INTERVIEW
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Special
ナイトメアのギタリスト柩(Hits)とBVCCI HAYNESのVo.KNZとのコラボユニットGREMLINSが3月5日に早くも2ndシングル『故、』をリリースする。前作『the Carnival』の流れを踏襲しながらも、1+1=2ではない、二つの有機物の科学反応をあなたの肌感覚で感じて頂きたい。
取材・文:ぽっくん

ハリウッドの間違った日本解釈みたいなものをあえて表現したかった。
――3月5日にGREMLINSの2nd Single『故、』が発売になりましたね。
Hits:去年10月16日にリリースされた1stシングル『the Carnival』をレコーディングしていた時には今回リリースした曲も含めて数曲は出来上がっていたんです。今回のリード曲の「故、」も既にその時に曲としては存在していました。
GREMLINS
――この「故、」は和を感じさせる曲だし、ミュージック・ビデオで2人とも和装だったり“和”がこの曲の一つのテーマだと思うんだけど、楽曲を制作するにあたって“和”というキーワードはあったの?
Hits:いや、最初は“和”のイメージはなかった。制作した当初の曲のイメージはクラシカルな要素が強いかなと思った。
――ストリングスのパッセージはクラシカルな雰囲気を醸し出しているよね。ただ、イントロのドラムスのフレーズは、和太鼓を思わせるような部分があるよね?
KNZ:そうだね。けれどズバリ“和”というイメージじゃなくて、ハリウッドが作った日本みたいな感じにしたかったんだよね。
――ハリウッドが作った日本?
KNZ:そう、日本人が作った和じゃなくて、外国人が作った“和”。ちょっと間違ってるよ的な。別に和の音階を使っていたりする訳ではないので、サウンド的にはそんなに和に寄せている訳ではないんです。ただ、歌詞のコンセプトには確実に“和”があるけどね。
――タイトルが「故、」だからね。
Hits:この“故”という言葉の抽象的な感じがいいなと思って。
――そうだね。歌詞の全体のイメージは、受け取り側によって様々な解釈が出来るような抽象的な表現になっているよね。その断定的でない、曖昧さがまた“和”だなと。
Hits:また、今回の収録音源の3曲(hideのカバーである「HONEY BLADE」を除く)の共通のテーマとして “死”というのがあるんです。この“故”っていう言葉も“死”を意味する言葉にも使われるでしょう。
GREMLINS
――“故人”という言い方をするしね。確かに「故、」の歌詞にも“亡きを見つめ、飛び続け”等、死を連想させるフレーズがあります。
Hits:最初は、なんとなくこの“死”というキーワードが出てきたんですけど、最近、人の死に関して色々考える事もあったりして……。
――少しシリアスな話しだけど、2人にとって“死”とはどんなものとして捉えていますか?
KNZ:昔は“死”というものに対して漠然とした恐怖感があったんだよね。それでね、“死”の何が恐いのかを考えた時に、出会った人々や、自分が感じてきた事など、それまでの自分の記憶が全て亡くなってしまう事が恐いんだなと思ったんですよ。
Hits:人の死に対面することは辛いし、悲しいけれど、それの道筋は(誰かに)書かれたものなのかなとは思うんだよね。だから死ぬ事は絶対避けられないことだし……。だから“人の死”っていうのはネガティブな部分だけではないと思うんだよね。誰もが一度は死ぬ訳だし。
死者が黄泉の国から呼んでいる。でも俺はまだ、そこへは行けない。
――そして2曲目の「Fellow Traveler」。これは「故、」とは打って変わって、ファンキーで、HitsとKNZからこの曲が出てくるとはちょっと予想外だったな。
KNZ:GREMLINSをはじめる時に、これまでの僕とHitsのイメージからすると、「やっぱりこう言う曲が出てくるよね」って思われたくない気持があったんですね。無難なイメージの物を出したくなかったっていう。
――そういう意味では2人の思惑通りだね。
KNZ:4つ打ちなんだけど、ロック色の強いものを作りたいねっていう話をHitsとしていたんだよね。
――ロックなダンスナンバーですね。歌詞のアイディアはどこから?
Hits:この曲もさっき話した様に“死”がテーマになっているんです。死んでしまった人が、こっちへおいでとい呼んでいる感じ。
――黄泉の世界から。
Hits:そう、でも俺はまだそこへは行けないという。
――ファンキーな曲調とこの歌詞の対比が独特ですね。そして3曲目の「Bereavement」。これは2人がキッズの頃から、ずっと身体に染みついているようなタイプの曲だよね。
KNZ:言い方を変えると古いって事?
――(笑)。
Hits:ダサカッコイイ曲を作ろうと思ってたんです。あえて今その曲調をやっちゃうみたいな。
KNZ:そう1989年ぐらいのイメージかな。
Hits:ギターソロとかメチャおっさんだしね(笑)。
――こういう曲はやっぱり2人の身体に染みついているんだね、スムーズに出てきたんじゃないかな?
Hits:そう。やりやすいといえば……、やりやすい(笑)。
――歌詞に関しても書きやすかった?
Hits:はい! 書き始めたら、すんなりと書けました。
――そして前作の「the Carnival」のカップリング「DICE」に続いて今回もhideさんのカバーが収録されています。曲は「HONEY BLADE」。
Hits:1枚目のカップリングでhideさんの「DICE」をカバーしたのは、実は俺のアイディアではなくて、スタッフサイドから「hideさんのカバーをやったらどう?」っていう勧めがあったんだ。
――この曲「HONEY BLADE」をカバーしたのはなぜ?
Hits:hideさんの曲はトリビュートアルバムとかで、色んな人が色んな曲をカバーしているので、俺はまず誰もカバーしてない曲をやりたかった。それに、この曲は俺が中学生の頃から大好きな曲だったから選曲させてもらいました。
――KNZはhideさんの影響は?
KNZ:hideさんは大好き。俺はずっと洋楽ばかりを聞いていたんだけど、高校生になって周りの人間がみんなhideさんを聞いていて、それがきっかけで俺も聞くようになって、カッコイイなと。実はX JAPANを聞いたのはその後なんだよね。
――普通と逆、ルーツ現象だね。KNZは「HONEY BLADE」をカバーしたいってHitsから聞いてどう思った?
KNZ:hideさんの曲の中でもマニアックな曲だし、オリジナルはあまりサウンドの変化が激しい曲調ではないので、俺たちがやるんだったら逆に思いっきり強弱をつけてやろうかと思ったんです。
――憧れの存在であるhideさんの曲をカバーするのに覚悟は要らなかった?
Hits:子供の頃から聞き慣れている、歌い慣れている曲なので、レコーディングはしやすかった。ただ、シャウトの部分が多かったからそこは少し大変だったかな。
――ギタープレイに関しては?
Hits:これは沢山ギターを重ねた。Aメロも1本のギターで弾いてるみたいに聞こえるけど、実は5,6回はギターパートを重ねています。
――こうして今回のシングル『故、』にパッケージされた4曲を前にして、今後GREMLINSはどうなっていくんでしょうか。
Hits:わかりません(笑)。どうなっていくんだろう。
――じゃあ、今後どうしたいとかはあるかな?
KNZ:お互いメインのバンドでは出来ない事をやろうというのが俺の中で明確にあるので、それを何処までHitsと一緒になって突き詰めていけるかなと。
――最後にメッセージをお願いします。
Hits:身体に染みつくぐらい、みんなにこの音を聴きこんでもらいたいな。
KNZ:GREMLINSは入り口としてはHitsと俺のソロワークなのかも知れないけど、もっと突き詰めて、このGREMLINSの世界をより深く世間に浸透させていきたいですね。
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RELEASE
2nd Single
「故、」

2014.3.5 Release!!

故、
A Type
TRCL-0090A ¥2,000 (税抜)
CD:
01.「故、」
02. Fellow traveler
03. Bereavement

DVD:
01.「故、」

故、
B Type
TRCL-0090B
¥1,800 (税抜)
CD:
01. 「故、」
02. Fellow traveler
03. Bereavement
04. HONEY BLADE
SCHEDULE
GREMLINS 2nd Single
発売記念スペシャルイベント
「the Carnival ~Good-bye AX,Happy Birthday Hits~」

2014.3.5 (水) SHIBUYA-AX
OPEN 17:15 / START 18:00
出演:
GREMLINS
Sadie
MEJIBRAY
BVCCI HAYNES
THE KIDDIE
ν[NEU]

Special Guest: HISASHI from GLAY
PROFILE
GREMLINS

GREMLINS Vo. & Gt. Hits
GREMLINS Dr. KNZ
オフィシャルサイト

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