HYSTERIC CIRCUS 2019

-Bräymen×Leetspeak monsters-

2019.01.29
2月3日(日)池袋EDGEにて開催されるツーマンイベント『ViSULOG Presents「HYSTERIC CIRCUS 2019-Bräymen×Leetspeak monsters-」』の開催を記念して、Bräymen Gu.潤、Leetspeak monsters Ba. Euskyssによる対談が実現した。
共にこのシーンにおいて世界観とエンターテイメント性を重視した両バンドの成り立ちや、バンドのブレーンである両者の音楽に懸ける思いを感じ、是非とも会場に足を運んで欲しい。

インタビュー・文:二階堂晃
『最初に「Black owl」のMusic Videoを観て、すごく好きなバンドだなと思った』
――Bräymen潤さんが、かねてからLeetspeak monstersの曲をを聴いていることを公言していたことから今回のツーマンが実現しました。
:言ってみるものですね。僕個人としては、Leetspeak monstersとの共演は切願していたことだったから、結構回りの人には「一緒にやりたい」って普段から言ってたんです。
Euskyss:そうだったんですね。本当にありがとうございます。
――潤さんはどういったきっかけでLeetspeak monstersの存在を知ったのでしょうか?
:Bräymenを結成するにあたり、今のヴィジュアル系シーンというものを勉強しようと思って本当にたくさんのバンドを調べて曲を聴いていたんですが、その中でリスナーとしてカッコいいなと思ったバンドの1つがLeetspeak monstersだったんです。最近のバンドは、昔に比べて演奏は平均的に間違いなく上手い。でも僕が見ているのはそこではなくて「いかにエンターテインメントであるか」という部分なんですが、最初に「Black owl」のMusic Videoを観て、すごく好きなバンドだなと思ったんですよね。
――「Black owl」のMusic Videoのどういった部分に魅力を感じたのでしょうか?
:最後のサビで、メンバー以外に王様がもう1人登場するでしょ? そこで「これはなんだ!?」って一気に作品に惹き込まれました。こういう引っかかりってすごく大切で、最近のヴィジュアル・シーン全体に足りてないエンターテインメント性だと思うんですよ。
――「Black owl」のMusic Videoにゲスト・ミュージシャンが参加するのは、まさしくそういった「引っかかり」を狙ってのことだったのでしょうか?
Euskyss:いいえ、純粋に王様が歌詞の主人公として登場する上でメンバー以外の誰かに演じて欲しいと思って、revenge my LOSTのボーカルのザビに声をかけたんです。元々僕らが活動していたミクスチャー・ロックの界隈では、バンド同士が作品の中でコラボするのは当たり前のことなんですけど、ヴィジュアル・シーンでそのアプローチを取ったことが新鮮だったようで、「Black owl」のMVは本当に色々なところから反響がありましたね。
:その引っかかりを元にバンドを紐解いていくと、そこからさらに世界が広がっていくよね。「D13ってなんて読むんだ?」とか(笑)。SNSが発達した今の時代って良い面と悪い面の両方があると思って、色々な情報が簡単に手に入る反面、受け取り手が自分で考察したり調べることで知っていくことの楽しみが失われていると思っていて、Bräymenはそういう部分を大切にしたバンドでありたいんだよね。だから、そういう面白さに溢れているLeetspeak monstersにはとても共感しているよ。
Euskyss:そうだったんですね。本当に嬉しいです。
――そんな潤さんの思いが土台にあって実現したツーマンですが、まだまだ謎多きBräymenというバンドとのツーマンということに対してLeetspeak monsters側は最初どんな印象でしたか?
Euskyss:純粋に嬉しかったですし、元々ヴィジュアル系キッズだったギターのYo’shmeerなんかは大喜びでしたね。最近になって僕らが元々知っていた世代のバンドと関わることも増えましたけど、やはり対バンしていてもリハーサルから勉強になることばかりなので、Bräymenも是非リハーサルから観て色々学びたいなと思いますね。
――昨年の10月に一度大型のイベントライヴで両バンドは共演していますが、初対面の印象はいかがでしたか?
:何せ僕はリートのファンなんで(笑)、絶対に自分から声をかけようと思って楽屋でずっとドメちゃん(D13)とヨッシュくん(Yo’shmeer)と話してましたし、DieWolfくんとも「Black owl」のMVでランタンを掲げてるシーンの悲壮感がすごく良かったってことを話しました(笑)。あの日まったく絡まなかったのはEuskyssくんだけなんじゃないかな?
Euskyss:僕はその日に完全に楽屋に籠りっきりだったんです。まさかこんなご縁が繋がるともその日は夢にも思っていなかったので(笑)。
『ミクスチャーロックで、みんなでワイワイ騒げて、お化け屋敷みたいなバンド』
――改めてですが、それぞれのここまでの音楽遍歴をお互いにファンの方に向けて紹介して頂いてもよろしいでしょうか?
Euskyss:数年前にD13が集めたメンバーで結成されたのがLeetspeak monstersです。ドメちゃん(D13)が「ミクスチャーロックで、みんなでワイワイ騒げて、お化け屋敷みたいなバンドを人間界でやりたい」と言い出したんです。
――まさしく、Leetspeak monstersを言い表している言葉ですね。
Euskyss:そこで僕が「お化け屋敷みたいなバンドってなんだ?」って悩みながら曲を作っていって。色々なデモを作っていくうちに、HIPHOPのサンプリングの手法で、実際にオバケが出てくる映画で使われているような音をループさせながらラップを乗せて、なおかつサビはキャッチ―みたいな作曲スタイルに辿り着いてから、少しずつ今のスタイルに固まっていった形ですね。
――ミクスチャー・ロックのシーンからヴィジュアル・シーンに参入したきっかけは何だったのでしょうか?
Euskyss:今の事務所に猛アタックされたのがきかっけですね。僕も最初は「やりたくない」って3回断ってたんですけど(笑)。最初は本当に大変でした。活動するシーンを変えたことで、それまでのお客さんが激減したし、それまで仲間だったはずの回りのバンドからも共演してもらえなくなったりとか。
:振り出しに戻った訳だ。確かに、環境が変わると最初はそうなるよね。
Euskyss:でも、開き直るわけじゃないですけど、「せっかくこっちのシーンに来たんだし、楽しんでいこうよ」って思ったんですよね。そうしているうちにTV番組でリートのことを取り上げてもらえる機会があったのと、ライヴの本数を重ねることで見てもらえる人の人数が増えたこともあり、そのあたりから少しずつ流れが変わっていったように感じています。
:そうだったんだね。
――一方の潤さんの説明は不要かと思いますが、改めてこれまでのキャリアについてお話してもらえますか?
:僕は長野生まれのただのバンドキッズだったところを、キリト(現Angelo)のバンドに「イベント出てくれ」って言われて人生で初めてバンドを組んで、デパートの会議室みたいなところで一緒にライヴをしたのがそもそものきっかけですね。そこからPIERROTの母体となるバンドを結成して1年後に上京して、今に至る感じです。
――その後にPIERROTは日本のロック・シーンの中で一時代を築くバンドへと駆け上がり、やがて1つの節目を迎えました。そこからBräymen結成に至るまでの流れも是非聞かせて下さい。
:PIERROT解散後に、僕はポップな音楽も好きだったのでPIERROTとは全く違うスタイルでALvinoを結成しました。活動していく中で、やがて自分の人間としての成長に伴って、音楽をやる上で一体何が一番大切なことなのか気付かされる経験が何度もあって、やはり「人に求められることをしよう」と思うようにもなり、それまでナチュラルメイクだったのを突然髪を真っ赤にしたりして。でも、ボーカルのShotaが喉を壊してしまったことがきっかけで活動停止という形になりました。
――そんなALvinoの活動を経て、Bräymen結成へと繋がっていくと。
:その前に2014年のPIERROTの復活を経験したことが大きかったですね。PIERROT復活で再会したお客さんがその後ALvinoのライヴに来てもちょっとさわやかすぎるだろうなと思って、ALvinoと並行してもう1つしっかりヴィジュアル系のバンドを作ろうと思ったんです。ALvinoも新しく始めるバンドのどちらも自分だから、並行して活動していこうと思ってた中でのALvinoの活動停止だったんです。
――そういった経緯があったのですね。Bräymenというバンドのユニークな点は、潤さん以外のメンバーが若い世代のアーティストであることだと思うのですが、こちらはやはり意図したものだったのでしょうか?
:最初は同世代のメンバーを集めようかなとも思ったんですがなかなか思うようにいかず、それならいっそ方向転換して世代にこだわらず良いキャラや個性を持ったメンバーで集まった方が面白いものになるんじゃないかと思ったんです。リートもそうですけど、僕は年齢とかキャリアとか関係なく良いものは良いと素直にリスペクト出来る性格をしてることもあって、今のメンバーに声をかけてBräymen結成に至りました。
『全体を運営している社長がいて、それに横から口出ししてる会長みたいなものが俺はいい』
――お二人ともバンドの舵を取る立場かと思われますが、是非お二人のリーダー論を聞かせて頂きたいです。
:僕はリーダーじゃないんですよ(笑)。Bräymenを結成する時に、リーダーを作るのは止めようって最初から話していて。リーダーと言うものは背負いすぎてしまうし、他のメンバーがリーダーに甘えてしまうということが時には出てくるかもしれない。俺は一番年上だからもちろん何かを決めたり、責任を取らなきゃいけない場面というのは出てくると思うけど、リーダーという形を作ることはやめようと。俺は「潤のバンド」を作りたいんじゃなくて、「カッコいいバンドの中に潤もいる」っていうバンドがやりたいから、っていう話は最初にしましたね。だから俺はBräymenの「長老」とか「会長」みたいなものです(笑)。
――それはとても面白い表現ですね。
:全体を運営している社長がいて、それに横から口出ししてる会長みたいなものが俺はいい、と冗談交じりにメンバーと話しますね。その方が他のメンバーも伸び伸びとそれぞれの個性を発揮出来ると思うので。
――一方のEuskyssさんはバンドの中での役割はどういったものですか?
Euskyss:僕もリーダーじゃないです(笑)。メンバーを集めて表向きのことを全部やってくれているのがD13なので、裏側のことを全部やっているのが僕という関係性ですね。もちろんアレンジも含めての楽曲面は僕が担っていますし、ヴィジュアル面に関しても衣装の先生やMV監督にバンドのイメージを伝えて打ち合わせをしたりするのも僕の役目です。
――お二人とも、バンド内におけるプロデューサー的なポジションとも言えますね。
Euskyss:事務所と一緒になって色々進めていきますけど、メンバー内の立場としてはそうかもしれませんね。
:メンバーそれぞれが良いものを持っているんで、それをもっともっと引き出す役割でありたいと思います。そういう意味でもやはり会長ですね。クレジットを「Gu&会長:潤」ってしたいくらいです(笑)。
一同:(笑)
『俺には音楽なんだっていう「覚悟」を持ったやつじゃないと、バンドの世界では最後まで残っていけない』
――お二人ともバンド内での自分の立ち位置をしっかりとお持ちな印象ですが、それは裏を返せば「バンドとはこうあるべき」という確固たるポリシーを持っているからこそとも感じます。
:さっきEuskyssくんがバンドの成り立ちの中で「開き直る」って言ったけど、それってバンドにとってすごく大事なことだと俺は思っていて。開き直るって「覚悟」ってことなんですよ。曲の良さ、テクニック、ヴィジュアル面、全部大事ですけど、その土台となる「覚悟」がなくては、何にもならない。もし仮に明日バンドが無くなったとしたら、普通に一般社会の中で生きていくことも頑張れば出来ない訳じゃない、でもそうじゃなくて俺には音楽なんだっていう「覚悟」を持ったやつじゃないと、バンドの世界では最後まで残っていけないのかなと、これまでの経験を通じて思いますね。
Euskyss:そのバンドに集まったメンバーの「生き様」なんじゃないかなと思いますね。家族ではないけど家族以上にひとつのことを成し遂げようとする関係って、他にはあまりないと思います。そこを目指して芯がブレないバンドのメンバーは生き方がカッコいい。たとえ何かあってバンドが解散しても、芯がブレてないからまたステージに帰ってくるカッコいい仲間もいっぱいいますし。バンドってそういうものなんじゃないかなって思いますね。
『Leetspeak monstersというバンドがジャンルとジャンルの架け橋になれたらいいな』
――先ほど潤さんが“SNSが発達した今の時代は良い面と悪い面の両方がある”とおっしゃいましたが、お二人から見た今のヴィジュアル・シーンはどう映っていますか?
:僕がPIERRPTとして活動していた当時を振り返ると、カッコいいバンドもたくさんいた反面そうじゃないバンドもいっぱいいて、その中から本当にいい音楽だけが残ってきたように思うんです。そして今の時代もリートのように自分たちの世界観やスタイルにこだわりを持ってお客さんに夢を見せることを貫いているバンドがいるという事実はとても嬉しいし、だったら俺もこの時代にBräymenをやっていけるぞ、って思えるんです。正直、当時はこんな風に「ヴィジュアル系」と呼ばれるものがこんなに長続きするとは思っていなかった。でも、こうして今もひとつのジャンルとして残っているということは日本のアニメ―ションのようにひとつのカルチャーとして成立しているということだし、Bräymenの音楽を通じて、ファンタジーの世界を作りあげることで夢を見せてあげることに力を注いでいかなくてはと思いますね。
Euskyss:僕らはヴィジュアル・シーンの外からやってきたからこそ、客観的に見た時になんでもあのシーンなんだなって思っていますね。今でもミクスチャー・シーンにいた時代の仲間とも対バンはしているんですけど、やはりお客さんの層はヴィジュアル・シーンとロック・シーンとでまだまだ分かれているなと感じてはいて。ただ、僕らはどちらのお客さんに対しても「向こうのシーンにも素敵なバンドいっぱいいるよ」って自信を持って伝えることが出来るし、Leetspeak monstersというバンドがジャンルとジャンルの架け橋になれたらいいなって思うんです。そのためにも、誰でも楽しめるようなエンターテインメントであることをこれからも突き詰めていきたいですね。
――2月3日のツーマン、見逃せませんね。
:そうですね。今日はEuskyssくんと色々な言葉を交わせたし、後はお互いの世界観をぶつけあうことで生まれるものをただただ楽しみたいね。
Euskyss:学ぶことがいっぱいある日になることは間違いないので、本当に楽しみにしています。

次回、メンバー別パーソナルQ&Aを掲載!お楽しみに!


HYSTERIC CIRCUS 2019 -Bräymen×Leetspeak monsters-

2019年02月03日(日) 池袋EDGE

[OPEN / START]
18:30 / 19:00
[出演]
Bräymen / Leetspeakmonsters(五十音順)
[チケット]
前売 ¥3,500 / 当日 ¥4,000 (Drink代別)
発売:イープラス
チケットURL:http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002279317P0030001
一般発売:2018年12月23日(日) 10:00
[問い合わせ]
池袋EDGE (03-6907-1811)

Bräymen

Category “Neo Fanfare” ~ヒルイナキオト~

2019年03月10日(日) 高田馬場AREA
OPEN 18:00 / START 18:30
前売 ¥4,500 / 当日 ¥5,000 (D代別)

Bräymen「1周年ワンマンライブ」

2019年08月29日(木) 渋谷 WWWX
詳細は後日発表


3rd Singl「ユララユラ」
2019年03月10日(日)より発売開始!
¥1,200 (税込)
CD ONLY
[CD]
01. ユララユラ
02. Bug ringo

Leetspeakmonsters

Leetspeak monsters ONEMANTOUR 『Welcome to Monster’s Theater 2019』~迷い子を導く月夜の旅~

[福岡公演]
2019年04月26日(金) 福岡DRUM SON
OPEN 18:00 / START 18:30
前売 ¥3500 / 当日 ¥4000 (D代別)

[西川口Hearts公演]
2019年05月01日(水) 西川口Hearts
OPEN 18:00 / START 18:30
前売 ¥3500 / 当日 ¥4000 (D代別)

[宮城公演]
2019年05月03日(金) 仙台enn 2nd
OPEN 17:30 / START 18:00
前売 ¥3500 / 当日 ¥4000 (D代別)

[北海道公演]
2019年05月06日(月) 札幌COLONY
OPE前売 ¥3500 / 当日 ¥4000 (D代別)
OPEN 17:30 / START 18:00

[新潟公演]
2019年05月08日(水) 新潟GOLDENPIGS BLACK STAGE
OPEN 18:00 / START 18:30

[石川公演]
2019年05月09(thu)金沢AZ
OPEN 18:00 / START 18:30
前売 ¥3500 / 当日 ¥4000 (D代別)

[岡山公演]
2019年05月17日(金) 岡山CRAZYMAMA 2nd Room
OPEN 18:00 / START 18:30
前売 ¥3500 / 当日 ¥4000 (D代別)

[大阪公演]
2019年05月18日(土) 大阪Zeela
OPEN 17:30 / START 18:00
前売 ¥3500 / 当日 ¥4000 (D代別)

[愛知公演]
2019年06月01日(土) 名古屋ell.SIZE
OPEN 17:30 / START 18:00
前売 ¥3500 / 当日 ¥4000 (D代別)

[広島公演]
2019年06月03日(月) 広島SECOND CRUTCH
OPEN 18:00 / START 18:30
前売 ¥3500 / 当日 ¥4000 (D代別)


『Welcome to Monster’s Theater 2019』TOUR FINAL東京公演 ~迷い子を誘う月夜の宴~

2019年06月09日(日) 恵比寿LIQUIDROOM
OPEN 16:30 / START 17:00
前売 ¥3500 / 当日 ¥4000 (D代別)


2nd Maxi Single『This is Halloween』
2018年10月03日(水) Release!!
【初回限定盤】
3曲入りCD+DVD
GLK-064 / ¥2,300 (税抜)
[CD]
01. This is Halloween
02. The Beginning
03. Make your treats
[DVD]
01. This is Halloween
MVオフショット

【通常盤】
3曲入りCD
GLK-065 / ¥1,500 (税抜)
[CD]
01. This is Halloween
02. The Beginning
03. Jack-o’-lantern

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