INTERVIEW
Special
2012年1月の活動開始直後よりその独特なビジュアルや楽曲コンセプト、奇抜なライブパフォーマスンでシーンの注目を一気に集めたカメレオから、待望の1st Mini Album『新宿』が届けられた。絶妙なバランスで散りばめられた「面白さ」と「かっこよさ」が常に聴き手をワクワクさせ、ふと気付くと不思議なカメレオワールドに呑みこまれている。6月22日には初ワンマンライヴ「7時だよ、全員集合!~新宿区で初ワンマン~」も控える彼ら5人に、リラックスした雰囲気の中、心ゆくまで語ってもらった。

取材・文:山本 貴也

――以前に同じメンバーで活動していて、今回新たにバンド名を変えようと思ったのはどうして?
Kouichi:普通はそうですよね。単純に前やってたバンドのコンセプトがあるようでなかったというか、もっと色んなことをやりたくなったのでリセットしてバンド名も変えました。
カメレオ
――“カメレオ”のコンセプトは?
HIKARU.:最近どのバンドも“似てるな”っていうのをすごく感じてたんで、曲もヴィジュアル面も展開も色んなことで他のバンドがやってないことをやりたいなと。元々ヴィジュアル系が好きでバンド始めたんですけど、僕がその昔感じていたワクワク感が最近は足りないなと思って、これは「自分達が変えていかないといけない」っていうのがあったんで、そういう意味でも新しいことをしていきたいっていうのが大きかったですね。
Takeshi:僕はどんなバンドってよりは昔からそうなんですけど、とにかく楽しくやりたいっていうのがあって、前はサポートだったんですけど、曲調とか色んな意味も含めて楽しいバンドっていう雰囲気ではなかったんですよ。もっと楽しさを伝えられるようなというか、バンドって時には色々大変なこともあるんですけど、そういうことも何だかんだ「楽しかったね」って言えるバンドにしたかったですね。とにかくメンバーもお客さんも関わるスタッフさんも皆が本当に楽しいと思えるバンドをやりたかった。
――曲やヴィジュアル面からも楽しさは伝わってきてますよ。
Takeshi:本当ですか?とか言いつつ僕は一切そういう部分には絡んでないんですけどね(笑)。
――Daisukeさんは?
Daisuke:…………。
Kouichi:なし?
Daisuke:うーん、基本ギターが弾ければどこでもいいかなあ……。
Kouichi:ロックだね!今ロックバンドの人みたいな発言だったよ(笑)。
Daisuke:正直あんまりないんですよ。曲にしてもこれが良いとかこれじゃなきゃ嫌だっていうのも特にないんで、昔のワクワク感を忘れちゃったんですかね?だけど、やっぱり楽しければいいかな。
Takashi:HIKARU.と被るんですけど、面白くて新しいことをするバンドにしたいっていうのはもちろんあるんですけど、僕は曲作りとか、曲のアレンジをするのが大好きで、何やるよりもシンセのつまみをいじってるのがものすごい楽しい人間なんです。曲のアレンジも他のヴィジュアル系バンドがやらないことをしていきたいって思ってたので「カメレオいいな!」って思いました。
――同期はほとんどTakashiさんが作ってるんですか?
Takashi:全部ではないですけど……。
Kouichi:最近全部になりつつあるけどね。
Takashi:そんなに知識とかテクニックがすごくあるわけじゃないんですけどいじるのが好きなんですよ。たぶんお客さんはあんまり分かんないかもしれないけど、俺的にはそこが楽しくて楽しくてたまらないですね。
Kouichi:どういう感じでお客さんに伝わっているか分からないですけど、肩の力が入らない感じにしたかったっていうのはありましたね。結構決め決めでやってるバンドさんって多いじゃないですか?たぶんヴィジュアル系ってそういうものなんでしょうけど、結構時代とかも考えちゃうから、そういう時代が求めてるものをしっかりリスナー用にパッケージできるようなバンドになりたかったですね。
――最初のアーティスト写真からインパクトありましたよね。
Kouichi:どうなんですかね。内側の人間はそんなでもないんですけど、単純に前向いてないからじゃないですか(笑)。
HIKARU.:撮影中にふと思いついて、「ちょっと横向きで撮ってみて」って。
Takashi:撮ったその場で適当に並べてみたら「あ、面白いかも」って。
HIKARU.:よくイベントのフライヤーとかでバンドがいっぱい並んでるやつあるじゃないですか。あれで一際目立つにはどうすればいいだろうってそればっかり考えてましたね。その結果、横向いてるバンドっていないし、顔が見えなくてもいいかって(笑)。
――音源も最初はDemonstration Album『試作品。』からでしたけど、どうして1stじゃなくてDemonstrationだったの?
Kouichi:うーん、そこはバンドの展開や動かし方について考えた事があって……。よく「活動開始するぜ!」ってゴリ押しで始まるバンドもいるじゃないですか。だけど僕等はそういうタイプじゃないなって。もうちょっと実のなる発表の仕方というか、地に足つけてじゃないですけど「こんな感じでバンドやるんですけど皆さんどうですか?」って。
Takashi:「良かったらどうぞ」みたいなスタンスだよね。
Kouichi:街で配ってるティッシュと一緒ですよ。それで「引っ掛かる人がいればいいね」ってHIKARU.とサイゼリアで話してました。
――少しずつ興味を持ってもらおうと。
Kouichi:そうですね。だから安心のお求めやすさで5曲入り1,000円にしたし。
――そして1st mini Album『新宿』がリリースされるわけですが、コンセプトはHIKARU.さんのアイデアと聞いてますが。
HIKARU.:2月ぐらいだったと思うんですけど、Kouichiくんから「シングルの次はミニアルバムを出したいからテーマを決めてくれないか」って言われた時にたまたま新宿を歩いてて、“新宿”っていう2文字には色んな意味が込められてる気がしたんですよ。朝、昼、夜で全然違うし、何でもあるし、知らない人もいないと思うし、テーマを広く持ちたかったっていうのもあるんですけど、“新宿”という街をテーマにアルバムを作ったらきっと面白いことが出来るんじゃないかなって思ったのが始まりです。
――リード曲の「新宿。」のイメージもその時に?
HIKARU.:「新宿。」が出来たのはわりと中盤ぐらいだったと思うんですけど、最初にテーマが決まっていたんでそこから皆で曲出しをして、新宿で起こりうる人間模様みたいなものを歌詞にしていった感じですね。「新宿。」に関しては、メッセージ性云々よりもアルバムのオープニングテーマみたいなイメージで書いた曲なんで風景画みたいな歌詞ですね。僕視点で新宿を見た滑稽な姿を描きました。
――曲に関してはいかがですか?
HIKARU.:最初の同期の音ですね。単純にあの音とフレーズが頭の中でリピートされてて、これで1曲作ってオープニングに持ってきたらきっと変な印象が与えられるんじゃないかなって、ただそれだけでしたね。
Takashi:そうだったの?実はアレンジしてる時に「なんか拍取りにくいなあ」って思って、あの音をなくそうと思ってた(笑)。
――あれがなかったらまた違った印象になってたよね。
Takeshi:なかったらたぶんボツになってたと思うよ。これありきの「新宿。」だと思います。
HIKARU.:なかったら“代々木”ぐらいだね。
一同:(爆笑)。
――アレンジも面白いですよね。良い意味で懐かしい感じがするというか。
HIKARU.:昔の洋楽とか、そういうサウンドを取り入れつつ、うちらの色も入れていけたらとは思いますね。ただ古いだけじゃなくてそこにちゃんと新しさもプラスして化学反応じゃないですけどそういう風にしていきたいですね。
カメレオ
――「新宿。」のPVも面白いですよね。
Kouichi:映像だけ見ると面白いんですけど、撮影はメッチャしんどかったですね。
Takashi:全部で4日かかったんですよ。
――PVのコンセプトは誰が?
Kouichi:監督さんですね。監督さんに「頼んだよ!」って。あんまりバンドがやりすぎると広がらないし、違う人のアイデアで「新宿。」ってものを映像にしたらどうなるんだろうってこっちもワクワクしながらやりたいから、監督さんの指示通りに演じてます。
Takashi:初回盤にはPV以外にもオフショットとか色んな映像が付くんでそれも面白いと思います。
Kouichi:映像のボリュームが1時間を超えまして……、スタッフの方に「1時間超えると料金高くなるんですけど」って怒られながら「そこを何とか」ってお願いして出せたんで是非見てほしいですね。
――2曲目の「オセロゲーム」はどうですか?
Takashi:『新宿』っていうテーマも頭に入れてたんですけど、何よりもライヴで楽しめるような曲にしようと思って書きました。ライヴで使えるような曲っていうのをテーマに置いて、ここで「飛んで」とか、「頭振って」とか考えながら作っていきました。
――セリフのアイデアは誰が?
Takashi:一番最後に入れたんですけどあれはHIKARU.のアイデアだよね?
HIKARU.:あのセリフがないと普通にかっこいいサウンドになっちゃうんで、それを台無しにしてやろうと思って(笑)。
――ふざけてるのか真面目なのかが絶妙なラインですよね。
Takashi:その絶妙なラインがカメレオなのかもしれないですね。セリフが2ヶ所入ってるんですけど、実は真ん中のところはセリフ用に最初から空けてあって、普通ならギターソロとかにするところをセリフソロにしてます。
――歌詞についてはどうですか?
HIKARU.:Takashiのデモって仮歌がラリルレロで入ってるんですよ。
Takashi:“ラルラーリーレロー”とかって結構本気で歌ったデモを皆に渡すんです(笑)。
――デモの段階でメロディはある程度出来てるんですか?
HIKARU.:メロはデモのままですね。
Kouichi:基本的にアレンジをメンバー5人でするってことは面倒臭いんでしないんですよ。作った人が責任持って最後までやれよって。だから中途半端に持ってこられると「まだ終わってなくない?」みたいな(笑)。デモにベースラインとかも入ってると一番嬉しいですね。
Takeshi:ベースって「このまま弾いていいの?」ってね。
一同:(爆笑)。
Takeshi:他のバンドさんとかは分からないですけど、パートごとの「俺はこうしたい」とか、楽器に対して熱く語るようなメンバーが誰一人いないですよ。唯一少しあるとすればDaisukeぐらいかなと思いつつも、Takeshiが作ったフレーズそのまま弾いてるからね(笑)。
Takashi:こうしたいっていうものがあるならそういう曲を自分で作れっていうスタンスです。
――そういうスタンスのバンドも珍しいですよね。
Takeshi:前のバンドの時は、「ここのフレーズちょっと変えてよ」って言うと、Kouichiなんて特に「変えん」とか「譲れん」って言ってたんですけど、カメレオになってからは何のこだわりもない(笑)。
Kouichi:ここはこう弾いてって言われたら「はい」って。抵抗ゼロ(笑)。
Takeshi:MIXの時もひどいいよね。ベースの注文ほぼ無いっていうか『捏造ピエロ』まではゼロだったんですよ。
HIKARU.:それがこのアルバムで遂にベースの注文をしたんですよ。
――どういう注文をしたんですか?
Takeshi:ベースでスライドっていう「ブーン」って感じの奏法があって、よくサビ前とかイントロ入る前とかで使われるんですけど、MIXの最後の最後に「ベースなんですけど!」って。それ聞いた瞬間に皆が「えっ!?」って。
一同:(爆笑)。
Takeshi:「イントロのスライドのところをちょっとだけ上げてもらっていいですか?」って。それでエンジニアさんにちょっと上げてもらったんだけど、「ちょっと上げすぎかな……」って。
Kouichi:一応気は使うんだよ(笑)。結局そんなにアレンジとかに情熱注いでも売れなきゃしょうがないよねってタイプなんですよ。例えばギターフレーズが良いか悪いかなんて、その人にしか分からないじゃないですか。もっと言えばお客さんに届いたところで初めて評価されると思うんですよ。だったら「いかに多く売ってやろうか」ってことを最近はずっと考えてます。って別に取材で言う話じゃないね……。
HIKARU.:マスタリングの時の注文もひどいんですよ。「メジャーっぽくしてください」の一言だからね。
一同:(笑)。
Takeshi:だいたい2パターンぐらい作ってくれるんですけど、エンジニアさんから「どっちがいい?こっちの方がいいかな?」とかって言われて「そうですね」って言ってるけど、本当は全然違いが分かってないんです。
一同:(爆笑)。
カメレオ
――俺が俺がじゃなくてお前がやれってスタンスなんですね(笑)。
Kouichi:まあお互いに信頼があるんですよ。
Takashi:メッチャ綺麗にまとめたね(笑)。
――じゃあ他の曲もそんな感じなんですよね?
Kouichi:どうなんですかDaisukeさん。あえて僕が作った「マジカルドリンク」を評価するってのはどう?
Daisuke:「マジカルドリンク」は僕が歌ってるんですよ。
一同:(爆笑)。
Takeshi:今の言い方だと全部Daisukeが歌ってるみたいじゃん。
――どの部分ですか?
Daisuke:Aメロのところのラップの部分なんですけどね。
Takashi:Aメロではないけどね(笑)。
Daisuke:違うの?ラップを歌うのがこの曲で2作目なんですけど、ちょっと上手くなってました。
一同:(爆笑)。
Kouichi:なるほど、ラップが上手くなったと。他には?
Daisuke:他には……、何かあれですよね「ディスコっぽい曲」ですよね?
一同:(爆笑)。
HIKARU.:リスナーかよ(笑)。
――歌詞のことも触れていいですか?
Kouichi:お酒の歌です。
Takashi:俺の受けた印象ですけど、『新宿』っていうテーマで聴くと歌舞伎町っぽく聴こえると思います。
――曲が始まる前の会話というかセリフというかあれも面白いですよね。
Takashi:あれは会話の流れだけ決めて一発録りしました。
Kouichi:あんなの何回もできないし(笑)。
――「バカ…バカ…バカ…」はいかがですか?作曲者にDaisukeさんの名前も入ってますけど。
Takashi:来ましたね。
Kouichi:本当に作ったの?
HIKARU.:これはある日Daisukeからメールが来て、クレジットに俺の名前を入れてくれって。
Kouichi:懇願メールだ(笑)。
Takeshi:入れてくれってよりは、入れといてって感じで皆にメールが来たんですけど、「どうする?」って話してる時に、彼はすでにブログで、次の作品で「俺曲作ってるから」って書いてた。
一同:(爆笑)。
Daisuke:今言うことじゃないんだけど、前作のインタビューの時に曲作ってないから何も言えなくて……。
HIKARU.:じゃあ今回はここぞとばかりにしゃべってよ。
Daisuke:作ったのはコードとドラムとベースですね。
Takashi:どれもそんな感じやろ(笑)。
Daisuke:僕イエモンが好きで、ヴィジュアル系をあんまり通ってこなかったんですよ。それでイエモンのベースのHEESEYさんがすごいメロウなベースを弾くんですよ。「バラ色の日々」って曲があるじゃないですか。こんなベースラインの曲が欲しいなって思って作ったのがこの曲です。ベース好きなんですよね。
Kouichi:ベースラインが入ってたからすごい助かりましたね。今回の中で一番頑張ったベースかもしれない。正直言うと「オセロゲーム」と「思考は常にマイナス」に関しては完全に置きにいったベースなんです(笑)。
Takashi:それ両方わたしの曲ですよね……。
Takeshi:8割がルートみたいなね(笑)。
Kouichi:中学の時とかラルクさんをメッチャコピーしてたので、ルートで弾いてるとつまんないって思って、元々そういう歌うベースばっかり弾いてたんですよ。カメレオになって初めてこれぐらい動く曲がきたから懐かしいなと思いながらも、昔はこんな感じで皆の音を邪魔してたんだなって思って弾きました(笑)。
HIKARU.:Daisukeのギターがあってのメロでしたね。Daisukeって変わったギター弾くんですよ。コードのテンション感がちょっと独特というか、それがあるからこそ変わったメロが付けられるっていうのはありますね。
Kouichi:カメレオでは初めてのミディアムナンバーになります。
――歌詞についてはいかがですか?
HIKARU.:初めて恋愛っぽい歌詞を書いたのかな。これも新宿ではよく目にする光景なのかなって思って書きました。
カメレオ
――「思考は常にマイナス」は?
Takashi:これも「オセロゲーム」と同じように、ドラムとベースとギターを入れて、ラリルレロで歌って、「オセロゲーム」と同時期ぐらいにメンバーに出したんですよ。たぶんどっちかが使われるんだろうなって思ってたら両方使ってもらえたんで自分的にはメッチャ嬉しかったですね。さっき「オセロゲーム」でも言ったんですけど、ライヴを意識した激しめな曲です。
Kouichi:曲が足りなかっただけだけどね……(笑)。
HIKARU.:だけど最初に聴いた時から印象は良かったよ。
Takashi:カメレオとかなしにして自分だけの好みでいうとこの曲が一番好きですね。
Kouichi:そうなの?
Takashi:途中にダサかっこいいセクションがあるんですけど元々はなかったんですよ。これがないと本当に俺の趣味の曲になっちゃうなって思って、ちょっと遊び心を入れたくてあのセクションを突っ込みました。
――それが入ったことでカメレオらしくなりましたよね。
Takashi:なってたらいいですけどね。
――歌詞については?
HIKARU.:これもさっき言ってたようにデモはラリルレロで入ってて、ラララだったらまだいいんですけど、ラリルレロで母音が所々ちゃんと入ってるんですよ。サビとかも「ライリルリーロロー」って。そしたらそれが頭から離れなくなっちゃって、最初はその音に近い言葉をどうにかハメられないかなと思って、そこから広げていきましたね。「ライリルリーロロー」が「愛に狂いそう」に聴こえたんです。
一同:へえー!
HIKARU.:だからこの歌詞の子音をラリルレロにしたら大体Takashiの原曲の歌になりますよ(笑)。
――「養え、己を」もカメレオらしいですよね。
Kouichi:最初の合唱みたいなところあるじゃないですか?あそこは本当に最後まで悩んで、デモの時は英詞でかっこよく「ROCK ROCK ROCK BABY」みたいな感じでとりあえず入れといたんですよ。でもそれじゃ意味もないから変えなあかんと思ったけど、言いたいことも入れたい言葉も特に何にもないからあえてダサいのにしようと思って。
HIKARU.:最初聴いた時は本当にダサすぎてビックリしたもんね。
Kouichi:でしょ?狙ってたんだけど嫌だって言われるかなと思ったら、何の反対もなく普通に決まったよね。
Takeshi:「思いついた」って言ってたからその場で「ちょっと歌ってみてよ」って言っても歌ってくんなかったよね。ちゃんと録ったやつ送るからって。
Kouichi:だってメッチャ恥ずかしいじゃん(笑)。
HIKARU.:全員で歌ってるんですけど、Takeshiの滑舌が悪いんで、よーく耳を澄ませて聴くと、「やーしなえ、おのえを」って。
Takeshi:ちゃんと言ってるよ“れ”ぐらい(笑)。
――途中のセリフは誰が?
Kouichi:僕が言ってるんですけど最終的に声は変わると思ってたんですよ。
HIKARU.:これも結局デモの印象が強くて、そのままKouichiの声が良いでしょって。
Takeshi:本当にこういうこと思ってる人だし、このリアル感とかひねくれた感じが良かったよね。「いよいよ日本も~」って。
HIKARU.:わりと棒読みだけどね(笑)。
――そして通常盤のみ収録の「関係ナイ」ですが。
Takashi:これは5人でヴォーカルをやってるんですよ。前作もそういう曲があったので2作目ですね。
HIKARU.:前作の5人で歌ってる曲はKouichiが作ったんですけど、今回は急にドロンしたから急遽俺とTakashiで作りました。イメージは何となく頭の中にあって、Takashiくんにメロディとリズムだけ伝えて帰りました(笑)。
Takashi:そのメロディが何となく笑点に聴こえたんですよ。これからどうすればいいんだろうって悩んだけど帰っちゃったし、時間もないし、何とか1コーラスだけ自分なりに音入れて、HIKARU.に渡したら即効で歌詞付きの歌入りが返ってきて「早!」って。
Kouichi:優秀だね。時間にするとどれぐらい?
HIKARU.:2時間ぐらいじゃない?とにかく時間がなくて、「関係ナイ関係ナイ」しか歌詞が浮かばなかったんだけど、「関係ナイことって何だろう?」って思ってそこから広げていきました。
――きっと誰もが思い当たる部分があるよね。
Takashi:だけど歌詞の内容薄いよね(笑)。
Kouichi:でもこれが一番好きかも。
――ダサカッコいいのがカメレオですよね。
Kouichi:最近本当にそうなりましたね。始動したての頃はあんまりそういう感じじゃなかったんだけど少しずつ……。
Takashi:だけど「関係ナイ」もたぶんそういう方向性が見えてきたから出来るのが早かったと思うんですよ。「ボーナストラックとして作らなきゃいけないのはこういう曲なんじゃないか!」って。
Kouichi:どんな使命感だよ!その使命感を受けて出てきた歌詞がこれかい(笑)。
――今後も5人で歌う曲は定番になりつつある?
Kouichi:ちょっとシリーズ化しようかなって。そういうところでお客さんも楽しみが1つ増えればいいよね。「次の5人で歌う曲はどんなのだろう?」とか、「Daisukeくんはどれだけ歌ってるんだろう?」とか、本当に些細なことでもいいから、お客さんにワクワクしてもらうっていうのがこれをやり始めたきっかけですから。
カメレオ
――今作『新宿』の聴きどころをDaisukeさんにまとめてもらってもいいですか?
Daisuke:セリフですかね。
Kouichi:たしかにね。
HIKARU.:Daisukeはあれじゃない?「関係ナイ」の“だからおまえいつまで経っても彼女できねーんだよ”って。
Takashi:これ何テイク目でOKしたっけ?
Daisuke:10ぐらいじゃない?
HIKARU.:いやいや100はいってるよ。
――そんなに録ったんですか?
Takashi:コレばっかりずーっとやってましたよ。
Daisuke:デモで送られてきた時は全部HIKARU.くんが歌ってたんですけど、僕のフィルター通して録ったら「何か違うんだよね」って。
HIKARU.:棒読みなんですよ。基本的に。
Takeshi:ちょっと話変わりますけど「新宿。」にもセリフがあるじゃないですか。あれもこの人本当にできなくて。
HIKARU.:そんな棒読みのヤンキーいねーからって(笑)。
Kouichi:でもDaisukeが一番味は出てるんじゃない。上手すぎるとつまんないっしょ。
Daisuke:そうなんですよ。レコーディングはHIKARU.に色々アドバイスをもらってやったんですけど、そのアドバイスがすごい抽象的で、「もうちょっと先輩っぽく」とか「もうちょっと上司が部下の肩にポンッてやる感じ」とか。分かるんですけどどういうことなのかなって。それで録ってる最中に…………。
Kouichi:えっ!フリーズ?
一同:(爆笑)。
Daisuke:色々アドバイスもらって、しみじみセリフ録るのって難しいんだなって思いました。
HIKARU.:そこを聴いてくれと。
Daisuke:聴いてほしいですね。良くも悪くもセリフが曲をうまく引き立ててくれてると思うんですよ。だからセリフがあるだけで雰囲気が変わるんだなって。
Takashi:それはあるな。
――では最後に、6月22日の初ワンマンに向けての意気込みをお願いします。
HIKARU.:何か色々やりたいですね。この前皆でラルクさんのライヴに行って、曲だけじゃなくて色んな仕掛けがいっぱいあったので、うちらの規模でもできる色んな面白い仕掛けをしたいなと思ってます。演出面でも他のバンドがやらないことを仕掛けていきたいですね。
Takeshi:間違いなく来て良かったって思えるようなライヴします。きっと色んなことをリーダー(Kouichi)とHIKARU.が考えてくれてるんで(笑)。まあ騙されたと思って来てほしいですね。
Daisuke:このインタビューを読んでくれた人でワンマンライヴに是非来てください。
一同:(爆笑)。
Takeshi:ちょっと待って。今、日本語がおかしかったよね?
Kouichi:接続詞がおかしいでしょ?それで?
Daisuke:インタビューを見てくれて、興味持った人は来てくださいってことです。読んで来なかった人には後悔させます。
Takashi:言葉は違えど伝えることはライヴに是非来てくださいってことになっちゃうんですけど、チケット代が3,000円で高いですけど損はさせません。それ以上のものを見せたいと思います。
Kouichi:ヴィジュアル系というシーンで行われるワンマンで、こんなことも出来る時代になったのかって後々のパイオニアになれるような内容にする為に最近色々考えてます。色んな人が出てくるミュージカルのようなワンマンにしたいなと思ってます。
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リリース情報
1st mini Album
『新宿』

2012.06.13発売!!
新宿
【初回限定盤】
新宿
【通常盤】

【初回生産限定盤】
CD6曲+DVD
¥2,625(Tax in)
DCCL-38~39

[CD]
1. 新宿。
2. オセロゲーム
3. マジカルドリンク
4. 「バカ…バカ…バカ…」
5. 思考は常にマイナス
6. 養え、己を

[DVD]
・「新宿。」music clip
・「新宿。」music clipオフショット
・2012.3/21高田馬場AREA「新規参入!」ミニドキュメント
・「新宿」発売記念特別企画~養え、己を~

【通常盤】
CDのみ7曲
¥2,100(Tax in)
DCCL-40

[CD]
1. 新宿。
2. オセロゲーム
3. マジカルドリンク
4. 「バカ…バカ…バカ…」
5. 思考は常にマイナス
6. 養え、己を
bonus track1曲「関係ナイ」

発売元:(有)デンジャー・クルー・エンタテインメント
販売元:(株)ソニー・ミュージックディストリビューション
ライブ情報
カメレオ1st mini Album「新宿」
発売記念ワンマン
「7時だよ、全員集合!
~新宿区で初ワンマン~」

2012.06.22 (fri) 高田馬場AREA
OPEN 18:00 / START 19:00
前売 \3000 / 当日 \3500 (drink代別)



World Wrap Word summer tour 2012 「五角形の色フォルム」
2012.07.03 (tue) 名古屋ell.FITS ALL
2012.07.04 (wed) OSAKA RUIDO



2012.07.06 (fri) 高田馬場AREA



stylish wave CIRCUIT '12 夏の陣
2012.07.07 (sat) 高田馬場AREA
2012.07.25 (wed) 仙台darwin
2012.08.04 (sat) 名古屋E.L.L
2012.08.19 (sun) 大阪BIG CAT



Scar.主催3MAN
「THE GHOST NIGHT」

2012.07.15 (sun) 西九条BRANDNEW



SPEED DISK PRESENTS?
森羅万象tour'12#2

2012.07.19 (thu) 仙台darwin
2012.07.21 (sat) 札幌KRAPS HALL
2012.07.22 (sun) 札幌KRAPS HALL
2012.08.01 (wed) 金沢AZ
2012.08.03 (fri) 京都FANJ
2012.08.06 (mon) 博多DRUM Be-1
2012.08.08 (wed) 高松DIME
2012.08.09 (thu) 岡山CRAZYMAMA
2012.08.11 (sat) 大阪BIG CAT
2012.08.18 (sat) 渋谷O-EAST



DANGER CRUE X SHINJUKU LOFT 35th Anniversary PRESENTS
J-ROCK EXPLOSION 2012
『華麗なる激情』2

2012.07.28 (sat) 恵比寿LIQUIDROOM



stylish wave MAX '12
2012.08.26 (sun) CLUB CITTA'川崎
PROFILE
カメレオ
カメレオ vocals: HIKARU.
birthday: 02/11
blood type: A
カメレオ guitar: Daisuke
birthday: 10/17
blood type: O
カメレオ guitar: Takashi
birthday: 09/17
blood type: A
カメレオ bass: Kouichi
birthday: 07/01
blood type: O
カメレオ drums: Takeshi
birthday: 08/23
blood type: O
■オフィシャルサイト

DISCOGRAPHY
新宿 (初回)


新宿 (通常)


捏造ピエロ (初回)


捏造ピエロ (通常)

アーティストタグ

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