INTERVIEW

游彩「雨」

2017.07.19
2017年1月より始動した游彩の2枚目となるシングル『雨』が7月26日にリリースされる。
「雨」は、游彩の真骨頂ともいえる壮大なミディアムバラードに仕上がっており、C/Wにはライヴで大好評の「渇望」「真宵路」を収録!
8月からは初の単独公演巡業を東名阪で行うことも決定! 怒涛の勢いで全国を行脚する游彩に注目だ!

取材・文:山本貴也
『游彩が始まるのが怖くてしかたがなかった』

――始動から半年が経ちましたが、どんな半年間でしたか? :游彩が始動してからは半年ですけど、前からこのメンバーで一緒にやっているので、気持ち的にはゼロではないなって思ってたんです。でも蓋を開けてみたら意外とゼロでしたね(笑)。最初はギャップがあって、そこに気づいた時は結構悩みました。 ――どういうギャップが? :この4人でのライヴ経験は多少なりともあったので、もう少しやれるかなと思ってたんだけど、意外とやれなかったですね。

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雨音 類(以下。類):同じメンバーでやってるとはいえ、前のバンドでこの4人で活動した期間は4ヶ月くらいだったんで、そういう意味では最初からそんなにうまくいかないよなって。でも、もしかしたらうまくいくかもかもっていう期待と思い込みが強すぎたんですよね。その現実とのギャップを感じた時期があって、そんな時にいろんなツアーに出させてもらってたくさん経験を経て、ようやく自分たちをどう魅せるかが分かってきたんです。今思えば最初は迷いながら活動していたのかもしれない。そういう意味では今がようやくスタートラインなのかなって。 ――若干見切り発車的なところがあった? :言い訳になっちゃうかもしれないけど、準備期間もなかったし多少はありました。今回の「雨」に関しても、感覚的には「アイラク偽心」よりも游彩の方向性を見せられる曲になったので、ここからが本当のスタートかなって。 ――大蛇さんは? 大蛇:僕はここだけの話、游彩が始まるのが怖くてしかたがなかったんです。 :たぶん全員が怖かったと思います。 大蛇:「游彩の大蛇って何なんやろ?」みたいな。どう振る舞ったらいいのか最初は本当にわからなかったんです。そこから半年経って、まだ言葉で表せるほど具体的なものはないんですけど、自分でもそれをたしかめながらライヴをしてる状態です。 沙久:この半年間は本当にあっという間に過ぎ去っていったので、まだちょっとフワフワしてるというか、地に足がついてない感じが……。 :こっちはスタートしてんのにまだスタートしてへんのか?(笑) 一同:(笑)。 沙久:「アイラク偽心」の時はちょっと無理してる感じがあったんですけど、今はちょっと落ち着いたというか、ヴィジュアル面的にも自然になったと思います。 『大人になると雨ってすごく感傷的というか、憂鬱になりがちなので、そこに気持ちの暗い部分を重ねてみました』
――2枚目のシングル『雨』がリリースされます。こういう楽曲でくるのは意外でした。 :僕らも意外でしたけどね(笑)。1枚目のコンセプトが“哀愁ショック”だったので、それに沿うようにちょっとアッパーな曲で、サビはちょっと開けた感じになりました。今まではお客さんを動かす曲ばかりを重点的に作ってきたんですけど、そうじゃない曲を初めてに近いぐらいの感覚で作ってみたらお客さんの反応も良かったんです。メンバーにもアゲアゲの曲でいくよりも、「こういうのやってみない?」って提示してみたら……。 大蛇:「いいんじゃな〜い!」って。 一同:(笑)。 :ライヴで何回かやっていくうちに印象が変わってきて「いいね」って。逆に言うと、ライヴでこういう聞かせる空間を作ることをしたことがなかったので、最初はライヴするのが怖かったんです。それがだんだん「魅せられてるな」って思えるようになってきて、游彩というものを分かりやすく伝えられてるんじゃないかなって思ったんです。 ――タイトルを「雨」にしたのはどうして? :デモを受け取って歌詞を書いてる時に、“雨”だなって思ったんです。曲を聴いた段階では全く感じなかったんですけど、いつの間にかイメージが“雨”になってました。歌詞についてはあまり深くを語るつもりはないんですけど、小さい時は雨って楽しいなって思ったりしましたけど、大人になると雨ってすごく感傷的というか、憂鬱になりがちなので、そこに気持ちの暗い部分を重ねてみました。たぶん数回聴いただけじゃ分からないと思うんですけど、読み取ってほしいなと思います。 ――曲調に関してはだんだんハードロック好きの慶さん節が出てきてますね。 :以前よりかは自由度が増したので、そこが大きいかもしれないですね。だから弾いててすごく楽しいです。 沙久:イントロのリフは完全にハードロックだよね。 :この前、ある有名ギタリスト5人のライヴを見に行ったんですけど、それ見て「ギタリストってカッコいいな」ってあらためて思ったんですよね。その影響も大きいかもしれないですね。 ――では「雨」でこだわった部分などを教えてください。 大蛇:2番のAメロですかね。 :やっぱり(笑)。 大蛇:僕の大好きなJさん節が出てると思います。 沙久:僕はイントロに入る前のドラムフレーズと、2サビが終わってのタム回しがお気に入りです。 ――MUSIC VIDEOでは滝に打たれてましたね。 :初めて着た衣装をびちゃびちゃにして撮ったんですけど、とにかく寒かった……。滝ってすごく重たくて、体力も奪われるし途中でフラフラしてくるんですよね(笑)。でも滝に打たれてるからか気持ちは入りました。 ――見どころや撮影の逸話があれば教えてください。 :間奏部分でトリルしてるんですけど、あれはなかなかしんどかったですね(笑)。でもちゃんと撮れてたし、やっぱりピンで映る所はいいですね。 沙久:ドラムセットを滝の裏側に置いて撮影したんですけど、セットを置いてる場所が濡れてて、スタッフさんが動き回ってたらぶつかって水の中にボチャーンと……。レンタルしてた機材だったのでかなりパニックでした。 :全部が見どころ過ぎてピックアップできないんですけど、強いてあげれば滝に打たれて必死に歌ってるところですね。感情が伝わると思います。 大蛇:撮影の合間に写メをたくさん撮ってて、手乗り慶とかやって遊んでたら、慶くんが思いっきりコケて撮影前に衣装を汚すっていう(笑)。 :足場が悪くて豪快に滑りました(笑)。川なんで苔が生えてたりしてヌルヌルするんですよ。 『初めて游彩だけでできるライヴなので、游彩らしさを存分に詰め込んだライヴにしたい』
――C/W「渇望」はいかがでしょうか? :この曲は出来てからずっとライヴでやってるので、ファンの人からもおなじみの曲だと思います。ノリやすい上にサビは聴かせられるのがすごく好きです。 :BPMが200なので右手のダウンピッキングがしんどいです(笑)。前半のイントロが特に長いので、1曲目とかで体が暖まってない時にやると右手がヤバイです……。2サビ終わりとかすごく気に入ってます。 :この歌詞はすごく分かりやすくて、いき過ぎた愛情というか、好きな気持ちが強すぎて、どうしても手に入れたい欲求をストーカー的な感じで書いています。「渇望」というタイトルも喉から手が出るほどほしいという感情をあらわしています。 ――「真宵路」(B TYPEのみ収録)、は“まよいみち”と読むんですね。 :普通読めないですよね(笑)。これも初期からある曲で、和風の歌モノのバンドの方向性ですね。 ――この手の楽曲はお手の物という感じがします。 :もはや自分が何が得意なのか分からないですけど、作った当初は「メロディライン大丈夫かな?」って不安でした。今は気に入ってますけどね。 ――ソロまわしもあるからライヴで映えそうですね。 大蛇:あれ、やりたかったんです(笑)。 :1サビが終わった後にすぐドラムソロになるので、いつもドラムが見えるようにしゃがんでるので、そこも注目です(笑)。 :そんなこと言ったらみんなしゃがんでる類くん見ちゃうじゃん(笑)。 ――8月には初の単独巡業「会心ノ咆哮」がひかえていますが、初ワンマンとは意外でした。 :初めて游彩だけでできるライヴなので、游彩らしさを存分に詰め込んだライヴにしたいですね。ここまでの集大成じゃないですけど、客さんにも「游彩をもっと応援したい!」って思ってもらえるようなライヴにできたらなと思ってます。 ――音源になってない曲もたくさん披露するんですか? :そういうことになりますね。 :「雨」をリリースして、雰囲気で魅せる曲もできたので、そういうところもしっかりと魅せて、ギタリストはカッコいいって思わせたいですね。気持ちは熱く手元は冷静にいい緊張感をもって臨みたいです。 大蛇:全部土曜だし、誕生日も近いのでフィーバーさせたいですね。 :誕生日のくだりはカットでいいです(笑)。 大蛇:初ワンマンですけど、初めてじゃないような気持ちもあるので、改めて気を引き締めてこの3日間をフィーバーさせたいです。 沙久:緊張すると思うんですけど、時間が長い分いろんな魅せ方もできるので、ワンマンでしか味わえない空気感を感じてもらって、楽しんでも帰ってもらいたいですね。




COMMENT MOVIE

RELEASE

New Single「雨」
2017年07月26日 Release!!
【Aタイプ】
CD+DVD
¥1,800(税抜)
[CD]
01. 雨
02. 渇望
[DVD]
01. 雨

【Bタイプ】
CD
¥1,500(税抜)
[CD]
01. 雨
02. 渇望
03. 真宵路


LIVE INFORMATION

游彩単独公演「会心ノ咆哮」

2017年08月19日(土) 名古屋ell.SIZE
2017年08月26日(土) SHIBUYA REX
2017年09月02日(土) OSAKA RUIDO




2017年07月23日(土) 仙台MACANA
2017年07月30日(日) 新横浜NEW SIDE BEACH!!
2017年08月05日(土) OSAKA MUSE
2017年08月06日(日) 名古屋ell.FITS ALL
2017年08月20日(日) 新宿ReNY
2017年09月05日(火) 仙台MACANA
2017年09月09日(土) OSAKA RUIDO
2017年09月10日(日) 名古屋ell.FITS ALL
2017年09月18日(月・祝) 福岡DRUM SON
2017年09月20日(水) 岡山IMAGE
2017年09月23日(土) 高田馬場AREA
2017年11月17日(金) 名古屋ell.FITS ALL
2017年11月18日(日) OSAKA RUIDO
2017年11月27日(月) TSUTAYA O-WEST

游彩 PROFILE


  • Vocal:
    雨音 類
    Birth:
    08.12
    Blood:
    O

  • Guitar:

    Birth:
    07.26
    Blood:
    O

  • Bass:
    大蛇
    Birth:
    09.05
    Blood:
    O

  • Drums:
    沙久
    Birth:
    08.21
    Blood:
    B



DISCOGRAPHY

アーティストタグ

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