INTERVIEW

DARRELL「DARXNESS」

2018.07.02
どこまでもラウドかつヘヴィなサウンド、そしてキャッチーなメロディと凶悪なシャウトが織りなす歌を武器に生きることの闇とそこに差す一筋の光を書いたDARRELLの1st album「DARXNESS」がリリースされる。
名古屋発、次世代のシーンにガツンと殴り込みを仕掛けるであろう彼らの最新の声に迫ったインタビューをご覧頂きたい。

インタビュー・文:二階堂晃
――ViSULOG初登場のDARRELLの皆さんです。まずは自己紹介をお願いいたします。
:VOCALとGUITARを担当しています藍です。
:GUITARの潤です。
JOKER:BASSのJOKERです。
:DRUMSの真です。
――Vo.藍さんのソロ活動を経て結成されたDARRELLですが、バンド結成に至った経緯を聞かせて下さい。
:自分のやりたい音楽を思うままにやろうとソロ活動を始めたんですが、一年も経たない内にやり遂げてしまったんです。そこに達成感はあっても満足感はなくて。ライヴやスタジオワークを通してサポートメンバー(現メンバー)と過ごすうちに、バンドのサウンドやパワーだったり、人間関係とかも全部引っくるめて、自分の音楽はバンドがあって引き出されるし、このメンバーだからこそ音楽が楽しいしこれが本当にやりたい事だと気づき、問答無用でDARRELLを結成しました(笑)。
――“DARRELL”というバンド名に込めた意味を教えて下さい。
:PANTERAのDimebag Darrellから襲名したのですが、単にダレルという響きや字面がカッコいいと思ってDARRELLにしました。偉大な名前を掲げて、その名に恥じないバンドになるんだという意気込みでもありますね。
――皆さんの音楽的なルーツを教えて下さい。
:バンドの核となるヘヴィなサウンドは2000年頃のニューメタルやミクスチャーから影響を受けてますが、個人的には1980〜ヴィジュアル系だったりJ-POPや歌謡曲、数々のポピュラーミュージックも聴いてるので、よくわからないですね(笑)。良いって思ったものがルーツですね。
:僕も1990年頃のヴィジュアル系が好きで影響を受けてます。
JOKER:BOΦWYから始まってBUCK-TICK、SOFT BALLETですね。洋楽は全く聞いた事の無い少年時代でした。
:「hide with Spread Beaver」や「RIZE」に始まり、「LimpBizkit」「Story of the Year」「Lostprophets 」等、特に海外アーティストの影響を受けて育ちました。
――始動1周年を迎え、ついに1st album『DARXNESS』がリリースされます。今作のコンセプトを教えて下さい。
:1st albumなのでまず勢いのある作品にしようというのが前提で、その中でバンドの核であるリフやメロディを研ぎ澄まして、単純にいつの時代でも誰が聞いてもかっこいいと思うアルバムを作ろうと思ってました。1stにしてBESTでありそのBESTを更新していく第一歩目を踏み出し、一生消されることのない足跡をつけることがコンセプトであり、僕らがいる意味だとも偉そうながら思ってます。
――アルバムタイトルに込めた意味を教えて下さい。
:ダークネス=暗闇ですが、本当の真っ暗闇を想像してみたんです。そこには何もなくて自分でさえどんな姿なのかもわからない。そんな世界で生きている人に、もし光が射したのならその光はその人にとって望んでいた希望の光なのか、それとも現実を残酷に照らす光なのか…。闇は本当に闇なのか…。というのは今思いついただけで(笑)、本当はダークネスという響きと字面が気に入っただけで特に意味ないんです。でも思い付きで語ったわりに、案外そんなことを考えてる気がしますね。
――それでは早速一曲ずつお話を伺っていきましょう。アルバムの幕開けを飾るインスト曲「GARBAGE FREAK」はライヴでは登場SEという位置づけですか?
:そうですね。ずっとライヴの登場SEで使っていて、ライヴもアルバムもこの曲からDARRELLの音楽がはじまるという感じにしたかったし、ワクワクドキドキするオープニングナンバーとして必然だったのでアルバムに収録しました。
――事実上の一曲目である「RENDEZVOUS」はどんな曲ですか?
:どストレートにこれがDARRELLの全てというぐらい、全部の思いを詰め込んだ最高の楽曲です。何度も何度も曲を書き直して、メロディや歌詞や楽曲の構成に至る全てに、全力を注いで大切な曲に仕上がったと思います。
――「RENDEZVOUS」の各パートの聴きどころを教えて下さい。
:最後の展開はデモの段階では無い部分だったのですが、そこが追加された事により楽曲に更に強く命が吹き込まれて、その部分の歌詞に込めた想いやメロディが聴きどころですね。
:この曲はギターフレーズが絶妙にたくさん重なっていて、曲をグイグイ引っ張っているので、歌との絡み具合が聴きどころですね。
JOKER:ベースは綺麗なメロといいますか、唄との絡み具合だったりですかね。支えるだけでは終わらない的な。
:特に間奏(2:35)~サビ(2:58)は曲全体の中でも1つのポイントになっているので、共感してもらえると嬉しいです。
――ラウドでコア全開の「DARKNESS」はどんな経緯で制作されましたか?
:アルバム「DARXNESS」のリード曲として制作し始めましたね。制作の途中段階までは何かパッとしなくてボツになりかけたのですが、サビのメロディを毎回変えるという事を思い付き、やはりこの曲がリードであるべきと、強い意志で仕上げました。
――“最低が溢れ出す 弱くとても 儚く”にある、“最低”とは何のことですか?
:最低とは僕等を含む人間の最低な部分そのものですね。人によって違うとは思いますが、誰もが思う最低って似たようなものだと思いますね。
――「DESPAIR」=“絶望”ですが、皆さんは最近何かに絶望したことはありますか?
:JOKERさんの日々を絶望に感じます。
:バナナで滑って転んだ時は絶望でした。
JOKER:しないように日々努力して生きてます。
:スタジオ時にスティックが二本しか無いのに、その内の一本が折れた時。
――「GOT NOTHING BUT LOVE FOR YOU」はどんな曲ですか?
:僕なりのラブソングですね。この曲もどストレートです。
――“どうせ 腐った 世界”とありますが、実際に生きていて世界は腐っていると感じることはありますか?
:ズバリこれ!って言い表すことは出来ないですが、確実に世界は腐っていると日々感じてますよ。でもそれが駄目だとは思わないし、なんとかしようとも思わないし、そんな自分も腐ってるからみんな腐ってて世界は腐ってるって感じですね。
:悪いニュースを見たり聞いたりすると思いますね。
JOKER:僕には難しくてよくわかりません。
:時にあります。ただ腐った事を感じるから腐らない事を考えたりします。
――ここまでの流れと一転したパンキッシュなサウンドが意外性たっぷりの「JOKER IS FUCKER A GO GO」ですが、この曲の狙いを聞かせて下さい。
:この曲はスラッシュでパンクで勢いのある、また他とは違ったどストレートな曲にしようと思って作りました。その過程でメンバーのJOKERにスポットを当てたら面白いんじゃないかと思い付き、タイトルも変えて、ライヴでみんなが自然と楽しく騒げて、思いっきり叫べる曲にしたかったし、出来たと思います。みんな叫んでね。
――ミディアムなヘヴィ・ナンバー「UNFORGIVEN」の聴きどころを聞かせて下さい。
:アルバムの中で一番抽象的な歌詞で、聴いた人それぞれがどんな風景を思い描くのか?嘆き悲しむのか怒りを憶えるのかどう感じるのかというのが、聴かどころであり聴きどころでもあると思います。
――スラッシュ・メタルの要素が印象的な「HAZEN BLOOD」の“HAZEN”とは西洋の人名ですが、この曲にはどんな物語があるのでしょうか?
:HAZENというのは人名ではあるのですが、僕は造語の意図でタイトルをつけました。HAZENという謎の言葉が架空の存在であり、人の形でも心でもないもっと夢みたいなあやふやなモノで、それを形にしたいと思う欲みたいなモノが、生きていくことに繋がるんじゃないかと...これも今思い付きました(笑)。でも、そんな感じです。
――「FROZEN DAYS」は疾走感と透明感が印象的なメロディアス・ナンバーですね。こちらはどんな楽曲になりましたか?
:メロディ先行と同時に歌詞も出来た曲ですね。曲と同時に歌詞が乗るタイプは自分には珍しく、心を開放して出来た感覚で、単純に美しい良い曲だなって思います。
――“いつか光を 手に入れる時まで”とありますが、皆さんにとっての「光」とは何ですか?
:言葉では言い表せないぐらい最高の幸せを、感じあえることですかね。
:バナナです。
JOKER:物や形には残らなくても満足出来る毎日?のようなものだと思ってます。
:DARRELLの音楽を聴いて共感してくれる多くの仲間がいてくれてるという未来が「光」だと思います。
――アルバム後半をさらに加速させる「DEAD INSIDE」はどんな狙いで制作されましたか?
:この曲はDARRELL始動の1st SINGLE曲で、DARRELLの音楽の核をわかりやすく表現しました。いろんなタイプのカッコいい曲が腐るほど蔓延してて、ある一定の基準を超えてないと評価の対象にならないような気がして、それに追いつけ追い越せばかりで、つまらなく思ったり勿体ないなーと感じることもあるので、逆にその無駄と思える要素を省き、如何にシンプルで真にカッコいい曲とは何ぞや?と、僕なりに出した答えでもありますね。
――“DEAD INSIDE=心が死んでいる”という意味ですが、皆さんはどんな時に自分の心が死んでいると感じますか?
:感情が揺さぶられない時があって、自然に笑うとか怒るとか出来ない時に、俺今死んでるって思いますね。
:バナナを食べるのが作業に思えたときですね。
JOKER:心まで死んだ事無いです。今のところ。
:無いです。ただ「死」を意識する事は「生」の大切さを知る事でもあると感じることはあります。
――“QUINN”も「HAZEN BLOOD」同様に西洋の人名がタイトルになっていますね。こちらも何か具体的な人物のイメージがあるのでしょうか?
:QUINNは先ほどのHAZEN BLOODと真逆で、タイトルは人名です。2nd SINGLE曲なんですが、CDジャケットにデザインされている翼の生えた女性、分かりやすく言えばピンクの焔を纏うエンジェル的なイメージがあって、女性の名前を探していた時に、偶然目にしたQUINNの響きと字面にビビッときたのでQUINNにしました。花子でも安江でも良かったんですけどね(笑)。
――ストレートな怒りを吐き出した「I HATE YOU」を制作するに至った経緯を教えて下さい。
:ぶっ壊れたいだけの何も意味のない曲をストレス発散がてらに作りましたね。ストレス発散なら思いっきり大嫌い、くたばれって叫び散らかすのが最善と思い、汚い言葉をひたすら羅列してスッキリするという、ある意味健全な曲ですね(笑)。
――皆さんが“HATE=嫌いな”ものは何でしょうか?
:本物の馬鹿が嫌いです。
:動物園の檻の中です。
JOKER: 虫。
:食べ物で言えば「しいたけ」です。ごめんなさい。
――アルバムを締めくくるバラード「CALLING」について聞かせて下さい。
:この曲に関しては何も言わないでおきます。
――『DARXNESS』はDARRELLにとってどんな作品になりましたか?
:思い描く理想の作品になったと思います。
:素晴らしいアルバムです。
JOKER:これから始まるんだという意気込みと、何年経ってもかっこいいって言われるような作品に仕上がったと思います。
:これぞDARRELLという素晴らしいアルバムになったと思います。
――東名阪にて開催されるDARRELL ONEMAN TOUR「SLASH THE DARXNESS」への意気込みを聞かせて下さい。
:アルバムを手にしたみんなと、理想を超えていくライヴを作っていきたいと思ってます。命掛けで最高に挑みます。
:全力で挑みます。
JOKER: 自分の課題をクリアしつつ、SLASHだけどそれだけじゃ終わらない盛りだくさんなライヴになれば最高です。
:最高のライヴをやります!ついでに俺のドラムセットもなんとなく見てほしい!
――最後に、ViSULOG読者へのメッセージをお願いいたします。
:最後まで読んでくれてありがとうございます。僕等DARRELLに興味をもった方が好きで応援しているバンドがカッコいいなら、確実にDARRELLもそう思ってもらえるはずです。宜しくお願いします。
:頑張ります!
JOKER:これを機に名前だけでも知ってもらえたら幸せです。曲も。ライヴも。
:「ViSULOG見てDARRELLのライヴ来たんだよ!」って言ってもらえたらでら嬉しいです!ざす!

RELEASE

DARRELL 1sttAlbum「DARXNESS」
2018年07月25日(水) Release!!
JRCS-0007 / ¥3,200(税抜)
[CD]
01. GARBAGE FREAK
02. RENDEZVOUS
03. DARKNESS
04. DESPAIR
05. GOT NOTHING BUT LOVE FOR YOU
06. JOKER IS FUCKER A GO GO
07. UNFORGIVEN
08. HAZEN BLOOD
09. FROZEN DAYS
10. DEAD INSIDE
11. QUINN
12. I HATE YOU
13. CALLING
※一部曲順が変更になりました。
[発売元]
Jelly Records
[販売元]
ダイキサウンド株式会社

LIVE INFORMATION

DARRELL ONEMAN TOUR「SLASH THE DARXNESS」

2018年08月19日(日) 名古屋Heartland>
2018年08月20日(月) 心斎橋アメリカ村CLAPPER
2018年08月22日(水) 池袋BlackHole


2018年08月01日(水) 高田馬場AREA
2018年08月15日(水) 埼玉会館ホール
2018年08月28日(火) 名古屋RAD HALL
2018年09月24日(月) 池袋BlackHole

DARRELL PROFILE

※画像クリックで大きい画像が表示されます。
  • Vo&Gu:

    Birth:
    08.19
    Blood:
    B

  • Gu:

    Birth:
    10.14
    Blood:
    A

  • Ba:
    JOKER
    Birth:
    04.18
    Blood:
    A

  • Dr:

    Birth:
    04.09
    Blood:
    O


DISCOGRAPHY

アーティストタグ

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