INTERVIEW
Special
4月8日にDOUBLE A SIDEシングル『Emotion / Director's cut』をリリースするGOTCHAROCKA。
発売後には、『GOTCHAROCKA ONEMAN TOUR 2015~Emotion/Director's cut発売記念TOUR~“UnreaL Emotion”』をスタート。その後、約2年ぶりのアルバムのリリースを受け『~GOTCHAROCKA 2nd Album 発売記念&3rd Anniversary tour~“Starry X bullets”』を実施。GRAND FINALは、8月18日にTSUTAYA O-EASTを舞台に『~GOTCHAROCKA 3rd Anniversary Day~』と題して開催される。
VISULOG主催イベントでもお馴染みの彼らに、最新シングルの話を中心に訊いた。

取材・文:長澤智典
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「その都度出てきたものを、ちゃんとGOTCHAROCKAの作品として刻んでいくことも、すごく大切なことやと思う」
GOTCHAROCKA
――4月8日に最新DOUBLE A SIDEシングル『Emotion/Director's cut』を発売しますが、今作は最初からDOUBLE A SIDE作として制作していたのでしょうか?
樹威:最初から狙っていたわけではなかったです。それよりも、6月中旬頃に約2年ぶりとなる2ndアルバムを出すので、そこへ向けた「アルバムのプロローグとなるシングルを出そう」と決めて、そこから制作に入ったんですけど、あがってきた曲を聴いたときに「アルバムを示唆する2つの表情が生まれたな」っていう感じがあって、そこからDOUBLE A SIDEという形になりました。
――「Emotion」も「Director's cut」も、最新アルバムに詰め込むであろう新しい表情を指し示してゆく指針曲になるということ?
樹威:その一面もあるとは思います。2ヶ月連続だったとはいえ『撃愛』『Alarm』と2枚のシングルを出したのが昨年の6、7月なんで、期間的にも少し空いてしまったんですけど、その間に2本の全国ツアーとホールワンマンをやって、その経験の中から「こういうGOTCHAROCKAを打ち出していこう」という新しい要素を形にしたい自分達がいたんです。それらの経験や意識を踏まえて生まれてきたのが「Emotion」と「Director's cut」なので、今のGOTCHAROCKAの歩みとして捉えれば、この2曲が生まれるのも極々自然な形だったのかなと思います。
十夜:GOTCHAROCKAとして表現したい中心軸は昔から変わってないんですよ。ただ、楽曲のアレンジ面での幅が広がったというか、サウンドメイキングなどの面ですごく変化を求め出していた。それがプラスの形として現れたのが今回のシングルなんです。しかも、この2曲が生まれたことが、そのまま製作中のアルバムの広がりにも繋がっていっているからこそ、まずはこのシングルを聴いてほしいですね。
JUN:なんかね、昨年に2枚のシングルを出してからの動きの中からいろいろ見えてきたというか、表現してみたいスタイルがいくつも出てきたんです。それを形にする機会ごとにそれを音に詰め込んでは出していくっていうのが、GOTCHAROCKAとしてはすごく必要なことだなって思うんですよね。
――その都度、自分たちの描きたい表情を形にしていくのが大切なことだと。
JUN:もちろん毎回コンセプトを立てて表現していくのも大事やとは思うんですけど、その都度の感性として出てきたものを、ちゃんとGOTCHAROCKAの作品として刻んでいくっていうことも、すごく大切なことやと思うんで。
――ということは、先に控えたアルバムも「今のGOTCHAROCKAの姿」を詰め込んだ作品になると。
JUN:2ndアルバムには、1stアルバム以降に出したシングルの表題曲も収録されるので、一番古い「Shortcake」という曲だと1年半くらい前の楽曲になるんですよ。それらの楽曲と、今のGOTCHAROCKAとして表現したい曲たちを“共存”させた作品になっていくとは思うんですけど、だからと言って、全くかけ離れたものでもなくて、しっかり共存した1枚にまとまりそうなのもGOTCHAROCKAとしての軸が振れてないからなわけで、そこがアルバムの面白さになっていくのかなとは感じていますね。
「同じ武器を取って戦うという意味で捉えるなら、“歌モノで仕留めたい”と思う気持ちが昔からずっとありました」
GOTCHAROCKA
――「Emotion」はとてもキャッチーでメロディックな楽曲として完成されていますね。
樹威:「Emotion」は“歌モノど真ん中”な楽曲なんですけど、実はこういう楽曲が大好きなんですよ。にも関わらず、最近そういうストレートな曲を作っていなかったこともあって、それを「今のGOTCHAROCKAのフィルターを通して表現したらどうなるかな?」と思ったことから「Emotion」の制作が始まりました。それと同時に「いろんな人たちにGOTCHAROCKAの楽曲に触れて欲しい」という気持ちもより強くなっていき、一番多くの人たちへ響きやすいスタイルとして考えたところもありました。
――なるほど。
樹威:このシーンでは「激しい楽曲」ほど「攻めてゆく」っていう意識で捉える感覚が強いと思うんですけど、僕の中での「激しい曲」というのは、敵を交わしながらも攻めていくイメージなんですね。同じ武器を取って戦うという意味で捉えるなら、僕の中では「歌モノで(聞き手の興味や好きという感情を)仕留めたい」と思う気持ちが昔からずっとあった。今回はそういう理由もあって“歌モノ”を持ってきたわけだけど、バンドでアレンジしたらさらに深みを持った形に仕上がったので、僕自身の生涯の中でも、何本かの指に入るくらいすごくいい出来だなと満足しています。
――歌詞もストレートに想いをぶつけたラブソングに仕上がりましたね。
樹威:ストレートな歌詞を書くのって僕の中ではけっこう難しいことで、情景や感情がはっきりし過ぎてしまうと、捉えた人の気持ちも限定されてしまう。だから、ストレートに書くことに少し抵抗を感じていたんですけど「Emotion」に関しては、真っ直ぐな言葉のほうが曲調にもすごくハマるなと思ったことから、ストレートな歌詞にしていきました。
――いろんな人の心に刺さりやすい楽曲なのもそこに理由があったんですね。
JUN:たしかに「Emotion」はすごく聴きやすい楽曲だよね。アレンジ面でも、聴いた人が夢の世界じゃないですけど、「非現実な世界へ気持ちを寄り添っていけるように」というところにもこだわりました。
――だからどこか温もりをおぼえるというか、歌に心包まれてゆく感覚になっていたんですね。
JUN:樹威さんの書いた歌詞が、すごく現実味のある話だったんですけど、その中にファンタジーの要素もあったりして、その両方がうまく共存している内容だったので、「そのバランス感を崩したらヤバい」と思ったからこそ、アレンジ面でもそこはすごく意識しましたね。
十夜:本当に温もり感じる歌ですよね。樹威さんが持ってきたデモを聴いた段階で「いい歌だな」と思ってたけど、それを今のGOTCHAROCKAとしてアレンジした結果、より楽曲に深みが出て、さらにイマジネーションを高めていける要素が加わったら「これはシングルで出すしかないでしょう!」ってことで、今回こういう形で出せたのはすごく嬉しいです。
「『Director's cut』の歌詞は、“2つの視点”から捉えた感情のギャップを書きました」
GOTCHAROCKA
――対して「Director's cut」は、ひねりを効かせたヒステリカルな楽曲に仕上がりましたね。
十夜:「これぞGOTCHAROCKAの音楽です」というものに、プラスアルファの要素も加えたうえで、すごく分かりやすく伝えた楽曲になったと思います。
JUN:もともとGOTCHAROCKAの楽曲は、ひねりを効かせてはいるんですけど、この曲ではヴァイオリンの音を入れたり、さらにサウンド面でのひねりを効かせた要素を強調しました。それでも歌はすごく伝わりやすくてみんなに届く曲にしたかった。
――展開が凝った楽曲なのに、歌はストレートに心へ響いてきました。
JUN:「Director's cut」は、ひねったサウンドと伝わりやすい歌というアンバランスなカッコよさを追求した楽曲なんですけど、「アンバランスなカッコよさを、バランス良くアレンジした」というか、樹威さんの歌には、アンバランスな曲さえも耳馴染み良く聴かせていく力があるんです。
樹威:「Director's cut」を最初に聴いたときに、メロディーラインがすごく綺麗で、その中でもサビのメロディーは特に綺麗だったんですよ。でもサウンドにはひねりを効かせているように、歌詞までメロディーに沿って綺麗に表現するのは違うなと思って、歌詞も歌い方も、汚いものを綺麗に見せられる伝え方が似合うと思って歌詞を書いていきました。
――「Director's cut」の歌詞には、底へと落ち、蠢いてゆく感情を記していませんか?
樹威:例えばの話、底辺から見る星と、ちょっと高い視点から見る星では、同じ星でも見え方が違うじゃないですか。
――確かに。
樹威:仮に月が爆発したら僕らにとっては大問題になるとしたとしても、遠く離れた場所にいる自分たちだからこそ、その様を綺麗と捉えてしまうかもしれない。「Director's cut」の歌詞には、その“2つの視点”から捉えた感情のギャップを書いてるんです。今現在もこの地球上では、残酷なことが起きているのに、遠く離れているからこそ違う視点でも見えてしまう。時にはその残酷さがロマンチックに思えたり、サビで“翼に火をつけて”と歌っていますけど、その自虐的なことさえ、遠くからみたら綺麗に見えてしまうのかも知れない。この「Director's cut」は社会風刺を軸にした歌なので、その2つの見え方を自分なりの解釈で捉えてもらえたら嬉しいなと思います。
「自分ってちっぽけだな、屑だなっていう想いを“星屑(Stardust)”に重ね合わせ書いています」
――通常盤のみに収録されている「A Stardust」は、“星のクズ”という言葉に自虐的な意味を重ね合わせて表現していませんか?
樹威:自分ってちっぽけだな、屑だなっていう想いを、“星屑(Stardust)”に重ね合わせて書いています。実は「Emotion」も「Director's cut」「A Stardust」も、全て「星の下で繰り広げられている世界を2つの視点で記した歌詞」という共通項を持っていて、そこにシングルとしての統一感を出したんです。
JUN:「A Stardust」はミドルバラードなんですけど、決して熱く感情高ぶるわけではなく。なんかサラッと肩の力を抜いた形で聴ける楽曲として作ったものなんです。しかも「樹威さんが歌謡曲を唄う」というイメージもあったので、あえて歌謡曲風のフワッとした曲調に仕上げました。
十夜:歌謡曲の要素が、樹威さんの歌声にすごく合ってるなと感じたし、楽曲面でも昔で言うレコードのB面の隠れた名曲みたいな存在になっていくんじゃないかとなと思ってます。
JUN:B級グルメやな(笑)。
十夜:素晴らしいB級グルメになればいいなとは思ってるし、個人的にもすごく好きな楽曲です。
――限定盤には「Emotion」と「Director's cut」のMVがそれぞれ収録されていますが、こちらはどんな内容に仕上がっているのかも教えてください。
樹威:2曲ともぜんぜん表情は違いますけど、どっちも“夢”が映し出されていると思います。「Emotion」では、CGを使った夢の国を描いたりしてます。
JUN:「Director's cut」はリアルな様を軸に撮っていますけど、ちょっと面白い世界観になっているので、是非2つを見比べながら楽しんでほしいです。
――GOTCHAROCKAは、8月18日のTSUTAYA O-EASTに向けたいろんな展開を描いています。今作をリリースした後は、すぐに「GOTCHAROCKA ONEMAN TOUR 2015~Emotion/Director's cut発売記念TOUR~“UnreaL Emotion”」がスタートし、その後に約2年ぶりのFフルアルバムリリースを受け、「~GOTCHAROCKA 2nd Album 発売記念& 3rd Anniversary tour~“Starry X bullets!”」へと続いていいきますが、正に3周年に向けて怒涛の展開が続いていきますね。
十夜:今年はまず新しいGOTCHAROCKAの姿を提示したシングル作品を久しぶりに出せる嬉しさがあれば、そこからの流れでフルアルバムの発売も決定し、さらに2本のツアーをまわりながら、一緒に成長した姿を持って3周年のライヴを迎えられる。どれも刺激満載なライヴになると思うので、楽しみにしていてほしいですね。
樹威:今は作品を作っては出し、それを持ってツアーに出てということを繰り返している時期ですけど、目の前に超えるべき歌題も多ければ、そのために1日1日気合いを入れて、高いテンションやモチベーションを保てたまま走り続けられている。その気持ちのまま、まずは8月18日まで進んでいけたら、この日もいい感じのライヴをしていけるんじゃないかなと思いますね。
JUN:3周年ですね。過去の周年ライヴの時もそうやったけど、頭の中では分かっていながらも、ホンマに当日のライヴの後半ぐらいにならないと、僕の場合はリアルに実感できないというか、それよりも今は、目の前にあることを1つ1つ一生懸命に向かっていくだけですね。そうやって、日々一生懸命さを継続していけば、その高いテンションのまま3周年のワンマンも迎えていけるやろうし、そうやって周年記念を祝ってもらえるってすごく嬉しいことだから、今はそこを1つの大切な目標として進んでいるように、しっかりコツコツと経験を積み重ねて8月18日という日をみんなと一緒に祝えたらそれだけで嬉しいですね。たくさんの人に祝ってほしいなとも思ってるから是非遊びに来てください。
RELEASE
DOUBLE A SIDE 6th Single
「Emotion / Director's cut」

2015.04.08 Release!!

GOTCHAROCKA
限定版 Type-A
3songsCD
+1songDVD
+Off Shot Movie
Special Limited Edition
GCR-093
¥1,800 (税抜)

[CD]
01. Emotion
02. Director's cut
03. Emotion(Jui-caught a cold-ver.)

[DVD]
01. Emotion(Music Video)
02. Emotion(Music Video Making)


GOTCHAROCKA
限定版 Type-B
3songsCD
+1songDVD
+Off Shot Movie
GCR-094
¥1,800 (税抜)
Special Limited Edition

[CD]
01. Directo'rs cut
02. Emotion 3.Director's cut(Jui-cut-ver.)


GOTCHAROCKA
通常版
3songsCD
GCR-095
¥1,200 (税抜)

[CD]
01. Emotion
02. Director's cut
03. A stardust


SCHEDULE
GOTCHAROCKA ONEMAN TOUR 2015 ~Emotion/Directors cut発売記念TOUR~ “UnreaL Emotion”
04.10(金)名古屋ell.FITS ALL
04.12(日)難波ロケッツ
04.25(土)原宿アストロホール
04.26(日)原宿アストロホール

~GOTCHAROCKA 2nd Album 発売記念& 3rd Anniversary tour~ “Starry X bullets”
06.20(土) 新横浜 NEW SIDE BEACH!!
06.21(日) 静岡Sunash
06.27(土) HEAVEN'S ROCK 宇都宮 VJ-3
06.28(日) HooK仙台(Happy birthday 樹威!)
07.04(土) 神戸VARIT.
07.05(日) 福岡DRUM SON
07.10(金) 札幌COLONY
07.11(土) 札幌COLONY
07.25(土) 名古屋ell FITS ALL 
07.26(日) 大阪MUSE

GRAND FINA~GOTCHAROCKA 3rd Anniversary Day~
08.18(火) TSUTAYA O-EAST



04.04(土)新宿BLAZE
04.19(日)新宿ReNY
07.20(月・祝)高崎CLUB FLEEZ
07.22(水)HEAVEN'S ROCK 宇都宮VJ-2

PROFILE
GOTCHAROCKA

GOTCHAROCKA Vo:樹威
Birthday: 06.30
Blood type: O
GOTCHAROCKA Gu:JUN
Birthday: 11.17
Blood type: O
GOTCHAROCKA Gu:十夜
Birthday: 08.11
Blood type: O
オフィシャルサイト


DISCOGRAPHY

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