INTERVIEW
Special
RoNo☆Croから半年ぶりのNew Single『絶対超絶オンリーワン』が9月16日にリリースされる。今作のテーマは“原点回帰”ということで、RoNo☆Croらしさ満載の作品となっている。
9月22日からは久しぶりの東名阪ワンマンツアーも控えるRoNo☆Croの4人に話しを訊いた。

取材・文:山本貴也
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「『絶対超絶オンリーワン』は“原点回帰”がテーマ」
RoNo☆Cro
――9月16日にNew Single『絶対超絶オンリーワン』がリリースされますが、制作にあたって何かテーマやコンセプトはありましたか?
Minami:RoNo☆Croは“ULTRA HAPPY TIME”っていうバンドコンセプトがあるんですけど、今作は“原点回帰”がテーマになっていて、「笑顔で幸せな時間をみんなで作れたらいいな」って。前作『エンワ~Multiverse~』は、“The end of the world”の略でバンドの解散をテーマにしていたり、その前だと『メンへレーション』っていう闇の部分の歌だったりして、なかなかどストレートなRoNo☆Croらしさをあえて表現してなかったんです。そういう変化球を投げまくってきたので、今回は「直球でいこう!」という意味も込めての“原点回帰”です。
――前作、前々作はネガティブなコンセプトだったんですね。
Minami:ネガティブがあるからこそのポジティブっていう意味合いでやってはいたんですけど、今回はもう誰が見てもわかるぐらいポジティブにしました。歌詞も相手の気持云々とかじゃなくて、自分の超ストレートな気持ちを、自分を信じ切った100%の主人公が愛について語ったりしているので。
――コンセプトが決まってから曲作りを始めたんですか?
Minami:そうですね。コンセプトが決まってタイトル先行で作っていきました。
メロ:「絶対超絶オンリーワン」というタイトルが最初にあって、いつもそうなんですけど、自分の中でタイトルと曲がちゃんとリンクしていないと嫌なんですよ。結構パンチが効いてるタイトルだし、そのワードを活かして、掛け声みたいなのをしたら面白いんじゃないかなっていうところから始まり、原点回帰であるポップで明るい感じを意識して、1曲にギュッとまとめました。
――「絶対超絶オンリーワン」というタイトルはどういうきっかけで生まれたんですか?
Minami:とにかく分かりやすいものにしたかったんです。変化球も好きなんですけど、ひねくれてばっかりだと分かりづらいし、元々分かりやすいコンセプトでRoNo☆Croを始めているので、分かりやすくて、中二臭い感じもすごく好きなので「絶対超絶オンリーワン」にしました。タイトルを見ただけで「絶対キラキラしてるじゃん!」って分かるものが良かったんですよね。
――“原点回帰”ということで楽曲もすごくストレートですね。
Minami:最近はこういうどストレートな曲をやっていなかったなっていうのがひとつと、今年の5月で3周年をむかえて、4年目に突入したんですけど、これを機に、1st Singleの時と全く同じアーティスト写真を撮ったり、PVも1st Singleと同じ場所で撮影したりしたんです。3年経っているので少し改装されてはいたんですけど、僕らも変わっているし、そういう意味でもすごく良かったなって。
――3周年おめでとうございます。この3年間の活動を振り返ってみていかがですか?
Minami:予定通りではないですけど、茨の道を突き進んでる感じですね(笑)。でも人生ってそんなもんだと思うし、茨の道の方が面白いと思うんですよね。
メロ:わりと毎日忙しくて、あっという間だったなって思うんですけど、ずっと一緒にやってるので、バンド力というか、まとまりがこの3年間でかなり変わったと思います。
雪希:なんか中学とか高校を卒業したイメージですね(笑)。原点回帰っていうのも、中学を卒業してまた高校1年生から始まるみたいなそんな気分です。
玲音:自分的にちゃんとしたバンドを組んだのがこのバンドが初めてだったので、3年以上の経験をしてると思います。振り返ると長いんですけど、体感的にはあっという間でしたね。
RoNo☆Cro
――「絶対超絶オンリーワン」の歌詞について教えてください。
Minami:主人公と運命の相手だと信じきっている女の人がいるんですけど、「前世で一緒だったよね?」っていうところから入って、あえて相手の気持ちは一切描写せず、リスナーの想像力も兼ねて「アナタはどっちに聞こえますか?」みたいな。「超前向きなラブソングで素敵な愛ですね」って思う人もいれば、もしかしたら、「この人なんか超勘違いしてるのかな?」「怖いな」って思う人もいると思うんですけど、みんなの反応が気になる感じの歌詞にしました。主人公は超絶前向きラブソングを歌ってるから、何が来ても全部跳ね返せるぐらい無敵なので、最後は勝手に自己完結で“アナタ意外ありえない”って言って終わるんです。
――それが“オンリーワン”なんですね。
Minami:そうです。タイトル通りの感じですね。
――聴き所を教えてください。
メロ: 元気な曲調が続いてるんだけど、Cメロだけちょっと切なくなるっていうのがポイントですね。そこからギターソロの流れも意識しました。
雪希:1st Single「Give Me A Smile」と比べてほしいですね。さっきMinami が言ったように、MVも同じ場所で撮ってるので、この3年間でRoNo☆Croがどれだけ変わったかを感じてほしいです。
玲音:サビのメロディが個人的には好きですね。RoNo☆Croの曲はいつもそうなんですけど、サビメロが耳に残りやすいので今回もいいなって。
――1st Singleと同じところで撮ったMUSIC CLIPの見所を教えてください。
Minami:「Give Me A Smile」のMV撮影のときに、スタジオにカエルのぬいぐるみが置いてあって、そいつのことをめっちゃ好きになったんですよ。なので今回はそいつをめっちゃ登場させました。
――3年経ってもまだそこにいたんですね。
Minami:なんか仲間が増えてましたね(笑)。
――「Give Me A Smile」の映像にも映ってるんですか?
Minami:そいつを持って遊んでるシーンがあるので見てください。あとは、その時から今回どれだけカエルが色褪せたっていうのも見所です(笑)。
メロ:「Give Me A Smile」のときは、初めてのMV撮影だったこともあって、勝手が分からなくてがむしゃらにやってた部分が大きかったんですけど、今回はちょっと慣れてきたと言ったら言い過ぎですけど、経験を積んで表現したいことが明確にできたんじゃないかなって思います。
雪希:こういう可愛い系の映像を撮ったのが久しぶりだったので、新鮮な気持ちで挑めました。
玲音:見所はちょくちょく出てくる個人シーンですかね。2番のAメロでメンバー4人が映るんですけど、それも可愛い感じになっています。今回はわりと演奏シーンも多いのでその辺も見てもらえたら嬉しいです。
「中二病のヤツ全員集合でお願いします」
RoNo☆Cro
――「超絶排他的論理和」はライヴを意識したヘヴィな楽曲ですが、これも最初にテーマがあったんですか?
メロ:カップリングに関してはフリーだったんですけど、撮影で白と黒の壁紙でアー写を撮って、そこからインスピレーションを受けました。「絶対超絶オンリーワン」と対照的なものにしたら面白いなと思って作り始めて、構成もストレートにして、時間にすると3分切っちゃうくらいの短さです。
――「超絶排他的論理和」とはどういう意味なんですか?
Minami:「排他的論理和」というのが、論理演算と言って情報工学の方の専門的な用語でそういう式があって、ちょっと特殊な論理演算なんですけど、それを現実世界の男女に当てはめて、「絶対超絶オンリーワン」は「一緒だよね?」っていうことなんだけど、「排他的論理和」は、「絶対に一緒になれないことが決められた世界」を描きたかった。自分がどんなに頑張ってもあがいても世界の決まりごとだから運命を変えられないっていうところで、試行錯誤するっていう話なんですけど、たぶん歌詞だけ読んだらなんのこっちゃ分かんないと思います(笑)。なので、あんまり深くは自分でもまだ言いたくない部分があるので、それを見て聴いて踏まえたうえで「どう感じましたか?」っていうのもオーディエンスに聞きたい。恋愛がテーマなんですけど、残酷な運命に立ち向かって行く男の話ですね。
――面白い視点ですね。
Minami:今回は色んな角度から書きたいなと思ってたんですけど、やっぱりテーマは中二病なんで、そこは絶対的に外せないポイントでしたね。
――聴き所を教えてください。
Minami:この曲は今までやったことのない歌い方で、ライヴの発声の仕方をそのままレコーディングで出した感じなんです。自分ではドスの効いた声を出したつもりだったんですけど、聴いてみるとそこまで効いてないっていう……(笑)。ただ、「絶対超絶オンリーワン」と比べてみると歌い方も違うし、声色も違うので、「これ同じ人なんだ!」くらいの印象を受けてもらえたら嬉しいですね。
――Aメロは別の人が歌ってるのかと思ってました。
Minami:全部僕なんです。もっといろんな部分を見せていければいいなって思いますね。
メロ:今までの曲は、シーケンスががっつり入ってたんですけど、この曲はで出しのところ以外は、バンド・サウンドだけなので、こういう取り組みは初めてかもしれない。
――B-TYPEに収録されている「Thank you「かおりん」」はタイトルからしてかなり気になりますね。
Minami:RoNo☆Croでは珍しく僕が作詞作曲を担当させてもらった曲なんですけど、別名「キモヲタ哀愁純恋歌」っていうテーマが僕の中でありまして、いわゆるヲタクの主人公が画面の中の女の子に恋をするっていうお話なんですけど、その女の子が「かおりん」っていう名前なんです。
――「北村かおりん」でしたっけ?
Minami:そうです。いそうでいないような架空の人物なんですけど、現実の世界で相手にされなかった男の人が、2Dであっても3Dであっても一途に恋をする気持ちっていうのは変わらないんじゃないかなっていう意味合いも込められています。それは動物愛であっても家族愛であっても友達愛であってもいいんですけどその“愛の形”っていうのをRoNo☆Croの裏テーマみたいな感じでやっています。前に出した「ABGD~愛のカタチ~」っていう曲で、人形に恋をする話を書いたんですけど、それにちょっと近くて、いろんな愛の形を描きたいなと思って書きました。
――この曲が一番中二っぽいのかもしれないですね。
Minami:そうですね。歌詞も「現実」と書いて「そと」と読んだり、そういうところに超こだわったので、イチオシの中二曲になりました。楽曲面だと、これは結構暴れ曲で、数少ない逆ダイセクションもあります。実は結成当初からあった曲で、ライヴでもよくやっているので、原点回帰という意味でも満を持しての音源化です。
メロ:ライヴではおなじみの曲なので、できるだけライヴで弾いてるフレーズを最大限いかして、ライヴでやってる感じで勢い重視で弾きました。
雪希:レコーディング前は「ライヴではめっちゃいい曲だけど、音源にしたらどうなんだろう?」っていうのがすごくあったんですけど、録り終わったのを聴いたら「やっぱいい曲だな」って思ったので、音源化できてすごく良かったです。
玲音:アオリのセクションも多いので、音源を聴きながら「ここはこういう動きかな?」っていうのを想像しながら聴いてもらえたら嬉しいですね。
――ライヴの定番曲なんですか?
玲音:尺が長くて7分くらいあるので、イベントとかだとあんまりやれないんですけど、ワンマンだと結構やりますね。
――イントロの機械音も結構キテますし、なかなか歌が始まらないからカラオケかと思いました(笑)。
Minami:臭いましたか(笑)。なかなかサビもこないので「長えな!」みたいな。
――C-TYPEに収録の「メリーゴーランド(Acoustic Ver)」ですが、「Acoustic Ver」ということは、原曲が別にあるんですか?
メロ:ファーストワンマンのために作ったバラードなんです。その当時、バラードが1曲もなくて、「ワンマンだったらバラードやりたいよね」ってことでギリギリまで練って練って作った曲なので、その分、思い入れも強いですね。歌詞も当時のことを書いていたり、聴いているとその頃を思い出すような感じなので、あえて「Acoustic Ver」にしました。
Minami:今考えたら初めて出すんだから「Acoustic Ver」って書かなくても良かったですね……。でも、ライヴでやるときはテンポも全然違うので、ライヴで「あれ?」ってなるよりは分かってもらえてた方がよかったのでまあいいかな(笑)。
RoNo☆Cro
――知る人ぞ知る名曲なんですね。
Minami:その響きめっちゃいいですね! 歌に関してはまだまだ納得できない部分が多いんですけど、現状の自分は出し切れたと思います。「Acoustic Ver」をRoNo☆Croでやるのは初めてだったので、すごくいい記念になりました。
メロ:基本は歌とアコースティックギターだけで、サビも音を薄くしているので伝わりやすいと思うし、聴きやすいと思いますね。
――歌詞についても教えてください。
Minami:実はソッチ系なんですけど、あえて言わないでおきます(笑)。何も知らなかったら良い歌詞で終わると思うので、そのままの受け止め方で受け止めてもらえたらいいかなと思います。とりあえず、「全曲恋愛の歌になってますよ!」っていうのを推したいですね。
――ジャケット写真も気になるところがあったんですけど、B-TYPEの写真はどんなシチュエーションなんですか?
Minami:伝わりやすい言い方をしたら「Thank you「かおりん」」のイメージです。エヴァンゲリオンの初号機みたいな感じで、B-TYPEで「何これっ!?」っていうインパクトを出しておいて、C-TYPEの玲音くんの顔で「可愛い!」「カッコいい!」ってどっちも気になってもらえたらいいなって。
――ライヴですが、9月に東名阪ワンマン『あいにきて『I NEED YOU』』が控えていますが、このタイトルもキテますね。
Minami:そうですね。中二臭くていいかなって(笑)。
――久しぶりのワンマンツアーですよね?
Minami:そうですね。新曲が初お披露目なので、どんな反応なのかが楽しみですね。初めて聴く曲ってノリづらかったりすると思うんですけど、その辺もワンマンならではの誘導の仕方で、みんなで楽しめたらいいなと思います。
――小さめの会場を選んだのも“原点回帰”という意味を込めて?
Minami:そうですね。初心を忘れずにじゃないですけど、そういう意味も込めています。
――それでは最後にViSULOGを見ている人にメッセージをお願いします。
玲音:最後まで読んでくれてありがとうございました。
雪希:読んでくれてありがとうございます。新しいシングルを聴いて、是非ワンマンにも遊びに来てほしいです。
メロ:すごく期待して待っていてくれたと思うんですけど、その期待をはるかに上回る仕上がりになったので、そのまま期待して待っていてください。
Minami:新しい音源は半年振りなので、しっかりいっぱい聴いてもらって、ワンマンにもふらっと遊びに来てくれたら嬉しいので、中二病のヤツ全員集合でお願いします。
RELEASE
NEW SINGLE
「絶対超絶オンリーワン」

2015.9.16 Release!!

RoNo☆Cro
A-TYPE
CD+DVD
DAR-014A
¥2,000円(税抜き)

[CD]
01. 絶対超絶オンリーワン
02. 超絶排他的倫理和

[DVD]
01. 絶対超絶オンリーワン(MUSIC VIDEO)

RoNo☆Cro
B-TYPE
CD
DAR-014B
¥1,500円(税抜き)

[CD]
01. 絶対超絶オンリーワン
02. 超絶排他的倫理和
03. Thank you「かおりん」

RoNo☆Cro
C-TYPE
CD
DAR-014C
¥1,500円(税抜き)

[CD]
01. 絶対超絶オンリーワン
02. 超絶排他的倫理和
03. メリーゴーランド(Acoustic Ver)

SCHEDULE
『絶対超絶オンリーワン』発売記念東名阪ワンマン
『あいにきて『I NEED YOU』』

09.22(火・祝)HOLIDAY NEXT
09.26(土)梅田Zeela
10.03(土)新宿RUIDO K4

RoNo☆Cro Follow the Tracks
【GENTeN KAiKI】1st STAGE『split of[A]bility』

12.12(土)池袋EDGE

RoNo☆Cro Follow the Tracks
【GENTeN KAiKI】2nd STAGE『D・MC-12』

01.24(日)HOLIDAY SHINJUKU

RoNo☆Cro Follow the Tracks
【GENTeN KAiKI】3rd STAGE『Two future』

02.20(土)高田馬場AREA

RoNo☆Cro Minami&メロ生誕祭
『Mina×Mello-Double Birthday-』

2015.11.01(日)池袋Black Hole



10.09(金)心斎橋VARON
10.10(土)HOLIDAY NEXT
10.13(火)TSUTAYA O-WEST
10.24(土)新宿RUIDO K4
11.28(土)HOLIDAY SHINJUKU
12.05(土)SHIBUYA REX

PROFILE
RoNo☆Cro

RoNo☆Cro ボーカル:Minami
Birthday: 11.09
Blood type: O
RoNo☆Cro ギター:メロ
Birthday: 10.26
Blood type: O
RoNo☆Cro ギター:雪希
Birthday: 07.18
Blood type: B
RoNo☆Cro ベース:玲音
Birthday: 02.16
Blood type: A
オフィシャルサイト



DISCOGRAPHY

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