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2017.02.28 16:37

【ライヴレポ】2月25日(土)に初台ドアーズで行われたイベント「the Quadruple 赤の日」の模様をお届け!


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結成記念日である3月14日にZirco Tokyoを舞台にしたワンマン公演「umbrella ONE-MAN 【Chapter.4「 踏出 」】」も控えているumbrella。
彼らが2月25日(土)に初台ドアーズで行われたイベント「the Quadruple 赤の日」に出演。身近にせまったワンマンライヴへ向けた勢いをつけるに相応しいステージングを行った。


突き上がる無数の拳。それが、目の前のフロアーに渦巻く熱狂の答えだ。

お馴染み、クラシカルな『雨に唄えば』の歌に導かれメンバーが舞台上へ姿を現した。
柊-Shu-のギターがハウリング音を鳴らしたのを合図に、怒号の如く凄まじい音の洪水が一気にあふれだした。
「始めようぜ!!」、唯-Yui-の煽りを受け、フロアー中から一斉に突き上がる無数の拳。
触れた人の感情へ熱いエナジーを注ぎ込む『レッドシグナルデイ』に触発され、観客たちも大きく身体を動かしてゆく。
その身を震撼させる激烈な音の衝撃と衝動。
狂気を抱いた音と嘆きを携えた歌が、熱を持って心を嬉しく掻きむしりだした。
「イケるかー!!」、荒ぶる演奏はさらに激しく駆けだした。ザクザクとした音が身体を貫いてゆく。
荒れ狂う音に飛び乗りながら、高揚した歌声を放つ唯-Yui。
『ギザギザ回路』が連れ出したのは、意識を、感覚をギザギザに破壊する黒い熱を帯びた衝動だった。
突き上がる無数の拳。それが、目の前のフロアーに渦巻く熱狂の答えだ。
衝動は鳴り止まない。猛り狂った轟音を次々と叩きつけてゆく演奏陣。ギターを携えた唯-Yui-も、荒ぶる音に身を預けクールに、でもスリリングかつ重厚な演奏の上で呪詛のように言葉を唱えてゆく。
『電脳・少年・スピーカーーー。』、感情を破壊し、熱を増幅させるような楽曲だ。
フロアー中がヘドバンや折り畳みの風景に赤黒く染まってゆくのも納得だ。

圧倒的な破壊力に、ただただ熱狂を返す姿でひれ伏すしかなかった。でも、それが恍惚だった。

それは静かな衝動だった。重い波紋が広がるように、痛い音が唸りを持って会場中に満ちだした。
体感的な衝撃だけが興奮ではない。その音色が身体を浸食してゆくたびに、胸の奥からゆったりと、でも赤い血が沸騰するような衝動がフツフツと沸き上がってゆく。
『造型アリス』を奏でながらumbrellaは誘いをかけてきた、沈むような狂気の中で一緒に悲嘆に暮れないかと。
刹那な音の波にゆっくり浸らないかと呼びかけていた。

続く新曲では、ザクザクとしたギターの音と荒れ狂うリズム隊の轟音が交錯。
体感的な衝動で、圧倒的なパワーを持って、umbrellaは触れた人たちの意識を重く過激な音の唸りの中へ飲み込んでいった。吐き散らす感情的なヘヴィグルーヴが嬉しく身体を揺らしていた。
それは、熱狂のコスモへと意識を導くように…。

奈落へ引きずり込むように、ラウドでグランジな音が触れた人たちの意識の手をグイグイ闇へと引っ張りだした。
黒い衝撃というべきか、止めどなく銃撃するように『シェルター』が重く歪んだ音の弾丸を次々と撃ち放ってゆく。
その圧倒的な破壊力に、ただただ熱狂を返す姿でひれ伏すしかなかった。でも、それが恍惚だった。

身体を激振動してゆく将-Sho-のドラム、重量感満載でヘヴィな狂気のグルーヴを描き出す春-Hal-のベース、柊-Shu-のギターは荒れる感情のままに歪んだ音を場内へ撒き散らしてゆく。
黒く重い音のドラマの中で、魂を掻きむしるように、生を知らしめるよう唯-Yui-が『永久地図』を歌いあげていた。
一体化した演奏に身も心も釘付けになっていた。あまりにも衝撃な音の唸りとメッセージをしっかり全身で受け止め、身体へ染み込ませて痛(いた)かった。

ただただ狂えばいい、己の感覚が導くがままに…。ただただ暴れればいい、お前自身がそれを求めたいのなら…。

柊-Shu-のギターが「暴れろ!!」とばかりに、研ぎ澄まされたタイトでリズミカルな演奏の上でソリッドなリフを刻みだした。一斉に暴れだした観客たち。
痛い音の上で唯-Yui-は雄々しく、まるで司教のような存在感を持って『Labo』を歌いかけてきた。
これは儀式だ、黒い唸りの中で理性を壊しなさいと言わんばかりの祭典だ。
ただただ狂えばいい、己の感覚が導くがままに…。ただただ暴れればいい、お前自身がかそれを求めたいのなら…。

最後にumbrellaは『Witch?』をブースト。
ヒステリカルでサイコでラウド、ダークでトランシーでサイコティックな音が意識を、感覚を歪ませていく。
踊り狂えばいい、暴れ騒げばいい。何時しか会場中の人たちが右手を頭上高く掲げては空へ向け高く跳ね続けていた。
そうしないと本当の自分でいれないとでも言うように。

45分という時間の中、 何時しか誰もがumbrellaの作り上げた黒い祭典の中で理性を忘れていた。
意識を吹き飛ばし破壊するこの黒い熱狂、次はumbrellaの生誕日である3月14日のワンマン公演で思う存分に浸ろうか…。



PHOTO:荒川れいこ(zoisite)
TEXT:長澤智典


◆【2017.2.25 「the Quadruple 赤の日」】セットリスト
M-01. レッドシグナルデイ
M-02. ギザギザ回路
M-03. 電脳・少年・スピーカーーー。
M-04. 造型アリス
M-05. 新曲
M-06. シェルター
M-07. 永久地図
M-08. Labo
M-09. Witch?


◆ライヴ情報
【umbrella ONE-MAN【Chapter.4「踏出」】】
2017年03月14日(火) Zirco Tokyo
OPEN 18:30 / START 19:00
前売 ¥3,500 / 当日 ¥4,000 (各D代別)
[チケット]
・Aチケット(umbrellaライヴ会場販売) 販売終了
・Bチケット e+ https://goo.gl/uuKtzn
・バンド予約(umbrella.information@gmail.com)
※入場順 A→B→バンド予約
[その他情報]
来場者に2012年にリリースされた名曲「微熱」(2nd Mini Album「モノクローム」収録曲)のリアレンジバージョン「微熱(Re:Recording)」を当日入場者限定で無料配布!





◆umbrellaオフィシャルサイト
http://xxumbrellaxx.com/


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umbrella | INTERVIEW
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