HYSTERiC CIRCUS


2013.12.20(金) 池袋EDGE

ViSULOG PRESENTS 『HYSTERIC CIRCUS vol.12』

2013.12.20(金) 池袋EDGE

OPEN/START:16:30/17:00
前売:¥3,000 / 当日:¥3,500 (ドリンク別¥500)

[出演]

アルルカン / パノラマ虚構ゼノン / METEOROID / 反逆的規制noize「ロゼロ」/
XIBALBA / WeZ
※豪華プレゼント抽選会有!!

[MC]

山本貴也(ViSULOG雇われ編集長)
大城公人(俳優)

[チケット]

10月19日(土)より一般発売
※10月18日(金)「HYSTERIC CIRCUS vol.10」会場にて先行販売有り!



HYSTERiC CIRCUS
HYSTERiC CIRCUS

・「HYSTERIC CIRCUS」ご来場1回につきスタンプ1個押印します。
※スタンプの押印はイベント終演後のみとなります。
・お友達3名以上でご来場の場合はダブルスタンプ!
・スタンプ5個で1,000円キャッシュバック!
・スタンプ10個で「HYSTERIC CIRCUS」無料ご招待(ドリンク代別途)etc...

※詳細はスタンプカードをご覧ください。

HYSTERiC CIRCUS
2013年12月20日(金)池袋EDGEにて毎月恒例となったViSULOG PRESENTS「HYSTERIC CIRCUS Vol.12」が開催される。このイベントに先がけ、出演バンドの代表者を集めた座談会を都内某所にて実施。参加メンバーは、暁(アルルカン)、クロノ(パノラマ虚構ゼノン)、Tomoya(METEOROID)、彩(反逆的規制noize「ロゼロ」)、阿龍(XIBALBA)、もにょ(WeZ)の6名。この個性溢れる面々からはたしてどんな話がくりひろげられたのか!?
取材・文:山本 貴也
――皆さん面識は?
クロノ:すごいたまたまなんですけど、METEOROIDさん以外の5人はみんな友達で……。
Tomoya:同じドラムという事でよろしくお願いします。アルルカンさんとはこの前ニコ生でご一緒させてもらったんですけど、あとの皆さんは初めましてです。
クロノ:そうですね。よろしくお願いします。
もにょ:いつもお世話になっております。
クロノ:反逆的規制noize「ロゼロ」はこの前、僕らの主催に出ていただいて、XIBALBAも共通の知り合いから紹介してもらって仲良くさせてもらってます。
HYSTERiC CIRCUS
――今日はクロノくん中心に話が回りそうだね。
クロノ:いや、それはちょっと……(笑)。
――今回はヴォーカルとドラムだけですね。
もにょ:僕一応ちゃんとベース弾いてるんですけど……。でも最近はベース置いてお立ち台の上で踊ってることが多いです。
クロノ:弾いてないじゃん。
:ベーシストだとお立ち台に乗ったら、ソロとか弾きたくならないんですか?
もにょ:僕みたいなデブがお立ち台乗って、ベースソロ弾いても誰も喜ばないから……。
一同:(笑)。
HYSTERiC CIRCUS
――イベントとかで一緒になることも多いと思うけど、仲良くなるきっかけってどういう時?
Tomoya:お酒が入ると、わりと仲良くなりやすいと思いますけど……。
:リハだったりライヴを見て、「かっこいいな」、「面白いな」って思うと話してみたくなりますね。
クロノ:バンド始めた頃はめっちゃ人見知りだったんですけど、人見知りって根本的に損してるなと思って、しゃべれる機会があったら、いろんな人としゃべっていきたいと思って結構しゃべりかけて仲良くなります。
阿龍:俺もけっこう話しかけますね。人見知りだったんですけど、やっぱり仲良くなった方が楽しいし、俺以外のメンバーがあんましゃべらないんで、俺がいかないとみたいなところもあるかもしれない。
――阿龍くんはクロノくんとは面識があるって言ってましたけど、最初はどっちが話しかけたんですか?
阿龍:ゼノンをリハで見て、「うめーな!かっこいいな!」と思って、関西の方なので気さくに話しかけてくれて、でも仲良くなったのはハコの打ち上げの時ですよね?
クロノ:そうですね。やっぱりお酒でしたね(笑)。
:僕の場合は人見知りというよりも、人が怖いです……すいません……。
一同:(笑)。
:本当にお酒が入らないとしゃべれないくらい人が怖くて、最近は業務的に挨拶だけはちゃんとできるようになってきたんですけど、そこから次にどうしゃべったらいいかが分からなくて、「おはようございます」の次が踏み出せないんです。
HYSTERiC CIRCUS
――もにょくんは?
もにょ:僕は暁くんと、クロノさんは面識があるんですけど、他の方々はアー写見て「わーめっちゃ怖い人達やん……」って思って、どう考えても今回の6バンドが並んだら、僕らだけじゃないですか、ふざけてるバンドって……。
一同:(笑)。
もにょ:「ロゼロ」さんはライヴも見させてもらったんですけど、怖い人だなって……。
:いやいや(笑)。
もにょ:Tomoyaさんは、もしかしたら僕のことを「こいつうっざいな」とか「このデブはよ帰れ」って思ってるかもしれないですよね……。
Tomoya:いやいやいや(笑)。
もにょ:阿龍さんは、入ってきた時から、アー写も怖いし身長も高いしで、僕、自分より身長高い人が怖いんですよ。でもイケメンすよね。自分よりイケメンが嫌いなんですけど、でもそうなるとここにいる人達全員嫌いということなるんですよね……。
一同:(笑)。
もにょ:暁くんとクロノさんは、関西ではよく対バンが被るので昔から知ってます。
クロノ:とりあえずバンドしてたら、だいたいの人と仲良くなるもんね。
もにょ:だいたい3回ぐらいイベントやると「今日もどうも!」って。
――東京はどう?
Tomoya:そうですね、挨拶くらいしか……。
クロノ:誰々やと分かるようになっても、なかなかそれ以上の距離を縮められない感じはあります。
もにょ:いつも東京にライヴしに来ても全然しゃべってもらえなかったんですけど、それは嫌われてるわけではなかったんですね……良かった……(笑)。
クロノ:今日はずっとそのキャラでいくの?
もにょ:本当はクールに決めていこうと思ってたんですけどね……。この前うちのヴォーカルに「君がデブじゃなくなったらアイデンティティなくなるよ」と言われたし、お客さんからも僕の好きなところは、あごのお肉って書いてあった……(笑)。
HYSTERiC CIRCUS
――そもそも皆が音楽を始めたきっかけって何だったの?
:僕は結構遅かったんですけど、バンドたとJanne Da Arcさんですね。すごくいいなって思って、歌は前から好きだったんですけど、バンドのルーツはそこですね。
――最初からヴィジュアル系だった?
:バンドを組むのもすごく遅かったんですけど、先輩にヴィジュアル系バンドをやってる人がいたので、その人の影響で最初からヴィジュアル系でした。
クロノ:高校生の頃めっちゃゲームオタクで、オトゲーってドラムマニアみたいなのをやり込んでたら県別TOPぐらいになったんです。だから将来の夢はコナミに就職する事やなと思いながら高校生活を送ってたんですけど、ある日、本物のドラムを触る機会があってやってみたら当然なんですけどゲームと全く違ったんです。けどそれが逆に燃えて、本物も上手くなろうと思ってやり始めたのがきっかけで、ドラムを初めて3ヶ月で初めてステージに立ちました。
――3ヶ月でライヴってすごいね。
クロノ:今でもずっとネタにしてるんですけど、1曲目の2番のAメロぐらいでミスったんですよ。そしたら何を思ったか無言のままもう一度最初からやり直したんです。
一同:(笑)。
――阿龍くんは?
阿龍:もともとL'Arc-en-Cielが好きで、バンドやりたいなって思ってたんですけど、友達の兄貴がヴィジュアル系に詳しくて、DIR EN GREYを聞かせてもらったらめっちゃ衝撃を受けたんです。それで同級生の友達を集めて学園祭でやろうぜってやったのがきっかけで、普通なら学園祭でやって終わりみたいな感じなんですけど、知り合いづたいでライヴハウスでやれる機会があって、その時に出たのがヴィジュアル系のイベントだったんです。すごい怖かったんですけど、「バンドマンのオーラってかっこいいな」と思ってちゃんとやりはじめました。だから今のメンバーは全員中学校からの同級生なんです。
一同:へー!?すごい。
阿龍:仲が良すぎて逆にだらけちゃうとこもありますけどね。
HYSTERiC CIRCUS
――Tomoyaくんは?
Tomoya:僕はラジオでX JAPANの「ART OF LIFE」がたまたま流れてて、「なんだこれ!」と思ってすぐにCDを買いに行って、絶対にバンドやろうと思ったのがきっかけですね。そこからすぐにドラムをはじめて、高校の時にバンドを組んだんですけど最初からヴィジュアル系をやってました。
――彩くんは?
:高校の唯一の友達がthe GazettEさんに通ってた子で、生のライヴは初めてだったんですけど、誘われて見に行ったらものすごい衝撃を受けて、そこからいろんなライヴに行くようになったんです。好きなものを追求すると作りたい側になっちゃうので、そこからメンバー募集サイトみたいのでメンバーを探してバンドを始めました。
――もにょくんは?
もにょ:僕はピアノ入りやったんですけど、小学校の時に鍵盤ハーモニカってあったじゃないですか。あれが吹けなくて、テストで弾いたら「全然違う!」って先生に言われて、むっちゃ腹立って「じゃあ吹けるようにしてったるわ!」ってピアノを習いにいったんです。でもピアノはそんなに真剣にはやらなかったんですけど、ずっとサッカーもやっていて、本気でプロになろうと思ってたんです。けど高1で大きいケガをしてあきらめざるをえなくて、何か真剣にやれるものはないかなって探してる時に、Janne Da Arcを聞いて初めてライヴに行ったんです。それがもうすっごいかっこよくて、すぐにベースの入門セットを買って、それから高校3年間ずーっと友達もいなかったんで、家でひたすら基礎練ばっかりやってました。
――どうしてベースを?
もにょ:ドラムが上手い人とやりたかったというか、ドラムってすげえなって思ったんです。で、ギターソロもかっけーなと思って、やっぱヴォーカルって歌上手いなって、あとシンセの音も綺麗やなって……。これを俺が一番の特等席で聴くためには、あそこ(ベース)だと思って。だからギターソロを弾きたいんじゃなくて、聴くにはベースだ、ヴォーカルの歌を特等席で聴くにはベースだっていう。だからベースは好きなんですけど、ギターとかドラムとかヴォーカルを特等席で聴くにはあそこだと思ってやってるので、一番困る質問が、どのベーシストが好きですか?っていう質問が一番困るんです。
――そういう発想でベースやってる人初めてかも。
クロノ:結構みんなきっかけバラバラだったね……(笑)。
HYSTERiC CIRCUS
――皆のルーツが分かったところで、今回の6バンドがどんなバンドなのか知らない人の為にバンド紹介をお願いします。
:アルルカンは、正式始動からまだ1週間ぐらいしか経ってないんですけど、激しく切ないをコンセプトに活動しているバンドです。このイベントが開催される12月20日までにはツアーもあるしライヴもガンガンやってるので、きっと成長した姿を見せられるんじゃないかと思います。“次世代名古屋系”の名に恥じないように頑張ります。
クロノ:パノラマ虚構ゼノンは、Twitterとかブログでオフショットを出したりしてるんですけど、ステージ以外では、ただのぶっ飛んだことをする人というか、マグロを持ってきたりもするんですけど……(笑)、基本バンドとして出してるものがかっこよければ何でもありじゃないですけど、ふざけるところは本気でふざけて、ライヴと曲に関しては本気で聴けて、本気で暴れられるバンドです。今回出した二部作は対極になっていて、真っ黒なアー写でコテコテな曲を出して、白いアー写ではそういう曲を持ってきてるんですけど、曲もデジタルな要素だったり、ダヴステップの感じだったり、ゴアトランスとか、サイケデリックな要素を入れたり、悪く言えばそのバンドのカラーがないのかもしれないけど、それがゼノンの色としてまとめられていて、ポジティブに何でもできるバンドですね。あとは、歌詞を全曲僕が書いてるんですけど、内容は難しい部分もあるかもしれないけど、ストーリーは誰にも負けない自信があります。
阿龍:XIBALBAは、さっきも言いましたけどメンバー全員が同級生で、最初はコンセプトもなく、ただ激しいのが好きでやってたんですけど、昨年から世界感や“悪魔崇拝者”というコンセプトでライヴをしているので12月20日に是非チェックしてください。
クロノ:“仙台最強”ってやってたよね?
阿龍:そうですね。仙台って今はそんなにバンドがいなくて、ダーク系はうちらぐらいしかいないので、もう言いたい放題やってます(笑)。
Tomoya:METEOROIDは、全身緑の衣装で「気持ちわる!」って思うかもしれないんですけど、常に新しい事をやりつつ、それで時代をかき回したいと思っているので、シーンの中で一撃くらわせたいですね。バンド名のMETEOROIDには“流星物質”という意味があって、地球に落ちるときに流れ星で燃えちゃうんですけど、その一瞬の輝きがすごく綺麗なので、“瞬間の美学”をコンセプトにそういう光を出していきたいと思っています。
:反逆的規制noize「ロゼロ」は、100%僕のわがままですかね。世界感、曲調、バンドのイメージ、ライヴの仕方とか全部のコンセプトを僕が決めていて、曲は作らないんですけど、こういう曲が欲しいんだけどって作らせて、聴いて、自分が納得するまで直してもらって、この曲やったら楽しいなって思えたらそれ採用して、自分の歌詞とメロディーをつけて歌うみたいな感じです。コンセプト的には人間らしさというか、憎しみや喜びや欲望などの大きな欲求を吐き出す感じで、ライヴでもとにかく生きたライヴをしたいんです。どんな印象でもいいから印象に残りたいというか、僕の憧れてる人というのは、その人が僕の中に入って僕の人生を変えたくらいの影響力だったので、僕も誰かの中にずっと残って影響を与えられるヴォーカリストになりたいなと思っているので、歌がヘタクソでも何でもいいんですけど、とにかく印象を残したい。
もにょ:WeZは、“We are ZERO”の略で、時間をテーマに“僕たちが基準だ”コンセプトでやっています。METEOROIDさんとも共通するかもしれないんですけど、他と被らないというか、僕ららしくやろうという事で、等身大で誰もかっこつけてないんですよ。ヴォーカルが書く歌詞も、自分達が等身大に生きていてどう思うかっていうことを書いてたり、「怪盗ZERO」という曲があるんですけど、だいたいライヴで最初にやる曲で、必ず「皆様の大切な時間をいただきに参りました」って言うんですけど、みんなの時間をもらってその間は僕たちが時間の中心になるっていうライヴをしてます。
――お互いに訊いてみたいことってありますか?
もにょ:めっちゃ気になってる質問があるんですけど、ライヴの時って何を考えてますか?僕も必死でやってはいるんですけど、みんなすごいかっこいいんで……。
クロノ:「明日死んだらどうしようかな」、「明日死ぬかもしれんから、とりあえずこのライヴ全部覚えとこう」って感じですかね。今うちもけっこうライヴが詰まっていて、多いとだれてくるかもしれないですけど、この1本ミスったらこれで終わりかもしれないみたいな気持ちでやってます。
阿龍:前まではいろいろ考えていて、シナリオ的なやつとかライヴ中にココでこうしようとかあったんですけど、考えてやるよりも何も考えないで好きにやった方が、後でビデオ見てもいいライヴができてる気がしたので、本能に任せた方がいいのかなって。
:ヴォーカルは特にそうかもしれないですよね。
阿龍:「ここで絶対こうしよう」とか考えてると、全体的にずっと冷静でいちゃう感じがするんですよ。
:僕はライヴの内容全部覚えてなくて、基本的には曲の始まりと終わりをちゃんとやるっていう以外は何も考えずに、その時に言いたい事言って、歌ってる時に面白くないなって思ったら歌うの止めてあおってたりする事も多いです。最近だと最高のライヴをして美味しい酒を飲もうと思ってやってますね。この前イベントで、自分的にすごく楽しくできて楽屋でビール5本あけていろんな人に迷惑かけちゃいました……。
一同:(笑)。
:後でメンバーにめっちゃ怒られて、さらに衣装も全部忘れて帰っちゃって……本当にヤバいなって。でもいいライヴをしていいお酒を飲みたいなってことです(笑)。
Tomoya:僕個人としては「どやっ!」って感じで、「俺たちがMETEOROIDだ!」っていう気持ちですね。でもドラムを叩いてる時は、お客さんの表情とかを見て逆に元気をもらってます。
:勝手なイメージですけど、ドラムの人って何となくそういう人が多いような気がする。
クロノ:ドラマーからすると自分を見てくれてる人は貴重だよね。
Tomoya:見てくれてる人にはスティックで指しちゃう(笑)。
クロノ:もにょの答え出たやんか。
もにょ:答え出ましたね。12月20日は本能の赴くままにスティックでお立ち台から僕を見てくれてる人を指そうと思います(笑)。
一同:(笑)。
――最後に「HYSTERIC CIRCUS vol.12」への意気込みをお願いします。
もにょ:12月20日は、そこにいる人達を全員笑わせて笑顔にして帰れたらいいなと思うので、僕らのライヴの間だけは、たとえ気持ち悪いなと思っても、ライヴ中だけはちょっとだけ好きになってください。
:とりあえず一番狂うぞという感じで、あとはどんな印象でもいいので頭の中に残せるライヴをしたいですね。
Tomoya:前回イベントに出た時に、楽屋とかがアットホームですごく良い雰囲気だったので、今回もバンドの輪を広げて楽しみたいなと思います。
阿龍:たぶん普通にライヴだけするイベントに出ても普通に終わって帰るだけだと思うんですけど、こういう座談会を通じてお互いに興味が出てきたのですごく楽しみです。楽屋では楽しくやって、ステージではかっこいいライヴをしたいと思います。
クロノ:こういう機会を設けていただいて、バンド同士はすごく仲良くなれると思うので、それぞれのバンドのお客さん同士も一緒に楽しんで会場全体で一体感を出したいなと思います。
:全員が全力を出し合って、全員がぶつかり合えるのが一番良いので本当に楽しい1日になると思います。
クロノ:みんな負けず嫌いなんでね(笑)。


HYSTERiC CIRCUS

毎月第三金曜日に池袋EDGEを舞台に開催中の「HYSTERIC CIRCUS」。通算12回目となるイベントが12月20日(金)に開催。登場したのは、XIBALBA、Wez、反逆的規制noize「ロゼロ」、アルルカン、パノラマ虚構ゼノン、METEOROIDの6バンド。この日はクリスマス前という時節柄もあり、場内にはサンタ・コスの女性の姿もけっこういましたね。
ではそろそろ、次代を担うバンドたちの競演の模様を、ここにお届け致します!!


HYSTERiC CIRCUS

HYSTERiC CIRCUS ・XIBALBA
耳をつんざくばかりの強烈なデジタルビートが炸裂!「頭から飛ばしていくぞ!!」。その声に重なるよう激烈/重厚音が一気に場内へ襲いかかってきた。冒頭を飾った『LOST IRIS』を通し、観客たちにブ厚い音の衝撃を叩きつけてきた仙台のバンドXIBALBA。客席は猛り狂う音に合わせヘドバンしてゆく観客たちと、凄まじい音の衝撃に圧倒されるよう立ちすくむ人たちの姿が…なかなかのインパクトを与えてくれたじゃないか、XBALBAの諸君!!
「お前らの生きるその声をここに響かせろ!!」。重厚激烈な色を押し出したラウド&デスビート・ナンバー『悪魔 3』を通し、XIBALBAは、会場中を炸裂した音で覆い出した。その激しい音も衝撃だが、その中からさえしっかり耳に伝わってくるメロディも、このバンドを彩る大切な魅力と実感。
破壊力そのままに、 一気に加速度を上げだしたサウンド。デスボイスも駆使した『SIX ADDICTION』が導き出した、会場内の中の観客を跳び跳ねさせ、熱狂させゆく風景。タイトなビートが炸裂したラスト・ナンバー『GUILTY』では、これまで以上に歌物な姿も提示。デジタル・ラウドコアな音の中にさえ歌心を詰め込んだバンドという姿も、しっかり証明してくれたステージだった。

HYSTERiC CIRCUS ・WeZ
ポップでチャーミングなスタイルやルックス。「今夜、みなさんの大切な時間をいただきにまいりました」と語る声にも、どこか可愛らしさが…でも、流れ出した『怪盗 ZERO』には、しっかり重厚さも描き出されていた。ポップ&チャームな魅力を前へと押し出しながら。無頼な姿勢も隠し持っている?!Wez。客席でも、開放的に弾けた歌に合わせ楽しく手振りしてゆく人もいれば、ヘドバンに興じていく人も。楽しみ方は自由とはいえ、ここまで様々なノセ方を描き出してゆく様に、このバンドの個性や特徴を実感。
ヴォーカルの手振りに合わせ、会s場中の人たちも一斉に手の花を咲かせ出した。ポップ&メロディックなハードビート・ナンバー『どりーむ☆どりーまー』では、観客たちが♪愛してFu~♪と叫び声を上げながら、バンドと一緒に楽しいパーティ空間を作りあげてゆく風景も。
続く、キャッチーな歌物作『残念×LOVE』でも、観客たちがサビの部分で「なんでやねん!!」と一斉に叫んでいた。それにしても、なんてつかみの強いキャッチーな歌なんだ。ポップチャートを駆け上がってゆくに相応しい親しみやすさが『残念×LOVE』にはあふれていた。この手の無条件に気持ちを笑顔にさせてゆく楽曲も、このシーンには大切だと思う。
フリーキーでアグレッシブなギター・サウンドが炸裂。『ChanneL:4』を通し、場内へコール&レスポンスしてゆく熱狂の風景を作り出していったWez。攻め系な曲なのに、その中へ明るく開放的な空気を感じてしまうのも、楽曲の力はもちろん。Wezというバンドが太陽のような存在感を放ってゆくからと確信。ラストの超キャッチーな歌物作『PEACH HERO』を通したパーティ・ムードに触れながら、その想いを強く強く実感。歌物ビートバンドを通し思いきりはしゃぎたい人には、このバンドはオススメだ!!

HYSTERiC CIRCUS ・反逆的規制noize「ロゼロ」
ここは幻想怪奇な見せ物小屋?!暗鬱で幻惑的な…。でも同時に、荒ぶる激情な感情響き渡る空間を、『ヒトガタ』を通して描き始めた反逆的規制noize「ロゼロ」。客席前列には、ミッドな演奏に合わせ、ゆったり大きく首を振り続けるファンたちの姿が。昔で言うならポジパンな音世界…。この手の暗黒系バンドの存在は、今のシーンの中、とても新鮮に見えてきた。
「地獄を見せなさい」。速度を上げ出した演奏。フリーキーかつ重低圧な音のウネリを通し、観客たちを奈落の底へと導いた『煉獄』。演奏中盤では,観客たちを座らせ、その場でヘドバンさせてゆく風景も。狂気の世界観へ陶酔しきった演奏陣からは、ただただ暗鬱なオーラが解き放たれていた。
「激しいSEXを見せておくれ」。ヘヴィ&グラインドなリフ・サウンドを通し、場内をヘドバンの渦へと飲み込んでいった『片思い』。サビでは刹那な歌も流れてきたように、このバンドは、90年代ダーク系バンドの香りも抱かせてくれる。
「東京、もっと遊ぼうよ」。演奏は、どんどん激しさと重厚さを増してゆく。狂った舞台役者然とした姿で絶叫陶酔しきってゆくヴォーカル。触れたら呪われそうなくらい、ヤバい臭いを感じさせた物語風?!ナンバーの『球体関節人形-甘味-』。「すべて吐き出せ!!」。『despair』を通し、メンバー/客席ともに狂ったように叫びを上げ続けてゆく。その姿を観ながら、暗鬱な世界に溺れながらも、僅かな光を心に感じる楽しさを実感。ラストの『眩暈』を通した熱狂絶叫の絵図…また、心揺さぶる奈落の夢を届けておくれ、反逆的規制noize「ロゼロ」の皆々様方よ…。

HYSTERiC CIRCUS ・アルルカン
「俺もお前も同類だー!!やれヤレ殺れー!!」。ド頭からヘヴィ/フリーキー/スピーディーな『SynonyM』を炸裂させ、会場中を総立ち熱狂の空間へ導いていったアルルカン。タオル振りまわし、拳振り上げさせてと、観客たちの感情を昂らせながら場内の熱気をどんどんヒートアップさせてゆく。サイコティックでパラノイアな音の絨毯もさることながら、煽りの風景描き出すことへ終始してゆく姿勢が"らしい"じゃない。止まぬ煽り地獄に導かれたら、観客たちだって暴れの空間へ身を投じていくのも当たり前。演奏の最後には、会場中の人たちが拳振り上げ、頭振ってと、熱狂の波にしっかり身を浸していたほどだ。
「タオルまわせー!!」「全員で手を振れ!!」「叫べー!!」。ラウド/サイコティックなデジロック・ナンバー『Fiction』を通した狂乱の図。サビでは、胸くすぐるメロディックな歌も表現。ただ曲が激しいから騒ぐのではない。その楽曲に高揚導き出す要素を満載しているからこそ、熱狂していく。それをアルルカンのステージが証明していた。
MCでは、意外と丁寧な態度でしゃべっていたヴォーカル暁だが、楽曲が始まったとたん、その場の風景は、またも一変し出した。
デスなデジタル音とコアでラウドな生音が絡み合う。その中から見えてきた刹那なメロディ。身体は躍動や熱狂を求めているのに、心は歌声に惹かれてゆく。そんな感情の揺れを『Eclipse』は与えてくれた。場内には、炸裂した演奏に身を預け、激しく身体揺さぶる人たちも数多く登場。
脳髄をグサグサと刺激するデジタル音と重厚な音が炸裂。最後を飾った『像』でも、思いきり深く身体を折り畳み、熱狂してゆく観客たち。終始、重い音をこの空間に描きながら、その中でさえ心の開放を導き、熱狂のビートに酔いしれさせていく。そう、何時しか誰もがアルルカンという熱狂に飲み込まれていた。

HYSTERiC CIRCUS ・パノラマ虚構ゼノン
歌始まりナンバー『メルトメロウ』から今宵の舞台を幕開けたパノラマ虚構ゼノン。疾走し出したサウンド。でも、ヴォーカルは"歌心"を持って楽曲を届けてゆく。客席では拳を振り上げたり、身体を折り畳んでゆく風景も導き出されてたとはいえ、彼らの演奏の軸にあるのは、あくまでも「歌を響かせてゆく」姿勢。だから身体は揺れようが、気持ちや視線はズーッと舞台中央に注がれていたのかも知れない。
一転、『HIGH ROLLER』では会場中を熱狂渦巻くモッシュの風景へと導いていった彼ら。その荒ぶる音に振れているだけで、自然と身体は熱狂の波に溺れてゆく。それでもしっかり歌が響いてくるところも、パノラマ虚構ゼノンらしさと言えようか。
「もっと声ー!!」。キラキラとしたデジタルビートが流れ出した。輝き放つ音の上で哀愁味を持った歌が響き出した。一転、演奏が重なるや、楽曲は一気に荒ぶる姿へ。緩急巧みに表情を使い分けながら、場内に熱狂と心響かせる歌を届けた、きらめくダンスナンバー『QLOVER』を通した恍惚の風景。
ヘヴィグラインドな生音演奏とスクエアーなデジタル・サウンドの融合。『Ms.Sythe』が描き出した、暴れずにはいれない熱狂の風景。激しい音の唸りの中でも、しっかり歌が胸に届くのも、ヴォーカルの表現力があってこそ。そこは、彼らの強みになる点とも言えようか。
ラストの『ブラッディ・メアリ』では、客席左右に分かれた観客たちが中央で思いきり混じりあう狂乱の風景を描き出していた。笑顔でぶつかりあってゆく観客たちの感情を、パノラマ虚構ゼノンはスリリングかつエネルギッシュな演奏で煽り立ててゆく。ライブで思いきり熱狂にまみれてゆく楽しさ。それを彼らは、まざまざと示してくれた。

HYSTERiC CIRCUS ・METEOROID
「行こうぜー!!」。腰にズンズンと響くドラムビートに続き、デジタルサイバービートと歪みを上げた2本のギターが、暴発したかのよう荒々しく重なってゆく。『Mr.famous』を通しMETEOROIDが連れ出したのは、拳振り上げ、頭カラッポに暴れてゆくパーティ・ワールド。客席では、左右にモッシュしてゆく観客たちの姿も。
ドライブしたギターの音が高鳴り出した。サイバーロックンロール・ナンバー『DOKU-SOW』が導き出したのは、ハイウェイを暴走した気分にも似た、アドレナリンを心地好く高めてゆく感情。客席前方では、サンタ姿の観客たちが大勢集まり、飛び跳ねたり、身体を大きく折り畳みながら、思いきりパーティに興じていた。荒ぶる音に身を委ね楽しくはしゃげることこそ、最高の快楽だ!!
「最後まで全員で暴れていこうぜ!!」…と叫んだところで、トラブルにより、演奏は中断。そこでギターのゆとりが、タンバリン片手に踊り出した。きっと理性を手放せば、人は、ゆとりのように自由になれるのだろう。
演奏は、『この愛を手放せば自由だろう』へ。超音速で叩き出されたサイバートランスビートに絡み合うヘヴィ&トライヴィンな演奏。暴発した演奏に、感情を昂らせた歌が巧みに色を与えてゆく。サビ前の高揚したメロディアスなパート。感情が高まり続けてゆくメロディックかつ疾走性を持ったサビ歌の風景。激しい暴走ナンバーなのに、しっかり歌物として心を揺さぶっていく。そう、この熱狂した高揚感こそがMETEOROIDのライブの…楽曲の嬉しい魅力だ!!
爆裂したデジロックの宴は、さらに会場へビッグバンした熱狂を描き始めた。サイバーかつメタリックなダンス・ナンバー『BALLERINA』に合わせ、熱狂したモッシュな宴を描き続けてゆく(サンタ姿の)観客たち。METEOROIDの演奏に魅了されながらも熱狂していけるのも、彼らの楽曲の軸にあるのが「歌」だからなのは間違いない。その歌が胸を突き刺したうえで、サイバートランス/ラウドロックな演奏が狂乱の舞台劇を描き重ねてゆく。ラストに奏でた『DIVER』を通し作り上げた、一体化した熱狂。無条件に感情を高揚したまま果てることない恍惚の世界へと導いていったMETEOROIDのステージ。奴らには、ぜひ今後も注目していただきたい。

最後は、この日出演した全バンドが登場しての、プレゼントの抽選会や記念撮影会。舞台上で楽しくはしゃいでいる出演者たちを見ていると、やはり、ここまで味わってこそのイベントということを実感。
「HYSTERIC CIRCUS」は、来年より渋谷REXに舞台を移して行なわれる。次回は、1月17日、ぜひこの日のイベントにも足を運び、熱狂にまみれようではないか!!

(TEXT: 長澤智典)



主催・企画:ViSULOG

制作:G-PROJECT

後援:HYPER JAPAN / J FOOD & CULTURE TV / World Net.TV

協力:Visu-a-land.TV