INTERVIEW
Special
Black Gene For the Next Sceneの5th Single『『D.D.D』~Dead.Devil.Dancing~』が7月30日にリリースされる。“BFNがデビルになっちゃった?”というキャッチコピーにあるように、今回は“デビル”をテーマに、“ゴシカルトランス”第二弾となる作品となっている。
今年の11月には3周年を迎え、初のワンマンツアーを控える彼ら4人に話を訊いた。

取材・文:山本貴也
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「いかに曲と歌と歌詞で“悪魔感”を伝えられるかっていう、分かりやすくくどい感じの事をやりたかっったんです」
――5月6日に行わたBFN東名阪ワンマン『2.5次元ツアー』ファイナル、赤坂BLITZの感想から教えてください。
Black Gene For the Next Scene
Rame:けっこう挑戦的なステージで、やるまでは、「どうなるかな?」っていう不安もあって、始まる前までは、すごいプレッシャーや緊張もあったんですけど、いざステージに立ってみたら意外といつもの感じで、お客さんも応えてくれたし、やって良かったなって。お客さんとの距離がステージからは遠いんだけど、気持ち的には縮まった感じがしました。
:初めてのBLITZだったので、緊張はしたんですけど、思っていたよりも大きい感じはしなかったので、いい緊張感を保ちつつ、自分らしくできたんじゃないかなと思いますね。スタッフの方々にもたくさん協力してもらって成功することができたので、すごく感謝しています。
Ice:BLITZ公演の前までずっと声帯が不調で、医者にも、「歌うな」って言われるレベルだったので、楽しみにしていた反面、「歌えなくなるかもしれない」っていう危機感があったので、そういう意味では、歌の中の“ギリギリの緊張感”を保てたかなという感じがしました。
――大丈夫だったんですか?
Ice:なんとか大丈夫でした。でも直前まで薬で痛みを抑えて、ギリギリまで一切声を出さないでいたから、そもそも調子がいいのか悪いのかも分からない状態でした。そういう意味でも、前半は特に緊張感が強くて、後半になるにつれてお客さんとのコミュニケーションも取れてきたし、徐々に自分の気持ち的にも心と歌が解放されていくような感じがして、最終的に声帯がどうとかを気にする事もなく楽しむ事ができました。
Sala:2014年上半期の集大成とも言える、素晴らしいライヴになったのはもちろんですけど、本当に楽しかったですね。体調面もドラムプレイ面もよくできたし、お客さんの顔もステージからよく見えたので、本当に気持ちよく演奏できました。
――New Single『D.D.D』ですが、キャッチコピーが、“BFNがデビルになっちゃった?”とありますが。
Rame:デビルという部分ももちろんなんですけど、『シニカル ワー悪~This is monster world~』から導入している、“ゴシカルトランス”というコンセプトを継続して、「第二弾はどうしようかな?」と悩んでいた時に、ギリギリまでデビルには到達しなかったんですけど、前作がモンスターだったので、今作はみんなでデビルになって、ゴシカルトランスの第二弾を作り上げようという事です。
――すごくストレートな楽曲ですね。
Rame:特にそこを追求したわけではないんですけど、結果的にそういう感じになりましたね。扉の音から始まるんですが、異空間をさまよっていて、「世界に入り込んだ!」みたいなイメージで、曲が出来上がった今では、いろんな意味に捉えられるんですけど、例えば、「別世界の人間が扉を開けて僕らを眺めている」とか、「自分たちがさまよって辿り着いた所」とか、「現実世界から夢の世界に移行した時」とか、“そこで何かが切り替わる“というイメージです。
――歌詞について教えてください。
Ice:Rameさんから、大まかなテーマというかイメージは聞いていて、荒野をさまよう僕ら4人のパーティーのような感じで、そこからMVのイメージとかも浮かんだので、映像作品も視野に入れながら書きました。歌詞の中ではあまり荒野をさまよう部分には触れていないんですけど、それを想像しながら書きましたね。
――内容としてはどんなことを?
Ice:今回は、「あまり深く捉えなくていいよ」という気持ちで書いた部分があって、頭から“悪魔”という言葉が出てくるんですけど、いかに曲と歌と歌詞で“悪魔感”を伝えられるかっていう、分かりやすくくどい感じの事をやりたかっったんです。歌い方にしてもそうなんですけど、「あ、なんか悪魔来た!」って感じで、ヴィジュアル系の歌詞というよりは、昔のアニソンっぽい感じで、いつも以上にくどく歌い上げていて、わりと書いたそのまんまというか、実際に、「悪魔とバトルしている」っていう程の分かりやすさではないんですけど、「シニカル ワー悪~This is monster world~」が、自分の中にある悪魔的な悪の心との戦いも肯定するような意味合いで書いたので、今回はそれを否定するような形で書きました。
――対になっているということ?
Ice:対というか、何か繋がってくる部分があるというか、「シニカル ワー悪~This is monster world~」も一つの人間の在り方であって、「D.D.D」もまた別の一つの人間の在り方ですね。
Black Gene For the Next Scene
――タイトルの“~Dead.Devil.Dancing~”というのは?
Rame:何か意味合いを持たせようと思って、5月6日に赤坂BLITZのワンマンがあって、その日に今作のリリースを発表したんです。その1年前の5月5日に新宿BLAZEでワンマンをやったんですけど、その日は、ペアチケットという試みをして、「みんなで盛り上げよう!友達呼んできてお願いだから!」という感じで、絆を深めた日だったんですね。その日のタイトルが、実は“〜Dance.Drive.Destiny〜”で、『D.D.D』だったんです。
――そうだったんですね。今作は、その『D.D.D』とはまた別の『D.D.D』なんですか?
Rame:そうですね。今回も赤坂BLITZで発表するということで、“D.D.D再来”という言い方をして、ファンの子に、「そういう意味合いも含まれているのかな」って思わせたかったんです。
――演奏面についても教えてください。
:ギターに関しては、自分の中では結構メタルっぽいかなと思っていて、10年位前まではただのメタル小僧だったので、その時期のことを思い出しながら弾いたんですけど、意外と難しいんですよ。サビからいきなり、指をけっこう開くんですけど、「こういうプレイは昔の方が上手かったな」って弾いていて思いましたね(笑)。だからちょっと頑張らないといけないんですけど、とりあえずソロが長い!
Rame:楽器陣にしては、“悪魔的なサウンド”といえば、“メタル”みたいな部分もやはりあるので、曲としての意味合いにも繋がってきたのかなって。個人的には、ギターソロ後の間奏のところで、すごくいい雰囲気にまた繋がっていく流れがうまく作れたと思いますね。その後に、さらに重い歌が入ってくるっていう流れがすごく気に入っています。
――ドラマティックな構成ですよね。
Sala:そんなドラマティックな構成に色付けできるようなドラムを叩いていった感じです。シンプルでどストレートなんですけど、音作りは、BFNらしいメタルサウンドを意識しました。
――MVはどんな作品に?
Rame:もちろん監督さんが曲のイメージに合わせてくれたんですけど、悪魔的なところとか、4人のパーティーが荒野をさまよっている画とか、すごくこだわって撮ってくれましたね。朝から夜にかけて全てのシーンを撮ったんですけど、外は雨がどしゃ降りで、ちょうど撮影場所が、洞窟というか、かろうじで雨がしのげる場所だったので不幸中の幸いでしたね。ただ時間が経つに連れて、撮影現場に雨水がダーっと入ってきちゃって、今となってはそれもいい演出だったのかなって感じですね(笑)。
――大変な撮影だったんですね。
Ice:今までで、一番真面目にやっている感が出ています(笑)。いつも真面目にはやっているんですけど、一番苦労して撮った作品だと思うので、もしかしたらたった数分感の中に、その苦労した感じがにじみ出ているかもしれないのでしっかり見てほしいですね。でもこれを見る度に、撮影場所から控室みたいなところまで移動するのも雨に濡れながらだし、地面も土で泥だらけになりながらだったので、どうしても僕らは、「あの時大変だったな」って思いながら見ちゃいますね……。
Rame:でも、映像じゃその苦労は伝わらないよね(笑)。撮影時間が長くて24時間を超えた撮影になったので、演奏シーンにいくまでにみんな疲労困憊でしたね。
Ice:気づいたら夜だったし、「いつ演奏シーン撮るんだろう?」ってずっと思っていました。
Rame:その夜の感じの演奏シーンがバッチリかっこよく映っているので、僕らもあらためて苦労した甲斐あったなって思いましたね。
Black Gene For the Next Scene
――撮影時間が24時間を超えるってすごいですね。
Rame:しかも、雨が降ってなかったら、本当はもう1カットあったんですよ。
:でも今回は本当に、Iceくんと一緒で真面目な感じになっていますね。今までは個人のシーンとかで、ちょっとふざけていたりしたので、少しは何かやっとけばよかったなって(笑)。あとは、心霊スポットで撮ったので、変なものが映り込んでないかが心配ですね……。
――今の所は未発見ですか?
:どうですかね。まだ細かいところまで見ていないので分からないですけど、もしかしたら……。
Rame:でも、完成した映像はいろいろ加工されているので、本当に映り込んでいるのかは編集した人にしか分からないよね。
――撮影中に何か起きたりしませんでした?
:何か起きたというわけではないんですけど、近くにトイレがなくて、すごく我慢していたんですけど、スタッフの子達が、「ありましたよ!」って教えてくれた場所が、心霊スポットの民宿で、完全に廃屋でボロボロの建物だったんです。電気も点かなくて、すごく暗くて、「これ中に入ったら絶対に扉閉まるパターンでしょ」と思ったので入らなかったんです。でもトイレには行きたいから、「他にないかな?」って探していたら、意外と近くにあったっていう……(笑)。
――Salaさんはいかがですか?
Sala:さっき刻さんが、「真面目に演じた」って言っていましたけど、けっこう笑ってましたよ(笑)。でも本当に外はどしゃ降りで、洞窟の中に水が流れ込んできて、ドラム直撃だったので、足元がベチャベチャになりながらやりました。
――雨だと撮影後の楽器メンテナンスも大変ですよね。
Sala:そうなんですよね。今でもまだその時の砂がついていますから(笑)。でもそのおかげで、かなり思い出に残るMV作品にはなりました。
Rame:あとは、今回のテーマが“悪魔”なので、Iceがデビルに変身するシーンがあるんですけど、そこは注目なので是非見てほしいですね。
「次のミニアルバムで、ゴシカルトランスシリーズは最後になります」
――「believe in」は、ギターロック色が強い楽曲ですね。
Black Gene For the Next Scene
Rame:夏のリリースということで、ストレートなロックチューンで駆け抜ける感じの曲が出来たかなと思います。
:ギターに関しては、全部その場で考えてアレンジしながら弾いたので、すごく苦労しました。
――シンプルでカッコいいですね。
:Rameさんからデモをもらって、わりとそのまま弾いたんですけど、やりながら、「もっとこういう感じで」とか、「こっちの方がいいんじゃない?」とか、その場で一緒に考えながらすすめていきました。
Sala:たぶんドラムが一番シンプルじゃないですかね。これまでのBFNの楽曲の中でも一番シンプルかもしれないです。曲がそういロックでストレートな楽曲だし、基本的で簡単なリズムパターンが多いので。ドラムを始めた方にもオススメできそうな曲です。
Rame:ベースも結構ストレートに流れる感じではあるんですけど、普段デジタルサウンドを強めに入れている分、いくらストレートとは言っても、普通すぎるとやっぱり物足りなさを感じてしまうので、弦楽器で試行錯誤しながらうまく補えたかなと思います。リズムパターンに絡み付くというか、厚みを持たせていくみたいな感じで、ベース単体ではなく、ベースとギターを一緒にアレンジしていきました。
――歌詞についてはいかがですか?
Ice:曲全体が爽やかさを持っているなと思って、僕自身は、「メッチャ夏!」っていうイメージで書いたというよりは、“夏“というコンセプトが入っていたので、せっかくだから入れとこうって感じで、他はその時に思っている事を書きました。「D.D.D」よりも、より分かりやすくシンプルに伝えたかった。
――タイトルの「believe in」というのは?
Ice:「何かを信じたい」という気持ちを、この曲と歌で力強く表しています。
――A typeとB typeには、2014年5月6日の赤坂BLITZワンマンLIVE映像のDVDが付いていますが、この2枚を見ればほぼ網羅できる感じですか?
Rame:2枚で18曲くらい収録されているのでほぼ見れます。
――お得ですね!
Rame:そう思っていただけると嬉しいですね。
――初回限定盤には、MV撮影のオフショットDVDがついていますが、これは何か映っている可能性がありそうですね……。
Ice:どちらかというと、こっちの方が映っている可能性が高いですよね……。
――ワンマンツアーの前にはミニアルバム『廃屋のダンスパレード』もリリースされるとのことですが。
Rame:“ゴシカルトランス”の最終章というわけではないんですけど、総集編のような世界観をミニアルバムに集約して、また次のステップにいきたいなと思っています。この先はまた違う世界観を提示していければと思っているので、このミニアルバムで、ゴシカルトランスシリーズは最後になります。
――こちらを引っ提げてのワンマンツアー『廃憶のdance』の初日が、3周年なんですね。
Rame:まだ3年とも、もう3年とも言える感じですね(笑)。ファイナルが、2015年1月4日の恵比寿LIQUIDROOMになるんですけど、こちらの最速プレミアム先行チケットの申し込みが、『D.D.D』に封入されている葉書になります。全タイプについているので是非ご応募ください。ちなみに一般発売は、9月26日からとなります。
――どんなツアーになりそうですか?
Rame:ミニアルバムで“ゴシカルトランス“の集大成を掲げて、今までは変な話、「ワンマンで曲足りない」っていう話をしていたんですけど、もうワンマンではやりきれない曲数になってきたし、まだまだ増えるので、また新鮮なBFNが全国で見られるんじゃないかな。来年にかけての展開なんかも、その辺でチラホラ垣間見えてくるんじゃないかなって気がします。
――それでは最後にViSULOGを見ている人にメッセージをお願いします。
Sala:ライヴ本数もたくさんあるので、是非みなさんライヴ会場やインストアイベントに遊びに来てもらいたいです。
:『D.D.D』を聴いてライヴに遊びに来てください。聴かないと魔界に連れていかれるのでよろしくお願いします(笑)。
Ice:A typeとB typeに入っているDVDを見ると、僕の髪型がどんどん恥ずかしくなってくるので刮目してください。よろしくお願いします。
Rame:『D.D.D』を発売して、夏は悪魔になったBFNがイベントで全国を回りますので楽しんでもらって、是非お近くに来た時は『D.D.D』を握りしめてライヴ会場に遊びに来てください。とりあえず今は悪魔になったBFNを思う存分楽しんでもらえればなと思います。
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RELEASE
5th MaxiSingle「D.D.D~Dead Devil Dancing~」
2014.08.06 Release!!

Black Gene For the Next Scene
初回限定盤
CD+DVD GLK-012 ¥1,800(税抜)

[CD]
01. D.D.D
02. blieve in

[DVD]
『D.D.D』~Dead.Devil.Dancing~ PV+オフショット

Black Gene For the Next Scene
通常盤Atye
CD+DVD
GLK-013
¥ 2,300(税抜)

[CD]
01. D.D.D
02. blieve in

[DVD]
2014年5月6日赤坂BLITZ『2.5次元シアター』
LIVE DVD前編

Black Gene For the Next Scene
通常盤Btye
CD+DVD
GLK-014
¥ 2,300(税抜)

[CD]
01. D.D.D
02. blieve in

[DVD]
2014年5月6日赤坂BLITZ『2.5次元シアター』
LIVE DVD後編

Black Gene For the Next Scene
通常盤Ctype(お試し盤)
CD
GLK-015
¥ 500(税抜)

[CD]
01. SE
02. D.D.D

<共通封入特典>
・CD購入者限定「2015年1月4日恵比寿LIQUIDROOM単独公演」チケット先行受付案内封入
・トレーディングカード1枚(全5種)

SCHEDULE
BFN ワンマンTOUR2014 廃憶のdance
11.01(土) 高田馬場エリア『廃憶のdanceパレード』
11.15(土) 札幌COLONY
11.16(日) 青森サンシャイン
12.06(土) 仙台enn2nd
12.07(日) 新潟GOLDEN PIGS BLACK STAGE
12.13(土) 金沢AZ
12.14(日) 名古屋ell.SIZE
12.21(日) 長野J
12.23(火) 岡山CRAZY MAMA 2nd ROOM『クリスマス スペシャルLIVE』
12.24(水) 大阪MUSE
12.26(金) 福岡DRUM SON
01.04(日) 恵比寿LIQUIDROOM『廃憶のdanceパレード』


08.01(金) 札幌KRAPS HALL
08.02(土) 札幌KRAPS HALL
08.07(木) 名古屋E.L.L
08.08(金) 金沢AZ
08.10(日) 大阪BIG CAT
08.11(月) 岡山CRAZY MAMA KINGDOM
08.13(水) 博多DRUM Be-1
08.15(金) 大阪BIGCAT
08.17(日) TSUTAYA O-EAST
08.23(土) TSUTAYA O-EAST
08.31(日) 高田馬場AREA
09.07(日) 横浜BAYSIS
09.15(月) TSUTAYA O-WEST
09.23(火) 高田馬場AREA
10.03(金) 名古屋ell.FITS ALL
10.04(土) 大阪 心斎橋VARON
10.11(土) 服部緑地野外音楽堂
10.12(日) 仙台darwin
10.18(土) 大阪BIG CAT
10.19(日) 名古屋E.L.L
10.26(日) TSUTAYA O-EAST
11.22(土) 神戸VARIT.
11.23(日) 大阪MUSE
11.24(月) 名古屋E.L.L
11.28(金) TSUTAYA O-WEST

PROFILE
Black Gene for the Next Scene

Black Gene for the Next Scene Vo: Ice
birthday: 1/1
blood type: AB
Black Gene for the Next Scene Gu: 刻
birthday: 10/19
blood type: O
Black Gene for the Next Scene Ba: Rame
birthday: 6/11
blood type: A
Black Gene for the Next Scene Dr: Sala
birthday: 8/17
blood type: AB
オフィシャルサイト

DISCOGRAPHY

アーティストタグ

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