INTERVIEW
このエントリーをはてなブックマークに追加 チェック
Special
メンバーの脱退があり、その後の動向が気になっていたGOTCHAROCKAだが、“SHOW MUST GO ON”。彼らはその歩みを止めることなく、新しい作品のリリースが決定した。しかも2ヶ月連続リリース!第一弾の『撃愛』を6月4日、そして7月2日に『Alarm』をリリースする。また本作品を引っさげて7月5日新横浜NEW SIDE BEACHI!!を皮切りに結成2周年記念の全国ワンマンツアーもスタート。9月23日にはツアーグランドファイナルがAiiA Theater Tokyoで行われる。2014年後半もGOTCHAROCKAに休息の時はない。激しく前身あるのみ!

取材・文:ぽっくん
「もっと内面的な、人間味のある世界を表現していくことが大切」
――今回の『撃愛』は3人での制作になったんですか?
GOTCHAROCKA
JUN:そうですね。当初5月に1枚目の『撃愛』をリリースする予定でしたが、若干制作のスケジュールが変更になりました。
――現状では3人での活動になるわけですよね。
樹威:はい、そうです。この間のワンマンツアーでは、ベースはサポートメンバーに協力してもらいました。色々不安はありましたけれど、結果よいライヴが出来たと思います。今までのGOTCHAROCKAを否定するわけじゃないですけれど、こういう状況で、“フロントの3人でがんばろう”という僕らの気持ちと、お客さんもそれに応えようという気持ちとで、絆みたいなものが生まれました。
――ピンチで結束がより固まったんだね。
樹威:だから、それはそれでよかったんじゃないかなと思います。少し変な話ですけどね(笑)。
――GOTCHAROCKAにとって今はどういった時期なんだろう? また結成当初と変化してきた部分っていうのはあるのかな?
JUN:GOTCHAROCKAを始めた頃は、シーンの中でどう思われたいというよりも、まず、メンバー自身が新しいと思えるものをやっていきたいと思っていたんです。自分たちが感じる刺激をまず、大切にしたいと思っていたんです。そしてこの2年間、GOTCHAROCKAとして活動していくにつれて、僕らの世界観も固まってきました。
――その世界観とは具体的にはどういったことかな?
JUN:僕らは、すごい衣装を着て、なにか神々しいものを表現するというよりかは、もっと内面的な、人間味のある世界を表現していくことが大切だと感じているんですね。今は、歌詞のメッセージとサウンドで、その僕らの人間味みたいなものが、より、伝わるようになってきたと思います。
――十夜君は、ここ2年で自分の中で変化したこがあるとしたらどんな所だと思いますか?
十夜:結成当初よりも“もっと、こうしたい”“こう変わってゆきたい”という気持ちは強くなっていると思います。そしてその理想に向かって、自分なりに考えて進んできたと思いますし、ファンのみんなからのTwitterや手紙を見て、そこら辺がちゃんと伝わってきたなという実感はあります。
――そして2ヶ月連続リリースの第1弾シングル『撃愛』がリリースされますが、この2ヶ月連続リリースというアイディアの意図を教えてください。
樹威:去年のリリースしたファースト・アルバム『Crisis』ではGOTCHAROCKAの聴かせる部分と攻撃的な部分との両極端な2つの顔を魅せたんですね。GOTCHAROCKAはそういった色々な側面を表現できるバンドだと思うので、今回も2作品連続リリースで対比する作品を出したら面白いんじゃないかと思ったんです。
――では6月4日リリースの『撃愛』と7月2日リリース予定の『Alram』は違ったタイプの作品になるんだね。
JUN:そうですね。音楽を制作していくスタンスは変わらないですけれど、曲をどう魅せるかというアプローチはこの2作品ごとに違った方法論になります。
――GOTCHAROCKAの作品はどういった過程を経て完成するんだろう?
樹威:選曲の時にコンセプト立てして、選曲していきます。
JUN:曲は量産しているので(笑)、場合にもよりますが、日々制作している曲の中からコンセプトにあったものを選ぶ事が多いです。
――そして2ヶ月連続リリースの第1弾の作品である『撃愛』がリリースされます。この作品のコンセプトはどこからきたの?
JUN:以前、樹威さんとご飯を食べている時に、「去年はポリスの衣装でやったから、今年は軍服っていうのはどうかな?」みたいな話をしたんです。ポリスより軍隊の方が強そうだから、今年はこれでいくのもいいんじゃないかって(笑)。
――じゃあ、楽曲のコンセプトより軍服コスをするっていうアイディアの方が先だったんだね。
JUN:そうですね。まぁ、軍隊のコスチュームが、目新しいとは思いませんけど、僕らなりのアプローチでやったら、楽しくなるんじゃないかと思ったんですね。例えば、僕らが何者かに撃たれるとかね。
――「撃愛」のミュージック・ビデオでは見事にメンバー3人が何者かに撃たれているシーンが出てきますね。
GOTCHAROCKA
JUN:最初は真っ白な軍服で、血が飛ぶみたいたなイメージだったんです。あと、軍服のアイディアと同時に、曲中に“ヘイサー”という掛け声と、銃声を入れたいというアイディアもあって、曲を作りはじめたんです。
――見事にそのファーストアイディアが具現化されているね。キーワードが“軍隊”だけれど、「撃愛」はどこかユーモラスかつ、キャッチーな印象を受けました。
JUN:あんまりシリアスになりすぎず、シンプルなコンセプトでやりたいとうのはありました。
――歌詞に関しても、そのシリアスになりすぎずみたいなところは意識したのかな?
樹威:「俺は軍隊が大好きで!」みたいな、熱い感じではなくて、ファンとのコミュニケーションの中で遊びたいというのが、基本にあったんです。だから、あえてコンセプトという事をいうのであれば“軍服を着て、楽しめる空間を作ろう”ということですね。
――そういう遊び心は、この曲の随所に散りばめられていますね。
樹威:後半のコーラスパートは実際にファンの人に歌ってもらいました。
JUN:ファンの人も曲の中に入ってもらって、僕らと共同作業しました。
――十夜君は初めてこの曲をJUN君から渡された時の事を憶えています?
十夜:やっぱり最初のギターリフにまず、耳がいきました。新鮮でカッコイイと思いました。あと、Aメロがスカ(ジャマイカ発祥の音楽ジャンル)っぽくなったり、サビもイントロもまた異なるイメージがだったりして、この曲には、すごい、たくさんのアイディアが詰まっています。
JUN:そう。ごちゃまぜ(笑)。イントロの和のフレーズのところは、琴の音とアコーディオンの音が混ざっているんです。まさに和洋折衷!
――和のエッセンスを入れたのはなぜ?
樹威:ヴィジュアル系で軍服っていうとナチスのイメージが浮かぶと思うけれど、今回は明治維新後の軍刀をもった日本の軍隊のイメージなんです。
――そういえば、ミュージック・ビデオでも着物を着ているよね。
JUN:ミュージック・ビデオの衣装合わせで軍服を用意してもらったんですけど、何かが足りないんですよ。それで、色々考えて“そうだ、着物だ!”って閃いたんです。それが突破口になってまた色々アイディアが浮かんできました。
――様々なアイディアが凝縮されているけど、仕上がった楽曲は、複雑過ぎず、ノリのよい曲ですね。
JUN:古くもあり、新しくもあり。また斬新な曲でもあります。
「いいライヴをしたその夜に、みんなで車で移動している時は本当に楽しいなと思う」
――そして2曲目の「鉛」は、1曲目の「撃愛」とは、また違ったタイプの曲ですね。樹威君のヴォーカルが思いっきり堪能できます。
樹威:この曲は、ファンの人からは僕が作った曲だと思われているんだけど……。
GOTCHAROCKA
――実際の作曲者はJUN君。
樹威:僕からすると、もろJUNが作るタイプのバラードだと思うんですけどね。
JUN:僕があまり作らないタイプの曲だとは思いますけどね。
樹威:なんでだろう、ネガティブな要素があるからかなぁ……。
――確かにこの歌詞の主人公は絶望の中にいるかも知れないけど、諦めずに、出口を見つけようとしているよね。
樹威:そうですね。愛する者、その存在があるから救われる。それが1番尊いものだといった事を歌っています。
JUN:この曲のメロディーには透明感のある部分と毒の部分が共存していると思いますが、そこに樹威さんの歌詞と声が乗った時の説得力はすごいと思うんです。この曲も色々な要素が凝縮された曲ではありますが、それを如何にクリアーに表現できるかってことに気をつけました。
――樹威君の真骨頂というか、こういった聴かせる曲を歌うのは得意そうだと感じたんだけど。
樹威:そこは正直、自分では分からないです。こういう曲は、自分の感情をさらけ出さないといけないので、みんなの前で裸になっているようなものですよね……。
――赤裸々に表現するということは勇気のいる事ではあります。
樹威:でも、それを表現するのがヴォーカリストとしての役割だと思いますから、それは苦しいことでもあるんです。でも、ライヴでそういった曲を歌い終わった後に、何か高揚感みたいなものは残るんです。それをお客さんがどう感じてくれるかだと思うんですね。だから、こういった曲を歌うことが、僕が得意か、得意じゃないかってことは自分ではよく分からない部分があるし、一概には言えないです。
――なるほど。十夜君はこの曲に関してギタープレイ的に気をつけた事はありますか?
十夜:この曲はテンポがゆっくりなので、逆に拍の取り方が難しいんです。勢いで弾けないんですね。1個1個の音をしっかり刻まないといけないので、ライヴでもすごい神経を遣います。
――そして3曲目の「I AM A TEACHER.U ARE SUTUPID.」これはJUN君の曲?
JUN:あれ、そう思います?
――ギターのリフがいかにもJUN君ぽいよね?
JUN:正解は樹威さん。アタマのギターのリフはアレンジした時に僕が作りました。作曲者は樹威さんです。
――そう言われるとサビのメロディーはヴォーカリストが作りそうな感じだね。でもこのサビは少し変わってないですか? どんどんアガっていくような不思議な感覚。
JUN:ファンの人はカラオケで歌い辛いかもしれない(笑)。
樹威:サビのところは鬼気迫る感じをコードが上っていくことで表現したかったんです。
十夜:このサビのコードワークは単純じゃないから、最初聞いた時は“えっ”と思ったけれど、弾いているうちに癖になりました(笑)。
――ライヴ映しそうな曲ですね。ただ、歌詞は、1曲目の「撃愛」に通じるようなシニカルかつちょっとコミカルな感じですね。
樹威:社会風刺的な歌詞ではありますが、音楽なんで、そこに固執し過ぎるのもどうかと思うし、聞き手に、どこか面白いと思わせて、そこを取っ掛かりにして曲を聞いてもらいたいとは思っているんです。
――今回の『撃愛』の収録曲は3曲ですが、曲調の振り幅が広い作品に仕上がりましたね。また、アレンジの細かい仕掛けも多い。
JUN:そうですね。仕掛けは多いですね。その“仕掛け”は1歩間違えると曲を壊してしまいかねませんからね。そこのバランスが難しいんです。
――そのバランスがいい塩梅です(笑)。
樹威:3曲とも違ったタイプの曲ですけど、1つにまとまっている感じはします。
JUN:バラエティに富んでいますが、同じショップにおいている商品っていう感じはちゃんとすると思います。
樹威:うん、うん。そうだね。
――そして7月5日からワンマンツアーがスタートします。
樹威:結成2周年記念のライヴということもあって、メンバーの地元がツアースケジュールに入っています。初めて行く場所もあるので楽しみです。
十夜:本数が多い分、流されないで、1本1本しっかりしたライヴをやりたいです。それと、僕自身、ライヴを楽しみたいですね。
JUN:みんな雑誌やネット、CDで、GOTCHAROCKAの音楽やイメージに触れている人もいると思いますが、僕らの魅力は、ライヴに来ないと分からない事がたくさんあると思うんです。GOTCHAROCKAのライヴは楽しくて、深くて、ライヴに来てくれた人に、何かを訴えかける部分が必ずあるので、是非ライヴに足を運んでもらいたいですね。
――イベントでしかGOTCHAROCKAを体験したことのない人も是非ワンマンライヴでじっくり楽しんで欲しいですよね。
樹威:いいライヴが出来た日はすごい達成感を味わうし、逆にダメなライヴをしてしまった時はすごい罪悪感に苛まれるんです。だから、僕は今でも、ライヴはプレッシャーなんです。ただ、いいライヴをして、その夜にみんなで車で移動している時は本当に楽しいなと思うんですね。
――なんかほっこりする話だね。最後に6月4日リリースの『撃愛』に関するコメントをお願いします。
十夜:今回は軍隊というコンセプでやっています。インパクトのある楽曲に仕上がっていますので、是非聞いてください。また全国でインストアイベントもするので、是非足を運んでください。
JUN:メンバーの脱退もありましたけど、新たに3人のスタートの作品です。是非この『撃愛』を楽しんでください。
樹威:今回は色々な事があって気持ちが陰に入ってしまった時もありました。ただ、だからこそ、陰の部分をえぐり出すような表現を、楽曲を通して出来たらいいなと思いました。また、そんな僕の心と今回の『撃愛』のコンセプトとがリンクしているので、GOTCHAROCKAの作品中、1番アーティスト性が反映された作品になったと思います。是非みんなに聴いて欲しいです。
トップへ戻る
RELEASE
二ヶ月連続リリース
第一弾「撃愛」

2014.6.4 RELEASE!!

GOTCHAROCKA
限定盤
CD+DVD
GCR-079
¥1,800(税別)

[CD]
01. 撃愛
02. 鉛
03. 撃愛 (jui-rest-ver.)

[DVD]
01. 撃愛 Music Video+MakingDVD (jui-rest-ver.)

GOTCHAROCKA
通常盤
3songsCD
GCR-080
¥1,200(税別)

[CD]
01. 撃愛
02. 鉛
03. I AM A TEACHER,U ARE SUTUPID.

※トレーディングカード封入!(2タイプ共にトレカ4種類ランダム封入)

SCHEDULE
GOTCHAROCKA2周年記念ONEMAN TOUR
Summer Festival 2014
「∞ - ∞ ~INIFINITY-HANDCUFFS~」

07.05(土)新横浜NEW SIDE BEACH!!
07.12(土)静岡Sunash
07.17(木)札幌COLONY
07.19(土)青森Quarter
07.20(日)仙台HOOK
07.24(木)金沢vanvanV4
07.26(土)神戸VARIT.
07.27(日)高松DIME
07.29(火)松江AZT
07.30(水)広島ナミキジャンクション
08.01(金)鹿児島SR HALL
08.02(土)福岡DRUM SON
08.08(金)大阪MUSE (わっぱの日)
08.10(日)名古屋ell.FITSALL

[セミファイナル]
08.17(日)新宿BLAZE
※入場者全員に5月東名阪“2連射劇”ライブドキュメントDVD無料配布!

PROFILE
GOTCHAROCKA

GOTCHAROCKA Vo: 樹威
birthday: 06.30
blood type: O
GOTCHAROCKA Gt: JUN
birthday: 11.17
blood type: O
GOTCHAROCKA Gt: 十夜
birthday: 08.11
blood type: O
オフィシャルサイト

DISCOGRAPHY

アーティストタグ

GOTCHAROCKA | 関連PICKUP

関連ピックアップはありません。