UNiTE. ONEMAN TOUR 2018「強くてNEW GAME」 @2018年6月25日(月) 渋谷WWWライヴレポート

バンドの新機軸となるNEW ALBUM「NEW CLASSIC」をリリースし、現在絶賛ワンマンツアー「強くてNEW GAME」を敢行中のユナイト。ワンマンの恵比寿リキッドルームと裏ファイナルの沖縄2DAYSを控え、この旅の出発点となった6月25日渋谷WWW公演を振り返るライヴレポートをお届けする。


会場のフロア三段目までギュウギュウに埋まった観客が待ち構える中、TOUR「強くてNEW GAME」の初日はまさかのメンバー板付きからスタート。「ホワイトスイマ→」のファンタジックな世界でステージの幕が開くや否や、たちまちユナイトの描く絵本の世界へ誘われるオーディエンス達。
熟練した腕で丁寧に歌と音を紡ぐメンバー5人の中でも、以前はパフォーマーとしての側面の強かったGu.LiNのギタリストとしての進化は著しく、早速「強くてNEW GAME」たる所以を見せ付けられたと言えるだろう。


そんなドリーミーな幕開けから一転、「今年も夏が始まるよ!!」と、Vo.結の掛け声と共に2曲目「AIVIE」で会場は一気にヒートアップ。一斉に手拍子を打ち鳴らすフロアに、これまで以上に伸びる結の伸びやかな歌声が心地よい。続く「イオ」ではGu.椎名未緒、Gu.LiN、Ba.ハクの弦楽器隊も含めた4人でステージ前方へと繰り出し、オーディエンスの熱を求めるユナイト。そんなメンバーに応えて拳の嵐を巻き起こすフロアを、椎名未緒はギターをかき鳴らしながら優しい笑顔で見つめている。

最初のMCタイム前の暗闇の中でも、茶目っ気たっぷりにファンを挑発するLiN。
このツアー初日はBa.ハクの誕生日でもあり、早速ステージの上でハクにお祝いの言葉を届ける結。そして、「今日のライヴはアルバム中心でまだ分からないことがあって不安かもしれないけど、僕がしっかりリードするからね。」と頼もしい言葉に続いて『NEW CLASSIC』から初披露された新曲「ubique」。ファンキーながらどこかネジれたこの曲で、モッシュにタオル回しにと初披露とは思えない盛り上がりを見せるオーディエンス。そんな熱量の中でも、結は「本当の君は誰?」と歌詞に込められたメッセージを投げかけることも忘れない。

「そのままタオル持ってて!!」と、畳み掛けられたのはライヴでの定番曲「Cocky-discuS」では、本日誕生日にも関わらずあくまでもクールに演奏に徹していたハクもオーディエンスへのアイコンタクトをしきりに取り、客席との心の距離をさらに詰めていく。さらに続いた同じくライヴの定番曲「ノゾキアナ?」では一段階ギアを上げ、アグレッシブに尖った表情とパフォーマンスを見せるメンバー。当然その姿に触発されたオーディエンスもさらなるヒートアップを見せ、序盤の盛り上がりは最高潮へ。


熱を帯びたまま迎えたMCタイムでは「3年ぶりのアルバム、本当にお待たせ!僕たちの新しい挑戦もたくさん入ってるけど、全部受け取ってくれるかい?」という結の問いかけにオーディエンスは温かい拍手で答え、届けられたのはこちらも『NEW CLASSIC』収録のナンバー、「五月已」。ハク作曲によるメロウなこのワルツで見せた、ジャズやポップスを消化したこの高い音楽性もまた、ユナイトの魅力のひとつ。さらに、このアルバムで表現の幅が大きく広がった結の歌もこれまで以上のパッションを放っている。軽やかなビートの流れそのままに続いたスパニッシュな「PiNKY_she_SWeAR」への途切れない流れもセンスに溢れており、お見事!と言わざるを得ないバンドの妙を見せてくれた。遊び心たっぷりの莎奈のドラム回しからはじまった各楽器隊のソロも見ごたえたっぷりだ。続く「栞」では、まるでジブリの森へ迷い込んだかのような錯覚を覚えるファンタジックな風景を見せてくれた後、結の「ありがとう」という優しい囁きで、コンパクトながらもしっかりと深く沈み込むような中盤は締め括られた。

わずかなインターバルを挟んだ後、「ここから心をリンクしていこうか!」と放たれたのは「隕石系スタジオパンダ」。莎奈の作詞曲による、ファニーでキッチュでありながらアヴァンギャルドなEDMナンバーだ。メンバーが中華街を闊歩する、業界初となった縦型のMusic Videoも記憶に新しいこの曲で会場をダンスホール色に染め上げると、結の「どんどんエンジン上げていこうよ!」との掛け声から続いた「ナユタの秘密」で、見つめあいながらうねるビートを生み出していくハクと莎奈。お立ち台の上の結の動きのキレもますます増し、「出会ってくれてありがとう!」とファンへの感謝を高らかに告げたのだった。


これまたユナイトの名物ともいえるメンバーそれぞれの肩の力の抜けたMCコーナーを挟み、「この後は全力で楽しむことを約束してくれよ!」とファンへの熱を求めて「A Little Picture」からライヴはクライマックスへ。この曲のハイライトであるシンガロング・パートでは、このツアーの幕開けにふさわしい一体感を生み出すファンとオーディエンス。さらに、ファンキーさ全開かつ意味不明な歌詞がクセになるファンク・ナンバー「Romantic☆Trampoline」へと畳み掛けた後、「思いをしっかり届けるよ!」と贈られた「ジュピタ」でセンターに集まり、ファンとの確かな絆を確かめるように歌と音を届けるメンバーの姿がそこにはあった。

そして、ダメ押しと言わんばかりに叩きつけられたユナイト屈指の暴れ曲「ice」ではヘドバンの嵐の中、結の太いシャウトが会場を支配する。LiNはステージ上でコームを持ち、逆毛を立てはじめる挙動不審さを見せつけオーディエンスを挑発し、未緒もまた同じくこのカオスな空間を食い尽くす勢いで不敵な笑みをたたえている。

「ツアー初日、集まってくれて本当にありがとう。強くなった僕らが新たな気持ちでやっていこうという気持ちを伝えていけるツアーにしたい」と、『強くてNEW GAME』というツアータイトルに込めた決意を改めて会場に集まったファンに伝える結。「今の僕らが最高にカッコいいと思っている曲を最後に贈るよ!」と、高らかに宣言し「-ハロミュジック-」の「今」のユナイトにしか生み出せない音と世界で会場を包み込み、ツアー初日の本編は締め括られた。

記念撮影と見せかけてハクを祝うケーキも登場したところで、「去年はユナイト色々あってみんなを心配させたけど、今はユナイトが大事だしユナイトを大事に思ってるみんなのことがとても大事です。ちゃんと見えるところでユナイト活動していくから、これからも一緒にいてください。」と、大きな壁を乗り越えてさらに頼もしくなった結の言葉から、予定にないアンコールの「draws,」で、本日一番の一体感を生み出すオーディエンス。

このツアーでまたユナイトが進化することを誰もが確信しただろう。彼らは『強くてNEW GAME』のファーストステージをスコア満点でクリアし、ファイナルの恵比寿リキッドルームへと向かう旅の幕は開いたのだった。


SET LIST

01. ホワイトスイマ→
02. AIVIE
03. イオ
04. Ubique
05. Cocky-discuS
06. 五月已
07. PiNKY_she_SWeAR
08. 栞
09. 隕石系スタジオパンダ
10. ナユタの秘密
11. A Little Picture
12. Romantic☆Trampoline
13. ジュピタ
14. Ice
15.「-ハロミュジック-
EN1. draws,

LIVE INFORMATION

【UNiTE. ONEMAN TOUR 2018 「強くてNEW GAME」】
2018年09月02日(日) 恵比寿LIQUIDROOM ※FINAL
2018年09月08日(土) 沖縄 桜坂セントラル ※裏FINAL
2018年09月09日(日) 沖縄 桜坂セントラル ※裏FINAL

EVENT INFORMATION

ユナイト個別握手会9/3(月)3部制にて開催!
※個別握手券購入者対象イベントになります。
参加方法・注意事項はユナイトオフィシャルサイトをご確認ください。

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