バグサミ -Extra Edition-

バグサミ対談 一聖(BugLug) × ガラ(MERRY)

2018.11.25
『バグサミ-Extra Edition-』対談、今回はVo.一聖とMERRY Vo.ガラが登場!
同レーベルの先輩後輩同士の間柄だからこそ語れる、ボーカリストならではの生き様について両者の思いを存分に語ってもらった。
世代を越えて生み出される1つの夜への期待が高まる言葉の数々をご覧頂こう。

取材・文:二階堂晃
『先輩、後輩の両方をいじくりまわせる面白い位置にいる』
――今回の対談での一聖さんとガラさんの組み合わせは、お互いのファンの方にとっても新鮮なものなのではないでしょうか?
ガラ:昔一緒に飲んだことがあるくらいで、目立った交流はさほどなかったかもしれませんね。そういえばBugLugの渋谷公会堂ワンマンは観に行ったのを覚えていますし、先日のTSUTAYA O-EASTでの「バグサミ」の1本目は観に行きました。
一聖:MERRYは僕がバンドをやる前からもちろん知っていたバンドでしたし、その頃からリスナーとしてもとても気になる存在でした。
――お互いの初対面の印象については覚えていますか?
ガラ:一聖の第一印象は「新人類が出てきたな」でしたね。僕らが活動していく中で、ヴィジュアル系と呼ばれるものが少し尻つぼみに感じはじめていた頃に出会ったんですよね。BugLugはバンド結成の告知がシルエットのみだったこともあって、「久々に新しい面白いバンド出てきたな」と思える存在でしたね。
――結成当初のMERRY(当時:メリー)もまた、インパクト絶大のパフォーマンスでシーンの話題をかっさらっていた印象が強いバンドでしたよね。
ガラ:言ってしまえばバンドなんて腐るほどいる訳ですし、一番最初の出だしで注目されるかどうか決まると言っても過言ではないですから。BugLugの最初のシルエット、あれは良かったですね。
――一聖さんはガラさんへの印象はいかがでしたか?
一聖:最初は怖い人だと思っていましたね。ガラさんのオカルト的なステージパフォーマンスを観て、「こんなやり方があるのか」と思って目が離せませんでした。でも、後に実際に会ってみるとフレンドリーで実は優しい人なんだなって思いましたね。
ガラ:もっと言って(笑)。最初は怖い人って思われがちなんですけど、俺はステージの上と下でオンオフがあるんでね。
――BugLugとMERRYの共演は過去に何度かあったのでしょうか?
一聖:年末のお祭りイベント的なものでは何度かありましたけど、こういう対バンとしては久しぶりです。
ガラ:だから俺らとしても、誘ってもらってすぐに「面白いじゃん」ってなって。俺たちの世代のバンドって上は先輩、下は後輩に挟まれているから、その両方をいじくりまわせる面白い位置にいると思っていて。だからこういう誘いには積極的に応えていこうという気持ちがあったんですよね。
――今回の「バグサミ-Extra Edition-」の開催にあたり、MERRYに声をかけたのは何が決め手でしたか?
一聖:色んなバンドとこの企画を楽しみたいっていうのがあって、MERRYは絶対に誘いたかったんです。その願いが叶って本当に嬉しいですね。MERRYは常にBugLugの先を行っているバンドっていう印象があって。ちゃんと“MERRY”っていう独自のカテゴリーを確立して活動してると思うんですよ。時代に合わせたり媚びたりするバンドもいる中、そういうの関係なしに自分たちの本質を持ってる存在のMERRYと一緒にやることで、俺たちも掴めるものが絶対にあると思ってて。
ガラ:でも、3年前に渋公で観た時と今月O-EASTで観た時とではBugLugの印象、全然違っていましたね。以前はまだ、バンドとして見せたいことと自分たちにやれることのギャップが少しあったというか。それに対して、先日のライヴではその2つが重なってきたなと思いましたね。一聖の歌や歌詞にしても、やりたいことと出来ることが近づいているなという印象は受けますね。今、何年目だっけ?
一聖:8年目ですね。
ガラ:俺たちが17年かけて到達した場所に8年で近づきつつあるのは凄いことだなと純粋に思いますね。
『人によってはちぐはぐに見えてしまうかもしれないですけど、それが俺っていう人間』
――MERRYも今となっては、必ずしも結成当初からのトレードマークだった学習机をステージに持ち込まないスタイルに変化しつつ、進化し続けるバンドですよね。
ガラ:今は自分がステージに立ってさえいれば伝えられるという自信がある、というのがありますね。確かにステージに学習机があればお客さんの印象には残りますけど、それに変に固執してしまうのも今は違うというか。
――ガラさんが先日のO-EASTで一聖さんに対して感じた“成長”を一聖さんご自身はどのように捉えていますか? ボーカリストとして、ある種の特異点を越えたとも言えることだと思われますが。
一聖:俺ね、そういう「越えた」みたいなのって自分だと分かんないんですよ。僕はバンド以外の自分の人生そのもので経験した出来事がバンドにも響いてくるのかなと思ってるんで、常に闘ってる感覚です。正直、「今こう思ってる」とか「今何を言いたいか」っていうことだけなんで、人によってはちぐはぐに見えてしまうかもしれないですけど、それが俺っていう人間なんです。
ガラ:でも、そう言い切れちゃうことは大きな強みだと思う。MCひとつ取ってしても、今の一聖の方がお客さんに刺さってるんじゃないかな。
――一聖さんのMCはいつも強いメッセージを投げかけている印象がありますね。
一聖:それもね、その時言いたいことを言ってるだけなんですよ。後から振り返ってどう伝わってるか分からなくなることもあるので、「伝える」って本当に難しいことだと思うんですけど、それをずっとチャレンジし続けていくのが自分だと思ってるんで。
『(「バグサミ」を)ずっと続けていきたい』
――11/27(火)マイナビBLITZ赤坂公演はMERRY、LM.CというBugLugにとっては共に先輩格のバンドに挟まれるという形ではありますが、その点については一聖さんはどのように考えていますか?
一聖:先輩と一緒にやれるのが普通に嬉しい。それに、そこに集まった人全員が全部のバンドを楽しんでもらいたいですね。BugLugのファンがMERRYやLM.Cのファンになったっていいと思いますし。ヴィジュアル系シーンのお客さんには変な固定観念があるというか、「私は誰誰のファンだからそこしか行かない」みたいなのってつまんないじゃないですか。こんなにも色んな音楽やメイクをしてるバンドがいっぱいいるんだから、もっと色んなものを楽しめるはずってことが伝わっていけばいいなって思います。
――先日のPsycho le Cému Ba.seekさんとの対談でも優さんが全く同じことをおっしゃっていました。
一聖:BugLugメンバーみんなそう思ってるんですよ。そう思ってまず今年の8月9日に「バグサミ」を開催して、そこから今回の「バグサミ-Extra Edition-」に繋がってるんで。ずっと続けていきたいですからね。
ガラ:うん、ずっと続けて欲しい。R指定や己龍みたいにBugLugとよく一緒にやってるバンドがいる中に今回MERRYを呼んでもらえたのが本当に嬉しかったし。ある意味、一番どうなるか分からない日がこの日のスリーマンなんじゃないかな。俺も思わずニヤっとしてしまうようないい組み合わせですよね。
――ボーカリスト同士として、今ご自身はどんな存在であるべきだとお二人は考えていますか?
ガラ:俺たちはどこかで「バンドマン」から「ミュージシャン」に変わらなきゃいけない瞬間っていうのがあって、それにいつ気付けるかってことだと思うんですね。もちろん俺もですけど、一聖も今後ますますそうなっていくべきだと感じますね。やはりボーカリストが常にビジョンを持ってしっかりしていないとバンドは続いて行かないものですから。
一聖:俺はもちろん自分もそうですけど、「一聖、一樹、優、燕、将海」の5人のBugLugでまとまって音楽して、その上で自分の歌を歌っていかないとなって思いますね。バンドとしての軸がブレない上で、自分のやりたいことがやれたらいいなって。
ガラ:一聖はメンバーに優しいね。メンバー同士ツアー先で飲みに行ったりはするの?
一聖:ちょいちょいは今もありますね。
ガラ:俺たちはもうすっかり無くなったね。集まると必ずバンドの話になるし、これだけ長くやってると5人でひとつのことをやるっていうのはなかなかなくなってくるもんだよ。
一聖:そっかあ、なるほど。
ガラ:そう言えばこの間ラジオの収録でBugLugと一緒になった時に入り口で燕に缶コーヒー奢ってあげたんだよな。ちゃんとラジオで言ってくれた?(笑)
一聖:ああ! めっちゃ喜んでました! 番組で言ってたかは分からないですけど、俺たちには「ガラさんが缶コーヒー奢ってくれた!」ってめっちゃ自慢してきて(笑)。
ガラ:一聖以外のメンバーとはまだあんまり絡みがないから、当日はめっちゃ俺から絡みに行こうと思ってるよ。
一聖:それはめっちゃありがたいです!
ガラ:ステージ上でも何か一緒にやれたらいいよね。ただ順番にライヴやりましたっていうだけじゃなくて、何かをグチャグチャにしてくれるのもBugLugらしさだと思うし、ぶっ込んで欲しいな。
一聖:いいですね。俺、なんでも出来るんで是非考えておきます。
ガラ:頼もしいな(笑)。もちろんBugLugはトリでしょ? めちゃくちゃ最後ステージに出づらくなるようなライヴをしてやりたいな。
一聖:それ、逆にめちゃめちゃ嬉しいです!
ガラ:核弾頭として華々しく散ってやろうかな。そういえばInstagram見たけど、一聖も寺山修司の展覧会に行ったの?
一聖:はい、寺山修司好きなんですよね。いい意味で訳が分からなくてこの人は何者なんだろうって。
ガラ:俺も大好きだよ。あんなに多彩な人ってなかなかいないね。今度またゆっくり飲みに行ってそういう話もしたいね。会社のお金で(笑)。
一聖:それ、最高じゃないですか。
一同:(笑)。

RELEASE

BugLug
18th New Single「Wally?」
2018年10月30日(火) Release!!

【初回盤A】
(CD+DVD)
RSCD-296~297 / ¥1,800(税抜)
[CD]
01. Wally?
02. BLACK
[DVD]
Wally? -Music Clip-
[発売元]
Resistar Records
【初回盤B】
(CD+DVD)
RSCD-298~299 / ¥1,800(税抜)
[CD]
01. Wally?
02. BLACK
[DVD]
Wally? -メイキングオフショット-
[発売元]
Resistar Records
【通常盤】
(CD)
RSCD-300 / ¥1,500(税抜)
[CD]
01. Wally?
02. BLACK
03. Eat Me!
[発売元]
Resistar Records

MERRY
「sheeple」
2018年12月24日(月・振) Release!!

【デジタル音源配信】
DRG-025 / ¥250
[TRACK]
01. sheeple

▼現在iTunes Storeにて予約受付中
https://itunes.apple.com/album/sheeple-single/1442784593?app=itunes

LIVE INFORMATION

バグサミ -Extra Edition- Vol.1
2018年11月5日(月) TSUTAYA O-EAST
OPEN 17:00 / START 17:30
[出演]
BugLug / Psycho le Cému / 己龍
バグサミ -Extra Edition- Vol.2
2018年11月27日(火) マイナビBLITZ
OPEN 17:00 / START 17:30
[出演]
BugLug / LM.C / MERRY
バグサミ -Extra Edition- Vol.3
2018年12月10日(月) 渋谷WWW X
OPEN 17:00 / START 17:30
[出演]
BugLug / R指定
バグサミ -Extra Edition- Vol.4
2018年12月28日(金) 渋谷ストリームホール
OPEN 17:00 / START 17:30
[出演]
BugLug / DEZERT / DIAURA

PROFILE

一聖(BugLug)
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ガラ(MERRY)
ガラ (MERRY)

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