INTERVIEW
Special
9月30日にニューマキシシングル『ゴリラ』をリリースするJin-Machine。
表題曲「ゴリラ」は“ラブソング”、「ゴリラの家」は“家族愛”をテーマに、ちゃんとゴリラの生態や習性を調べたうえで歌詞が構築されている。
現在、12か月連続ワンマン、48都道府県ツアー「おげれつ戦国ハナクソ相撲」真っ只中のJin-Machineの5人に話しを訊いた。ViSULOG初登場!

取材・文:牧野りえ
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「女性問題がないっていうことはある意味、モテない人が集まったっていうことですね」
Jin-Machine
――Jin-Machineは最初から“お笑いヴィジュアル系バンド”を掲げて結成されたんですか?
featuring16:そうです。わたしが初めてヴィジュアル系バンドというものを観たときに“この文化、面白いな”と思ったんですね。そこで、一般ユーザーにも認知してもらえるような、面白い形でヴィジュアル系を伝えられたらいいなと思って始めました。
――これだけよくメンバーが集まりましたね、“お笑いヴィジュアル系バンド”を掲げて。
マジカル☆ひもり:そうですよね、ふつうは嫌ですからね(笑)。
featuring16:そこはもう紆余曲折して現メンバーになりました。
――結成当初は度重なるメンバーの女性問題もあったとか(笑)。
featuring16:女性問題があった人はばっさり切り捨てましたね。
マジカル☆ひもり:クビ! (全員爆笑)。
――現メンバーは大丈夫なんですね?
featuring16:大丈夫です。女性問題がないっていうことはある意味、モテない人が集まったっていうことですね(全員爆笑)。
――活動開始して9年目ですが、このバンドの面白みってどんなところだと思いますか?
マジカル☆ひもり:やっぱり可能性の広がりを感じるところですね。ふつうのヴィジュアル系バンドさんですと“世界観”を大事にしたことをやらなきゃいけないんですけど、自分らは“お笑い”という4文字があることで面白いこともできるんですよね。
ブッシュドノエル・水月・アリッサ:自分なんかは正統派ヴィジュアル系バンドをやってたんですけど、メンバーみんなまったく違うジャンルから集まってるので、やれることがたくさんあるところですかね。
あっつtheデストロイ:自分もひとつのジャンルに固執してないところがいいなって。いろんなものを取り入れることでオリジナルができてる感じが楽しいです。
ルーベラ木村カエレ:やることに制約がないんですよね。そこが我々の強みであり、曲を作る側としても好きなことができてますね。
featuring16:わたしはお客さんに笑っててほしいし、自分も笑っていたいので、ヘンな歌詞ばかり書いてきたんですけど。最近はマジメなこともやってみようかっていう流れもあって。前はふざけた曲の比率が100%でしたけど、最近は8:2……いや9:1くらいかな(笑)。今ではアコースティックギターのバラードをやったり、嫌々ながらに。
Jin-Machine
――嫌々ながらなんですね!? (笑)。
featuring16:やっぱ最後は笑いに持っていきたいんで。でもマジメな曲があることでギャップが出てくるので。そういう小ずるい使い方をしてます(全員爆笑)。
――制約がない何でもありなスタンスで、ミサ(ライヴ)はもちろんインストアイベントでもいろんな企画をやってきていますが、Jin-MachineのNGラインってあるんですか?
マジカル☆ひもり:強いて言えば、面白くないこと。やってる自分らも面白くない、観てても面白くないっていうことはNGなんじゃないかなと。
featuring16:あとお客さんが不愉快だと思うことはしないっていう。
――featuring16さんがお尻丸出しでラムちゃんの格好をしたグラビア撮影会も不愉快な人は……。
マジカル☆ひもり:まったくいなかったと言い張るんですね? (全員爆笑)。
featuring16:はい! 不愉快だと思ってもそれがボケだと思ってくれて、最後の感想が“まあでも面白かったね”ってなれば何でもありですね。
――そのヴィジュアルのインパクトのみに目がいきそうですが、実はそれぞれしっかりテクニックを持っていたり、いろんなジャンルの要素を取り入れたり、音楽ファンも喜ばせる楽曲なんですよね。
マジカル☆ひもり:やっぱり音楽好きな人にも聴いてほしいっていうのがあって。ただ、いろんなジャンルをやるにしても、最低限のラインは超えていようっていうのはありますね。それっぽいことをやるのではなくて。それで時として曲の構成が崩れてもまずはそっちを優先して作った結果、今の形になりました。
ブッシュドノエル・水月・アリッサ:このバンドに入るまでやったことがないこともチャレンジできて楽しいですね。まさかヒップホップをやるとは思わなかったです(笑)。
あっつtheデストロイ:自分もヒップホップをやるとは思わなかったし、いろんな要素が入ってるので毎回難しいですね。その都度、壁にぶち当たってるような気がします。でもその分、完成した曲への愛着がすごいありますね。
ルーベラ木村カエレ:バンド全体で言えば“お笑い”に特化してるように見えるんですけど、音楽に目を向けたときに“ちゃんとやってますから”っていう説得力を持たせたいと思ってやってますね。
――またfeaturing16さんもこれだけいろんな曲調があると作詞も歌も大変そうですね。
featuring16:ふつうはこんな多ジャンルの曲を歌うことってないんでしょうね。これって大変なことなんだなって最近ようやく気づきました。作詞においても、“この曲を面白いと思わせるにはどうしたらいいんだろう?”って思って作るからいろんな歌詞にならざるを得ないんですよね。
「ちゃんとゴリラの生態や習性を調べたうえで歌詞は構築しました」
Jin-Machine
――9月30日にニューマキシシングル『ゴリラ』がリリースされますね。その名の通り3形態のすべてが“ゴリラ”をテーマにしていますが、よくこれだけゴリラの曲が揃いましたねぇ(笑)。
マジカル☆ひもり:歌詞は彼(featuring16)に任せておけばいいと思ったんで。曲はテーマに縛られることなく自由に作って、あとはもうぶん投げました(全員爆笑)。
――ぶん投げられたfeaturing16さん、どうでしたか?
featuring16:割り食いましたよね(苦笑)。曲はどれも個性があったので、どういう歌詞を乗せたら一番面白いのかな? っていうのを考えるのが大変でした。その中で、表題曲の「ゴリラ」はやっぱりラブソングだろうと。“ゴリラ”というわかりづらい設定なんで(笑)、ラブソングというベタな要素を入れるべきだと。最後に作った「ゴリラの家」が一番苦労しましたね。
――そうなんですか!? 家族愛についてすごくいいことを言ってますよね。
featuring16:そうなんです、いいこと言ってるんですよ。あんまり間違ったことを言うと、“何ちゃらっていうヴィジュアル系バンドがまたふざけたことを言ってるぞ”って炎上してすぐまとめサイトにさらされちゃうんで(全員爆笑)。
――結構気にするんですね? (笑)。
featuring16:気にします。だからちゃんとゴリラの生態や習性を調べたうえで歌詞は構築しました。ヘンなことは言ってるんですけど、ウソを書いたらまとめサイト行きになっちゃうので(全員爆笑)。
Jin-Machine
――サウンド作りの面ではいかがでしたか?
マジカル☆ひもり:今回は今までと違う音作りをしようと。今まではいろんなジャンルをやるけども、結局は自分らの音を出してるっていう認識だったんですね。でも今回はそのジャンルの音にちょっと寄せてみようって。あと前作に比べてもキーボードの音もすごく減らして、シンプルでわかりやすい音にしましたね。
――なぜ今回はそういう方向に?
マジカル☆ひもり:前作で音が渋滞したんですよね、やりたいことがありすぎて。それで交通整理しようと。
ルーベラ木村カエレ:現場の楽しい雰囲気の中で“あれも入れよう、これも入れよう”ってなるんですけど、それがひもりくんも言ってたように情報量過多になるんですよね。今回はそこの足し算、引き算がうまくできたかなって思います。あと個人的な音作りの面では、いろんなジャンルを取り入れてるんですけど、その度にドラムセットを変えるわけにはいかないんで。そこでいかにプレイ自体に変化をつけるかっていうところでした。特に「森のゴリさん」は、ロック調でガンガンやってる中で急にボサノサが入ってきて大変でした。せめて一小節フィルがあるとかだったらいいんですけど(笑)。
ブッシュドノエル・水月・アリッサ:ギターは前作からチューニングを変えてて、ふつうのドレミファソラシドが気持ち悪く聴こえる音なんです。
マジカル☆ひもり:ドとド#の間の音を“ド”としてやってて、この世に存在しない音なんです。その音でやってるバンドはいないからやってみようと。
featuring16:あと今回はマウンテンゴリラ盤にみっちゃん(ブッシュドノエル・水月・アリッサ)のソロ曲「みっちゃんデス声講座(音楽なし)」が入ってるんですよ。
ブッシュドノエル・水月・アリッサ:そうなんです。いろんな声が使われました。
マジカル☆ひもり:一番笑えます。ただ笑うだけならそのトラックがおすすめです!
あっつtheデストロイ:「森のゴリさん」は2テイクで終わったんですけど、自分でも“こんな面もあったんだ!?”って思う歌い方をしてます。ミサで再現できるかわからないんですけど、逆に楽しみですね。
「ライヴが好き、舞台が好き、ヴィジュアル系が好きっていう人だったら楽しめるものを作ってます」
Jin-Machine
――ミサと言えば現在12か月連続ワンマン48都道府県ツアー「おげれつ戦国ハナクソ相撲」を開催中ですね。
マジカル☆ひもり:ミサに関しても結構考え方が変わりつつありますね。例えば、今までは「A」という曲を「A」としてやってましたと。でも今は「A」という曲に対して「B」や「C」の前フリがあったり、曲の終わりに「D」や「E」みたいな言葉があったり、曲に対する観せ方をどんどん増やしていこうとしてますね。
featuring16:セットリストを作るときも、今までは良しとしなかった流れもできるようになりましたね。やっぱりわたしとしては笑っていてほしいのでマジメな曲をやるのは嫌だったんですけど、実際マジメな曲をやることで後々、笑いが活きてくるんだなっていうことがわかったり。あと、ミュージシャンはミュージシャン然としていればいい、わたしはわたしで芸人のフィールドでいるからっていう考えだったんですけど。でもそれだけだとちょっと力が足りないかもしれないって思って。演出の中でメンバーに“これお願いできないかな?”っていうのを重ねていくうちに、みっちゃんみたいな人が生まれてきちゃったり(笑)。
ブッシュドノエル・水月・アリッサ:最初はヴィジュアル系をやりつつお笑い的なこともやるっていう、そのバランスが結構難しかったんですけど。もともとお笑いも好きだったので、今はもう振り切ってやってしまおうと。
マジカル☆ひもり:だいぶお笑いに対して貪欲ですね(笑)。
――12月6日には新宿ReNYでファイナルを迎えますね!
あっつtheデストロイ:ミサは毎回、何が飛び出してくるかわかんないんですよね。自分も終わってみるまで結果どうなってるかわかんないので、一緒に作っていけたらいいなと。スーパーに晩飯でも買いに行く感覚で遊びに来てもらえたらと思います(笑)。
マジカル☆ひもり:Jin-Machineのミサは、面白いことをやりたい人が面白いことをやって、それを好きな人が笑ってるっていう、すごく楽しい空間なんですよね。きっと初めての体験を提供できると思っております。
ブッシュドノエル・水月・アリッサ:もちろん新宿ReNYがゴールじゃないですけど、12か月連続でやってきた集大成を観せたいと思います。日本一面白いヴィジュアル系バンドを観に来てもらえたらと思います。
ルーベラ木村カエレ:“お笑いヴィジュアル系”というわけわかんないことを言ってるだけあり(笑)、自分らで敷居を壊そうとしてる部分がやっぱりあるんで。お客さんもヘンなレッテルを貼らないで気軽に来てほしいですね。
featuring16:食わず嫌いをしてしまう人が多いと思うんです、こういう奇をてらったことをしてると。でもライヴが好き、舞台が好き、ヴィジュアル系が好きっていう人だったら楽しめるものを作ってます。そうかな……? そのはずです! (笑)。とにかくミサで判断してくれよ! それでダメならいいから! と。でも必ず舞台の上ならお前を満足させてやるぜ! ベッドの上ではできねぇけどな。ははっ。
RELEASE
NEW SINGLE
「ゴリラ」
2015.09.30 Release!!

Jin-Machine
ニシローランドゴリラ盤
全6曲+トーク
YCCW-30044
¥1,800 + Tax

[CD]
01. ゴリラ
02. 森のゴリさん
03. シャンゴリラ
04. ゴリラ(ゴリラレス)
05. 森のゴリさん(ゴリラレス)
06. シャンゴリラ(ゴリラレス)
07. 第1回ゴリラ会議
※ (ゴリラレス)はカラオケトラックになります。



Jin-Machine
ヒガシローランドゴリラ盤
全6曲+トーク
YCCW-30045
¥1,800 + Tax

[CD]
01. ゴリラ
02. ゴリラの家
03. バトルゴリラ
04. ゴリラ(ゴリラレス)
05. ゴリラの家(ゴリラレス)
06. バトルゴリラ(ゴリラレス)
07. 第2回ゴリラ会議(トークのみ)



Jin-Machine
マウンテンゴリラ盤
全2曲+デスボイス声講座
YCCW-30046
¥1,000 + Tax

[CD]
01. ゴリラ
02. Critically Endangered IA(クリティカリーエンデンジャード イチエ)
03. みっちゃんデス声講座(音楽なし)
※ マウンテンゴリラ盤は歌詞なし、ジャケ写なし、帯のみの商品です。
※写真は商品イメージです。


SCHEDULE
Jin-Machine12ヶ月連続ワンマンおげれつ戦国ハナクソ相撲
第10弾!
10.10(土)高松DIME
第11弾!
11.21(土)金沢AZ
Final!
12.06(日)新宿ReNY

じんましーんの仙台ディスティネーションキャンペーン ワンマンミサ
「Odeur de pet.」
10.24(土)長町RIPPLE
「漆黒のシソフォニー」
10.25(日)LIVE HOUSE enn 2nd



10.12(月)OSAKA RUIDO
10.18(日)SOUND MUSEUM VISION
10.23(金)仙台CLUB JUNKBOX
11.19(木)仙台Hook
11.23(月)ESAKA MUSE
12.24(木)渋谷club asia
12.26(土)ESAKA MUSE

PROFILE
Jin-Machine

Jin-Machine MC:featuring16
Birthday: 不明
Blood type: 行方不明
Jin-Machine 破壊:あっつtheデストロイ
Birthday: 01.12
Blood type: O
Jin-Machine ギタ―――(゚∀゚)―――!!:マジョリカ・マジョルカ・マジカル☆ひもり
Birthday: 03.03
Blood type: B
Jin-Machine ていおん!:ブッシュドノエル・水月・アリッサ
Birthday: 02.11
Blood type: A
Jin-Machine ドラミ:ルーベラ・木村・カエレ
Birthday: 02.23
Blood type: B
オフィシャルサイト

DISCOGRAPHY
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