バグサミ -Extra Edition-

バグサミ対談 優(BugLug) ×seek(Psycho le Cému)

2018.11.03
BugLugが数々の注目のバンドを迎え4日間に渡り行われる『バグサミ-Extra Edition-』の対談企画第2弾!
Gu.優と11/5(月) TSUTAYA O-EASTに出演するPsycho le CémuのBa.seekの対談をお届け。
イベントにかける両者の思いや、これまでの両者の交流についても言葉を交わした濃密な時間の模様をお届けする。

取材・文:二階堂晃
『絵的な情報量は一番この日が多いんじゃないかな』
――11/5(月) TSUTAYA O-EASTにて行われる『バグサミ -Extra Edition- Vol.1』にPsycho le Cémuが出演することになった経緯を聞かせて下さい。
:『バグサミ』を開催するにあたり、最初はまさか出てくれるとは思わないから冗談半分で「Psycho le Cému(以下:サイコ)に出てもらえたらいいね」なんてメンバーで会話したのがきっかけです。
seek:ウチとBugLugはバンド同士での絡みがあまり無い中でのお誘いだったので嬉しかったですね。それも事務所に連絡が来るのではなくて一聖さんから電話を頂けたというのも素敵な流れだったと思います。
:前にDAISHIさんと一聖が対談をさせてもらったことがあったじゃないですか。あれはどういう流れだったんですか?
seek:サイコはお休みしていた期間も長かったし、再結成してから新しくアルバムを出すにあたってDAISHI的にも今のシーンで現役で活躍しているバンドマンと語りたいと思ったみたいですね。
:「なんで俺なんだろう?」って言ってましたよ。一聖はサイコのファンだったのですごく緊張していたみたいだったんですけど、対談が終わって「(DAISHIは)めっちゃいい人だった!」って言ってました。その流れもあってサイコをお誘いしたいと思ったんです。
――この日は己龍も含めてのスリーマンとなりますね。
seek:(『バグサミ』のフライヤーを見ながら)絵的な情報量は一番この日が多いんじゃないかなと思いますね。
:BugLugと己龍にとってサイコは思いっきりキッズだった世代のバンドなので緊張しますね。
seek:逆にDAISHIもめっちゃビビっててるみたいですよ。「BugLugと己龍はよく一緒にやってるみたいだし俺ら浮かないかな」なんて言ってて、逹瑯くん(MUCC)に「DAISHIさん、堂々として下さいよ!」なんて言われてましたね(笑)。
:(笑)今から本当にドキドキしますね。
seek:まあ、出させてもらうからには僕ら思ってる以上にガッツいていきますから。
:まだ言えないですけどサイコの方から当日に関して色々な提案を頂いていて、「すげえな!」と思って。嬉しかったですし、主催の俺らもちゃんとしなきゃなって身が引き締まりましたね。
seek:ウチは出たがりのメンバーが多いんで(笑)。本来ならキャリア的にももっとこう、落ち着いてるべきなのかもしれないですけどね。
――優さん個人にとってPsycho le Cémuとはどんな存在ですか?
:ただのファンです。対バンできるなんて思ってもいなかったし。「レジェンドバンドが降りてきたからどうこうしてやろう!」って気持ちももちろんありますけど、それよりも何よりも地元の友達に自慢できるなって。
seek:僕はMix Speaker's,Inc.(以下:Mix)としてはBugLugは勝手に同期やと思ってましたからね。「先に言うといてよ!」と思いました(笑)。
:Mix時代も対バンしてて思ってましたよ。「うわあ~本物だあ!」って。
――逆に、seekさんから見たBugLugの印象はいかがですか?
seek:Mix時代に結成当初のBugLugとはよく共演してましたし、当時と比べてもバンドとしての個性がはっきりしたと思いますね。カッコよく成長したBugLugと一緒にやれるのが本当に楽しみなんですよ。
:恥ずかしいですね。「お前らみたいなバンドはクソだ!」とか言ってもらった方が逆にやりやすいですよ(笑)。
一同:(爆笑)。
『サイコは当時ヴィジュアル系が好きだったら絶対に聴くべきバンド』
:BugLugが結成当初にMixがTwitterでレコーディングのコーラスに参加するバンドマンを募集していて、サイコが好きだった俺と一聖が当時ノリで応募して本当にレコーディングに参加させてもらったのもすごく良い思い出です。
seek:今はTwitterの使われ方もある程度決まってきてる感じがありますけど、当時はまだそんなこともなかったですからね。「これ使ってなんか面白いことしたろ!」と思って募集をしたら、2人が来てくれはりましたね。
:そしたら、思わぬ雑魚バンドが釣れたぞ、と(笑)。あのレコーディングの帰りに一聖と2人で食った中華屋での空気は忘れられないですね。「さっきまでの空間はなんだったんだ」っていう。もう、夢み心地すぎて。
seek:その後レジレコの「ヴィジュアルバカ選手権」に出させてもらったり、一樹さんとセッションさせてもらったり、バンド同士の縁が続いていくのは嬉しいことですよね。
:サイコは当時ヴィジュアル系が好きだったら絶対に聴くべきバンドの1つでしたよね。バンドが好きな奴の家には必ずCDがある、みたいな。俺の家には「REMEMBRANCE」がありましたし、サイコが歌ってる「めざましテレビ」のオープニングテーマを観てから学校に行くからいつも少しだけ遅刻してました。学生の頃にコピーもしてて、「Murderer・Death・Kill」はライヴでもやりましたし。
seek:ホンマすか。それはセットリストの参考にせなあかんな(スマホにメモを取り始める)。
:こないだカラオケにメンバーと行った時なんて、もはやサイコ祭り状態でしたから。それに今改めて聞いても曲の構成や転調の部分でも新しい発見があるなと思いましたね。
seek:バンドが止まっていて振り返る時間が長かった分、僕ら自身もそう思いますね。「なんやこれ、構成ムチャクチャやな!」って感じる曲もあったり。
:その感じが今にはない当時のヴィジュアル系らしさがあってすごく良いと思うんですよ。今からサイコのセットリストがめっちゃ楽しみで。
『次は僕らからもBugLugをお誘い出来るように』
――言うまでもなくBugLugは今のシーンの主軸を担うバンドのひとつですが、90年代ヴィジュアル系の一時代を築いたバンドの1つであるPsycho le Cémuのseekさんから見た現在のシーンとはどんな風に映っているのでしょうか?
seek:僕らの時代もそうでしたけど、それぞれのバンドが自分の色をはっきり持った上での横の繋がりを大切にしてるなと感じますね。
:横の繋がりは最近特に意識するようにしています。最初の『バグサミ』を開催するきっかけでもあるんですが、BugLugの横の繋がりになっている今のバンドたちって言ってしまえば簡単にワンマンが出来ちゃうので、シーン全体が自分のバンドことしか考えない悪循環に陥ってるって思ったんです。それよりも、「純粋にもっと面白いことやる方が良くない?」ってことに気付いて。ワンマンと同じくらいの熱量で臨めばイベントはもっともっと楽しいものになると思うし、その熱がお客さんにも伝わるといいなと思いますね。
seek:シーン全体が盛り上がらないことにはそれぞれのバンドの未来もどうなっていくんかなとは僕も感じますし「バンドをやりたい」と思う新しい世代も出てこないと思うので、そのためにもイベント全体を盛り上げたいと思いますね。ま、それでも僕らはもっとガツガツいきますけどね。メンバー全員「BugLugのお客、奪ったるぞ! 爪痕残したるぞ!」って気マンマンなので。そこだけは昔から全然変わってないんですよね。
――ひょっとしたらBugLugのお客さんはPsycho le Cémuはどっしり構えた大御所バンドだという風に思っているかもしれませんね。
seek:(Psycho le Cémuのアー写を見ながら)この写真からは大御所感まったく無いですけどね。「(seekの衣装を指さして)カジキマグロ着てるやん!」って(笑)。
一同:(爆笑)。
:ウチのファンの子がサイコがステージに出てきた時にファーストインパクトでどんなリアクションするのか、俺もすごく気になってるんですよ。
seek:昔は僕らが登場したら“イジってもらってなんぼ”みたいなところあったと思うんですよ。でも歳取って来るとなかなかそうもいかないかもしれないですね。「カジキ着てるけどイジリづらいやん!」みたいな。
:もうサイコっていうバンドが人間国宝みたいな存在ですからね。
seek:全然イジってもらって構わないんですよ。僕らはライヴにおける僕らの必殺技みたいなものがあるんで、どこに行ってもそれをやるだけですから。逆に、BugLugと己龍ってよく対バンしてると思うけど、お客さんは被ってるの?
:あまり被ってはいない印象ですね。対バンとなるとファン同士もライバル意識がどこかある気はします。それが転じて、ひょっとしたら今回のイベントに関しては「Psycho le Cémuのファン vs BugLugと己龍のファン」みたいな構図になりかねないとは思っていて。
seek:僕らは実際の動員以上に会場全体を盛り上げるのは得意なバンドなんで、その壁は壊したいですね。
:BugLugもまったく一緒なんですよ。「その日何人お客さんを入れられたか」じゃなく、「その日何人のお客さんの手を挙げさせられたか」どうかを常に意識してます。
seek:この日初めてそれぞれのライヴを観たお互いのファンがいきなり「次から3バンドともライヴ通います!」とはなかなかならないかもしれないけど、まずはその日のイベント全体が楽しかったって言ってもらえるものにはしたいですね。って、僕ら主催でもなんでもないですけど(笑)。
一同:(爆笑)。
:俺自身、この日は入りから本当に楽しみですし、今の自分がサイコのライヴを観たらどんなことを感じるんだろうってすごく気になってます。サイコの持つ楽曲のキャッチ―さは確実にBugLugのルーツの1つなので、ウチのファンの子たちにも「サイコのライヴ、ちゃんと見てみ?」って伝えたいですね。ズバ抜けていたと思うんですよ。当時、ヴィジュアル系は知らなくてもサイコは知っているっていう友達も学校にいっぱいいましたから。
seek:ちなみに優さんはウチの他のメンバーとは絡みはあるんですか?
:ファンだっただけに、対バンした時に遠巻きに見ていたくらいですね。楽屋で一緒に写真撮りたいです(笑)。DAISHIさんと一聖が対談した後も、それが理由でわざわざ仙台でのライヴが被った時に楽屋に挨拶にも来て下さったじゃないですか。わざわざ差し入れまで持ってきて頂いて。昔は当たり前のようにやっていたそういう文化をいつの間にか俺たちの世代からやらなくなったと思うし、これからはそういう繋がりをもっともっと大事にしていかなきゃなって本当に思います。
――最後にお二方それぞれの『バグサミ -Extra Edition- Vol.1』への意気込みを聞かせて下さい。
seek:ただのお誘いじゃなくて、一聖さんから直接電話をもらったことで実現したこのご縁を大事にしたいですし、今回のイベントを成功させて次は僕らからもBugLugをお誘い出来るようにこの2バンドの関係を深めて、さらに先へ繋げていきたいですね。
:俺もまったく同じ気持ちです。さっきseekさんが「ガツガツ行く」っておっしゃられたのを聞いて、やっぱりそうだよなって。俺らも己龍もガツガツいかないとなって思いますし、そのぶつかり合いがいい化学反応になって、こういうイベントが今後シーン全体に増えていくきっかけにもなれたらいいなと思いますね。

RELEASE

BugLug
18th New Single「Wally?」
2018年10月30日(火) Release!!

【初回盤A】
(CD+DVD)
RSCD-296~297 / ¥1,800(税抜)
[CD]
01. Wally?
02. BLACK
[DVD]
Wally? -Music Clip-
[発売元]
Resistar Records
【初回盤B】
(CD+DVD)
RSCD-298~299 / ¥1,800(税抜)
[CD]
01. Wally?
02. BLACK
[DVD]
Wally? -メイキングオフショット-
[発売元]
Resistar Records
【通常盤】
(CD)
RSCD-300 / ¥1,500(税抜)
[CD]
01. Wally?
02. BLACK
03. Eat Me!
[発売元]
Resistar Records

Psycho le Cému
NEW ALBUM「Light and Shadow」
2018年05月09日(水) Release!!

【豪華盤】
CD+DVD Type A+32Pフォトブック+オリジナルロングTシャツ+特製三方背BOX仕様
WPZL-31426/7 / ¥15,000(税込)
[CD]
01. Revenger - 暗闇の復讐者 -
02. 妄想グラフィティー
03. STAR TRAIN
04. JUNGLE×JUNGLE
05. 哀しき獣
06. 絶望のゲルニカ
07. 命のファンファーレ
08. SILENT SHADOW
09. ファイティング!
10. 大空を目指すあの花のように
[DVD Type A]
・Psycho le Cému 15th Anniversary Live<TOKYO PARALLEL WORLD ~はじまりの奇跡~>完全版
・Psycho le Cému 渋谷公会堂 追加公演 「復活!理想郷旅行」(2002.5.11)秘蔵映像
・「妄想グラフィティー」Music Video&Making Video
【初回限定盤】
CD+DVD Type B
WPZL-31424/5 / ¥5,000(税込)
[CD]
01. Revenger - 暗闇の復讐者 -
02. 妄想グラフィティー
03. STAR TRAIN
04. JUNGLE×JUNGLE
05. 哀しき獣
06. 絶望のゲルニカ
07. 命のファンファーレ
08. SILENT SHADOW
09. ファイティング!
10. 大空を目指すあの花のように
[DVD Type B]
・Music Video集(2015年の復活後の作品)
・「Revenger - 暗闇の復讐者 -」Music Video&Making Video
【通常盤】
CDのみ
WPCL-12849 / ¥3,000(税込)
[CD]
01. Revenger - 暗闇の復讐者 -
02. 妄想グラフィティー
03. STAR TRAIN
04. JUNGLE×JUNGLE
05. 哀しき獣
06. 絶望のゲルニカ
07. 命のファンファーレ
08. SILENT SHADOW
09. ファイティング!
10. 大空を目指すあの花のように

LIVE INFORMATION

バグサミ -Extra Edition- Vol.1
2018年11月5日(月) TSUTAYA O-EAST
OPEN 17:00 / START 17:30
[出演]
BugLug / Psycho le Cému / 己龍
バグサミ -Extra Edition- Vol.2
2018年11月27日(火) マイナビBLITZ
OPEN 17:00 / START 17:30
[出演]
BugLug / LM.C / MERRY
バグサミ -Extra Edition- Vol.3
2018年12月10日(月) 渋谷WWW X
OPEN 17:00 / START 17:30
[出演]
BugLug / R指定
バグサミ -Extra Edition- Vol.4
2018年12月28日(金) 渋谷ストリームホール
OPEN 17:00 / START 17:30
[出演]
BugLug / DEZERT / DIAURA

PROFILE

優 (BugLug)
優 (BugLug)
seek (Psycho le Cému)
seek (Psycho le Cému)

アーティストタグ

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