INTERVIEW

アンフィル「Lamplight=melody」

2016.12.20
10月に行われた初の東名阪ワンマンツアー「アンフィル 東名阪 ONEMAN TOUR 16 -物は試し-」を大成功に収めたアンフィルから、6枚目のSingle「Lamplight=melody」が届けられた。
2周年への“決意表明”を込めた歌詞に、アコースティックギターを推しだした疾走感のあるドラマチックな展開が印象的な楽曲だ。
2017年1月22日には新宿BLAZEにて、2nd Anniversary Oneman Live 「Lamplight&feel.-equal-」も控えているアンフィルの5人に話しを訊いた。

取材・文:山本貴也
「ファンとの絆がより深くなったツアーでした」

――初の東名阪ワンマンツアー「-物は試し-」を終えての感想から教えてください。 未月:今年の4月30日に発表してからワンマンツアーのことしか考えてなかったので、その頑張りというか良い結果は出せたなと思ってます。
――東京のワンマンとの名阪での違いはありました? 未月:そこはあんまりなかったんですね。大阪も名古屋も自分たちらしいライヴができたので、ファンの子もそれは感じてくれたんじゃないかなと思います。最終的に名古屋があと数枚でソールドアウトだったんですけどほんの少し届かなかったので、次に行く時は絶対にソールドしたいですね。
翔梧:初のワンマンツアーだったので、どんなものかなとは思ってたんですけど、最初に思い出すのはとにかく楽しかったなってことなんですよね。もちろん細かいことはいろいろあるんですけど、楽しめてやれたことがまずは良かったなと思います。

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:今回は「パロニリア」と「Step bye step」という2つのコンセプトをしっかり決めて挑んだツアーだったので、結構ガチガチになるかもなって思ってたんですけど、自分たちで決めた雰囲気をしっかり出しつつも自由に楽しめたのですごくいいツアーになりました。
ハル:東名阪で合計4本ワンマンをやってきて、慣れてきたっていうと軽いですけど、いい感じにワンマンが身体に染み付いてきて、どんどんいい感じになっていくのが実感できるツアーでしたね。前日も緊張することなく、本番もいい緊張感でやれたし、精神コントロールがうまくできるようになったことは自分の中で大きな自信に繋がりました。
yukito:名阪に関しては初のワンマンということもあり、本当に来てくれるのかなっていう不安があったんですけど、蓋を開けてみたらたくさんの人が来てくれて本当に嬉しかったです。ただ、やっぱりワンマンライヴはトラブルがつきものというか、毎回のように誰かがトラブってしまったことは反省ですね。
:順番に1人ずつトラブルがおきたんですよ。
未月:名古屋の2曲目で僕がギターの弦を切っちゃったのから始まり……。
yukito:僕は大阪だったんですけど、アンコールでギターソロの前に音が出なくなっちゃって、初めてソロが弾けなかったです。
:東京では僕のストラップのピンが開始早々に吹っ飛んでしまって……。
ハル:僕はダブルアンコールの最後の曲で同期が流れなくなりました。
翔梧:たしかにトラブルは多かったんですけど、そのおかげでファンのみんなが空気を察していつもよりも大きい声を出してくれたりすごく助けられたので、ファンとの絆がより深くなったと思うし、「これがライヴだよな」って思いました。
未月:yukitoがギターソロ前で音が出なくてあたふたしてたので、アドリブでソロっぽいのを弾いたりしました。
翔梧:僕もギターソロのメロディーを歌ってフォローしてたのに、僕には何も言ってくれなかった……(笑)。
yukito:トラブルが無いにこしたことはないんですけど、おかげでたくましくなった部分もあるので、次回のワンマンではもっと余裕を持ってできるかなと思いますね。
「自分にとってのLamplightはメロディーだなって思えた」
――そんな東名阪ワンマンツアーを経て、6枚目のシングル『Lamplight=melody』がリリースされます。表題曲はすごくドラマチックな楽曲ですね。 yukito:表題曲には毎回新しい要素を入れたいので、今回はアコギ(アコースティックギター)をふんだんに入れつつ、おなじみのREGGAEやHIPHOPテイストでアンフィルらしさを出して、サビはキャッチーにという感じで作りました。
――イントロのアコギがすごく目立つし印象的ですね。 yukito:最初はここまでアコギを出すつもりはなかったんですけど、翔梧の意向で全面に出るようになりました。
翔梧:最初はもっとシンセが前に出てたんですけど、「やるならもっと出そうよ」って。
yukito:アコギが前に出てなかったら危うく普通の曲になっちゃうところでしたね。でもアコギの音って、エレキギターを入れるとどうしても奥に引っ込んでしまうので、MIXでいろいろ工夫しながらうまく前に出せて良かったです。
未月:音だけじゃなくて、アコギのフレーズの入れ方もすごく工夫しましたね。
――ライヴでもアコギを弾くんですか? yukito:ライヴ仕様にアレンジしてやっているのでライヴでは弾いてないです。でも、ワンマンとかだったらアコギを弾きたいなって思いますね。
――サビの入りのメロディーもカッコいいですね。 翔梧:最初はサビに入る前にブレイクして入ってたんですけど、そういうパターンが多いなと思って1人だけ先にいってみようと思ってやってみました。
ハル:歌に被せるようにドラムも隙間を埋めるために入れました。
翔梧:最近いい意味ですごく作曲者が挑戦的になってきてるんですよ。デモの段階でメロディーだけじゃなくて、歌のフェイクとかも入れてきてくれるんです。
yukito:フェイクを入れた方がデモがちょっとオシャレに聴こえるので最近は入れることが多いですね。あとはキーも結構挑戦的で、「歌えるかな?」っていうギリギリの高さを狙って出すんですけど、翔梧が僕の挑戦を受けてくれるので楽しいです(笑)。
翔梧:今回もすごく高いんですけど、歌いまわしとか歌詞によって同じ高さでも出しやすいとかがあるんですよ。僕的には「ラヴァ」の方が辛かったですね。
yukito:翔梧の張ってる声が好きなのでついつい高くしたくなっちゃうんですよね(笑)。
――歌詞はどんなことを? 翔梧:2周年のBLAZEに向けて“決意表明”みたいなことを書きたくて、今一度、過去と現在と未来を見直して「これからもやってやるぞ!」という気持ちを絡めて書きました。
――「Lamplight=melody」はどういう意味なんですか? 翔梧:“Lamplight”は灯火という意味なんですけど、灯火って夜の暗闇とかを照らして道を指し示すようなイメージがあって、辛いこととかいろいろあっても「これだけは譲れない」というものがあったら、別に関係ないじゃんって思ったんです。「ラヴァ」も“挑戦”みたいな歌詞だったんですけど、その時は前しか見えてなかったし、同じようにはなりたくないなって思ったんです。これまでの2年間を振り返ってみて、やってきたことは間違ってなかったって思えたし、バンドとか歌とか譲れないものがあったからこそ、辛いことも乗り越えられたんです。そういうゆるがない自分たち(アンフィル)というものを描きたくて、自分にとってのLamplightはメロディーだなって思えたんですよね。
――英語が多いのは意図的なこと? 未月:それ思いました。英語が多いなって初めて認識した歌詞かもしれない。
翔梧:絶対に日本語だけでいきたい曲もあるんですけど、「Lamplight=melody」は曲がスタイリッシュだったこともあって音数も増えるし疾走感も出るから似合うかなと思ったんです。英語の良さってパッと聴きなんだかわからないところだと思うんですけど、それって悪いことばかりじゃないなと思うんですよ。スーッと受け取ってほしいだけじゃない言葉もあって、そういう時には英語を使うようにしてます。
――聴きどころを教えてください。 未月:ピアノのセクションの後のバンドインするところで、ギター2人がタッピングでハモってるセクションですね。最初は「タッピング苦手だからやめよう」って言ってたんですけど、いろいろ教えてもらってる内に「できるかも!」って思ってやってみました。こういうのは初めてやったのですごく新鮮でしたね。
yukito:レコーディングの当日に急にやることになったんですけど、こういう掛け合いは新鮮ですよね。
ハル:MVで弾いてるところ観たけどすごく胡散臭かった……(笑)。
未月:新しい技を習得したのでこれからもバンバン使ってやろうと思います。
:僕はR&Bっぽい感じのセクションですね。アンフィルらしさがよく出てる部分だと思います。ただ、前にも言ったかもしれないけど、全く通ってきてないジャンルなので毎回すごく悩むんですよ。そういう箇所に限ってすごく静かだったりもするので音選びとか間がすごく重要で、楽しいと言えば楽しいんですけど今回も本当に悩みました。
翔梧:また新しい感じのベースになってますよね。「もっと休符増やして!」ってレコーディング中にずっと言ってました(笑)。
:おかげで一皮むけた気がします。
ハル:僕はイントロの部分ですね。バスドラをずっと4分で踏んでるんですけど、こういう空間って何をしても許される場所だと思うので、いろんなパターンを考えるのがすごく楽しかったですね。Bメロに関しては完全にドラムを叩いてないんですけど、なぜかライヴだとそこが一番気合が入るんですよね。
一同:(笑)。
ハル:ライヴ映像を見ても、我ながら様になってるなと思いました(笑)。
――MVはどんな仕上がりに? yukito:透明感のある曲なのでシンプルな映像にしたかったんです。なのでセットを組んで撮るというよりは、白ホリをバックに演奏シーンを撮って、途中で街の風景が描かれていたりもするんですけど、アコギ推しということもあって、未月と背中合わせでアコギを弾いてるシーンもあります。
翔梧:色味も今までになく、ちょっと抜いた感じの色味になっているのでそれも新鮮でした。
「デビュー曲が“錆びた鎖”ってすごいよね」
――C/W「Rusted Chain」はyukitoさんの作詞デビュー曲なんですよね? yukito:はい、初めて歌詞を書いてみました。
翔梧:デビュー曲が“錆びた鎖”ってすごいよね。
一同:(笑)。
yukito:曲もメタルっぽい激しい曲だったので、ヴィジュアル系らしい言葉がいいなと思って(笑)。そこから連想して歌詞の内容ができていったんです。
未月:タイトルが先だったんだね。
yukito:“鎖”というワードから、鎖に繋がれて檻に閉じ込められている自分が浮かんで、そこから脱獄している内容なんですけど、翔梧さんに監修してもらいながらようやく書けました。
:レコーディングで「歌いながら笑いそう」って言ってたよね?
翔梧:出来上がった歌詞は大丈夫なんですけど、最初に送られてきた歌詞はなかなかの世界観だったので、歌いながら笑いそうになっちゃいました(笑)。
――どうして歌詞を書いてみようと思ったんですか? yukito:未月もそうですけど、曲を作るなら作曲者が歌詞も書いた方がいいんじゃないかってところからですね。だけど、「好きだよ」「会いたいよ」みたいなラブソングはあまり書きたくなかったのでテーマを絞っていって、好きな人に会いたいがために脱獄をするっていう感じにまとまりました。苦労はしたけど歌詞を初めて書いてみてまた1つ成長できたかなと思いますね。
――C/W「セピア」のドラムは全部打ち込みですか? ハル:打ち込みですね。僕は音作りとフレーズだけ考えました。
:これは時代に逆行しようと思って作りました。流行りの音楽じゃなく、ちょっと古くてちょいダサだけど懐かしいみたいなところを狙いました。
翔梧:古き良き時代の継承者だね。
――どうしてそういう曲を作ろうと思ったんですか? :歌ものっぽい曲を作ってもピアノとかが入れられないのでyukitoさんとかに勝てないんですよ。だからどうせ作るならちょっと違う色を出そうと思って考えてたら、懐かしい感じのメロディーが思いついたので思い切ってそっちに振り切ってみました。
――どこか冬の匂いもしますよね。 :そうですね。今の季節に合ってると思います。
――「セピア」というタイトルも少し古い感じがしますね。 翔梧:曲調がこういう感じだったので、歌詞にも古いワード散りばめて、タイトルも古い感じにして、レコーディングでもその時代の曲を思い浮かべながら歌いました。
「1人でも多くの人たちと一緒に記念日をお祝いして幸せを分かち合えるようなライヴにしたい」
――来年1月22日には、新宿BLAZEにて2nd Anniversary Oneman Live「Lamplight&feel.-equal-」が行われます。ワンマンの本数自体はまだ10本目ぐらいですよね? 翔梧:新宿BLAZEが8本目になりますね。
――ライヴの構想などは見えてきました? 未月:大きい会場なので演出面にはこだわりたいですね。聴いてもらった曲の世界観が視覚でもわかるようなライヴにしたいですね。
yukito:持ち曲が30曲以上あって、ライヴで数回しかやってない幻の曲とかも出てきているので、曲選びも楽しみにしていただけたらなと思います。
ハル:今まで1回しかやってない曲もありますね。
未月:ちょうどその日が2周年記念日なるんですけど、応援してから2年目の人たちも記念日だと思うし、そのライヴが初めての人は初めて記念日だと思うし、途中からアンフィルを知ってくれた人たちは、過去最高キャパのワンマンを見届けた記念日になると思うので、1人でも多くの人たちと一緒に記念日をお祝いして幸せを分かち合えるようなライヴにしたいです。
:すごくおめでたい特別な日なので、いつも以上に感謝の気持ちが溢れ出ると思いますね。楽しいだけじゃなくて、ガツガツと勢いのあるところも観せたいと思いますし、これからもずっと攻め続けていきたいので、そういう姿勢をも出せたらいいですね。
ハル:皆さん是非2歳の誕生日を祝いに来てください。
翔梧:前回のワンマンツアーのセットリストとほぼ被らないセットリストでワンマンができるバンドはそこまで多くないと思うので、それは1つの自信にはなっているんですけど、アンフィルの強みって、2つに分けられるぐらいの幅広い曲を1つのバンドがやってるところだとも思うし、一度のライヴでどんどんストーリーが進んでいくような展開ができるのも魅力だと思うので、2年間の集大成と3年目の未来も感じさせることができるライヴにしたいですね。1月22日なので是非お年玉を握りしめて遊びにきてください。




COMMENT MOVIE

RELEASE

6th Single「Lamplight=melody」
2016年12月14日 Release!!
【初回限定盤】
CD+DVD
DSI-002 / ¥1,980(税抜)
[CD]
01. Lamplight=melody
02. Rusted Chain
03. セピア

[DVD]
01.Lamplight=melody MV
02.Lamplight=melody MV Making
03.アンフィル東名阪ONEMAN TOUR16 -物は試し-Document

【通常盤】
CD
DSI-003 / ¥1,500(税抜)
[CD]
01. Lamplight=melody
02. Rusted Chain
03. セピア

LIVE INFORMATION

2nd Anniversary Oneman Live 「Lamplight&feel.-equal-」

2017年01月22日(日) 新宿BLAZE
※来場者全員に限定CDプレゼント


2016年12月31日(土) 高田馬場AREA
2016年12月31日(土) 新宿ReNY
2017年01月08日(日) 大阪RUIDO
2017年01月09日(月・祝) 名古屋E.L.L
2017年01月15日(日) 高田馬場AREA
2017年02月11日(土) 名古屋E.L.L
2017年02月12日(日) 大阪RUIDO
2017年03月11日(土) 高田馬場AREA

アンフィル PROFILE


  • Vocal:
    翔梧
    Birth:
    10.05
    Blood:
    AB

  • Guitar:
    yukito
    Birth:
    10.27
    Blood:
    A

  • Guitar:
    未月
    Birth:
    09.30
    Blood:
    A

  • Bass:

    Birth:
    11.02
    Blood:
    AB

  • Drums:
    ハル
    Birth:
    07.15
    Blood:
    O



DISCOGRAPHY

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