INTERVIEW

JILUKA「Xenomorphic」

2017.06.20
その音の衝撃に、あなたは興奮を覚えるか!? その耳が耐えられるか!?
ラウドでスクリーモなV系ジェントコアバンド「JILUKA」。彼らが6月28日に3rdミニアルバム『Xenpmorphic』を発売する。
7月23日には渋谷WWWを舞台に3rdワンマン公演も控えている彼らへ、ワンマンに向けての意気込みを含め、JILUKAの魅力を紐解いた。

取材・文:長澤智典
『寿司も喰いたいし、焼肉もすき焼きも食べたい。バイキング形式の料理の中から、1曲ごといろんな食材を取り入れ楽曲という皿の上に並べているのが今のJILUKA』

――JILUKAと言えば、V系ジェントコアバンドという印象。バンドを結成した頃から、そこは明確に押し出していたのでしょうか? Sena:このメンバーが集まったときにメタル寄りな音楽性を求めようという意識は全員共通して持っていたのですが、最初から今のスタイルを求めてたというよりは、活動をしていく中、世間の反応をバンドへフィードバックし続けた結果、だんだんヘヴィさを増していった形でした。JILUKAは結成から2年4ヶ月ほど経過しましたが、結成した頃の音楽性と今のサウンドを比べたら、軸は一緒ながら、表層面では別物なバンドという印象を自分たちでも感じています。2年前は「ジェントコア」と形容してみたりしたんですが、今は「モダンメタル」の方が自分たちとしてはしっくり来る感じです。

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――活動当初は、もっとライトなサウンドだったのでしょうか? Sena:今のヘヴィネスさと比べたら、多少ライトな感じではありました。
Boogie:最初の頃はわりとストレートなメタルサウンドでしたが、それぞれに表現したい多様な音楽性を詰め込んでいく中、今のような1曲の中へいろんな要素を詰め込むスタイルになりました。
Sena:それも、自分たちにしか出来ないことをやろうといろんな挑戦を重ねてきた結果としてのこと。挑戦を試みた楽曲を演奏し受け入れられたり、他のバンドとの差別化を図れる要素が見えてくるたびに、それを自分たち独自の個性として昇華。その工程を繰り返していく中、他のバンドとの差別化やJILUKA独自の個性に磨きをかけ続けているのが今の形なんです。
――JILUKAの場合、コテ系バンドさんとの共演が多いですよね。 Sena:たしかに、激しい音を演奏するバンドさんとの共演は多いです。その中で、先に伝えたよう自分たちにしか出せない音楽性を模索しては確立し続けています。
Zyean:もともと表現したいビジョンはあったし、それを理想通りに表現するために、経験を重ねるごと、メンバーそれぞれが持つ多様性をバンド内に取り入れてきました。だから今も、理想とする音楽性を目指して表現し続けてます。いろんな要素を1曲の中へ過剰に入れ込んでしまうくらいの貪欲さで(笑)。
Sena:みんな普段からいろんなジャンルの音楽を聞いて、そこで刺激を得たエッセンスをJILUKAの中へ投影していく。とにかく、みんな貪欲なんですよ。
Ricko:そうだね。みんなのやりたいこと、出来ることをいろいろ欲張りに取り入れ続けた結果が今のJILUKAになっている。言い方を変えるなら、寿司も喰いたいし、焼肉もすき焼きも食べたい。それこそ、いろんな料理が並んだバイキング形式の料理の中から、1曲ごとにいろんな食材を取り入れ楽曲という皿の上に並べ続けているのが今のJILUKA。もはや、ちゃんこ鍋ですね。
『英詞が中心でありながら時々日本語の歌詞が入ってくる。そうすることで、逆に日本語の部分が際立って耳に響いてく』
――これだけラウドな音を背景に歌うとなると、かなりパワーを要しません? Ricko:むしろ、激しければ激しいほどテンションは上がります。バコーンと音がせまってくるほどに気持ちいいですし、僕自身メタルが好きなように、サウンドが強くなるたびに「おっ、きてるな」みたいな意識になっています。みんな音が強いんで、僕自身メンバーに負けてられない気持ちを強く持っていますからね。
Sena:それも意識してではなく、自然にそうなっていった。もちろん、意識して激しく持っていくことも可能ですけど、そこを計算してやってくと逆に面白みに欠けてしまう。それよりも、自分たちが心地好い音楽性を求めた結果、それがヘヴィになっているのであれば、それがベストな形。なので、音楽性に関しては素直にアウトプットしています。
――JILUKAは英詞が中心。そこへ、たまに日本語の歌詞も挿入しています。 Sena: JILUKAの楽曲を表現する場合、英詞のほうがマッチするというか。もちろん、日本語の歌詞でもマッチする楽曲はあるんですけど、今のところは英詞のほうが抑揚をつけやすい感じはありますね。メロディに関しても、英詞のほうが映えやすいぶん、自然と英詞を求めてしまう傾向は強いです。ただし、制作をしていく段階では英詞と日本語詞の両方を試すんですよ。そのうえで「ここは英詞だな」と思ったら英詞にするし、「ここは日本語が映える」と思ったら日本語を取り入れる。だから楽曲の中にも、英詞が中心でありながら時々日本語の歌詞が入ってくることがあるんです。そうすることで、逆に日本語の部分が際立って耳に響いていくと思うんですよ。
Ricko:そうだね。まあJILUKAの楽曲の場合、英詞のほうが抑揚を出しやすいってことだね。
『自分がこのバンドではなく他のバンドのメンバーだったら、絶対にJILUKAとは対バンしたくない』
――JILUKAの楽曲はSenaさんが担っています。メンバーそれぞれ、Senaさんの作る楽曲をどのように受け止めてます? Boogie:パッと聴いた瞬間からサビが入ってきますね。サビとサビ以外のメリハリがとても良く出てる。何より、ノリがいいよね。
Zyean:たしかに。しかもメタル要素が強いんだけど、普段自分が聞いてるメタルにはない展開や構成もある。そこがSenaの作る楽曲の面白さなんだと思う。
Ricko:1回聴いただけで、ライヴをすごく楽しめる姿が見えてくる。いろんな想像を掻き立てる楽曲だから聞いてて面白いです。
――音源でも迫力あるように、それがライヴになると、さらに臨場感は増しそうですよね。 Ricko:ライヴはヤバいですよ。自分がこのバンドではなく他のバンドのメンバーだったら、絶対にJILUKAとは対バンしたくない(笑)。何より、敵にまわしたくはない。だからこそ、彼らと同じメンバーでいれて自分は良かったなと思ってますよ。
Sena:ライヴで一番変わるのはヴォーカルのRickoなんですよ。ライヴに於ける彼のステージ運びやマイクパフォーマンスが入って初めて完成する楽曲もあるように、JILUKAのライヴの要となっているのがRickoなのは間違いないからね。
Ricko:そこは自由にやらせてもらってます。
『まさに「革命」を起こした作品』
――JILUKAは6月28日に最新ミニアルバム『Xenomorphic』をリリースします。今回の作品は、どんな狙いを持って作りあげたのでしょうか? Sena:“Xenomorphic”は“異形”という意味なんですけど。自分たちが活動をしていく中で気づいたのが、JILUKAはキャッチーな部分と異端な部分を魅力にしているバンドということ。ならば、その異端な部分を今回は強く押し出そうとこの作品を作りました。
Boogie:シングルと違い、曲数が多くなると飛ばして聞いてしまうことも出てくる。そうはならないよう、個性豊かでバラエティに富んだ楽曲たちを詰め込み、そのうえでストーリー性を持たせた作品としても作りあげました。
Zyean:まさに「革命」を起こした作品ですよ。中でも「Omelas」のギターソロは、あまりにも凄すぎて言葉が出なかったくらい。あのときSenaが「一緒に革命を起こそうよ」と言ってきたんだけど、本当にそう出来ると思いましたね。
Sena:「Omelas」みたいな楽曲ってヴィジュアルシーンに於いてもメタルシーンに於いても、まさにJILUKA特有のオリジナルナンバーになり得る手応えを感じました。
Zyean:どの曲もそうだけど、中でも「Omelas」はいろんな音楽スタイルを組み込んだ楽曲に仕上がっている。個人的な印象で捉えるなら、ミニアルバムの『Xenomorphic』は前半部が攻めの表情で迫り、後半ではメロディアスな面でがっちり心をつかんでいく。全曲通して聞いてこそ凄く面白いと思える作品になりました。
Ricko:1曲ごとに楽器隊の表情が変われば、自分も1曲ごとに歌い方の表情を変えている。とくに、歌詞に込めた想いを歌声にも投影しているように、そこは聞いて欲しいポイント。それこそ「Omelas」で例えるなら、慟哭するような悲しさと悲哀を持った悲しさを歌声を駆使して1曲の中に投影。そういう曲ごとの表情の変化も感じながら聞いて欲しい。
Sena:まさにミニアルバムの『Xenomorphic』には、JILUKAが持つ異端な表情をしっかり打ち出せた手応えを感じてます。メンバーそれぞれの個性をわかっているからこそ、この曲なら誰それのこういう魅力を打ち出せる。何より大きいのが、そこをすべて把握したうえで楽曲を作っていること。そのうえでメンバーがさらに個性を塗り重ねていくように、メンバーそれぞれの持ち味を遺憾なく発揮した作品にもなっています。
『自分たちが勝負を仕掛けることで、それがお客さんたちの期待にも繋がっていけたらなと思ってる』
――7月23日には渋谷WWW で3rdワンマン公演が決定しました。 Sena:1stワンマンを池袋Black Holeで、2ndを池袋EDGEで行い、3回目となる今回のワンマンはキャパを上げ渋谷WWWで行うことを決めました。そうしたのも、自分たちの今の力を試したい気持ちが一つ。何より、バンドってお客さんたちと一緒に成長し続けていく存在のように、その仲間たちと今回は一緒に大きくステップアップしていきたいなと思い、キャパを上げました。自分たちが勝負を仕掛けることで、それがお客さんたちの期待にも繋がっていけたらなと思ってます。
Boogie:たしかにキャパは上げたんですけど、けっして無理なキャパ上げではない。もちろん挑戦する立場であるけど、今の僕らなら成功出来ると思ってる。むしろ、こうやって挑戦意欲を掻き立てることが自分たち自身の成長へも繋がっていきますからね。
Zyean:もちろん挑戦の意味あいはあるんですけど、来るべくして来た感じがしています。まさに「時は来た」ですよ。
Boogie:風林火山かよ(笑)。
Zyean:自分たちだったら大丈夫だと信じていれば、やり遂げられる気しかしてないです。まさに、今この時が来たって意識ですから。
Ricko:今のJILUKAにとって渋谷WWWは勝負となる場。ここで勝って、さらに俺たちは強くなっていく。それを見せつける場だからこそ、かならず勝ちに行きます。気持ちは、「オラーッ! いくぞー!!」ですよ。
Sena:JILUKAはまだまだ攻め込んでいくので、これからも応援よろしくお願いします。




COMMENT MOVIE

RELEASE

3rdミニアルバム「Xenomorphic」
2017年06月28日 Release!!
CD+DVD
DPRJ-1007 / ¥3,200(税抜)
[CD]
01. -Bipolar-
02. Omelas
03. Ajna
04. Bloodshot
05. Necropolis
06. Helix
[DVD][附属DVD]
01. Faizh (music video)
02. Divine Error (music video)
03. Lethal Affliction (music video)
04. -The Divine Gear- (機材紹介)

LIVE INFORMATION

FIXER vs JILUKAツーマン「DUAL FIRE from HELL」

2017年07月03日(月) 恵比寿 club aim

JILUKA 3rd ONEMAN LIVE

2017年07月23日(日) 渋谷 WWW

JILUKA presents H.B.S EXTRA-ONEMAN LIVE「S生誕祭」

2017年08月26日(土) 恵比寿 club aim

HYSTERIC CIRCUS 2017 in 夏

2017年08月29日(火) 池袋 EDGE


2017年06月24日(土) 高田馬場 AREA
2017年07月05日(水) 大阪 RUIDO
2017年07月06日(木) HOLIDAY NEXT NAGOYA
2017年07月13日(木) 渋谷 REX
2017年08月03日(木) TSUTAYA O-EAST / TSUTAYA O-WEST / TSUTAYA O-nest /TSUTAYA O-Crest / clubasia / shibuya duo MUSIC EXCHANGE (全6会場)
2017年08月09日(水) 巣鴨 獅子王
2017年08月13日(日) 高田馬場 AREA
2017年09月03日(日) 金沢 AZ
2017年09月10日(日) 大阪 RUIDO
2017年09月10日(日) 名古屋 ell.FITS ALL
2017年09月16日(土) 高田馬場 AREA
2017年09月24日(日) 渋谷 REX
2017年10月28日(土) 新宿 BLAZE

JILUKA PROFILE

※画像クリックで大きい画像が表示されます。

  • Vocal:
    Ricko
    Birth:
    12.30

  • Guitar:
    Sena
    Birth:
    08.25

  • Bass:
    Boogie
    Birth:
    04.03

  • Drums:
    Zyean
    Birth:
    01.22



DISCOGRAPHY

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