INTERVIEW
Special
2015年7月21日、突如現れた新バンド「SHIVA」から、1st Single『VARUNA』が届けられた。宗教信仰をコンセプトに活動している彼ららしさ全開の1st Singleに相応しい楽曲に仕上がっている。
記念すべき1stワンマンもソールドアウトしているSHIVAの5人に話しを訊いた。

取材・文:山本貴也
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「人間同士が争い、傷ついた姿を見てどう思うのか?」
SHIVA
――1月13日に1stシングル『VARUNA』ですが、制作にあたりどんなコンセプトがあったのでしょうか?
TOKIYA:SHIVAは宗教信仰がコンセプトなので、神物の名前をつけたかったんです。最初に『VARUNA』というタイトルを掲げて、そこから皆で曲を作っていき、今回はASUKAの曲が選ばれたんですけど、“VARUNA”というのは、天空の女神様の話なので、そのイメージとASUKAの作ってきたサビのメロディがガッチリとハマりました。
ASUKA:僕の中で“VARUNA”というテーマはそこまで意識せずに、まずは突き刺さるようなメロディ―や印象に残る曲を書きたかったんですよね。そこから“VARUNA”の世界観に合わせて、宗教感のあるフレーズを後から加えていきました。
RUKA:サビがすごくキャッチーで抜ける感じなので、お経のようなイントロ部分はあえて変則的なブラストビートにしてみました。それ以外はわりと王道でノリ一発って感じですね。自分のことを「るかぴ」って呼んでるんですけど、途中で出てくる儀式的なところは、巷では“信仰のるかぴビート”って呼ばれているのでたくさん聴いてほしいですね。
ASUKA:デモの段階では、最初の3/4拍子の部分がなかったんですけど、宗教感を出すためにこういうリズムを取り入れて、最後も同じリズムで終わるっていうのがポイントです。
TOKIYA:その3/4拍子の部分がなければ、ただのヴィジュアル系のカッコいい曲だと思うんですけど、そこがあることによって、SHIVA独特の味が出ましたね。
NATSUKI:SHIVAにとって記念すべき1st Singleなので、ベースフレーズもそれに負けないようにというか、まあ、かっこ良く弾きました……(笑)。
TOKIYA:なにそれ(笑)。
NATSUKI:全体通して流れるベースラインを作りたくて、リスナーが聴きやすいように、出る所は出て、抑える所は抑えて、ギターとユニゾンする所はしっかりユニゾンしてというふうに意識して、特にBメロは一番こだわりました。
SHINJI:ASUKAのデモは、デモの時点で結構作りこんでくるので、ギターのバランスはほぼそのまま採用して、イントロとかの怪しいフレーズに対しては、ぶつからないようにシンプルに弾いています。
――ハモリのギターソロも綺麗です。
SHINJI:そこをライヴでどう見せるかも見てほしいですね。
ASUKA:1st Singleだったので、いろんなギターフレーズを弾いているので、そういう部分も聴いてほしいですね。
SHIVA
――イントロのお経のようなところはどんなことを語っているんですか?
TOKIYA:意味のあることは全く言っていなくて、TOKIYA語というか、とりあえず宗教っぽい呪文を唱えてみました。
――歌詞も「VARUNA」というテーマから掘り下げていったんでしょうか?
TOKIYA:そうですね。天空の女神様が下界の人間達を見て思うことを書きました。「人間同士が争い、傷ついた姿を見てどう思うのか?」聴き手からすると後ろ向きな歌詞に感じるかもしれないけど、最終的には天空の素晴らしい世界を見せてあげたいっていう前向きなメッセージになっていて、お客さんに対するメッセージでもあります。
――季節感のあるワードも散りばめられていますね。
TOKIYA:“VARUNA”というのが、天地を司る神様なので、雨も雪も自由自在に操れるんです。歌に関しては、AメロBメロは感情を抑えて、サビで爆発させるようなメリハリを意識しました。
――MUSIC VIDEOはどんな映像に仕上がっていますか?
TOKIYA:やはり宗教感は意識しました。僕が泥メイクをして、孤独な感情を表現していたり、ライヴで登場する時に使っているお面を全員でかぶって世界観を表現しています。
SHINJI:とにかく撮影が大変でしたね。
TOKIYA:撮影時は、僕が結構うるさく言うので、そういう意味ではメンバーにしんどい思いをさせてしまったのかなと思います。
NATSUKI:今回は演技シーンがあったので、みんなで必死に練習して撮影に臨みました。
――見所を教えてください。
TOKIYA:今作のMVは天空や異空間というコンセプトで撮影監督と構成から入念に話し合い撮影に臨みました。監督のライティング技術が良いので出来は予想できてましたが、一人で二役を演じたり、この難しい世界観を映像で表現できてとても満足してますね。
ASUKA:今回の見所はやっぱりロケ地では出せない景色をCGで再現したところかな? TOKIYAが監督となり作り出す世界観をしっかり感じ取ってほしいね。
SHINJI:この5人が織りなす“VARUNA”という異次元世界に酔ってほしいですね。映像もクリア且つ壮大なので見応え充分だと思いますよ。
NATSUKI:天空で撮ったみたいな、異次元の世界を感じてもらえたら嬉しいです。俺が表現する大地の温もりを感じてほしいですね(笑)。
RUKA:MUSIC VIDEO限定の今までの自分に無かった奇抜なヴィジュアルスタイルにも注目してほしいです。
「SHIVA流の渾身のラブソングができました」
SHIVA
――C/W「Lady with Emotion」はいかがでしょうか?
NATSUKI:ライヴで「バラモンの教え」と「BELIEVER」をやっているうちに、激しくて疾走感のあるライヴ曲が欲しくなって書いた曲なので、ノリノリで聴いてほしいです。
――たしかにライヴの画が見える曲ですね。歌詞はどんなことを?
TOKIYA:サビではお客さんに、「もっと我を忘れて単純にバカになってほしいな」っていう意味合いを込めていて、Aメロ、Bメロでは、1フレーズ目では僕がお客さんに対して思っていること、次の1フレーズでは、お客さんが僕に対して思っているであろうことを想定して書いています。僕らのライヴは、本当に予想ができないライヴなので、最初に“蛇が出ても鬼が出ても楽しんで”と書いてあるのは、“何が出てきても楽しめよ”っていうメッセージでもあります。
――予想ができないライヴというと?
TOKIYA:信仰の儀式をやったり、仮面の演出があったりなど、普通のライヴだけでは満足できないので、常にいろんなアイデアや演出を考えています。初めて見たら「何だこいつら?」って思うと思いますよ。
――曲のお話しに戻りますが、何かこだわったポイントなどあれば教えてください。
RUKA:とにかくテンポが速くて、SHIVA史上最速なんですよ。最近こんなに速い2バスを踏んでるのは「他におるんかな?」っていうくらい速いです。
NATSUKI:ベースで始まり、ベースで終わるんですけど、ロックな曲にしたかったので、力強くかき鳴らすように弾きました。ベースの音色は歪ませてゴリゴリ感を出しているんですけど、同期のシンセ音はキラキラ要素を入れているので、そのバランス感が面白いと思います。
SHINJI:基本的にはユニゾンなんですけど、どっちかが動いたらもう1人も動いたり、1つのフレーズに対してみんながいろんなアプローチをしています。ライヴをメインで考えている曲なので、ライヴでそのノリを感じてほしいですね。
ASUKA:イントロのフレーズがイチオシの曲ですね。あとは地味にギター、ベース、ドラムのちょっとしたソロがあるので、そういう見どころがあるのは面白いと思いますね。ライヴでは、サビでタオルを回したり、僕が叫んだりするので、その合図に合わせて飛んでもらえると嬉しいです。
TOKIYA:この手の曲は得意分野なので、好きなようにやらしてもらいました。
――C/W「キミノカゲ」はいかがでしょうか。サビが優しい雰囲気ですね。
SHINJI:基本的にはユニゾンなんですけど、どっちかが動いたらもう1人も動いたり、1つのフレーズに対してみんながいろんなアプローチをしています。ライヴをメインで考えている曲なので、ライヴでそのノリを感じてほしいですね。
ASUKA:イントロのフレーズがイチオシの曲ですね。あとは地味にギター、ベース、ドラムのちょっとしたソロがあるので、そういう見どころがあるのは面白いと思いますね。ライヴでは、サビでタオルを回したり、僕が叫んだりするので、その合図に合わせて飛んでもらえると嬉しいです。
TOKIYA:この手の曲は得意分野なので、好きなようにやらしてもらいました。
SHIVA
NATSUKI:優しいですよね。この曲はラブソングを書きたくて、ファンの子に対する僕たちの気持ちというか、想っていることを曲にしました。最初は少し怪しげな雰囲気で入ってくるんですけど、そこからだんだん綺麗になっていくイメージで作っていきました。
――このイントロからこういうサビに展開するとは思わないですよね。
NATSUKI:それが狙いでした。
――ライヴの最後とかが似合いそうですね。
NATSUKI:僕もそう思っていたので3曲目に入れたっていうのもあります。
RUKA:90年代のヴィジュアル系っぽい雰囲気を出したかったので、自分的にスネアの音をちょっと乾いた感じにしてみました。
NATSUKI:いろんな音が入っていて、それをどこで入れるかにすごくこだわってアレンジしたんですけど、本当に綺麗な曲で、SHIVA流の渾身のラブソングができました。ベースプレイもヴォーカルばりに歌っているし、自分で書いたからこそ表現できるベースになったと思います。
SHINJI:ギターは結構好き放題やらしてもらってシンプルなんですけど、転調が多いので、いきなり不気味な感じになったりうまくメリハリがつけられたと思います。SHIVAの音源とライヴは別物なので、こういう曲でもライヴでは気が抜けないですよ。
ASUKA:個人的に、歌と歌詞を全面的に推す曲だと思っているので、プレイ面はすごくシンプルにバッキングに徹しています。曲の世界観を創るのはSHINJIのアルペジオだと思うので、そこをしっかり聴いてもらいつつ、僕の泣けるギターソロもしっかりと聴いてほしいですね。
――歌詞もラブソングをテーマに?
TOKIYA:いえ、これは女の子が病気で死んじゃう話なんですけど、自分がその相手の男の子だったら「どう思うだろう?」っていう気持ちを書きました。僕の歌詞って回りくどい言い方が多くて、そういうのが好きっていうのもあるんですけど、NATSUKIから、「中二病色を失くして、ストレートに書いてほしい」って注文があったんです。
――こういうストレートな歌詞は珍しいんですか?
TOKIYA:初めてですね。ヴィジュアル系が大好きなので、どストレートな表現ってあんま好きじゃないんですよ。
NATSUKI:こういうのを書かせたら上手いくせに書かないんですよね(笑)。
TOKIYA:別れたくないけど別れなきゃいけない時って、誰でも人生で一度ぐらいはあると思うんですけど、そういうもどかしさや切ない気持ちを感情に乗せて歌っているので、実は“泣ける”っていう裏テーマもあるんです。
「お客さんと入り乱れながら、グッチャグチャな画を作りたい」
SHIVA
――1月からは、東名阪主催イベント『VARUNA聖戦』が控えていますが、こちらはどんなイベントになりそうですか?
TOKIYA:“聖戦”と名付けたのは、僕たちとお客さんとの戦いだと思っているので、勝負ではないですけど、「どっちが勝てるか?」みたいな、そういうつもりで挑みたいと思います。お客さんもそれに応えてくれたら聖なる戦いができるんじゃないかと思うので戦いましょう。
――主催ツアーが終わると、1st ONEMAN SHOW『VARUNA FINAL 聖戦』が行われます。こちらはすでにソールドアウトしていますね。
TOKIYA:心機一転というか、ほんまに1からの再スタートの気持ちで5人で始めたバンドなので、新人と同じ気持ちで、お客さんと入り乱れながら、グッチャグチャな画を作りたいなと思っています。それくらいの手に汗握るファイナル聖戦をしたいと思いますね。すごく狭いハコなんですけど、そういうハコでやれるっていうのが単純に楽しみです。
NATSUKI:お客さんとの距離を大事にしたかったので、最大限に近づけようってことで選びました。
SHINJI:僕らもそういう場所でやったことがないので、やってみたいっていう好奇心もありました。ソールドアウトは本当に嬉しいです。ありがとうございます。
――それでは最後にViSULOGを見ている人にメッセージをお願いします。
RUKA:1st Single『VARUNA』を引っ提げて、仲間のバンドと主催ツアーを回れる事がすごく嬉しいので、“信仰のるかぴビート”でシーンを盛り上げていきたいと思います。
NATSUKI:ソールドアウトありがとうございます。SHIVAはライヴバンドなので、是非一度ライヴを体感してほしいと思いますし、『VARUNA』の3曲はかなり時間をかけてこだわって制作した渾身の1作なので、より多くの人に聴いてもらいたいし、届いてほしいと願っています。SHIVAのファンになるなら今しかないですよ。
SHINJI:『VARUNA聖戦』を通じて、僕らもどんどん成長いていくので、それを体感しに来てもらえればなと思います。
ASUKA:主催ツアーやワンマンなどいろいろありますど、毎回、「このライヴが最後なんだ!」っていう気持ちで臨んでいるので、ファンのみんなにもあとで後悔して欲しくないですね。2016年ももっと盛り上げて、ファンと一緒にでかくなっていくので、ライヴに来てください!
TOKIYA:最近よく思うことなんですけど、バンギャの方々の何人がSHIVAのライヴを観たことがあるのかなって。そう言われたらら結構少ないと思うんですよね。なのでこのインタビューを見て、何かを感じた人は、いち早くチケットを買って、ライヴを見てくれたら本望なので、一緒に盛り上がって信仰してください。
RELEASE
1st Single
「VARUNA」
2016.01.13 Release!!

SHIVA
A-type
CD+DVD
SVCD-0001A
¥1,800(税別)
[CD]
01. VARUNA
02. Lady with Emotion

[DVD]
VARUNA(Music Clip)



SHIVA
B-type
CD
SVCD-0001B
¥1,500(税別)
[CD]
01. VARUNA
02. Lady with Emotion
03. キミノカゲ

SCHEDULE
SHIVA 東名阪主催イベント 「VARUNA聖戦」
01.15(金)OSAKA RUIDO
01.20(水)HOLIDAY NAGOYA NEXT
01.21(木)池袋EDGE

SHIVA 1st ONEMAN SHOW 「VARUNA FINAL 聖戦」
01.31(日)心斎橋JUZA



01.09(土)HOLIDAY OSAKA
02.11(木)大阪RUIDO
05.15(日)Music Club JANUS他、全6会場

PROFILE
SHIVA

SHIVA Vo:TOKIYA
Birthday: 08.05
Blood type: A
SHIVA Gu:ASUKA
Birthday: 06.16
Blood type: O
SHIVA Gu:SHINJI
Birthday: 04.22
Blood type: O
SHIVA Ba:NATSUKI
Birthday: 12.03
Blood type: A
SHIVA Dr:RUKA
Birthday: 07.15
Blood type: B
オフィシャルサイト

DISCOGRAPHY

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