INTERVIEW
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Special
“悪魔的右ストレート”をコンセプトに掲げ、2013年11月9日の始動以来、悪魔的に激しいライヴを展開しているREIGN(レイン) から、悪魔的音源五部作の第二章となる【究明】が届けられた。
ViSULOG初登場となる今回は、バンド結成のいきさつから、バンド名の由来、そして【究明】についてたっぷりと訊いた。
取材・文:山本 貴也

「『Death paradE』はかなり危険な曲なンデス」 (ナギ)
――ViSULOG初登場となりますので、バンド結成のいきさつから教えてください。
KAJI:前のバンドの解散ライヴの時に、郁磨の後ろ姿を見て“やっぱりカッコいいな”って思って、心の中で“また一緒にやりたい”って思ってたんです。でも、その為には他のメンバーを見つけて万全な体制で郁磨を迎え入れようと思ったので、先にメンバーを探してたんですけど、ベースの龍史とギターのTANOは、彼らのライヴを偶然見た時に“カッコいいじゃん!”と思って、龍史とコンタクトを取って誘いました。もう一人のギターのナギはゲームセンターで出会ったんですけど、「こいつは天才肌だ」と思って、ギターフリークスがメチャクチャ上手くて筋がいいなと思ったので「バンドやらない?」って声をかけたんです。そしたら「バンドとかやった事ないし、よくわかんない」みたいな事を言われたんですけど、ゴリ押ししました(笑)。バックの4人が固まった時点で、郁磨に声をかけて迎え入れました。
REIGN
――てっきり郁磨くんとKAJIくんの二人が中心となって動いていたのかと思ってました。
郁磨:最初はあんまりやる気がなかったんですよ。前のバンドも長かったし、また一からバンドを構築することとかを考えると、あんまり前向きには考えてなかったんですけど、万が一すごくいい出会いがあれば“あるかもね”ぐらいのテンションだったんです。
――郁磨くんの中で“もう一度やろう”と思った決め手はなんだったんですか?
郁磨:KAJIから「こんな感じのメンバーだから」って話をもらって、とりあえず一回だけ音を合わせてみようってことになったんです。そこでみんなのプレイスタイルを見て、「やっぱりKAJIが集めてきただけのことはあるな」って思って、そこからみんなと雑談していく中で、単純に“面白いな”って思ったんです。バンドの仲間というよりも友達に近い感じだったので、これなら“楽しく音楽ができそうだな”って思ったのが一番の決め手でした。
――そうして5人が集まったわけですけど、「こんなバンドにしよう」みたいなコンセプトはKAJIくんの中であったんですか?
KAJI:全くなかったです。最終的には“悪魔的右ストレート”ということで、何事も広い意味で“悪魔的に”いこうというコンセプトになりました。
――“REIGN”というバンド名の由来は?
郁磨:全員で話して決めたんですけど、僕が歌詞だったりタイトル用に言葉とか単語をストックする癖があるので、その中の一つだったんですけど、全員一致で決まりました。
――どんな意味があるんですか?
郁磨:“支配する”とか、何かを“統治する”みたいな、ちょっと上から目線で大きな存在だったので、“悪魔的”というコンセプトにもぴったりハマると思って。
――今作の【究明】ですが、こちらは全五章の中の第二章なんですよね。
郁磨:そうですね。第一章から第五章までの流れや物語があるので、曲先行というよりはイメージ先行で固めて、特に歌詞の内容はそういうイメージで作っています。
――リード曲は「Death paradE」ですか?
郁磨:特にリードというものはなくて、3曲全部がイコールなんですけど、第一章【疑惑】にも、「Death waltZ」という曲があるので、“Death”シリーズというわけじゃないですけど、象徴となるものだし、一番自分達らしさを出せているのかなとは思います。
龍史:「Death waltZ」が結構聞かせる感じの曲だったので、2作目の“Death”シリーズを作るなら、タイトルが【究明】だし、探検する気持ちで作りたいと思ったので、悪魔たちがワチャワチャと騒いでいるようなイメージで作りました。
REIGN
――ホラー感はもちろんなんですけど、不思議とキャッチーさも感じたんですよ。
龍史:郁磨と「こっちのメロの方がいんじゃない?」「こっちの方がいいんじゃないか?」とか、そういうやりとりしてる内に、結局自分達が一番とっつきやすいメロディに落ち着いたので、その結果がキャッチーさとして現れてるのかもしれないですね。
郁磨:バンドが演奏して歌っているというよりは、みんなで“合唱しようよ”みたいなノリだったので、実際にライヴでも「お客さんも一緒になって歌ってくれるといいな」という気持ちを出しました。
――歌詞についてはいかがですか?
郁磨:“悪魔の世界にどんどんのめり込んでいく主人公”がいて、その子をモチーフにして、ストーリーを追っていくような感じですね。
――夢の国のテーマパークでキャラクター達が踊っているようなイメージが浮かびました。
郁磨:まさにそれですね。そういうイメージを楽曲で表現したかったんです。
――演奏面のこだわりや聴きどころを教えてください。
TANO:ギターフレーズが面白いと思うので、ギタリストとしてもテンションが上がる部分があるんじゃないかなと思いますね。でも、ギターが目立つとかではなくて、曲に合うフレーズをつけられたのでかなり満足しています。特に間奏部分がお気に入りです。
ナギ:僕も同じく間奏が気に入ってるんですケド、間奏のハモリ部分がレコーディングの3日前まで弾けなかったんデス。秒数にしたら1秒ぐらいなんですけど、そのためだけに必死で練習して、結果的にはうまくいったんデスガ、今でもライヴでそこのフレーズが近づいてくると心拍数が上がっちゃいマスネ(笑)。間奏の最後の部分で、ストリングスのフレーズとギターのフレーズをユニゾンさせるところがあるんですケド、ライヴだとそこはヘドバンしながら弾かなきゃいけなイノデ、そこがくると常にドキドキハラハラしてマス。だから僕にとって「Death paradE」はかなり危険な曲なンデス。
――文章ではなかなか伝わらないですけど、ナギくんってすごくいいキャラしてますね。
KAJI:本当に素晴らしい。
郁磨:いいキャラしてますよね。
KAJI:なぜか目がギンギンだし(笑)。
REIGN
――話を聞いてるとどんどん引き込まれていってしまう感じがして……。
ナギ:今すっごく頭が痛クテ、頑張ってる感じなノデ、それが逆に空回りシテ……。
郁磨:余談なんですけど、ナギが何か喋ってる時は、常に俺のことを見てくるんですよ。
ナギ:見てるつもりないんだケドナ……。
郁磨:ライヴ中もすごい見てくるんですよ。俺のこと好きなのかなって思うぐらい。
一同:あははは。
――では改めて、龍史くんはいかがでしょうか?
龍史:ベースに関しては、土台をしっかり作らないといけないと思ったので、大したことはしてないんですけど、歌の悪魔たちのワチャワチャ感とか、ギターのステレオ感とか音色とか、そういう世界観を表現することにすごくこだわりました。
KAJI:ドラムに関しては、龍史が作ってきたデモのリズムをわりとそのまま叩いた感じですね。“パレード”というだけあって、普通にビートを刻むだけじゃ合わないから、ロールで“パレード感”を出しています。
――たしかに行進している感じが出てますね。
郁磨:さっき龍史が言った世界観作りというところで、猫の鳴き声だったり、悪魔の笑い声だったり、話し声だったりガヤガヤといっぱい入ってるんですけど、そのおかげで曲の世界観がうまく出せたかなと思いますね。“パレード”という位なので、ライヴでも好きなように暴れてもらって、メンバー同士が笑いながら、肩の力を抜いて「一杯どう?」みたいな感じでできたら、みんなの自然の笑顔も見れるのかなと思いますね。コンセプトは“ホラー”とか“悪魔的”なところなんですけど、ライヴでは何の規制もないし、自由な楽しみ方ができる“別世界にようこそ”というつもりでやっているので、好き勝手に楽しんでほしいですね。
――何やら今作に絡んだ映像があるんですよね?
郁磨:そうなんですよ。メンバーは登場しないんですけど、絵本というか本仕立ての映像があって、短い話ですけど【疑惑】、【究明】になぞらえた別世界の物語を表現していて、その中に、今後リリースされる作品のシナリオも含まれているんですけど、REIGNのマスコット的キャラクターで、ある意味第6のメンバーでもある“麗音くん(れいんくん)”の生い立ちやその悪魔像が見えるショートムービーになっています。
――それはどこで見れるんですか?
郁磨:オフィシャルサイトのYouTubeで見れます。
「それでブラックホールの壁壊したもんね(笑)」 (龍史)
――M2「撲殺?毒殺?ねぇ、ダーリン?」ですが、すごくインパクトのあるタイトルですね。
REIGN
郁磨:タイトルの方向性を考えたのはTANOなんですよ。TANOに「楽しいタイトルつけてよ」って言ったらこれが出てきた。
TANO:結局は歌詞から取ったんですけどね。
――その歌詞についても教えてください。
郁磨:いかれた女子の話を書きたくて、ぶっ飛んでるんだけど、どこかけなげな部分もあるというようなことを書いてます。象徴的な単語が出てくるので、言葉からもキャッチーな印象があると思うので、聴いてくれた人にスッと入ってくれたらいいなと思いますね。言葉遊びもあるので、歌っていて楽しいし遊び心がふんだんにある歌詞ですね。
――曲についても教えてください。
TANO:始動する前からある曲なんですけど、ノリ一発で作ったというか、僕の頭の中に“ライヴでこういう光景がみたい”というイメージがあって、それを全部詰め合わせた感じです。音源で聴いてもライヴで聴いても、ちょっとメドレー感があると思うんですけど、そこもちょっとした狙いがあって、この1曲だけですごい盛り上がってほしいという思いを込めて作りました。
――たしかにライヴで「お客さんこうなるんだろな」っていうのが想像できる曲ですね。
TANO:ギターソロも2段階くらいあって、唯一ギターがフィーチャーされている曲というか、そういう意味でも自分がアピールできる曲でもあります。
郁磨:もともとギターソロはもっと短かったんですけど、TANO作曲だし、TANOが目立つ曲がいいなってことで。
ナギ:僕はほとんど何もしてないんでスケド、ライヴだと間奏でお立ち台に上がるノデ、上がる瞬間がいつもまたハラハラドキドキするといウカ、一回こけたことがあるので「弾きながら上がれねーよ!」と思いながラモ、かなり用心して上がってマス。
TANO:また郁磨のこと見てる(笑)。
郁磨:見すぎだって。
――好きなのは仕方ないよね(笑)。
KAJI:必殺技のことは言わなくていいの?
ナギ:あ、ライヴでは、イントロ2のところデ、僕がステージを右から左までお客さんのモッシュに合わせて走っテ、横に壁があるライヴハウスでは壁蹴りもするノデ、壁があるところでは注目してくだサイ。
龍史:それでブラックホールの壁壊したもんね(笑)。
REIGN
――M3「Bunny Go Round」はいかがですか?
KAJI:いかつい曲ですよね。ライヴの最後に燃え尽きた感を出すための曲のような気がしていて、作った時はあんまりライヴのことを想像してなかったんですけど、郁磨と話し合いながら徐々に形を変化させていったら、ライヴに特化した曲になりましたね。もうこの曲についてこれたら「お前らすごいぞ!」って本当に思います。だから頑張ってついてきてほしいですね。
ナギ:この曲は“回転ヘドバン”もあるノデ、回転ヘドバンした後ニ、コーラスしにマイクの位置に行かなきゃいけないんですケド、目が回ってるんでなかなか行けないんでスヨ(笑)。
――歌詞についてはいかがですか?
郁磨:さっき話した“麗音くん”にお友達がいてもいいなと思って、“Bunny B Sunnyちゃん”っていう女の子悪魔をイメージしたんですけど、その子が何ていうんですかね、自分達のバンドの意気込みじゃないですけど、「ここからREIGNが上がっていくんだ!」みたいな、そういう想いをBunnyちゃんに引っ張ってもらって「それについてこれねー雑魚どもめ!」みたいな感じで、結構上から目線で言ってる感じです。“REIGNが支配する”みたいな目線で投げかけている部分が、何となくウサギとカメの競争みたいな感じがするんですけど、REIGNはウサギだからピョンピョン行っちゃうよと。童話だとカメに抜かれるけど、そんなことはないだろうってことを書いています。
KAJI:速さ的にはチーターくらいだけどね。
――これだけ速くて激しいとライヴは大変ですね。
ナギ:この曲はライヴの最後にやることが多クテ、それまでに体力がほぼ消耗されているにも関わらズ、回転ヘドバンして、コーラスもやってってなルト、最後は本当に息もできないんですヨ。コーラスも本当にギリギリの極限状態でやってるんデ、なかなか他のバンドには出来ないと思いまスネ。
――【究明】に続く、第三章はどんなテーマになりそうですか?
KAJI:いい意味でバラエティパックにはしたいですね。
郁磨:全5章からなるこの一連の流れで、「REIGNって何?」というのを、1年かけてみんなで見つけて行こうという自分探しの旅でもあるので期待していてほしいですね。
KAJI:これから出てくる作品に注目してほしいところがあるんですけど、今作でも、『ウ~ン♪』っていうギターの音が入ってる曲があって、第一章【疑惑】では「Death waltZ」で入ってるんですけど、「この音カッコいいから全曲入れてよ!」みたいなノリに勝手になっているので、『ウォーリーをさがせ』じゃないですけど“TANOをさがせ”ということで、『ウ~ン♪』というギターを見つけてほしいですね。
TANO:それ言ってるのKAJIだけだけどね(笑)。
――ちなみに今作にも入ってるんですか?
KAJI:入ってますよ。ヒントとしては最後の曲に2箇所入ってます。
――それでは最後にViSULOGを見てる人にメッセージをお願いします。
TANO:ライヴに関しては本当に“好きなように楽しんでください”っていう感じなんですけど、まだまだ自分達探しの旅の途中だと思うので、ツアーもありますし、どこの会場に来ても悪魔的なライヴをやっているので、みんなと一緒に会場を“悪魔的”にしたいと思います。
ナギ:ヘドバンとか、逆ダイとか、モッシュとか、とにかく暴れテ、みんなでREIGNというバンドのライヴをお客さんと一緒に作っていけたらと思っていルノデ、遊びに来てほしいでスネ。
龍史:どのバンドもそうだと思うんですけど、1本1本、本当に全力だし、手を抜くところは一切ないくらい命がけでやっているので、命を捧げて向き合うからには、命をかけて返してほしいというか、そんな気持ちでライヴをやっているのでまだ体験したことがない人は体験しに来てください。
KAJI:音源もライヴも妥協点が見当たらないので、音源を聴く時も命をかけて聴いてほしいし、ライヴに来る時もそれなりの覚悟を持って来てほしいとは思うけれども、いかんせん楽しめる曲だったり、暴れられる曲だったりいろいろあるので、TANOも言ってたけど、それぞれの楽しみ方でいいんじゃないかなとも思いますね。あとは、この5人だったら誰にも負ける気はしないので、それだけは自信があります。
郁磨:REIGNのお客さんのことを“小悪魔”って呼んでるんですけど、“悪魔的右ストレートREIGN”という“悪魔感”をブリブリと出してるんですけど、よくある“ラブアンドピース”のマークから親指をとると悪魔のポーズになるので、“ラブアンドピース”と間違えないように、人差し指と小指を立てる“悪魔の角ポーズ”を流行らせてほしいんですね。さっきから出てきている“麗音くん”も、最近だとライヴで彼のボイスが聞けたり、MCもあったりするし、そういうところも他のバンドではなかなかみれない要素だと思うし、“悪魔の角ポーズ”とかもちょっとサークルチックなノリなのかもしれないですけど、そういう仲間意識を持ってやってくれたら「Death paradE」とかももっと楽しいと思うし、もっともっとREIGNの悪魔的要素を感じてほしいなと思っているので、是非ライヴ会いましょう。
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RELEASE
悪魔的音源五部作第二章
【究明】
2014.04.16 Release!!
究明
AMSR-002
¥1,620 (taxin)
[CD]
01. Death paradE
02. 「撲殺?毒殺?ねぇ、ダーリン?」
03. Bunny Go Round
発売元 悪魔的右ストレートレコーズ
販売元 ONG DISTRIBUTION

悪魔的音源五部作第一章
【疑惑】
2014.01.31 Release!!
疑惑
AMSR-001
¥1,260 (taxin)
[CD]
01. Death waltZ
02. 羅刹
03. バイオレンス ハレルヤ
発売元 悪魔的右ストレートレコーズ
※ZEALLINK限定発売(LIVE会場での販売有)

SCHEDULE
04/17 (木) 金沢AZ
04/18 (金) 名古屋E.L.L
04/20 (日) 高松Olive Hall
04/21 (月) 岡山CRAZY MAMA KINGDOM
04/23 (水) 博多DRUM Be-1
04/25 (金) 大阪BIGCAT
04/26 (土) 高田馬場AREA
05/04 (日) 渋谷TSUTAYA O-EAST
05/10 (土) Hook仙台
05/11 (日) 新潟GOLDENPIGS BLACKSTAGE
05/16 (金) 名古屋ell.FITS ALL
05/17 (土) 大阪FANJ twice
05/25 (日) 池袋EGDE
06/09 (月) 新宿RUIDO K4
06/13 (金) 高田馬場AREA
06/22 (日) 渋谷REX
06/23 (月) 池袋EDGE
07/05 (土) 渋谷REX
PROFILE
REIGN

REIGN Vo: 郁磨
birthday: 10/24
REIGN Gu:ナギ
birthday:11/20
REIGN Gu:TANO
birthday:7/30
REIGN Ba:龍史
birthday:9/20
REIGN Dr:KAJI
birthday:10/03
オフィシャルサイト

DISCOGRAPHY

アーティストタグ

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REIGN | 関連CONTENTS

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