INTERVIEW

Develop One's Faculties「My World」

2017.07.04
Develop One’s Facultiesのニューシングル『My World』はメインコンポーザーであり、ヴォーカル&ギタリストであるyuyaが「自分たちの世界に触れている時間は少しでも幸せであって欲しい」という想いを込めたナンバー。
ライヴを重ねる内に生まれた心境の変化がストレートに歌詞に反映された曲となった。
12月20日にTSUTAYA O-EASTで初のワンマンライヴを控えている彼らが今、感じている自分たちの世界とは――?

取材・文:山本弘子
『こんなに明るい曲がリード曲になるって珍しい』

――ニューシングル「My World」はファンクで洗練されたサウンドが気持ちいい中毒性のあるメロディの曲ですね。 yuya:僕は基本的に絵からアイディアを得て曲を書くことが多いんですが、今回の曲に関しては自分の中にテーマがあったんです。前回のミニアルバム『I WANT MY FREEDOM』はタイトル通り、シンプルに自由が欲しいっていう。世知辛い世の中で自由を感じる事が少ないという想いがあって作ったんですけど、それを訴えかけたからといって終わりじゃないなと思ったんです。「My World」はDevelop One’s Facultiesのライヴに来てくれたり、CDで自分らの音に触れている時間は少しでも幸せになってほしいという気持ちで作りました。実際、ライヴをしてる時に客席を見るとみんなその時は自由を感じているような良い表情をしてるんですよね。苦しいことや悲しいこともいろいろある中、会場にいる時間はそれをとっぱらえているというか――。「ありがとう」「救われました」という手紙ももらいますけど、こっちもみんなに救われている。それで“僕らの世界”というタイトルにしたんです。 ――ちなみにメンバーはどの時点でyuyaさんの曲を聴くんですか?

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yuya:メロディがついた時点ですね。歌詞は岡田語(岡田はyuyaの本名。何を歌っているか分からない独自の言語)状態の時に聴いてます(笑)。 rui:その時点ではタイトルも決まっていなかったですね。「My World」は今までの自分たちの音楽ルーツも曲に含まれているし、真新しさもあって刺激を感じました。 yuya:こんな明るい曲がリードになるって珍しいよね。 rui:メインの曲はマイナー調が多いからね。 yuya:悲しげな曲が多いんです。こんなに前向きに書いた歌詞も今まであまりなかったかもしれない。僕、前向きな曲はあまり好きじゃないんですよ。 ――それは何か理由があるんですか? yuya:聴く分には好きなんですけど、自分が歌うとなると思ってもいないことを言葉にしても響かないだろうなって。今回、こういう前向きな歌詞を書いたのは自分たちの音楽で幸せになってもらいたいと思える自分に出会えたからなんです ――“少しでも君が笑顔になれるなら”って歌っていますものね。 yuya:はい。そういう言葉を基本歌わなかったですから。 detto:きっと心境の変化だと思います。僕は「My World」を最初に聴いた時はプールで水着のお姉ちゃんが踊ってる姿が思い浮かんだ(笑)。 yuya:確かにそういうイメージが浮かぶかもしれないね。 detto:今まで明るい曲が全くなかったわけじゃないけど、今回は「夏!」「パーティー!」 っていうテンションを感じたのでベースも縦ノリじゃないけど、自然と身体が揺れちゃうビートを意識して弾きました。俺のグルーヴが伝わったらいいなって。 ――グルーヴ、気持ちいいですよ。 detto:7月に出すから夏っぽい感じがピッタリだなって。明るい曲調だけど歌詞はメッセージ性があるのでギャップを感じつつ、いい意味でマッチしてるんじゃないかと。 yuya:スタジオでMVの話をしている時にdettoくんの感想を知らずに「海でホースの水をバーッと撒いて踊ってるイメージじゃない?」って言ったんですけど、メンバーって同じこと考えてるんだなって。嬉しいですね。 ――水着のお姉ちゃんまでは思い浮かばなかったけど(笑)、聴いていてキラキラした太陽の光は浮かびました。 detto:黄色っぽいイメージなんですよね。水色と黄色。 yuya:かき氷でいうとブルーハワイみたいな(笑)。 ――ははは。Johannesさんはどんな印象を受けましたか? Johannes:【※マネージャーによる翻訳済み】 「なるほど、こう来たか」って面白いなと思いました。自分はジャケットをデザインしてるんですけど、2人との共通点はよく見ると水しぶきが描かれてるんですよ。 ――水が共通点。さっきdettoさんは身体が揺れるビートを意識したと話してくれましたが、各自、こだわったところは? rui:ギターに関してはyuyaからきっちりしたデモが上がってくるので、現場で話しながら、足りないところはプラスするし、必要ないところは削っていきますね。「ここはこんな感じ?」って僕が弾いたものを上回るものがまた返ってきたり、2人でやりとりをしながら考えていきます。 ――アルペジオが入っていたり、繊細なアンサンブルですよね。 rui:基本的にyuyaがベーシックなバッキングを弾いて、僕がうわものを弾くことが多いんですけど、今回のデモにはアルペジオが入っていたので、そのままのフレーズを弾いてますね。yuyaも僕がこういう感じで弾くだろうなっていうギターを入れてきてくれるので。 yuya:3年目にもなるとメンバーの好みも掴めてきますからね。 Johannes:【※マネージャーによる翻訳済み】ドラムは大サビでスネアロールをいっぱい重ねてるんですけど、何台もスネアを用意して、順番に録っていってこだわりました。そこでJohannes鼓笛隊が登場しているのがポイントです(笑)。 yuya:この曲はどれだけグルーヴィーなギターを弾けるかどうかでした。レコーディングの時は歌もふくめて基本フラットでいたいから、意外と気づいたら終わってる感じなんですよ。自分が納得できるテイクがとれたら終わりっていう。 『いつもヴィジュアル系にありそうでなかったキレイな服を目指しています』 ――みなさんのヴィジュアルを知らずに曲だけ聴くとギターロックバンドの印象が強いんです。ジャンルのスタンスは自由な感じなんですか? rui:そもそもヴィジュアル系自体、自由だと思うんですよ。ウチらは結成当初から「カッコいいと思うこと以外はやらなくていいんじゃない?」って話してたから、各自の音楽がそのまま反映されているのかなと。 yuya:僕も彼の意見に近いんですけど、ジャンルとか特に考えてないんですよ。いろんな人に「ヴィジュアル系っぽくないよね」とか「J-ROCKっぽいね」って言われるんですけど、いいと思ったもの、ピンときたものをやっているという事実だけでいいんじゃない? って。このシーンでやってるからヴィジュアル系。それぐらいシンプルな気持ちです。 ――確かにヴィジュアル系にはいろんなジャンルをやっているバンドがいると思います。そう感じたのは音というより歌い方なのかなって。いろんなフィールドで受け入れられそうな音楽だなと。 rui:そうですね。ただ、僕らの衣装はいつも楽曲のコンセプトに沿っているし、ステージの表現もこだわっているんです。ひとつ前の衣装は「monochro」という曲に沿ってyuyaだけ黒で3人が白の衣装だったりとか。今回の「My World」に関しては世界観がガラッと変わって、表に向けてもっと届けていきたいという気持ちがあるので、各自の衣装にやや爽やかな色が入っています。僕だけ若干、黒っぽいんですけど、いつもヴィジュアル系にありそうでなくて、一般の人たちが見ても服としてキレイだと思えるものを意識しています。 yuya:今回はパリコレに出てきそうな感じというか。渋谷というよりは代官山みたいなイメージ(笑)。 ――MVは撮影しているんですか? rui:撮影しました。 ――それはCDにはパッケージされない? rui:入らないです。基本的にフルサイズのMVは「いつか見せてあげるから」というスタンスなので。 yuya:アップされるのはショートヴァージョンだけなんです。YouTubeで当たり前に見れるご時世だからこそ、6~7本撮りだめたものをクリップ集という形で出したほうがドキドキ、ワクワクしてもらえるんじゃないかなと。 『楽曲を聴いて「こんな感じかな?」って思ってライヴに来たらギャップがあると思います』 ――フルサイズはどうなっているのか想像しながら見るのも楽しいですよね。カップリングの「攻める」ではイントロで“やかましい曲が始まりま~す”と宣言していますね。 yuya:この曲、「攻める」と書いて“センチメンタル”って読むんです。ファイティングポーズとってるような攻めてる曲になりましたね。歌詞を岡田語にしたのは歌詞にフォーカスを当てたくなかったから。メロディや歌も楽器として聴いてほしいなって。 ――なぜ、センチメンタルなんですか? yuya:ひとつの理由は世の中を見ていてセンチメンタルな気持ちになる事が多いから。でも、世の中に負けちゃいけないと思うし、悲しい想いをしたって少しでも笑っていてほしいし、ハッピーになってほしい。センチメンタルな気分になる世の中だからこそ、強気で攻めていこうっていう。 rui:「攻める」って言われた時には「それ、曲のタイトルですか?」ってだいぶドキドキしましたね。3人とも「えっ?」って(笑)。 yuya:僕がこれで行かせてくれって押し切りました。 rui:自分達のバンドの曲でいうとダウンチューニングの激しい曲が1曲だけあるんですけど、もう1つ増えたなって。 ――ライヴで暴れてほしい曲ですか? detto:そうですね。とは言え、ベースはけっこう忙しくリズムも複雑な箇所があるので、弾くのに必死でこっちはなかなか暴れられない曲です(笑)。お客さんは頭振ってくれていて、振りたい衝動はあるんだけど、「ごめん! 今、俺、左手がすごく忙しいんだ」って(笑)。 yuya:左手攻めてるよね。歌もめっちゃしんどいし、ドラムもバコバコ叩いてるし、メンバー全員、必ずどこか攻めてる曲。だからメッセージとしては世の中に対して攻めの姿勢でいてほしいっていうことなんです。 Johannes:【※マネージャーによる翻訳済み】僕も気持ちは攻めてるんですけど、とにかく叩くのに忙しくて(笑)。レコーディングで気づいたのは普通はハイハットを多めに叩くんですけど、この曲、気づいたら2回しか叩いてなかったんですよ。そこも攻めてる(笑)。 ――ギターソロも熱いですよ。 yuya:攻めてます。 rui:(yuyaは)いい感じのソロが弾けると「スゴイよ。攻めてるよ」ってレスが来るんですよ。 yuya:1音目からスケールアウトしてますからね。 ――では、今後のDevelop One’s Facultiesの計画について教えてください。この夏はワンマンもあるし、イベントも盛りだくさんで忙しいですね。 rui:そうでもないですよ。 yuya:こんなにライヴできるなんて幸せなことですけどね。 rui:今年は12月までひたすらライヴをやっていきます。 ――ViSULOGの読者に DOFのライヴの魅力を伝えると? rui:まず、楽曲を聴いて「こんな感じかな?」って思ってライヴに来たらギャップがあると思います。アホほど動いているので。ゴテゴテした衣装着てるのにdettoさんはベース噛んだりしますからね。最近、やってないの? detto:昨日、久しぶりにやった。ベースを口で持ち上げるんですよ。 yuya:彼はベースに歯型がついてますからね。 ――ベースって4㎏ぐらいあるんじゃない? detto:何㎏かわからないですけど、しっかり噛まないと落ちますね。 rui:そんなことするバンドだとは思わないんじゃないかと。 ――かなりアクロバティックなパフォーマンスをしてるんですね。 detto:バンド全体として、あまりやってないことをやっているかもしれないですね。 rui:確かに。あっけにとられる人は多いかもしれない。それでいて楽しかったらニコニコしてるし。ちゃんと気持ちが伝わるライヴをしてます。 Johannes:視覚的 enjoy パフォーマンス ――精力的にライヴを各地で行って、2017年の締めが12月20日にTSUTAYA O-EASTで開催されるワンマン「Welcome to My World」ですか? yuya:今年のゴールなので、そこを目指して頑張っていきます。




COMMENT MOVIE

RELEASE

5th single「My World」
2017年07月05日 Release!!
CD
DOF-012 / ¥1,200(税込)
[CD]
01. My World
02. 攻める

LIVE INFORMATION

ONEMAN「MMLI」追加公演 「My Music Life Is」

2017年08月02日(水) SUSUKINO 810
2017年08月03日(木) SUSUKINO 810
2017年08月15日(火) 福岡DRUM SON

まだ認識間違ってますよ!Neverland DOF グリモア 東名阪スリーマンツアー『我々の事まだ観てないの?』

2017年09月26日(火) 大阪MUSE
2017年09月27日(水) 名古屋M.I.D
2017年09月28日(木) 高田馬場AREA

ニ進化十進法

2017年10月21日(土) 博多DRUM SON
2017年10月22日(日) 博多DRUM SON
2017年10月24日(火) 広島セカンドクラッチ
2017年10月26日(木) 岡山IMAGE
2017年10月28日(土) 大阪RUIDO
2017年10月29日(日) 名古屋ell FITS ALL
2017年11月03日(祝) 長野CLUB JUNK BOX
2017年11月04日(土) 金沢AZ
2017年11月05日(日) 新潟GOLDEN PIGS BLACK STAGE
2017年11月11日(土) 池袋EDGE
2017年11月18日(土) 新横浜NEW SIDE BEACH!!
2017年11月19日(日) 柏Thumb Up
2017年11月23日(祝) 仙台MACANA
2017年11月25日(土) 札幌KRAPS HALL
2017年11月26日(日) 札幌KRAPS HALL
2017年12月01日(金) 下北沢GARDEN

ONEMAN「Welcome to My World」

2017年12月20日(水) TSUTAYA O-EAST


2017年07月07日(金) 大阪MUSE
2017年07月08日(土) 名古屋SPADE BOX
2017年07月13日(木) 池袋EDGE
2017年07月14日(金) 新宿ReNY
2017年07月27日(木) 渋谷REX
2017年07月29日(土) 名古屋CLUB UPSET
2017年08月07日(月) 池袋EDGE
2017年08月19日(土) 高田馬場AREA
2017年08月22日(火) 仙台MACANA
2017年08月24日(木) 大阪RUIDO
2017年08月25日(金) 名古屋ell.FITS ALL
2017年08月29日(火) 高田馬場AREA
2017年09月03日(日) 金沢AZ
2017年09月05日(火) 仙台MACANA
2017年09月09日(土) 大阪RUIDO
2017年09月10日(日) 名古屋ell.FITS ALL
2017年09月18日(月・祝) 福岡DRUM SON
2017年09月20日(水) 岡山IMAGE
2017年09月23日(土) 高田馬場AREA

Develop One's Faculties PROFILE

※画像クリックで大きい画像が表示されます。

  • Asserter:
    yuya
    Birth:
    05.08

  • Guitar:
    rui
    Birth:
    07.26

  • Bass:
    detto
    Birth:
    07.13

  • Drums:
    Johannes
    Birth:
    06.08



DISCOGRAPHY

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