INTERVIEW
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Special
Royzから2014年の幕開けを飾るにふさわしい快心の作品「LILIA」がリリースされる。
「今までで一番反響がある」とメンバー自身が語るように、耽美な世界観を追求した作品となっている。
現在は、Royz 2014 SPRING ONEMAN TOUR 『Red Desire「LILIA」』真っ只中の5人に話を訊いた。
取材・文:山本 貴也

――今作はよりヴィジュアル色が強くなって耽美な世界観が表現されていますね。
:そうですね。毎回リリースする度にお客さんをびっくりさせたいという気持ちがあって、今回は“インパクト重視”という事で思い切って振り切ってみました。それが功を奏したというか、もうMVスポットの公開だったり、ライヴでも披露してるんですけど、ものすごい反響が良くて、僕が感じる限り今までで一番評判がいいですね。YouTubeを見ても今まで以上に海外の方からのコメントが多いんですよ。
Royz
――新しいアーティスト写真も正に耽美系ですが、曲と写真はどちらのイメージが先だったんですか?
:こういう曲をやろうと思って写真も撮りました。僕らみたいな若手バンドがこういうことをするのって最近はあんまり無いと思うし、「今回のRoyzすごいよね……」っていう反応があると、「してやったり」って思います(笑)。
――作曲は杙凪くんですが、もともと“耽美”というテーマがあった上で作りはじめたんですか?
杙凪:そうですね。耽美っぽいどヴィジュアルな曲を作ろうという話になって作りました。元々はこういう曲ばっかり聴いて育ってきたので、案外あっさりできて王道中の王道を盛り込んでみました。
――イントロのあの感じとかすごく懐かしかったです(笑)。
杙凪:いやらしいっすよね(笑)。
和稀:イントロからアウトロまで前に出るフレーズはとことんハモってみました。あとはBメロからサビにかけてのコード展開がドラマチックで、今まであんまりやってない感じになってるんでLとRのアンサンブルを聞いてほしいですね。
杙凪:今までで一番ギターを弾きこんでる曲なんでなかなか苦戦しましたけど、こういう感じの曲はよく練習とかもしてたはずなのにいざやってみると弾けないものですね……(笑)。
――リズム隊の二人はどうですか?
智也:僕的に耽美と言うとメタル寄りのイメージがあったので、今回はツーバスを入れてみました。MALICE MIZERさんとかもよく聞いてたのでそういう部分もちょっと意識しつつですね。
公大:遊び感覚でベースを弾いてた人間なんで、こんなにきっちりと早いバスドラに合わせるのは初めてだったんで、レコーディングでかなりパワーアップできました(笑)。
Royz
――歌詞はどんなことを?
:僕の中で“耽美”と言えば、薔薇と髑髏のイメージだったの で、十字架とバンパイアしかないと思って、アー写でも牙をつけたり、さりげなく衣装のマントの内側を赤にしてみたりバンパイア感を出して みたんですけど、そのバンパイアと女性のいけない恋愛というか、届かない恋 を切なく書き綴りました。サビの“リリア”の繰り返しにしても、ある意味計算しつくした歌詞というか、ハモリを入れてタイトルを繰り返す ことで聴き手の頭の中に少しでも残したかったんです。
――タイトルの「LILIA」というのは?
:最初はバンパイアの女性バージョンで、「LILITH」にしようと思ってたんですけど、歌ってみたら言葉の響きがあまり良くなかったので響きのいい「LILIA」にしました。
――ゲームの主題歌に合いそうな楽曲ですね。
:そうなんですよね。だから「LILIA」ができた時に、密かに同名のゲームかアニメ出ないかなって思ってたんですよ。本当にピッタリだと思うのでもし良かったら是非(笑)。
――MVはどんな仕上がりに?
:アーティスト写真と同じ場所で撮影したんですけど、今回もキャストさんが出演していていやらしく作りこんだヴィジュアル系の感じです。キャストの女性と絡むシーンがあるんですけど、外国の大人の女性だったのですごく緊張したんですけど、すごくいい匂いでした(笑)。MVも音源もそうですけど、すごく良い雰囲気の仕上がりになっているのでRoyzの中で一番好きだし、今後のRoyzを変えてくれるんじゃないかなっていうぐらいの自信作になりました。
Royz
――「RISK_144000」は何と読むんですか?
公大:“リスク”と読みます。
――“144000”という数字が気になりますが……。
:公大が歌詞を書いた日に財布に入ってたお金の……。
公大:僕の貯金残高です……。
:すみませんウソです(笑)。
――本当かと思った(笑)。歌詞はどんなことを?
公大:黙示録やイエス・キリストのこととかいろいろ混ざってます。
――最初のカタカナのブロックに出てくる“苺”というのは?
公大:これの元になった『エンド・オブ・デイズ』という映画があって、サタンが復活する時に女の子に呪いをかけるんですけど、その呪いというのが女の子が触った果物から人の顔とか耳が出てきたりするので、そこからインスピレーションを受けました。ちょっとマニアックなので分かりにくいかもしれないですね……。
Royz
――作曲は和稀くんですが、イントロの激しさからだんだん優しくなっていく不思議な曲ですね。
和稀:イントロからサビにかけてズバンズバン展開していく曲が好きだし得意なので、そういう感じを盛り込みました。Bメロの落ちる感じのところはとことん音数を減らして歌を前に出したり、最終的にはイントロの激しい感じでも終わるんですけど、ちょっと不思議な曲になりました。
:ヴォーカルに関してはメロの高低差が結構あるんで、きちんとメリハリをつけて口先だけで歌わないように意識したのと、Bメロの落ちるところは優しめにというか、歌詞に合わせて一回落としてからサビの盛り上がりに向けてグッとくるように歌いました。サビは音程よりも勢いを重視して歌ったのでそういうところも感じてもらえるかなと思います。この曲も今までにないノリなのでライヴでどうなるのか楽しみですね。
智也:イントロのフレーズがすごい難しくて、手のパターンが途中で変わったり、足が弦楽器隊とユニゾンしたりしてるんですけど、なかなかできなくてスタジオでずっと練習してました(笑)。
和稀:難しいのは分かってたんですけど、どうしてもやって欲しかったんで良かったです。
――続いて智也くん作曲の「Love Me?」ですが、すごくストレートでRoyzらしい曲ですね。
智也:作詞は前にやったことがあるんですけど、作曲は初めてだったので僕の処女作です(笑)。曲作り期間に何曲か作って持っていったんですけど、選ばれたのがこの曲で、僕が作った中でも最初に作った曲だったんで、「これが選ばれるんや!」って感じでした。
:この曲を初めて聞いた時に、ストレートだしメロディがいいなと思って衝撃を受けたんです。智也の処女作ではあるんですけど、智也が作ってきたから入れたっていうノリでは選びたくなくて、純粋にいいなと思ったので収録しました。前の2曲がわりとハード寄りだったんである意味安心感じゃないですけど、Royzらしい曲を入れたいなと思っていたのでピッタリでした。
公大:無知ゆえのコードから外れてる音があったりね。
智也:結構あるかも……(笑)。
:でもそれが逆にオシャンティーだよね(笑)。
――この明るい曲調にこういう歌詞というギャップがまたいいですね。
公大:この曲調でこの歌詞だったらめっちゃ憎たらしいだろうなと思って(笑)。
:ライヴでどんな顔して歌おうかなってずっと考えてるんですよ。チャラい感じで歌うか、歌詞が切ないのでそれがきちんと伝わるように切ない感じで歌うかっていう……。レコーディングではブースの中を薄暗くして、微妙なニュアンスや気持ちを込めて歌って、サビにファルセットが結構入ってるんですけど僕らしい歌い方ができました。
――そして公大くん作曲の「aqua」ですが、最後にバラードがくるとは思いませんでした。
公大:初めてバラードを書いたんですけど、Royzで出す気は全然なくて、選曲会の時に何曲か持っていったらこれが選ばれました(笑)。
:ちょうどこういう曲が歌いたいなと思ってたら公大が持ってきてくれたんで、「これやりたいっす!」ってお願いしました。
公大:歌詞も昴が「書きたい」って言ってくれて。
Royz
――タイトルの「aqua」というのは?
:僕の中でこの曲はそんなに目立たなくていいというか、ひっそりと隠れた名曲的なポジションにしたかったんです。だから「aqua」の表記も小文字にして、歌詞も大きな世界の話じゃなくて、どこにでもあるような特別じゃない感じの歌にしたかった。“aqua(水)”っていつも当たり前のようにあるけど、いざなくなると困る大切な物だし、言葉の響きも曲調にすごく合ってるなと思って。
――泣きのギターソロもいい感じですね。
杙凪:ありがとうございます。こういうの初めてやりました(笑)。
智也:実はこの曲で僕コーラスしたんですよ。
:僕だけで普通に歌い上げると他のバラードとの違いが出にくいし面白くないと思って、ヴィジュアル系でやってるバンドはそんなに多くないですけど、ライヴでメンバーがハモリを歌うバンドって男らしくてすごく好きなんですよ。だからお願いして歌ってもらいました。
――どうして智也くんだったんですか?
:歌のレベル的に智也しか無理だった……(笑)。
公大:俺にいたっては現代の力を最大限に駆使しても無理でした……(笑)。
:歌いたい人は他にもいると思うんですけどね……。
和稀:俺のこと?俺はハモりよりもラップとかの方がいいな。
智也:逆にラップは無理や。
和稀:あ、でもやっぱ歌いたいかも(笑)。
:この前、僕のボイトレの先生に、「僕もボイトレ行きたいんですけど」って言い出して(笑)。
和稀:洋楽とかだと、よくギタリストが弾きながらコーラスしてるからそれがカッコいいなって思って。
:カッコいいよね。
――ライヴでは智也くんが?
智也:今のところは……。
公大:ドラム叩きながらいけんの?
智也:音は外すと思うねんけど……。
――そんな『LILIA』ですが、Royzにとってどんな1枚になりましたか?
公大:いい意味でバラバラ。
:毎回言ってるけどね(笑)。でもそういう意味ではRoyzらしい1枚になったと思いますね。でも本当に自信作なので、今まで以上にいろんな人に聴いてほしいと思うし、「実はいい曲やってるんだぜ!」っていうのを知ってほしいですね。
――年明けからは海外公演を含むRoyz 2014 SPRING ONEMAN TOUR 『Red Desire「LILIA」』が始まりますね。
:今までで一番長いワンマンツアーなんですけど、「LILIA」を引っ提げて回れるのが純粋に嬉しいですね。新しいRoyzに対しての自信が持てたというか、「Royzすげーぞ!」って思わせられるようなツアーになるんで、本当に自信を持って回ろうと思います。
智也:ワンマンツアーが久しぶりなので普通に楽しみです。
和稀:心配よりも楽しみの方が大きいですね。今回はコドモドラゴンが応援で付いてきてくれるので、どういう刺激があるのかそれもまた楽しみです。
――2014年のライヴ始めは上海なんですね。
:去年がAX始まりで、今年は中国始まり。海外が一発目ってなかなかないですよね。
智也:本当にどーかしてるぜ(笑)。
――FINALの新木場STUDIO COASTの雰囲気も「LILIA」に合いそうですね。
公大:後ろの方が洋館っぽいですからね。
――2014年の抱負はありますか?
:バンドとしても個人としても唯一無二の存在というか、Royzにしか出せない音楽をやっていきたいですね。いろんなバンドがいる中で自分達が一番カッコいいと思ってるし、そういうものをもっと前に押し出していける1年になればなと思ってます。
――何か新しく始めようと思ってることはありますか?
:カメラを始めようかなと思ってるんですよ。この前事務所の人と「なんか趣味がほしいね」って話になって、釣りが好きだったんですけど東京だとなかなか手軽じゃないってことで、ガーデニングとか陶芸とか書道とかいろいろ候補はあったんです。でもカメラだったら釣りにしても陶芸にしても作品を残せるからいいかなって。
智也:カメラは俺もやってみたい。
:個人的な目標はファイナルの会場で個展を開くことです。まだ冗談半分の話ですけど(笑)。
杙凪:俺はもっと感性を磨いていきたいですね。見た目にしろ、曲にしろ、もっと突き詰めていきたいかな。やっぱ理論だけではできないところも突いていきたいんでそういう部分も磨いていけたらなと思います。
――何かやりたいことはある?
杙凪:焼き鳥屋……(笑)。焼き鳥屋で働きたいというか始めたいです。
和稀:2014年は見た目だったり、作曲だったり、ギターだったりをもっとストイックに詰めれる年にできたらなと思います。趣味はサバイバルゲームに興味があるんで、もしかしたらバンダナにマスクつけてひっそりと参加してるかもしれない(笑)。
智也:僕はドラムに対してもっと幅広く興味を持っていきたいので、興味のないジャンルとかにも手を出していけたらなと思います。趣味に関してはいろいろ手出すんですけど、ドラムに関してはあんまり手出さないんで……(笑)。
――ロードバイクにハマってるという噂ですけど。
智也:そうですね(笑)。まだ事務所まで行くにもハアハア言ってるんで、お台場とかもスーっと行けるくらいになりたいです。
公大:僕は「カッコいいライヴするから仕方がないよね」って言われるようなバンドになりたいですね。変な勝手な印象で見られるのはもう嫌なんですよ……。だから納得させられるような曲で、納得させられるようなライヴをしたいですね。
:「あいつらカッコいいからしょうがないよな」みたいになりたいよね。
公大:趣味は……映画を撮りたいので、まずはバンドのドキュメントを作ります。
:次のツアーからよろしく!
杙凪:でもひとりだけ最後まで映らへんな。
公大:……でも……録りたいですね。
和稀:ライヴ映像撮ってや!
公大:他のバンドの?
和稀:うちの……。
公大:あかんやん!
:どんな映画が撮りたい?
公大:『ヘルタースケルター』みたいな映画が撮りたいです。
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RELEASE
9th Single
「LILIA」

2014.1.15 Release!!

LILIA
初回限定盤 Type-A
¥1,890 (税込)
BPRVD-115

CD:
01. LILIA
02. RESK_14400

DVD:
「LILIA」PV + オフショット

LILIA
初回限定盤 Type-B
¥1,890 (税込)
BPRVD-116

CD:
01. LILIA
02. RESK_14400
DVD:
・「LILIA」マルチアングルPV
・9/28 IMPホール
Royz 4周年記念公演 LIVE映像

LILIA
通常盤 Type-C
¥1,575 (税込)
BPRVD-117

CD:
01. LILIA
02. RESK_14400
03. Love Me?
04. LILIA (instrumental)
05. RESK_14400 (instrumental)
06. Love Me? (instrumental)

LILIA
通常盤 Type-D
¥1,575(税込)
BPRVD-118

CD:
01. LILIA
02. RESK_14400
03. aqua
04. LILIA (instrumental)
05. RESK_14400 (instrumental)
06. aqua (instrumental)

★ 全タイプ共通封入特典:トレカ2枚(全10種)
★ 全タイプ購入応募特典:応募者全員に『Red Desire「LILIA」』ツアーパンフレットプレゼント!
SCHEDULE
2014 SPRING ONEMAN TOUR
『Red Desire「LILIA」』in ASIA TOUR

01.03 (金) 上海
01.05 (日) 北京
01.07 (火) 深セン
01.10 (金) 香港
01.12 (日) 台湾

Royz 2014 SPRING ONEMAN TOUR
『Red Desire「LILIA」』

01.26 (日) 渋谷O-EAST
02.01 (土) 沖縄桜坂セントラル
02.06 (木) 埼玉HEAVEN'S ROCK VJ-3(和稀生誕祭)
02.09 (日) 柏PALOOZA
02.11 (火祝) 水戸ライトハウス
02.14 (金) 川崎CLUB CITTA'(昴生誕祭)
02.16 (日) 宇都宮HEAVEN'S ROCK VJ-2
02.22 (土) 名古屋E.L.L
02.23 (日) 梅田AKASO
02.25 (火) 神戸VARIT.
02.28 (金) 高松DIME
03.02 (日) 松山サロンキティ
03.05 (水) 並木ジャンクション
03.08 (土) 福岡DRUM Be-1
03.09 (日) 熊本DRUM Be-9 V2
03.11 (火) 鹿児島SRホール
03.15 (土) 岡山IMAGE
03.16 (日) 京都MUSE
03.18 (火) 岐阜CLUB ROOTS
03.20 (木) 金沢AZ
03.22 (土) 長野JUNK BOX
03.23 (日) 甲府CONVICTION
03.27 (木) 郡山#9
03.28 (金) 盛岡CLUB CHANGE WAVE
03.30 (日) 仙台darwin
04.03 (木) 青森Quarter
04.05 (土) 北海道cube garden
04.06 (日) 北海道cube garden
04.09 (水) 秋田club SWINDLE
04.12 (土) 新潟GOLDEN PIGS RED STAGE
04.13 (日) 高崎Club FLEEZ

~Final~
04.29 (火祝) 新木場 STUDIO COAST
PROFILE
Royz

Royz Vo: 昴 (すばる)
birthday: 2/14
blood type: O
Royz Gu: 杙凪 (くいな)
birthday: 7/5
blood type: AB
Royz Gu: 和稀 (かずき)
birthday: 2/6
blood type: O
Royz Ba: 公大(こうだい)
birthday: 7/3
blood type: A
Royz Dr: 智也 (ともや)
birthday: 5/11
blood type: O
オフィシャルサイト

DISCOGRAPHY










アーティストタグ

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