INTERVIEW

ジャックケイパー 「カニカニカーニバル」

2017.07.21
“イタズラ”をコンセプトに掲げるジャックケイパーが8月2日にシングル『カニカニカーニバル』をリリースする。
彼ららしいバラエティに富んだ内容になっている本作の話には触れたり触れなかったり、やりたい放題のインタビューを御覧ください。

取材・文:藤谷千明
『雑誌に載れば動員が増えるだろうという甘い考えは打ち砕かれましたね!』

――まずは上半期についてのご感想をお願いします。 ひな太:「上半期」ってなんですか? ――……。帰っていいですか? 李九:トゲがある! 飛炉:この子、本当にわからないんです!(笑) ひな太:「三学期」ならわかります。

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――はい、2017年の1月から6月まで振り返っていただきましょう! 李九:トゲがある! :事務所に入ったことの影響、事務所パワーが感じられるようになったんですよね。去年までは自主時代にあらかじめ決めてたことを事務所に入ってやってきたけど、それが年末から年初にかけてようやく……という。 飛炉:音源も事務所に入る前にレコーディングしてたものだったので、今年からようやくという。 :年初に「治外法権」という大きな事務所のイベントに出させてもらったし、Riostar Recordsで「激奏ライオット」もあって、良い流れがあった。雑誌とかにも色々出させてもらえるようになったのもその頃で、上半期は自分たちが変わってきたと感じることが多かったです。 飛炉:雑誌に載れば動員が増えるだろうという甘い考えは打ち砕かれましたね! :もっと頑張ろう! そうやって変わって行く中で、お客さんも嬉しいと言ってくれる子もいる反面、転換期だったのかな。 飛炉:簡単に(メンバーと個人的に)繋がれると思ってたヤツらは離れていきましたね! 李九:そうそうそう……。 飛炉:今の李九さんの反応は生々しいよ!(笑) 李九:自主の時は個人のTwitterアカウントでDMとかも返してたんですけど。そんなに変なことしてるわけじゃないけど、そういう返信もしなくなったことにより、お客さんのインストアイベントの反応も変わったなと感じたこともありましたね。 :「遠くなった」みたいな。 李九:それは言われました。 ――それはステージや音楽、バンドとは直截的に関係ない部分ではありますので……。 飛炉:そういう人はぶっちゃけいらないですよね! 李九:だから良いことなんですけど……、そういうこともあったなぁ……と。 ――なんかとても名残惜しそうな……? :上半期はワンマンもあって、半年で成長できた感はありましたね。メンバーごとに実感のあるなしはあったとしても、なにかしら培ったものはありますね。 U:僕は■■しました。 ――はっ? 飛炉:個人的な話だ(笑)。 ――あの、掲載できる話をお願いします。 飛炉:パンツを変えたんだよね。 ――えっ? U:ずっとトランクス派だったけど最近ボクサーパンツになりました。 飛炉:バンドとか関係ないね! U:一応Twitterのアンケート機能を使って、パンツの種類を書いて投票してもらったんです。ボクサーが多かったのでトランクスは全部捨てて……。 李九:それはなんのために? U:お客さんの意見を取り入れようと思って……。それはCDのブックレットにも使われ……。 飛炉:それはボクサーだから撮ったの? ――それは、一応バンドに関係ある話ですね。 ひな太:大きいバンドと対バンすることもあったし、色々影響を受けた気がしました。 『インストアにくるバンギャルさんとバンドマンの気持ちを擬人化ならぬ擬カニ化して描きました』
――ここでひな太さんが一番真面目な回答を……。8月2日発売の『カニカニカーニバル』の話も伺いたいです。 :“夏”を意識した曲ですね。夏といえばお祭り、それでワールドワイドなカーニバルしようって。ちなみに蟹の旬っていつだっけ? 飛炉:知りません! 李九:ぶっちゃけ冬っぽいよね。 :おやぁ……? 飛炉:知りません!(笑) ――何故「蟹」だったんでしょうか。 飛炉:Uくんが曲を作ってきてくれて、その仮タイトルが、「カニカニカーニバル」だったんです。それが面白かったから、そのまま採用しました。 U:飛炉さんから何かリクエストがあったわけでなく、自発的にこういう曲を作って持ってきました。それでどうしてもイントロの“蟹だ! 蟹だ!”を入れたくて……。 ――たしかにイントロのあのセリフはインパクトありますね。 飛炉:Uくんに頼まれたからには、心を込めていいました。一週間くらい無人島で絶食した状態で、蟹が目の前にいた、みたいな想像をして叫んでいます。 U:それは嘘でしょ、今考えたでしょ。 飛炉:へへへ。歌詞は男女の恋愛観? インストアにくるバンギャルさんとバンドマンの気持ちを擬人化ならぬ擬カニ化して描きました。激しいところやラップパートはバンドマン、サビはバンギャルさんの気持ちになっています。 U:歌詞に出てくる「ネガなティブ」ってなんですか? ひな太:ネイティブみたいな? 飛炉:「ネガティブ」ってことだよ。そっちのほうがしっくりきたから。「言の葉」みたいな。 U:本当ですか? 飛炉:君、今日はグイグイくるね? 「ひろ語」ということにしてください。 ――イントロからサンバ調でかなり勢いがありますね。 U:そうです。作る時に「カーニバルってどんなものなんだろう?」って検索して動画を見ました。なかなか刺激的でした。 飛炉:曲作りではなくて、違う方にいっちゃった? トイレとかに? U:それは「ポジなティブ」ですね? :なんかちょっとバカにする感じで使ってますね?(笑) 『キャバ嬢とそれに騙される男をかいてます。1がそういう歌詞で、2は1の数年後という設定なんです』
――C/Wの「強(狂)愛」ですが、強くて、狂ってる愛、盲目感のある関係の歌詞ですね。 飛炉:バンドマンとバンギャルの気持ちを……うちのメンバーの……モゴモゴ。 ひな太:レコーディング中、「心が痛い」というメンバーの声が聞こえました。 飛炉:好きなバンドマンのために人生を捧げたという歌詞です。身に覚えがあるのかなんなのか知らないですけど。 :言ってましたね。誰とは言えませんが……。 飛炉:重い歌詞のように受け取られるかもしれませんが、最後は「幸せなんだから良いじゃない?」という感じの曲です。 ――愛の重いファンの方に対しては、飛炉さんご自身的には? 飛炉:もっとグイグイ来てほしいですね。街で会ったらサインとか求められたいタイプなんですよ。 :そういえば僕とUくんで昨日実際街で声かけられたんですけど、僕ら慣れてなくてなんも言えませんでした。「あ、ハイ」みたいな。 U:「ジャックケイパーのUさんですか?」って言われたよね。 :僕気づかれてなかったの! 飛炉:あ、僕も前にバンド仲間で歩いていた時に、僕だけ気づかれたことがあって、そんときの優越感は半端なかったですね。そういう優越感をもっと味わいたい。書いておいてください。僕はグイグイきてほしいなって思ってます。そっとしてほしいメンバーもいるかもしれないけど、僕はハグくらいだったら全然OK。まあ顔によりけりですけど……。 ――ひどいじゃないですか。 飛炉:李九も僕と同じタイプだよね・ 李九:自分はまあ女と一緒じゃない時なら……。 :ダメなの? 飛炉:そこは暗黙の了解だよ。 ――その話は置いといて、進めますね。作曲はひな太さんですね。 ひな太:激しい曲を作りたかったんです。 ――これまでにない感じの曲だと思いました。こだわったところはありますか? ひな太:激しくて重い曲を作りたかったんです。 飛炉:だいたい同じことしか言ってないよ。ドラクエの町の人かよ! 冒頭でもわかったと思うけど、この子ちょっと頭弱いんで! ――次行きましょう。ズワイガニ盤に収録されている「セロリもんすたぁー」、作曲は英さん。コーラスが印象的な曲ですね。 :ひな太の言うとおり、重い曲を作りたいというのは、このシングル大きなテーマとしてあったんです。そこに付け加えて、僕はコーラスをいっぱい入れたかった。AメロBメロサビ全部にコーラスを入れたんです。そこで歌詞を投げてみたらまさかの「セロリ」ですよ。 ――何故セロリだったんですか? 飛炉:ちょっと歌詞につまりまして。デモを聴いていたらだんだん「セロリ」に聞こえはじめて。「セロリだ」と。そこでセロリに対するポエムを綴りました。 ――何かの比喩ではなく。 飛炉:本当にセロリです! バンギャルさんたちはセロリの部分を嫌いなものに置き換えて。英とか。 :おぇおぇすぐる~♪ っていうか家庭でセロリってそんなに出てくる? 飛炉:ウチは僕以外みんなセロリ好きだからスティックで出て来るよ。 :この曲でわかることは飛炉くんがセロリが嫌い、家族構成、ロリコンであることですね。 ――個人情報が盛り込まれてますね。そしてスベスベマンジュウガニ盤収録の――、「スベスベマンジュウガニ」って毒のあるカニですよ。 飛炉:『毒々独』からつながる感じていいんじゃないですか。このCD出すまで知らなかったんですけど! ――こちらに収録されている『鱗粉ノアイーズ2』の話も。2というのでしたら、1は? 飛炉:まあ知らない人もいっぱいいると思うんですが、ジャックケイパーよりも前のバンドの曲なんですよ。その要素を取り入れた曲です。 李九:まだ飛炉さんがギャル男みたいだった頃だよね? :これで昔の音源がライカとかで売れたら……。 ――こちらは「バカアホドジマヌケ」というフレーズが印象的ですね。 :僕この曲で気になってることがあるんだけど。“鱗粉にやらりた~”ってセリフがあるけど何? 飛炉:それは頭おかしくなっちゃった感じ。 :テンプテーション(誘惑)みたいな 飛炉:テンプテーションって何? ひな太:僕は知ってます。貼り付けるやつでです! :それは添付! U:この曲は車の中で書きました。 ひな太:車の中が特殊な環境だったんです。多くは語れませんが……(笑)。 U:今後この曲は『STAR WARS』くらいの壮大な物語になります。次に期待してください。 飛炉:歌詞のテーマは、キャバ嬢とそれに騙される男をかいてます。1がそういう歌詞で、2は1の数年後という設定なんです。これもプラス思考の「ポジなティブ」の曲です。騙されてるけど楽しいからいいやみたいな。僕はポジティブ人間なんで。 ――飛炉さんはそういうこじれた恋愛観で何故か前向きな歌詞が多いですよね。 飛炉:「ふられたくらいじゃくじけないぞ!」っていう。 『ワンマンツアーもあるし大きなイベントもある、色んなバンドとやりたいし友達も仲間も増やしたいな』
――そして12月には初の東名阪ワンマンツアー「ジャックケイパーワンマンツアー ~お前もケイコにしてやろうか~」が決定しましたね。 :いろんなイタズラをやろうと画策しています。 ――他にもイベントツアーが控えてますね。李九さんの誕生日イベントもありますね。 :李九くんの誕生日に関しては? 李九:白紙で~~~す!!! :このままだと李九くんが6ステージくらいこなすことになってしまう。 飛炉:出てくれるバンド探さないと。 ひな太:ここで募集したら? U:この記事でるのって、いつですか? ――8月リリースなんで7月の後半ですね。 :ギリギリやんけ! U:われこそはという方はジャックケイパー公式サイトのインフォにメールを。 飛炉:大事なのは動員とかじゃないよね「祝いたい」という気持ちだよね。 :つまり「人望」です。 李九:やめてください。 飛炉:すげえのが来そうだね。他ジャンルでもいいよね。ユーチューバーとかラッパーとか、お笑い芸人とか。異種格闘技戦もいいね。 :李九さんがラップでボコボコにされるんだね。 李九:ジャンルは問いませんが、事務所の判断が……。 飛炉:面白いパーティーにしたいね。 ――それでは最後に下半期の展望をお願いします。 ひな太:「てんぼう」とは? ――……。 帰っていいですか? 李九:なんかトゲがありますね(笑)。 飛炉:下半期はですね、ワンマンツアーもあるし大きなイベントもある、色んなバンドとやりたいし友達も仲間も増やしたいな。 ひな太:「てんぼう」とは……。 :あなたなりの展望を! ひな太:高いところから、見ます。 :この子は! U:えっと、僕は作曲の勉強をしなおして、バンドの力になれるように、プレイヤーとしても自分の力をコツコツ磨いていきたいな。 ――模範解答ですね。 飛炉:普通のバンドなら模範解答だけどジャックケイパーとしてはね! ここで李九がブチかましてくれますよ! 楽しみだ~! 李九:酔っ払って家に帰れなくならないように、肝臓を鍛えたいです。 飛炉:肝臓って鍛えられるの? 李九:さあ……あとは身体を鍛えて、ブログに筋肉をのせたりしたいです。 :下半期もイタズラ感満載なライヴをして、「毎回面白いことしてるな」って思われるようにしたいですね。ワンマンも1年の総括になると思いますし、毎回違う試みをしたいです。 ――真面目にまとめていただいてありがとうございました。




RELEASE

NEW Single「カニカニカーニバル」
2017年08月02日 Release!!
【毛ガニ盤】
CD+DVD
RIOC-053~054 / ¥1,800(税抜)
[CD]
01. カニカニカーニバル
02. 強(狂)愛
[DVD]
01. カニカニカーニバル-ミュージッククリップ-
02. 禁断の裏側 -オフショット-

【ズワイガニ盤】
CD
RIOC-055 / ¥1,500(税抜)
[CD]
01. カニカニカーニバル
02. 強(狂)愛
03. セロリもんすたぁー

【スベスベマンジュウガニ盤】
CD
RIOC-056 / ¥1,500(税抜)
[CD]
01. カニカニカーニバル
02. 強(狂)愛
03. 鱗粉ノアイーズ2
※収録曲・曲名・曲順、仕様は変更の可能性がございます。予めご了承ください。

LIVE INFORMATION

ジャックケイパー主催『りっくりくtheパーティー』

2017年09月02日(土) 池袋EDGE

ジャックケイパーワンマンツアー ~お前もケイコにしてやろうか~

2017年12月09日(土) 心斎橋FANJ
2017年12月10日(日) 今池3STAR
2017年12月23日(土・祝) 渋谷RUIDO K2


2017年07月27日(木) SHIBUYA REX
2017年08月03日(木) TSUTAYA O-EAST / TSUTAYA O-WEST / TSUTAYA O-nest / TSUTAYA O-Crest / clubasia / shibuya duo MUSIC EXCHANGE(全6会場)
2017年08月11日(金) 高田馬場AREA
2017年08月14日(月) 池袋EDGE
2017年08月24日(木) 下北沢GARDEN
2017年08月25日(金) 池袋EDGE
2017年09月14日(木) SHIBUYA REX
2017年10月06日(金) 名古屋 ell.FITS ALL
2017年10月07日(土) 阿倍野 ROCKTOWN

ジャックケイパー PROFILE

※画像クリックで大きい画像が表示されます。

  • Vocal:
    飛炉
    Birth:
    03.22
    Blood:
    AB

  • Guitar:
    ひな太
    Birth:
    01.07
    Blood:
    AB

  • Guitar:
    李九
    Birth:
    09.04
    Blood:
    A

  • Bass:
    U
    Birth:
    07.15
    Blood:
    A

  • Drums:

    Birth:
    03.18
    Blood:
    O



DISCOGRAPHY

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