FEATURE

Soanプロジェクト with手鞠「静廉鳴る共奏、静脈に宛がう。」

2018.09.11
2018年9月19日、Soanプロジェクトwith手鞠が3rd Mini Album【清廉鳴る共奏、静脈に宛がう。】をリリースする。
ピアノ・アコースティックギター・ヴァイオリン・二胡といった楽器と手鞠の圧倒的な歌唱力で、“静”の音楽表現の可能性を追求し続け導き出したひとつの終着点。
先に掲載されたwith芥のインタビューと併せてお楽しみ頂きたい。

取材・文:富岡 美都(Squeeze Spirits/One’s COSMOS)
「『通常とは異なる編成であろうと、自分達はヴィジュアル系ロックバンドだ』というところを余すことなく表現した作品を生み出せた。」
――作品全体を通して、これまで以上に音楽的な拡がりを感じました。“静”からイメージされるアコースティックやアンプラグドといった言葉でだけでは表現しきれない、他に類を見ないプロジェクトとして確立されたな、と。
Soan:嬉しいですね。始動当初は、“静”と“動”を差別化することも含め、まずは核を形成して“静”とは何なのかをわかりやすく伝える必要があった。3作品目となると自由度も広がるし、手鞠くんがヴォーカリストとしてブレずに在り続けてくれたおかげで、『通常とは異なる編成であろうと、自分達はヴィジュアル系ロックバンドだ』というところを余すことなく表現した作品を生み出せた。Soanプロジェクトwith芥と対になるものとして、結果的にひとつの終着点に結びつくのを実感してもらえると思う。with手鞠がwith芥に意識的に寄せていったわけでは無く、自然とそうなったのが良かったなと思います。
――1曲ずつ伺います。【落下の挙動、加速、暗転、反射 そして調和する僕と君と。】は、コーラスとヴァイオリンで奥行きを生み出しアコギとピアノで彩る、澄んだ熱量のある楽曲ですね。
Soan:手鞠くんと“疾走感のある歌モノ”をやってみたかった。前作の【正否の相違、或いは利害の不一致】もわりと疾走感があるけれど、よりテンポの速いビートもので聴かせるアプローチをしたくて生まれた楽曲。ヴィジュアル系によくあるコード進行のパターンに対して、どう勝負するかの挑戦も含まれています。そういう意図と手鞠くんが付けてくれたタイトルが凄くリンクしているし、漢字2文字の単語を散りばめることで多方向から見てアプローチしていると伝わるので、歌詞と楽曲が相まって良いものになりました。
――歌詞については、私の深読みかもしれませんが、まず“鯨”が出てきたことに反応してしまいまして…。
手鞠:あ、正解です。サビに、Soanプロジェクトwith手鞠を担っている全メンバーのバンド名を入れてあります。ふたつのプロジェクトがひとつの終着点となる場所に円を成して還っていくことで3部作が完成形になるというSoanさんのヴィジョンを描く上でも、全員のバンドの名前を入れたいなと。
――ここまで美しく織り込めたのは素晴らしいです。
手鞠:上手く繋げて表現していくのは、なかなか難しかったですね。バンド名だけでなくファンの方達の総称から取ったものもあるし。
Soan:これも、今だからできるアプローチだよね。
手鞠:そうですね。あと、たくさんの想いや感情や考え方が入り混じって多角的に見える仕上がりにしたくて。その中で、ひとつ闇を差す部分として、『「私はきっと要らない子」だと 傷付き泣いた夜はあるかい?』というフレーズを書きました。ここ2年くらいで僕が自分に対して思ったことを、その部分に記しておきたかったんです。今の時代、大多数の人達がSNSで他人との距離感が縮まったような錯覚を起こしていて、擬似的な“共感”みたいなものが生まれていますよね。例えば、『うちの会社はブラック企業で~』と書いたら、すぐに『うちもです』と反応が起きる。皆でひとつの問題について盛り上がって話すうちに、本質的に大事なものが何だったのかを見失ってしまう世の中だと思うんです。簡単に個人を主張して共感できたような気になっている人達ばかりの世界に対して、『“共感”なんて言葉で痛み分けみたいなことをして盛り上がっているけれど、これには共感できないでしょう?』と歌っているのがこの部分。“自分はここに居てはいけない人間なんだ。ここにふさわしい人間ではなかったんだ。”と突きつけられた経験のある人って、そうそう居ないじゃないですか?僕がいつその経験をしたのかは個々の想像にお任せしますけど、その経験の中で“自分は必要じゃなかった”と自分自身を納得させなくてはいけない悔しさ、辛さ、悲しさ。でも、それを割り切って前へ進まなくてはけない現実。明け方にこのフレーズを書いた時、ちょっと泣きそうになりました(苦笑)。自分を定義したくて、自分で自分を認めるための答えをずっと探してきて、“自分とは何か?”という問いに向き合ってきた中で決定打を突きつけられることの苦しさ。同時に、息の根を止められて呪いから解放されるような、得も言われぬ感情をここに潜ませておきたかったんです。だから、非常にえぐみもある歌詞ですね。
「【春色の音色、記憶回廊】は、卒業式で歌って欲しいし、卒業ソングとして定着させたい。」
――【春色の音色、記憶回廊】は、聴いた人達が懐かしい景色を思い出すであろう、温かさと優しさと切なさに溢れた楽曲です。
Soan:卒業ソングとして、世に知らしめたい1曲です。卒業式で歌って欲しいし、卒業ソングとして定着させたい。エレキでは表現できない、かと言ってJ-POPによくあるものとも違うコード進行で、合唱団が歌っている光景をイメージして作りました。特定の個人ではなくもっと大きな括りを対象に描いたから、1人でも多くの人に歌って欲しいな。卒業や別れから“春”というテーマが生まれて、別れに重くなるのではなく、重いものやつっかえていたものが取り払われる感じにできたと思います。女性目線の歌詞によって母性で包み込むような優しい部分が表現されているし、それが楽曲に反映されて、より温かい曲になりました。
――手鞠さんならではの情景の切り取り方、とても好きです。
手鞠:ありがとうございます。人の感情を演出する上で、周囲のシチュエーションを描写することで物語に裏付けしてリアリティーを増していく映画的な手法を用いています。歌詞を通して何を歌っているのかは伝わるけれど、“桜”という単語は使っていないんですね。あえて直接的な言葉は使わずに桜の在る空間を演出している部分においても、“なるほどね”と楽しんでもらえたら。
――歌詞を読み進めると聴き手の想像の中にも主人公の目に映っているものがひとつひとつ描き加えられて情景が拡がっていく、それが本当に素敵だなと。
手鞠:そこがしっかり伝わっていたら嬉しいです。Soanさんから卒業をテーマにしていると聞いていたので、悲しい過去を思い出しながらも『だけど、私は前に進むからね』と、この季節からまた新しい一歩を踏み出す前向きな卒業の形を描きました。
――続く【黄昏色に融解する視界と屈折した類推(アナロジー)】は、祐弥さんが二胡を弾かれていることが大きいですよね。
Soan:祐弥がスタジオに二胡を持って来たことが、この曲が生まれたきっかけです。二胡の音色は人間の声の成分に非常に近いそうで、『綺麗な音色だな、二胡を取り入れた楽曲を書こう!』と。
――本当に深くて美しい音色の楽器です。
Soan:祐弥は、きっかけを与えてくれる天才だから。そして、難しい楽曲でも、こちらの予想を上回った状態できっちりと応えてくれる。彼のおかげで二胡という楽器を勉強できたし、自分の好きなクラシカルテイストにアジアンテイストな楽器が加わる新しい挑戦もできました。この曲では色々なアプローチをしたくて、さっちゃんにはエフェクターを通じてヴァイオリンをチェロの音で鳴らす新しい試みをしてもらっています。自分が挑戦したいと思ったことに、メンバーも賛同してくれるので。
――ゲストメンバーの皆様もその挑戦を楽しんでいらっしゃるでしょうし、お互いにとってプラスだと感じます。
Soan:良い刺激をし合っている感じですね。この曲は祐弥のファインプレーから生まれたものなので、サブタイトルを付けるなら“for 祐弥”です(笑)。
――初めてライヴで聴いた時に、1サビの歌詞が物凄く刺さりました。
手鞠:夕暮れの夕日の重さ…夕日に焦らされる焦燥感や無常、不条理や無力感。重々しい感情が強迫観念として押し寄せてくるような情景を描きたかったです。ジリジリと夕日が身体を焦がして影が長くなっていく恐怖感みたいなものを、生々しく表現したかった。Soanプロジェクトwith手鞠には【夕闇に鳴動する衝動と幸福の在処】という曲がありますけど、それと全く逆の形の夕暮れの演出方法で、同じ夕暮れでも書き方ひとつで感じ方がこんなにも変わる。遠くに離れていく鳥に対して『自分はここから逃れることができないけれど、あなた達はどうか逃げて』と願いや想いを馳せる、熱量や肩にのしかかってくる重々しさが伝われば良いですね。でも、『そんな自分達だけど、救いが無いのは辛いよね』と、最後に少しだけ心の逃げ場を作って終わらせています。言っている側は、それすらも無意味なことだと理解しているけれど、それでも言葉にしないとあまりにも救いが無さすぎて自分も気が済まないから。
――「そう言わないとやっていられないでしょう」という感じ。
手鞠:そうです。そういう意味での最後の4行なので、そこでまた絶望感や暗さを引き立てている。自分としては得意分野で、ライヴでも入り込みやすい曲ですね。
「憎しみや怒りといった全ての負の感情を自分の中で綺麗に消化し切れたのかと言ったら、そういうことではない。ただ、それと共存する道を見つけただけ。」
――2月のワンマンで初披露され、MVにもなった【醜悪なる獣穿つ矢、致死を以て野卑を屠る】。この曲特有の疾走感と緊迫感も、今だから生まれたもののひとつかもしれないと感じました。
Soan:確かに、活動当初からこういう楽曲があったかと言えばなかった。ただ、この曲にサブタイトルをつけるなら、俺の中では“for 手鞠”か“手鞠入門書”なのね。俺が思う手鞠くんはこういう感じ、という曲を温存していただけ。それがどんなイメージかと言ったら、シーンへのリスペクトと同時に反骨精神を持っていて、少しやさぐれていたり狂気じみていたりもするような…そんな俺の中にある“手鞠とは?”を題材に書いた曲です。
手鞠:Soanプロジェクトwith手鞠が音楽的に広がりを見せていく中でも、絶対に変わらない根本の部分が表れた曲だと思います。僕は何かを赦したわけでもなければ、惰性で歌っているわけでもない。夢を求めずに音楽活動をするようになったからと言って、僕という人間が描いているものは同じだし何も鈍らせるつもりもないし、変わっていないんですね。憎しみや怒りといった全ての負の感情を自分の中で綺麗に消化し切れたのかと言ったら、そういうことではない。ただ、それと共存する道を見つけただけ。負の感情によって押し潰されるのではなく、それを力とする表現方法を身につけた。共存できる道を見つけたが故の、ありのままの描き方と言えば良いですかね。その中で、手鞠という人間が思う哲学や、ファンとの距離感を書いた歌詞です。ステージ上の人間とファンの人達との間にある、キルゾーン…『これ以上は立ち入るとお互いに傷付くし、関係性が変わってきてしまうから近付くな』と警告を突きつけるのは重要なことだと思うんですね。この曲が今このタイミングでMVになることは、Soanプロジェクトが提示するものとして、ひとつの正義であり正しい形だと感じています。確かに、聴く人は篩にかけられるかもしれない。その人の性格や年代にもよるでしょうけど、アーティストに対して憧れを抱くと同時に自分の理想像を投影して求めてしまう人も多いから、それが思ったものと違うとわかった時に勝手に“裏切られた”と感じたり、愛情が拒絶反応へと変わることもある。僕自身、応援してくれていた人からそういう反応を感じることもあったし、それが一概に悪いことだとも思わない。でも、『一定の距離感を保って観る覚悟はあるか?』という確認と、『あなた達の理想通りかは別として、僕達はこれからも更に成長していく姿を見せる』という意思表示をした曲。この曲は、色んな意味での意思表示だと思うんですね。『自分は変わらない』ということと、『あなた達にも覚悟が必要だ』ということ。メッセージソングとはまた違うけれど、これ以上ないくらい現実的で、不必要な夢を見させない曲だと思います。
――それは、誠意でもあると感じます。
手鞠:相容れなければ仕方がないですからね。万人のお口に合うメニューを作ってるわけじゃないので(笑)。
――【吐情、舌上、熱帯夜】はラテン調のアダルティーさがあり、大人の余裕を感じるオシャレな曲ですね。
Soan:嬉しいです。この曲をラストに持ってきたことには理由があって。実は、俺の中では1曲目から時系列に並んでいるんです。【落下~】は朝、【春色~】は昼過ぎ、【黄昏色~】が夕暮れ、【醜悪~】は夜、【吐情~】がミッドナイトなイメージ。
――納得です!
Soan:凄くダンサブルなリズムだけど、ラストに入っている電子オルガンの音色が眠りを誘ってくれたらいいな、曲の終わりと同時に目を閉じて落ちる感じになったらいいな、と。…10代の子達には、ちょっと伝わりづらいかもしれない(苦笑)。
手鞠:そうですね(笑)。
Soan:でも、今Soanプロジェクトwith手鞠を聴いてくれている人達になら伝わるんじゃないかな。あとは、手鞠くんに『フェイクで遊びたい』と伝えていました。結果的に“シュビドゥバ”というフェイクは歌終わりに入れてもらう形になったけど、最初はサビもそうしようかと考えていて。それくらい言葉で遊んだ歌詞にできたら嬉しいとお願いしたら、“やっぱり、手鞠くんは天才だな!”と思える最高の歌詞が返ってきました。
――リズミカルな韻の踏み方が素晴らしいです。
手鞠:そう、これは韻を踏むという部分で他とは違う形の曲なので。日本語の言語を圧縮して英語っぽく聞こえるように、耳馴染みの良い単語を選ぶ点で凄く時間が掛かりました。もちろん、歌詞を読んで歌っている内容をしっかり楽しんでもらうのも良いですけど、極論、空耳でも何となく歌えてしまうような雰囲気を出したかった。日本語らしくない言葉選びをした上で、意味もしっかり通る歌詞。そのバランスが難しくて、一番時間が掛かりました。他の歌詞は、一通り作ったらリハで歌いながら調整できるんですけど、この曲は歌ってみてしっくりこなければ作り直さなくてはいけない。言葉を選んでは、個人練習で歌ってみて、また家で作り直して…その作業を何度か繰り返す、他とは違った手法で書いた歌詞です。でも、凄く好きなタイプの楽曲でやり応えがありましたし、手間をかけた甲斐のある仕上がりにできたと思います。
――歌っていて気持ちが良さそうですよね。
手鞠:うん、これは非常に心地良いです。ライヴでの初披露は6月でしたけど、僕は歌っては書き直す作業を繰り返していたから、通常の新曲披露時よりも楽曲と言葉が身体の中に入った状態で、新曲とは思えないくらい馴染んで歌うことができましたね。
「ツアーでは、アコースティックという表現形態に対する先入観を覆しながらも『紛れもないヴィジュアル系だ』と言って頂けるライヴをお見せします。」
――『紫陽花がまた咲く頃に』、楽曲についてはwith芥のインタビューで話して頂いたので、こちらでは手鞠さんから歌詞のコラボについて伺えますか?
手鞠:芥くんと合作でという話が出た当初は、“Soanプロジェクトは挑戦のフィールドなのだから、求められているなら挑んでみよう”と少し構えて考えていたんです。でも、いざ2人で打ち合わせをしてみたら、とんとん拍子で方針が決まって“あんなに難しく考えていたのは何だったんだろう”と感じるくらい自然な形で完成しましたね。Soanさんが大切にしている“紫陽花”をキーワードにすること以外は詳細を決めずに会ったんですけど、打ち合わせの場で芥くんが『ちょっと考えがある』と言って話してくれた内容が、僕が考えていたことと全く同じだった。
――以心伝心!どのようなお考えだったのでしょう?
手鞠:『歌詞の振り分けを1行ずつやブロックずつで交代していく形にすると話が散ってしまうから、1番・2番で分けよう』というのがひとつ。あと、芥くんが『1番は手鞠くんが情景描写をメインに書いて、2番で自分が人間の感情描写を書くのはどうだろう?』と言ってくれて。僕も、まさに同じことを言おうとしていたんですよ。これまでの付き合いの中でお互いのヴォーカリストとしての魅力を理解し合えていたんだな、同じものを見ていたんだな、と改めて再確認できました。ただ、これは後日談ですが…この歌詞、まずコラボのものを作ってから個々のバージョンを書いたんですね。で、先に芥くんが全編書いた歌詞が完成したんです。紫陽花には“手まり咲き”という咲き方があるんですけど、彼はCメロにその言葉を用いてきたんですよ。それで、『僕も、どこかに“芥”という言葉を入れなくては!』と妙な使命感を背負ってしまって(苦笑)。
Soan:あれは、芥の先制攻撃だったよね(笑)。
手鞠:そうなんです(笑)。一生懸命考えたけれど、芥くん自身が言っているとおり“芥”という名前は『自分はポンコツだから』というような自虐的な意味合いもあって名付けられたものだったから、歌詞には入れ込みづらかったんですよ。『そのまま“芥”と入れることはできない。なら、歌詞の頭の1文字を縦読みすると“あくた”になるのはどうだろう?』とか段々と迷走して(苦笑)。でも、落ち着いて書き始めたら、あっという間に仕上がりました。
――1サビの後半部分の歌詞から、プロジェクトに対する在り方を強く感じました。
手鞠:『途切れた夢のその続きはもう、ここに無くても』と言っても、芥くんや健希やさちさんには“その続き”があるわけだから、全員に当てはまる形ではないですけどね。こうして突きつけられたら、辛く思う人も居るのかもしれないし…。
――私は、逆に希望を感じましたよ。
手鞠:うん。新しい未来の描き方、Soanプロジェクトだからできる提示の仕方じゃないかと思います。with芥のインタビューでSoanさんが仰っていたけれど、こちらの作品も【吐情、舌上、熱帯夜】までで完結していて、この曲はオマケみたいな感じ。映画で本編が終了してエンドテロップが流れた後に、ファンを喜ばせる演出として30秒程度のエピローグ映像が流れることがあるじゃないですか?それに近い。最後まで作品を楽しんでくれた人に対する感謝を込めた、ちょっとしたプレゼント的な立ち位置の楽曲。ちょっと特殊な存在感だと思います。ひとつの完結を迎えるにふさわしい、『1作目よりも2作目、2作目よりも3作目』と言える素晴らしい作品が生み出せました。『Soanプロジェクトは3部作で終わってしまうの?』と思われるかもしれないですけど、マイナスに捉えないで欲しい。インストアイベントでSoanさんがいつも感謝の言葉として述べていますけど、1作目を出して、それに対して応援してくれている気持ちやレスポンスを返してもらえたからこそ、2作目を生み出すことができた。2作目から3作目も、また然り。“3作目まで作ろう”と思いながら1作目・2作目を作っていたわけではなく、嬉しいことの連続で結果的に3作ができた。Soanプロジェクトというものを守って、その嬉しいことを更に続けていくためには、ここで休憩が必要になったわけです。アーティストとしてのエゴイスティックな部分も多分にあるかもしれないけれど、“本来、アーティストとして在るべき姿・持つべき気高さ”を音源でも活動でも体現できているので。Soanプロジェクトって、凄く特殊な存在だと思います。
――ええ、そう感じます。そして、新たに博多も加わったワンマンツアーが行われますね。
手鞠:with芥が北海道へ、僕らが福岡へ行きます。やっぱり、遠方になればなるほど情報だけが先行してしまって、『イメージはあるけれど、実際にどういうものなのかわからない』という方がたくさん居ると感じるんです。期待と不安が入り混じりながら待ってくれている。特に、僕らはアコースティックがメインのバンドで、誌面や音源では見聞きできてもライヴ映像が出ているわけでも無い。だからこそ、アコースティックという表現形態に対する先入観を覆せるんじゃないかなと思っています。そして、覆しながらも『紛れもないヴィジュアル系だ』と言って頂けるライヴをお見せしますので、楽しみにしてもらえたら。あと…もし、今までの僕を応援してくれていた稀有な方が博多にもいらっしゃるのであれば、現在進行形の自分、Soanプロジェクトwith手鞠のヴォーカルを担う最新の状態の手鞠像を良い形でアップデートできると思うので、待っていてください。横名阪の皆さんに関しては、『もう知っているでしょ?いつ観ても安心のクオリティーでしょ?たくさん笑えて、たくさん泣けるでしょ?』と(笑)。安心して観に来て頂いて大丈夫です。ライヴを観る・観ないというのは、距離に限らず一期一会じゃないですか?色々な理由で観られたり観られなかったりがあると思うので、足を運んでもらえた貴重な1回の中でベストなものを、『これがSoanプロジェクトwith手鞠だ』と言えるものを見せられるように作り上げて臨みたいと思います。

Soanプロジェクトwith芥 特集はコチラ!

RELEASE

Soanプロジェクトwith芥 3rd Mini Album『動猛成る狂想、動脈に射つ。』
2018年09月05日(水) Release!!
S.D.R-337 / ¥2,600(税抜)
[CD] 7曲
01. heart
02. 濁った瞳
03. meteo trive
04. 朽ち木の行方
05. 月欺けば傀儡が笑う
06. frowery count
07. 紫陽花がまた咲く頃に
[Recording Musician]
Produce・Music・Drums:Soan
Lyric・Vocal:芥(from Chanty)
Guitar・Voice:K
Guitar・Voice:Shun
Bass:Ivy(from ラッコ)

Soanプロジェクトwith手鞠 3rd Mini Album『静廉鳴る共奏、静脈に宛がう。』
2018年9月19日(水) Release!!
S.D.R-338 / ¥2,600(税抜)
[CD] 6曲
01. 落下の挙動、加速、暗転、反射 そして調和する僕と君と。
02. 春色の音色、記憶回廊
03. 黄昏色に融解する視界と屈折した類推(アナロジー)
04. 醜悪なる獣穿つ矢、致死を以て野卑を屠る
05. 吐情、舌上、熱帯夜
06. 紫陽花がまた咲く頃に
[Recording Musician]
Produce・Music・Drums・Piano:Soan
Lyric・Vocal:手鞠
Acoustic Guitar:タイゾ(from Kra)
二胡・Chorus:祐弥
Violin・Viola:Sachi(from 黒色すみれ)

LIVE INFORMATION

Soanプロジェクト 3rd Mini Album Release Oneman『動猛成る狂想、動脈に射つ。静廉鳴る共奏、静脈に宛がう。』

2018年09月30日(日) 新横浜NEW SIDE BEACH!!

Soanプロジェクトトwith手鞠Presents『birth-情景描ける過程駆ける気高さ悪に-』

2018年10月24日(水) 高田馬場AREA

Soanプロジェクトwith芥 3rd Mini Album『動猛成る狂想、動脈に射つ。』Release Oneman Tour

2018年11月10日(土) 札幌Crazy Monkey
2018年11月11日(日) 札幌Crazy Monkey
2018年11月24日(土) 大阪北堀江club vijon
2018年11月25日(日) 名古屋今池3Star

Soanプロジェクトwith手鞠 3rd Mini Album『静廉鳴る共奏、静脈に宛がう。』Release Oneman Tour

2018年12月08日(土) 大阪北堀江club vijon
2018年12月09日(日) 名古屋ell.SIZE
2018年12月15日(土) 博多DRUM Legend
2018年12月16日(日) 博多DRUM Legend


2018年09月06日(木) 新宿ロフトプラスワン
2018年09月26日(水) 渋谷Rex
2018年12月22日(土) 高田馬場AREA

Soanプロジェクト with手鞠 PROFILE

※画像クリックで大きい画像が表示されます。
  • Vo:
    手鞠
    Birth:
    10.24
    Blood:
    B

  • Pf&Dr:
    Soan
    Birth:
    06.01
    Blood:
    B


DISCOGRAPHY

アーティストタグ

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