚使うので置いているシンバルです。

これもまぁ言わば安物シンバルなんですが、色々試奏した上でこれが良かったんですよねぇ。穴あきなので適度に音量が抑えられトラッシュ感も加わり、クセのある音がします。

以上がライブで使うスタメンですね!

続いてたまーに登場する機材を少し。

umbrella

animaという曲を演奏する時に必須になるサブハイハットです。ZildjianのMaster Soundシリーズ13インチです。

一度だけメインハイハットとして使ったことがあるのですが、ギターの帯域とモロ被りするので柊くんから「気持ち悪い」と言われた可哀想なシンバルでもあります。

ボトム側の外周が波打つように加工されているのでハイハットらしい音がより際立ちますね。

しかしこれだけZildjianなのでここもMEINLにしたい気持ちがすごい。。。

umbrella

SABIAN製のフープクラッシャーという機材です。アンドロイドと果実という曲で必須になる機材ですね。(たまーに使うのにセッティングするのを忘れる)

シンバルを2枚重ねたような構造で、フープを狙う感覚で打つと「パシャ!」という電子音のような音がします。

最後に、ものすごく地味ですがものすごく重要な機材を一つ。

umbrella

椅子です。かっこよく言うとドラムスローンです。

椅子はすごく重要で、座面の硬さ、座面の形状、安定性などプレイの質にかなり影響する機材です。

僕は固めの丸い椅子が好きです!


さて、こんな感じですね!

最後に少しライブ告知をさせてください。

現在umbrellaは全国ワンマンツアー中です!

3/14にumbrellaは10周年を迎えるのですが、Road to 10th Anniversaryということで3/14に向けて、世話になった全国各地をワンマンで回るというツアーを行っております。

2019年の10月から始まったのですが、2月にもなるともう終盤ですね!残すは名古屋と東京のみです。

名古屋が2/16 名古屋MUSIC FARMにてワンマンございますので、ぜひお越し下さい!

東京公演は2/22と2/23の2日間あるのですが、両日とも生誕祭です!

2/22が我らがスーパーギターボーカリスト唯さんの生誕祭、渋谷RUIDO K2でございます!

この日はOAとして「umbrellaスペシャルコピーバンド」が出演してくれます!

面子がとんでもないんですよね!

<umbrellaスペシャルコピーバンド>
Vo:景夕(Kra)

Gt:マジョリカ・マジョルカ・マジカルひもり (Jin-Machine)

Gt:健希(Bräymen)

Ba:RENA(CRAZY PUNK KID)

Dr:YAMATO(UCHUSENTAI:NOIZ)

というマジでスペシャルな面子でumbrellaの楽曲を演奏してくれます!景夕さんが歌うumbrellaマジで聞いてみたい!お楽しみに!

2/23はおこがましくも僕の生誕祭で、SHIBUYA DESEOにて行われます!

生誕祭イベントは毎年僕自身なぜかトラウマが有りましてね、当日朝に家でドア枠の上部に頭を強打して出血し、救急車で運ばれて処置をしてもらった後にライブをしたり、ライブ中にイヤホンが壊れたり、まぁ毎年どぎついイレギュラーが有るのですが今年こそはそんなジンクスを払拭したいですね!

この日はOAで「umbrella将」ということになってまして「何すんの?!」な感じですがドラムソロしたり喋ったりなんやかんやしようと思っています。

さぁ前置きが長くなりましたが1番来て欲しいのはこのライブです!

3/14 umbrella結成10周年記念ライブ、味園ユニバースでのワンマンライブです!

10年続けるって凄いね。みんな薄々思ってるかもしれませんが、この頃の日本のエンターテイメントやアートは元気が無い気がする。それを誰のせいだ!とかと考え出すのは非生産的で無駄なだけなので何も考えませんが、そんな環境の中で10年続けてこられたのは本当に、シンプルに僕らが音楽を愛していられたから、そして音楽に愛を注げる環境を作ってくれているのが応援してくれている皆さんであって、そういうバランスで成り立っていると思っています。

10周年を迎えるこの日は、皆さんにとって「応援しててよかった」我々は「やっててよかった」と思える日にしたい。否、思える日にする!

ってな事を言うと普段から応援してくれているファン向けの言葉にっちゃいますが、普通にumbrellaの音楽を味園ユニバースという最高の会場(知らない人は調べてください。マジで最高の会場です)で味わえるのはまたと無い機会ですし、umbrellaちょっと知ってるっていう人や何なら今知った、という人でもマジで来てほしい!!遠方からでも来てほしい!よろしくお願いします!

と、いうわけでちょっと告知が長くなってしまって申し訳ないけど、umbrella将がお届けしました!読んで頂きありがとうございます!


BACK NUMBER

RELEASE

2019年06月12日(水) Release!!
umbrella 7th single「リビドー」

DCCNM-20 / ¥1500 (税抜)
[CD]
01. リビドー
02. 悪路
03. 未来計画

LIVE INFORMATION

全国雨宿りワンマンツアー【Chapter.9「旅路」】~Road to 10th Anniversary~後編

2020年01月25日(土) INSA福岡
2020年01月26日(日) 小倉FUSE
2020年01月27日(月) 広島SECOND CRUTCH
2020年02月16日(日) 名古屋MUSIC FARM
2020年02月22日(土) 渋谷RUIDO K2(唯生誕祭)
2020年02月23日(日) 渋谷DESEO(将生誕祭)

umbrella 10th anniversary oneman【Chapter.10「心に傘を」】

2020年03月14日(土) 味園ユニバース


2020年02月07日(金) 池袋EDGE
2020年02月09日(日) Nakano Space Q
2020年03月05日(木) 福岡INSA
2020年03月20日(金) 新潟GOLDEN PIGS BLACK STAGE
2020年03月21日(土) 長野LIVEHOUSE J
2020年04月06日(月) 心斎橋VARON

umbrella PROFILE

umbrella
  • Bass:春 -Hal-
    Birth:04.30
    Blood:B

  • Vocal:唯 -Yui-
    Birth:02.19
    Blood:B

  • Drums:将 -Sho-
    Birth:02.23
    Blood:O

  • Guitar:柊 -Shu-
    Birth:07.26
    Blood:B

アーティストタグ