INTERVIEW

umbrella「ダーウィン」

2018.05.15
叙情的な世界観と言葉で聴き手の胸を鋭く貫くumbrellaが結成9年目にして初のフルアルバム『ダーウィン』をリリースする。
業界関係者にも多くのファンを持つumbrella。今作は、時代に流されることなく純粋に音楽を追い求めて歩んできた彼らの歴史が詰まった名盤と言えるだろう。
Vo.唯の描く独自の人間観と、彼に大きな信頼を寄せるメンバー同士の強い絆が感じられた。

インタビュー・文:二階堂晃
『僕はただどん底に落ちるだけの歌詞って書いたことがなくて』
――結成9年目にして初のフルアルバム『ダーウィン』をリリースするumbrellaですが、何故このタイミングでアルバムをリリースすることになったのでしょうか?
:これまでもumbrellaのアルバムを聴きたいという声はまわりからあったのですが、一番自分たちの音楽が遠くまで届く時期でないとアルバムは出したくなかったんです。“フルアルバム=勝負の時”という感覚が僕らにはあったので。9年目だからという訳ではないんですが、「今までの自分たちがやってこなかったことを2018年はやろう」ということになって、フルアルバムを出すこともその中の1つだったんですね。
――『ダーウィン』というタイトルに込めた思いはどんなものですか?
:僕らは他のバンド以上にヴィジュアル面よりも音楽を大事にしているバンドなので、僕らの経験したことが音楽的に新しいものを生み出していく、つまりumbrellaの進化と成長を込めたアルバムにしたかったんです。そうなった時に、『進化論』で有名な科学者のダーウィンの名前から取りました。
――生命、魂という意味の「anima」から1曲目がスタートするのにも相応しいアルバム名と言えますね。
:そうですね。「anima」を1曲目にすることはすぐに決まりました。この曲は音楽的には挑戦の曲でもあります。このシーンがEDMとかシンセの音を取り入れていくのが主流になっている中で、そういうものに頼らずに自分たちを表現できる曲にしたかったというか。具体的には、電話の音や波の音といった環境音をリズムに組み込んだりして、現代の音楽の流れに逆行したアプローチを取り入れています。
――umbrellaの音楽性は歌もののギターロックが土台にあるイメ―ジを持っているリスナーも多いと思いますが、「anima」は“人力インダストリアル”とでも言いますか、意外なスタイルだと感じました。
:僕はギタリストでもあるので、曲をギターで完結させようと思いすぎていた部分が過去にはあって。だからいっそ「anima」ではギターを効果音くらいの位置づけに置いてみようと思って作ったら、こういう形にまとまりました。
:この曲のギターは和音を全く使ってないし、全く歪んでいないです。
――ギターが空間を意識した音像であればあるほど、リズム隊のボトムの支えが重要になりますね。
:この手の世界観の特に強い楽曲に関しては、ドラムはとにかくリズムの芯を出すことに徹していますね。
:ベースの音作りも現代的な方向性のものにはしないようにしました。この曲の雰囲気に合わせて、意図的に柔らかい音のする機材を選んでレコーディングしました。
――4人のサウンドの立ち位置のバランスが絶妙ですよね。
:ホンマにギリギリのバランスやなと思いますね。誰か一人でも崩れたら成り立たなくなる曲だと思います。音の響きに関しても、音楽的に成立するギリギリをあえて狙ってる部分もあって。
:ちょうどいい音の外し方を探したんですよ。バッチリ整理された音の組み方だと物足らんなって話をして。
――歌詞に関してはどんなことを表しているのでしょうか?
:過去に囚われている人について書きました。umbrellaは暗いことについて歌ってるバンドだと思われていますけど、実は僕はただどん底に落ちるだけの歌詞って書いたことがなくて、最後には常に光を見出したい。「anima」も過去に囚われてはいるんだけど、そこから脱却したいという気持ちについてはちゃんと表したつもりです。
『この心の傷が無かったらもっと人生は幸せなんだろうか』
――そんなアルバムの幕開けにふさわしい「anima」を経て、2曲目の「ヨルノカーテン」は2016年11月2日発売のシングルですが、今この曲を振り返ってみていかがですか?
:アルバムの2曲目がシングルで「キタ!」ってなることよくあるじゃないですか。僕は「ヨルノカーテン」もまさしくそういう演出にはピッタリの曲だなと思ってて。
:今では「ヨルノカーテン」のシングルが完売になっているので、どうにか新しく届けたいという思いもありましたね。
:自分的に、今までで一番ナチュラルに前向きな曲が出来たなと思います。ライヴでも映えるんですよ。「ヨルノカーテン」になると、光が見えるというイメージがありますよね。
――「ヨルノカーテン」はとても切ない歌詞ですよね。
:夢を追う人と、それを支える人の心のすれ違いや葛藤について書きました。結果、二人は離れ離れになってしまうんですよ。それでも自分は進むしかない。だけど、僕はカーテンを開けていつでも君のことを待っているからねっていう思いを込めています。だから最後は“これからも僕をよろしくね”で終わるんです。
――3曲目の「SCAB」はすでにライヴでも披露されているナンバーですね。
:「SCAB」っていうのは“かさぶた”って意味なんですけど、心の傷について書きました。心の傷が癒える日は来るのかどうかとか、この心の傷が無かったらもっと人生は幸せなんだろうかとか、そういうことを投げかけていますね。
――唯さん自身の心の傷についてということでしょうか?
:僕は人一倍神経質で感受性が鋭いから、色々と敏感な部分はありますよね。
――作品とは離れた質問になりますが、今現在で皆さんに心の傷と言えるものはありますか?
:僕は自転車に乗るのが好きなんで、心よりも体に生傷が絶えないです(笑)。
:僕も最近ウサギを飼いはじめたんですけど、あちこち噛まれて傷だらけですよ。昔はトラウマみたいなのが色々ありましたけど、この人たち(umbrellaメンバー)に囲まれてると落ち込むのもバカらしいなって今では思えるようになりました。特にそういう部分で将くんのことすごく尊敬してるんですよね。いい意味での鈍感さというか。“壊れないココロで君に会いに行きましょ”っていう部分は、嫌な相手がいた時に「俺がもっとタフだったらお前なんか怖くないのに」っていう思いを込めてて。
:僕は最近春さんにびっくりするくらい傷つくイジリをされて凹みました(笑)。
:柊くんはイジリ甲斐があるっていうか、柊くんをイジると彼のファンから「柊くんをイジってくれてありがとうございます」って、僕宛てに手紙と差し入れが届くんです(笑)。
一同:(爆笑)。
『流行るものはいつか必ず廃れるんですよ。』
――続く「ヤマアラシの涙」は、やはり“ヤマアラシ”というワードの意味が気になります。
:ヤマアラシってトゲトゲしてて近づくと傷つきますよね。それと同じで、自分が思ってもいないことで相手を傷付けてしまう人っているじゃないですか。そういう、傷付けたい訳じゃないのに傷付けてしまう人の悩みについての曲です。
――「ヤマアラシのジレンマ」と呼ばれる心理ですね。
:僕もそんなに普段会話してて言葉の数が多い方じゃないので。誤解されて誰かを傷付けてしまうのも、自分がそういうことで傷付くのも嫌だなって。曲そのものはめちゃくちゃ前からありますね。
:『キネマトグラフ」(2015年発売のミニアルバム)と同じ時期にはもうデモがあったんじゃないかな。この曲、めっちゃ速くてようやく最近慣れてきましたね。
:『ダーウィン』の曲は基本的にどれも演奏が難しいんです。僕が曲に求めるものとメンバーのスキルが結成9年の積み重ねで噛み合ってる感覚が今あって、それだけ要求するもののレベルがアルバム全体を通じて高いんです。
――確かにまだアルバム前半にも関わらず、ここまでの流れでもとても聴きごたえがあります。5曲目の「ミラーガール」はイントロのストリングスが印象的でまた新たな場面を感じさせますね。
:この曲はumbrellaの中で一番新しい曲です。テレビを観てたら、たまたまお洒落して楽しそうにしてる女の子が出てたんですけど、それを見ながら「ホンマにこの子は楽しいんかな?」ってふと思って。外では着飾って楽しそうに遊んでるかもしれないけど、家に帰ったらそんなんちゃうやろって思うんですよ。日々を本心から楽しんで生きてる人ってどれくらいいるんだろうって考えたら、そんなにおらんのちゃうかなって。流行を追いすぎて自分を見失ってる女の子のことを思って、「ミラーガール」っていうタイトルを付けたんです。
――umbrellaは流行とは距離を置いたバンドであるともはっきり明言していますよね。
:それは僕にとって活動する上でのテーマです。流行るものはいつか必ず廃れるんですよ。いずれは落っこちていくような場所に向かう必要はないし、僕らが向かう理由もないから。そういうのは流行を追ってる人たちに任せて、僕らは僕らでいいんかなって思うんです。
――あくまでもumbrellaだけの道を貫いていくと。
:はい。ただ僕も当然、音楽とは関係のない部分で流行を取り入れることはある訳です。そんな時にふと鏡に映った自分を見て「こんなん、本当の自分とは違うよな。」って思うこともあるんです。「ミラーガール」はそんなことを考えながら作った部分もありますね。
――メンバーの皆さんは自分の感性や趣味と、世間の流行との間にギャップを感じることはありますか?
:僕、ギターの機材が大好きなんですけど、新しい機材ってバンバン出てるのに、そのどれもが目指してる音って、“現代の技術で、過去の音を再現できる機材”っていうものばっかりなんです。これっておかしな話なんですよ。楽器って新しいものを求めれば求めるほど、古いものの音に行きつくんです。面白いですよね。
:僕は自分の欲しいものが世間で流行ってるものといつもまったく違うんですよ。例えば……(おもむろにバッグからウイスキーを詰め替える銀の缶ボトルを取り出す)
:将くんってこういうものを買ってきては、いつもメンバーに嬉しそうに報告するんです(笑)。
:将くんには自分の中に確固たる基準があるんやね。思うのは、「流行には乗らないぞ!」って頑なになってる時点で流行を意識してるんですよね。そうじゃなくて、流行っていてもいなくても良いものは良いし悪いものは悪いって、自分自身で物事を選択できるようになっていかないとなとは思いますね。
『僕ね、それ(結論)が出るとバンドは解散すると思うんです』
――そんなお話の流れで次の曲が「hollow」なのがとても興味深いです。唯さんは以前「打ち込みが嫌い」という発言をされていたにも関わらず、イントロのリズムループがとても印象的な楽曲です。
:最近のバンドって打ち込みありき、打ち込みが鳴ってることに頼った楽曲作りをする人が多いじゃないですか。そういうのは嫌ですけど、エッセンスとして打ち込みを使うぶんには全然良いんですよ。「hollow」のループなんてイントロと最後のサビの前でしか使ってないですし。ちなみに「hollow」のループ、将くんのドラムの音にメチャメチャ歪みかけたもの使ってるで。
:ああ、そうやったね。
――「hollow」とは“空洞”を意味する英語ですが。
:このタイトルには“虚ろ”という意味を込めました。みんなの思う「umbrellaらしさ」が出せた曲になったんじゃないかなと思いますね。色的には黒で、その中に光があるっていうイメージで僕は作りましたね。これも結構前のからある曲なんですけど、すごく悩んでる時期があって。umbrellaというものや自分の生き方そのものについて結論が出ない中で、光を探して生まれた曲です。
――今は唯さんにとってのその結論は出ていますか?
:僕ね、それが出るとバンドは解散すると思うんですよ。ずっと満足しないままやっていきたいですね。僕が満足するのって、すごく幸せで何不自由なく生活も潤っててみたいなことだと思うんですよ。音楽は僕のライフワークだし、納得していたらもう辞めてるかな。100%は満足したくないですね。
――なるほどです。続く「五月雨」はumbrellaの代表曲のひとつですね。
:ファーストシングルですからね。
:俺、ずっと疑問やったんけど、このアルバムって「五月雨」を入れるから5月に出すことにしたんかなって。
:それええね、そういうことにしよう!
一同:(爆笑)。
:完全に後付けやん(笑)。リリースするの5月下旬やしすぐ6月になってまうやん。
:でも偶然ではあってもさ、結果としてこういうことになったのって素敵やん。
――今回初のアルバムをリリースするにあたって「管」「Frontier」など、収録されていないものもありますが、収録されたシングルの選別はどういった意図によるものでしたか?
:完売してもう手に入らないものを入れたかったというのもありますけど、当時シングルをリリースした時に「これはumbrellaらしくない」みたいな意見もあったんですね。今思えば、それも狭い世界での話だったと思うんですけど。そこから時期が経って、今ならumbrellaらしさの1つとして自信をもってアルバムに入れられると思えたという気持ちが大きいですね。
――『ダーウィン』をリリースする今、バンドの幅が大きく広がろうとしているということですね。
:結果として進化しているんでしょうね。
:仮に、僕らがいきなり「明日からメタルやります」みたいなことを言い出したら、それは幅が広がっているということではないと思うんです。動物の進化って、気付かないくらいゆっくりと起こっていることじゃないですか。それと一緒で、僕らも色んなことを経験して自然と変わってきたからこそ出来たのがこのアルバムなんです。
:3~4年前やったらこういうアルバムは作れんかったと思いますね。
『声高に回りを批判するのは良いけど、結局自分はどうなんだ?』
――そしてアルバムも後半ですが、「O3」「叩けば誇り。」でまた大きく場面が変わります。「O3」の読みは“ゼロサン”で良いのでしょうか?
:これ、ゼロじゃなくてアルファベットのオーです。化学式の“O3=オゾン”のことなんですよ。
――それは気が付きませんでした。環境問題とか、世界に対して言葉を投げかけているような印象を受けましたが。
:自分がいろんなことに対して普段思ってることをそのまま歌詞にしたんです。僕、移動中の機材車でも歌詞を書くんですよ。そうなると、どうしてもその時自分が思ってることがそのまま出るんで、結果としてこういう歌詞になりました。
――唯さんの私小説的な側面が強い歌詞なんですね。
:僕、世界っていつか滅びるかなと思ってて。どうせそうなるんだったら、“大好きなものを食べ”て、“二人の影写真に残”したいなって。最後はナチュラルに過ごしたいなって思うんです。だから、曲もストレートとまではいかないですけどナチュラルなものをそのまま出す曲にしようと思いました。
:僕、この曲のBメロ好きですね。言葉が詰まってて唯くんにしては珍しい歌い方なんです。
――「叩けば誇り。」も、より一層世の中に物申している曲ですよね。
:僕の十八番だと思うんですが、ただただ物申してます(笑)。春がこの曲が一番好きだって前から言ってくれてて。
:デモを唯くんが書いてきた時から、良いメロディやなってずっと思ってますね。
:僕、社会批判の曲多いですけど「叩けば誇り。」は、最後は自分に返ってくるぞっていう結末なんです。“声を逸らして正論に化す いつから僕らも腐ってんだ”っていうのはまさにそういうことで。声高に回りを批判するのは良いけど「結局自分はどうなんだ?」ってことを言いたくて。言いたいことがあるなら発言権を勝ち取りましょうよってことなんです。だから“愛を希望を語りたいのなら 越えていきしょう現在を さぁどうぞ”で締めくくってるんです。
――ある意味、とても前向きなメッセージと言えますね。
:僕が嫌味な人間なだけです(笑)。
『umbrellaは僕ら4人とファンの子らのものですから』
――ここからアルバムもクライマックスに突入しますが、シングルの「アラン」は本当に素晴らしい曲ですよね。
:でも、この曲も出した当時は賛否両論が本当にすごくて。
:明るい曲はumbrellaらしくないとか、みんなで歌う曲はumbrellaらしくないとか、誰かもわからん人が色んなことを言いましたよね。でも、umbrellaは僕ら4人とファンの子らのものですから。
:「アラン」をリリースしてから回っていたツアーの打ち上げで、お酒も入っていたこともあって、イベンターさんととある先輩バンドマンでumbrellaがどうしたらもっと世に広まるか激論になったことがあって。その時も「俺は『アラン』を世間に推す!」「いや、俺は他の曲だ!」みたいな感じで「アラン」が話題に出たのを今でも覚えていますね。
:「アラン」に関しては、実はViSULOGさんにも感謝しています。まだ僕らもファンもライヴでの「アラン」の曲が持つ力に気付いてなくて「ただ良い曲」として披露していた時期に、貴也さん(ViSULOG編集長)が「『アラン』は絶対ライヴ映えする曲だからもっとこうした方がいい」みたいな風にセットリストでのアドバイスをくれて、そこからですね。umbrellaのライヴでも大事な曲に育っていったのは。
:僕らにとってこの曲が転機でしたね。
:umbrellaにとって大切なキラーチューンだと思ってます。
『「守ってやる」なんて身勝手なことは僕には出来ない』
――『ダーウィン』というアルバムの素晴らしいところは、そんな皆さんにとって大切な「アラン」で終わってもおかしくないものを、さらに珠玉のバラード「夕立」で締めくくっている点にあると思います。
:嬉しい! 僕、この曲ほんまに自信あるんですよ。ここまでのバラード曲って今までに向き合って書いたことがなくて。
:ここまでのバラードって初ちゃうかな?
:今でも覚えているエピソードは、初めて唯くんの歌入りのデモを聴いたのが機材車の中だったんです。スタッフとわりとどうでもいい話をしていたんですけど(笑)、歌が流れた瞬間に耳を持っていかれるくらいいい曲だったんです。
:今、春が言ったサビの部分って曲の中で1回しか出て来ないんですよ。それ以降はまったく違う展開で作ったんです。
――歌詞については何を伝えようと思いましたか?
:「孤独」についてです。一人ぼっちで心が荒んでいる時にふと降ってきた夕立ちに心が救われた時の気持ちを描きました。一人ぼっちって悲しいことだけど、一人だからこそ楽だということも時にはあると思うんです。夕立ちが降った後に晴れた空を見てこの曲の主人公は何を思ったのか、そういうことを感じてもらいたいですね。「一人ぼっちの帰り道に、夕立ちが降った後の空は綺麗だった」という事実をちゃんと書こうと思って。
――自分自身と向き合う時間をくれる曲だと思います。
:僕も孤独な人の気持ちが分かる環境にいた時期があるので、そういう人であればきっとこの曲のことを理解してもらえると思うんですよ。でも、だからと言って僕の口から「大丈夫だよ」というようなことも言いたくはないんです。
――そういうメッセージをリスナーに投げかけるアーティストは多いですが、umbrellaはそうではないと。
:「お前は僕が守ってやるからもう大丈夫」っていうようなことじゃないんです、umbrellaって。「自分と同じ気持ちの人がいる」と共感してもらった上で、その後どうしていくかはその人次第なんです。「自分と同じような人がいるから、頑張ろう」と思う人もいれば、そのことでさらに沈み込んでいく人もいると思う。それでいいんですよ。「守ってやる」なんて身勝手なことは僕には出来ないんです。
――なるほど。
:はい。結論は自分で出すものですから。
――本当に素晴らしいアルバムが完成したと思います。『ダーウィン』を引っ提げての初のワンマンツアー『umbrella 1stアルバム「ダーウィン」リリース記念ワンマンツアー【Chapter.7「 ダーウィンへの伝言 」】』が始まりますね。
:『ダーウィン』というアルバムを出すこともワンマンツアーを回ることも初めてのことなのでとにかくワクワクしていて、前向きに頑張ってやろうと思っています。
:例えumbrellaが好きであっても一生に一回も観るチャンスのない人ってきっといると思うんです。だからこそ、極論を言えば本当はumbrellaを好きな人ひとりひとりの前で演奏をしたいくらいなんですね。気持ちとしてはその前段階として、待ってくれている人の住む土地に僕らが赴いて生演奏を届けるということはもっともっと続けていかないといけないと思います。
:最初にバンドを組んで目指すものって、ワンマンだと思うんです。その頃と変わらない気持ちでバンドのモチベーションと機動力をもっともっと上げていくためにも、9年目の今だからこそワンマンツアーを回るということがメンバーの士気を高めていくことにも繋がると思います。アルバムの曲を育てていくツアーにもなりますし、絶対に1回目、2回目、3回目と重ねていくたびに違った表情を見せられると思うので、出来るだけライヴに足を運んでもらえたら嬉しいですね。
:これだけインタビューしてもらっておいてなんですけど、僕はどの曲もシングル表題のつもりで曲を作るから、やっぱり本当はフルアルバムって嫌いなんです(笑)。でも、これまでのumbrellaのやってこなかったことをやろうという中で完成した『ダーウィン』だからこそ、僕にとってはベストアルバムなんです。「ダーウィンへの伝言」というタイトルに関しては、ライヴに来てくれるみんながダーウィンになって僕らの進化を見届けて欲しいという意味を込めてます。“進化論”だからこそ当然その先もありますし、そのあたりも見据えながらこのツアーを自由に楽しんで欲しいと思いますね。

umbrella写真館

umbrellaの好きな飲み物は?写真にて大公開!
※画像クリックで大きい画像が表示されます。



「ジャスミンティー」
独特の清涼感がすごく好きなんですよね。




「craft boss」
ブラックコーヒーが出た後に出たけどすぐ生産が中止されたみたいで再販されてからはめちゃくちゃ飲んでる!




「雁木」
マイフェイバリット酒と公言しています。
逆から読んだら「ぎんが」、うちの可愛いチワワと同じです。




「ラフロイグ」
僕の生誕祭イベントで春さんからもらったウイスキーです。ラフロイグと言えば強烈なピート感を含むウイスキーですが、SELECTだとバランスが良く飲みやすいです。大事に呑んでます。


umbrellaランキング

メンバーが眠れない時に聴きたい曲 BEST3を発表!
唯 -Yui-
1位
眩暈 / 椎名林檎
アコギの憂鬱な旋律がとても心を鎮めてくれます。
2位
ひずみ/ HARUHI
自然で優しくてそれでいて虚無を誘う声は落ち着く。
3位
青い鳥 / イツエ
水々しい楽曲で、演奏もですが透き通っている感覚。目を閉じて聴きたい一曲です。
柊 -Shu-
1位
HURRY GO ROUND / hide with Spread Beaver
昔からよく聞いてる優しい曲だから。
2位
More Than Words / Extreme
アコースティックのサウンドがとても心地いいから。
3位
Don't Look Back In Anger / Oasis
メロディーラインがとても好きで癒やされる曲。
春 -Hal-
1位
東京 / CUNE
いつも寝るとき聞く曲。頑張ろうと思える!
2位
君に決めた / the god and death stars
これも家でよく聞く。メロディがマジかっこいい。
3位
軽薄ナヒト / umbrella
一度、本当に眠れなかった日にこの曲を改めて聴きながら酒を飲んで「すごい作品に携われたな」と自分を奮い立たせたことがある。その気持ちはずっと持っていたいと思う。
将 -Sho-
1位
what happens new? / porcupine tree
より一層眠れなくなることは確かですが、寝るときのように「何もする必要がなく、何もしていない」という状況でこれを聞くと何かが起こりそうなゾクゾク感が最大限楽しめると思います。
2位
alone at sea / Pineapple Theaf
「海で独り」というタイトルですが、眠りに付く時と眠っている時、すなわち感覚が失われて何も知覚できなくなる孤独感が儚げで綺麗な曲調とマッチしています。
3位
sleep together / porcupine tree
「一緒に寝よう」という洋楽的なストレートさを含んだ少しエッチな曲だろうと思った貴方、聞いてみて下さい。「永遠に眠ろう」というかなり混沌としたおどろおどろしい曲です。

COMMENT MOVIE

RELEASE

umbrella 1st full album「ダーウィン」
2018年05月30日(水) Release!!
¥3,240(税込)
[CD] 全11曲
01. anima
02. ヨルノカーテン(Darwin_ver.)
03. SCAB
04. ヤマアラシの涙
05. ミラーガール
06. hollow
07. 五月雨(Darwin_ver.)
08. O3
09. 叩けば誇り。
10. アラン(Darwin_ver.)
11. 夕立

LIVE INFORMATION

umbrella 1stアルバム「ダーウィン」リリース記念ワンマンツアー【Chapter.7「 ダーウィンへの伝言 」】

[~東京編~] 2018年06月04日(月) 新宿LOFT
[~横浜編~] 2018年06月05日(火) Music Lab.濱書房
[~名古屋編~] 2018年06月15日(金) 名古屋MUSIC FARM
[~神戸編~] 2018年06月26日(火) KOBE太陽と虎
[~京都編~] 2018年06月28日(木) 都雅都雅 (京都)
[~岡山編~] 2018年07月01日(日) 岡山PEPPERLAND
[~福岡編~] 2018年07月02日(月) 小倉FUSE
[~新潟編~] 2018年07月08日(日) 新潟GOLDENPIGS BLACK STAGE
[~大阪編~] 2018年07月23日(月) umeda TRAD

【umbrella -fan meeting- 【傘の日】】

2018年06月11日(月) 南船場地下一階


2018年06月13日(水) 大阪RUIDO
2018年06月14日(木) HOLIDAY NEXT NAGOYA
2018年06月16日(土) ESAKA MUSE
2018年07月09日(月) 池袋EDGE
2018年07月27日(金) TSUTAYA O-WEST / duo MUSIC EXCHANGE

umbrella PROFILE

※画像クリックで大きい画像が表示されます。
  • Vo:
    唯 -Yui-
    Birth:
    02.19
    Blood:
    B

  • Gu:
    柊 -Shu-
    Birth:
    07.26
    Blood:
    B

  • Ba:
    春 -Hal-
    Birth:
    04.30
    Blood:
    B

  • Dr:
    将 -Sho-
    Birth:
    02.23
    Blood:
    O


DISCOGRAPHY

アーティストタグ