INTERVIEW
Special
the LOTUSの3ヶ月連続リリースの最後を飾る『Providence of LUV』がついにリリースされる。前2作とはまた一味も二味も違う優しさを感じられる温かい作品に仕上がっている。
8月28日には初のワンマンライヴとなる『大東京イルミナティ』が新宿ReNYにて開催されることも決まっているthe LOTUSの5人に話しを訊いた。

取材・文:山本貴也
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「愛に飢えてるなと思ったらまず聴いてほしいです」
the LOTUS
――3ヶ月連続リリースの最後を飾るのは“LOVE”がテーマですね?
レイ:“LOVE”というよりはハートですね。
Rian:ジャケットも愛に満ち溢れたイメージになっているので。
――リード曲「Last Song...」は最後を飾るに相応しいタイトルですね。
Rian:そのままですけどね(笑)。「Last Song...」は、最初から「ワンマンの最後に演奏したいな」という漠然としたイメージで、ワンマンの最後にこの曲を持ってきたら気持ちいいだろうなって考えながら作りました。
――すごくスケールの大きいサビですね。
Rian:サビメロは初期段階には出来ていたんですけど、この曲は、the LOTUS始まる前から自分の中で温めていた曲なんです。それを3枚目の最後に相応しいいい感じに理想としてたものが出来たかなと思いますね。
Ryuto:この曲は今回の3部作を通して一番フレーズが細かくて難しかったですね。オケだけ聴いてもメロディ感が伝わってくるので弾いてて楽しいし、ライヴもイメージしやすいので早くライヴでやりたいですね。
:終盤の全体的に落ちる部分のベースが自分の中ではお気に入りなので、そこを聴いていただきたいのと、ラストサビからアウトロまでは動きをすごく出していて、その流れもすごく好きなので、そこでの疾走感に満ちあふれたベースの音にも注目して聴いていただきたいです。
伊織:今翼が話した所なんですけど、最後のサビ前にグッと落ちるところがあって、そこからのサビっていう流れがすごく好きで、ライヴでやったらきっと感情的になると思うので、早くライヴで披露するのが楽しみな曲です。
Rian:聴きやすい、残りやすい、響きやすいっていう分かりやすい曲にしてあるので、勇気づけられたいとか、愛に飢えてるなと思ったらまず聴いてほしいです。
――歌詞にはどんな意味が?
レイ:“もうすぐ夢が叶って、君とまた会える”まさにLOVEですね。「Last Song...」なので終わりの歌でもあるんですけど、始まりの歌でもあるんです。夢が終わってしまうという事じゃなくて、そこからまた新しい未来が見えるという意味で“始まりの歌”という思いを強く込めました。
――衣装も愛に満ちあふれていますね。
Rian:愛に満ちあふれていますよね(笑)。全作コンセプトが全く違うので、1作目から2作目の変化以上のものができたと思います。
――ライヴは3着の衣装をどう使いわけるんですか?
Rian:しばらくは最初の2作の衣装を使い分けていこうかなと思っています。最後の作品の衣装は許されるならワンマンまでとっておきたいですね。
the LOTUS
――「Heavenly」もすごくストレートな曲ですね。
レイ:でもこれは失恋のことを歌っているので、ハッピーな曲ではないんです。楽曲も4曲の中ではわりとハードよりですね。物語の最後の方で、どうやら彼女が星になっていくみたいなので、“星”っていう言葉をテーマに聴いてみてください。
――これも前から温めていた曲なんですか?
Rian:そうですね。携帯のボイスレコーダーにストックがめっちゃ入ってるんです。サビメロだけならそれだけで50曲ぐらいはあります。この曲はサビがかなり綺麗な感じなんですけど、イントロはチューニングがドロップBでヘヴィーなので、そのヘヴィー感の中に綺麗なメロディがのるというか、この切ない感じのメロディが心に刺さればいいなって。
:この曲はグルーヴ重視なんですけど、ここぞってところでフックとなるおいしいフレーズを入れてるところがポイントですね。
伊織:この曲は疾走感が命なのでそこを意識しました。ライヴでも映える曲だと思うので、これもライヴでどう魅せられるかが楽しみですね。
Ryuto:ずっと前からデモで聴いてた曲だったのですんなりと入っていけました。個人的にはメロディがとても印象的な曲だなと思いましたね。
――「Clarity」はいかがでしょうか。
Ryuto:“透明な”というイメージを込めてタイトルをつけたんですけど、これもある意味ラブソングで、凍てつく感じというか、淡々と進んでく冷たい感じというか。ひたすら冷たい雰囲気を意識しながら作りましたね。
:口ずさむ事ができるくらい分かりやすいフレーズを作ろうと意識してベースアレンジしました。特にイントロの部分でベースがおいしいフレーズを弾いているので聴いていただきたいです。
伊織:ドラムに関しては、一定のリズムがずっと続くんですけど、右足と両腕を使うので、その3本の音量感の統一を意識しました。
レイ:いつも伊織は「この曲はどういう曲なんだ?」って世界観とか感情の話を色々聞いてくれるんです。「ここの部分はこういう思いを込めてる」って話をすると「じゃあこうやって叩けばいいか」って。
――歌詞の世界観を考えながらドラムで表現をするんですね。
レイ:そうなんです。歌詞の意味が分かっていないと叩けないみたいで……。
伊織:自分が憧れているドラマーさんも、歌を引き立てる技術が本当に長けてる人なので、そういうドラムに憧れてるんです。常に“歌うドラム”を意識して叩いてます。
Rian:ギターは純粋なバッキングに徹したというか、メロディからちょっと懐かしい感じを受けたので、ベーシックを意識して、歌を口ずさみながら弾きました。
――歌詞はどんなことを?
レイ:“透明な関係”をしてる人に聴いてもらって共感していただきたいですね。
――“透明な関係”とは?
レイ:言葉にできない無色透明な絆というか、「私たちってなんなんだろう?」って思うような関係を持っている人ですね。
the LOTUS
――ここまでリアリティのある歌詞って珍しいですよね?
レイ:そうかもしれないですね。『LUV』だからこそ入れられた曲ですね。こういう見えない関係っていつの時代もあると思うんですよね。
――「NEVER ENDING SNOW」は、少しだけマニアックな感じがしますね
Rian:マニアックなんですけど、サビはバラードテイストにしたいっていうのがあったので、ただのバラードにするんじゃなくて、ちょっと変わった感じに仕上げてみました。バラードっていうと大体はもっと聴きやすいものだと思うんですけど、自分自身があまり普通の曲を聴かないので、せっかく自分が作るならメタルっぽいフレーズを入れてみたりとか、そういう実験的な要素をちょいちょいぶち込んでいくのが好きかもしれないですね。Bメロはメリーゴーラウンドに乗ってるようなイメージで、サビとAメロの空気感が似ているんですけど、Bメロでちょっと広がった感じを出して、Bメロがサビでもいいなって思うくらいの展開感を意図して作りました。
――これは冬の曲ですよね?
Rian:制作段階でも「そういえば、これって夏前に出るんだよね?」って(笑)。
レイ:でも曲を聴いた段階で、どう話し合っても冬なんです。
Rian:冬のイメージしかなかったね。
レイ:これも失恋の歌なので、タイトルは「LUV」なのに4曲中3曲が失恋を歌ったっていう……(笑)。パッと見は、「冬に失恋をしたのかな?」っていう感じはがするんですけど、どうやら主人公は人ではなくて、「雪なのか?」「季節そのものなのか?」っていうイメージで作りました。相手の女性は人なんですけどね。
Ryuto:この曲は、録ってるときに拍子に慣れない感じがあって逆に面白いなと思いました。そんなにバラードっぽいバラードでもなかったので、ワンマンとかでやったらすごく映えそうですね。
:個人的なこだわりなんですけど、できるかぎりワンフィンガーで弾きました。1つ1つの音譜を大切した曲なので、1音1音を聴いてほしいですね。
伊織:こういうリズムの曲をあまり叩いた事がなかったので、すごく勉強になりましたね。幻想的なイメージだったので、新しい表現の引き出しがまた1つ増えました。
――3ヶ月連続リリースの最後を飾る『Providence of LUV』はどんな1枚になりましたか?
レイ:the LOTUSの温かさを存分に感じられる作品になりましたね。3部作の3枚目ということで、お互いの事が理解し合えて、メンバーそれぞれの色がより濃く出てる実感もありますし、歌に関しては『Providence of JESUS』は低さを強調していたんですけど、『Providence of LUV』は上も下もまんべんなく出して、包みこむように歌っているのでそういう違いも感じてほしいですね。
Rian:分かりやすい中にも個性を入れたりしてるので、聴き込めば聴き込んだ分だけ深い部分を味わえる作品であるなと思います。
「ちゃんと未来を見せられるようなライヴにしたい」
the LOTUS
――8月28日には初のワンマンライヴ『大東京イルミナティ』が新宿ReNYで行われますね。
Rian:ReNYってすごく現代的な会場なので、すごく僕たちに合ってるんじゃないかなって思ったんですよね。あとは今回の3作に収録した曲で、ワンマンじゃないと披露できない曲もあったりするので、そういう意味では早くワンマンをやって披露したいです。
レイ:結構あるからね。
Rian:しかもその3枚の世界観をすべて表現するには、それなりの曲数も必要になってくるから、そう考えるとやっぱりワンマンじゃないと実現できないんですよね。だから初ワンマンにしてすごいライヴになるんじゃないかなって今からワクワクしてます。
レイ:ワンマンだからこそ出来る魅せ方や演出もたくさん考えているので楽しみにしていてほしいです。
――3部作のジャケットのイメージがギリシャ神話だったので、ワンマンのタイトルが『大東京イルミナティ』というのがすごく意外でした。
Ryuto:そうですよね。“イルミナティ”って、啓蒙活動とか宗教的な意味合いがあったりするので、the LOTUSを“大東京で布教する日”という意味でつけました。
――あらためて初ワンマンはどんなライヴになりそうですか?
Rian:ワンマンじゃないと表現できる幅が限られてしまうので、ワンマンでは思う存分3部作の世界観を表現して思いっきり楽しみたいと思います。個人的にも初ワンマンなので、まだ少し未知の世界ですが……(笑)。
伊織:バンドにとっての初ワンマンって、僕らメンバーにとっても、お客さんにとっても、記念日というかすごく大切な1日になるので、その空間を一緒に分かち合えたらいいなと思ってます。きっとステージ上では感情的に、それでいて自分らしいドラムを叩こうと思っています。
the LOTUS
――ドラムソロもあったり?
伊織:リーダーはやってほしいみたいなんですけどね……(笑)。
Ryuto:ドラマー的には、ワンマンでのドラムソロが一番目立てる瞬間だと思うから、是非この機会にやってもらいたいですね。
:この3部作を最初から聴いていくと「ライヴそのものを聴いてるんじゃないか?」っていう感覚になると思うんです。そこにステージングで自分たちの個性を出して、演出にも凝ってthe LOTUSらしさを120%出せるライヴにしたいですね。
Rian:普段のライヴじゃやらないような曲もやることになると思うし、そういうライヴってなかなか出来ないと思うので、ここで初めて僕らを知る人にも、「the LOTUSってこういうのだぜ!」って事を本当に提示できるライヴにしたいですね。個人的にもすごく楽しみにしています。僕自身もthe LOTUSのワンマンを初めて見る事になるので、本当に楽しみですね。
レイ:3部作の締めくくりのようなライヴにも見えるんですけど、ここでしっかりしたものを提示して、みんなにちゃんと未来を見せられるようなライヴにしたいですね。もちろんワンマンだからこそ出来る演出にもすごくこだわりたいので、次のワンマンも楽しみだなって思わせられるようなものを見せますので、是非遊びに来てください!
RELEASE
3部作第3弾
「Providence of LUV」

2015.06.10 Release!!

theLOTUS
【初回限定盤】
[CD+DVD]
PSIS-10025
¥2,500+税
※スリーブケース仕様

[CD]
01. Heavenly
02. Clarity
03. NEVER ENDING SNOW
04. Last Song...

[DVD]
01.「Last Song...」MV収録


theLOTUS
【通常盤】
[CD]
PSIS-10026
¥2,148+税

[CD]
01. Heavenly
02. Clarity
03. NEVER ENDING SNOW
04. Last Song...


SCHEDULE
the LOTUS 1st ONEMAN LIVE
『大東京イルミナティ』

08.28(金) 新宿ReNY



05.31(日)EDGE Ikebukuro
06.06(土)長野JUNKBOX
06.07(日)金沢Az
06.13(土)札幌KRAPS HALL
06.14(日)札幌cubegarden
06.21(日)HEAVEN'S ROCK 宇都宮 VJ-2
06.28(日)福岡DRUM SON
06.30(火)京都MUSE
07.04(土)ell.FITS ALL
07.05(日)OSAKA RUIDO
07.12(日)仙台MACANA
07.19(日)新宿ReNY
07.20(月・祝) EDGE Ikebukuro
07.25(土)長野LIVE HOUSE J
07.26(日)高崎clubFLEEZ
07.27(月)仙台darwin
08.03(月) 仙台MACANA

PROFILE
the LOTUS

the LOTUS Vo:レイ
Birthday: 03.21
Blood type: A
the LOTUS Gu:Ryuto
Birthday: 04.29
Blood type: B
the LOTUS Gu:Rian
Birthday: 07.03
Blood type: ?
the LOTUS Ba:翼
Birthday: 01.16
Blood type: A
the LOTUS Dr:伊織
Birthday: 02.01
Blood type: A
オフィシャルサイト


DISCOGRAPHY

アーティストタグ

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