HYSTERiC CIRCUS


2014.4.18(金) SHIBUYA REX

ViSULOG PRESENTS 『HYSTERIC CIRCUS vol.16』

2014.4.18(金) SHIBUYA REX

OPEN/START:16:30 / 17:00
前売:¥3,000 / 当日:¥3,500 (ドリンク別¥600)

[出演]

エルム / クレクル / Re^ve / WeZ / ロマンシング性 / ※シークレットバンド あり
※豪華プレゼント抽選会有!!

[MC]

山本貴也(ViSULOG雇われ編集長)
大城公人(俳優)

[チケット]

2014年2月22日(土)より一般発売!
2月21日(金)「HYSTERIC CIRCUS vol.14」会場にて先行販売有り!



HYSTERiC CIRCUS
HYSTERiC CIRCUS

・「HYSTERIC CIRCUS」ご来場1回につきスタンプ1個押印します。
※スタンプの押印はイベント終演後のみとなります。
・お友達3名以上でご来場の場合はダブルスタンプ!
・スタンプ5個で1,000円キャッシュバック!
・スタンプ10個で「HYSTERIC CIRCUS」無料ご招待(ドリンク代別途)etc...

※詳細はスタンプカードをご覧ください。

HYSTERiC CIRCUS

2014年4月18日、この日16回目を迎えたViSULOGのマンスリーイベントHysteric Circusは前回同様渋谷REXにて行われ、シークレットバンドの登場を含む個性豊かなバンドたちがイベントを大いに盛り上げた。
イベントスタート前のMCでは恒例のViSULOG編集長、貴也と俳優の大城公人が登場し、偶然にも完全なペアルックになってしまったことを恥ずかしげに明かし、息ピッタリの様子をうかがわせた。 (TEXT: Chika Yoshizawa)

HYSTERiC CIRCUS

My BACTERIA HEAT IsLAND (シークレットバンド)

トップバッターはシークレットバンドとしてバンド名を登場まで一切明かさずに出演したMy BACTERIA HEAT IsLAND。

会場が暗くなり、SEが流れると真っ黒の衣装に黒いマスクを片手に顔を隠したままメンバーは登場した。マスクを外すとメンバーの全貌が明らかとなり、「薄明光線」のスタートと同時に激しいサウンドが会場を満たし、そのサウンドにマッチする折り畳みでイベントの盛り上がりに火をつけた。

バスドラが胸に響いてくる激しいサウンドに合わせたヴォーカル点々の力強い叫びが続くと、サビではメロディアスにファルセットを織り交ぜ歌い上げた。「全員手を上げろ!」点々が叫び、オーディエンスを睨みつけると「21世紀少年」では衍龍とダイのツインギターは優しいサウンドを奏でたり、激しいサウンドを奏でたり、代わる代わる音を変え、ドラムは様々なリズムが刻まれるが至って冷静に叩き続けた。

「渋谷! 聞こえてるか? ついてこれるやつだけついてこい!」点々がオーディエンスに挑戦状を叩きつけるかのように煽ると、「取り除けない」で激しいヘドバンが始まった。激しく狂気じみた歌い方から打って変わって、サビでは聴かせるメロディーに思いが強く込められた。ラストはステージ後方からの光に照らされ、メンバーは綺麗なシルエットとなった。続く「my head bursting open call a doctor」ではギターとベースで印象的なサウンドを作り上げ、点々の苦しいほどの叫びが響き渡った。

ラストは「無題」。曲が徐々に激しくなり、ギターのリフが曲を印象づけていた。シークレットバンドとして登場したが、存在感を強く放ったステージであった。

HYSTERiC CIRCUS

Re^ve

2番手はすでに解散を発表しているRe^ve。幕が開くとステージ上にはすでにメンバーが定位置につき、真っ赤なライトにステージが照らされた。

切ない曲調の「星彩ロメオ」では、グリッターの衣装が照明に照らされキラキラと輝き、感傷的な歌詞をヴォーカルの巳魏が歌う一方で、ギターの柊とベースの諒は背中合わせに天を仰ぎ会場を魅了した。「俺たちがRe^veだ!さあ声を聞かせてくれ!」巳魏が煽ると、勢いをつけ、「創せいギャング」のイントロへの引き金となった。その煽りに応えるべくファンはイントロに合わせて左右にジャンプし、キャッチーな曲だが激しさもある盛り上がる曲となった。

「こんばんは。Re^veです。6月14日で解散します。6月14日に無料ライヴやります」とすでに発表済みではあったものの、改めて報告をし、「精一杯の声をくれ!」と残り少ないライヴを最後まで楽しむべく、長いコールアンドレスポンスでファンとの音楽での会話を楽しんだ。そのまま「Beautiful fate」が続き、リズムに合わせて巳魏はジャンプを煽り、サビではメロディーを聴かせるが、間奏では激しいヘドバンが会場を満たした。「HEAVEN」のイントロでは柊がセンターに立ち、オーディエンスの視線を独占した。メンバーはラップパートに体を揺らし、すぐに逆ダイを煽った。

「さあ来い! 遠慮するな!」とラストに相応しい激しい曲で最後の盛り上がりを要望し、メンバーとファンで満足いくまで続けられた。

HYSTERiC CIRCUS

ロマンシング性

学園天国のSEが流れ、学ランがモチーフとなった衣装を着たメンバーが続々と登場すると、ポップな楽曲が始まるであろうことを登場時点から予感させた。

「渋谷のってるかい? 1時間目の授業、桃色学園デビュー!」と風太が叫ぶと、歌詞もポップでキュートな曲にファンはダンスを楽しんだ。「体育の授業やりますよー!」という合図から「パシリスク」では曲が流れる中、4人ともステージを降り走り回った。ファンはその後ろをついて回り楽しんでいると、突然ギターの裕信とピンクの頭と白塗りメイクが一際目立つドラムの朱音が喧嘩をしながら退出してしまい、謎の出来事に会場はざわめいた。そして困った風太は告知を挟んで場をつなぐと、喧嘩した後のメイクを施して二人が戻ってくるという演出にもこだわりを感じさせた。

卒業式がモチーフの「性春グラデュエーション」では、イントロのギターリフで青春を象徴し、ポップな歌詞とメロディーに合わせ、風太はバットを振り回し振り付けを先導した。その場で卒業式が行われているかのような演出にライヴというよりショーという印象が強い曲だ。「4時間目! 楽しく行こうぜ!」「ヤンキーくんと吹奏楽部ちゃん」が続き、ドラムの朱音が刻むリズムに合わせてファンが踊りジャンプをする一方で高音ベースが彩り、賑やかなギターで曲を色づけた。

ラストの「セクシャルGT」ではいきなりの関西弁を使用した歌詞がインパクトを与え、今までの曲とは違い、デスヴォイスで盛り上げるとサビではポップにファンを楽しませた。授業という形で独創的な世界を作り上げたこの日の全授業が終了した。

HYSTERiC CIRCUS

WeZ

突然スクリーンが降り、メンバーのアニメーションが登場した。スクリーンが上がるとポップな衣装を身にまとったメンバーたちが登場した。

「Baby bird」からライヴをスタートさせると、明るい曲にメンバーの笑顔も多く、ヴォーカルの咲吾は一人ずつ盛り上げるようにファンをしっかりと見つめながら歌い、ハッピーな雰囲気をオーディエンスに与えた。「今日は思いっきり楽しんで帰ってもらいたいから振り付けを考えてきました」猫メイクを施したベースのもにょがお立ち台でファンを先導した。練習に納得したメンバーはそのまま次の曲である「ドリーム☆ドリーマー」を演奏し始め、ノリのいいリズムにファンは踊り、練習の効果もあって完璧な振り付けを楽しんだ。

「ようこそWeZの時間へ!」とあいさつを済ませた後、咲吾がスポットライトを独占するとエモーショナルなソロから「シンデレラロマンス」が始まった。ギターが優しいサウンドを奏でたことで、ドラムの力強さとベースの低音が際立ち、切ない曲であるがその中にも力強さがこもっていた。「時のメモリー」は勢いがあり、キャッチーなサビが覚えやすい印象的な曲だ。ラストはタイトルからのイメージとは異なる、楽しく明るい曲「残念×LOVE」。歌詞にも重点を置いている感じが伝わる曲が多いのはこのバンドの特徴であろう。

HYSTERiC CIRCUS

クレクル

まるで宇宙空間にいるかのようなSEが始まり、ゲームサウンドのようなデジタルサウンドに一人ずつお立ち台に立ち登場したのは、現在仙台を拠点に活躍中のクレクル。 アイドル系ビューティフル楽団と呼び、バンド名は何とも不思議だが一度聞いたら忘れがたいインパクトがある名前である。それぞれの主張が強くそれがこのバンドの特徴であることは間違いない。「初恋トキメキロックンロール」では、ダンスクラブのようにファンはステップを踏み、ジャンプをし、ペンライトを持って楽しんだ。パワフルな「乱振少女」ではツインヴォーカルのJekylLとRUNAは向かい合い、2人でコール&レスポンスをするかのように歌い、背中合わせに変えると声をハモらせ魅了した。サビでは切ないメロディーが心を掴むが、ヘドバン、折り畳みなども全力でファンが楽しめる楽曲だ。
「渋谷! 俺たちは今日全力でやるのでみんなも全力でやってくれたらいい!」と一際目を引くドラムのなりPが興奮しすぎて何を言っているかはっきりとわからない声で叫ぶと、一気に雰囲気を変え、この日唯一のバラードに挑んだ。「プレゼント」と題されたこの優しい曲では、聴きやすいメロディーにストレートな歌詞を2人は思いを込めて歌い上げた。

そして真っ赤なライトに突然のサイレン音で一気にテンションを上げ、ラストの「SOS~草食系とS的アイツ」が始まった。歌いながらも煽る独特のスタイルで会場を盛り上げ、笑顔で拳をあげさせるなどファンを楽しませることを忘れないバンドだ。最後はドラムのなりPは自慢のモヒカンを激しく揺らし勢いよく叩き上げた。

HYSTERiC CIRCUS

エルム

SEに合わせて手拍子が始まるとメンバーが続々と登場した。勢いがよく狂気じみた「猟奇偏愛少女サドA」ではヴォーカルのジキルはファンを睨みつけ、目を見開き、おどろおどろしく煽った。

この日トリを飾るバンドは今までの明るいポップなバンドとは異なり、そのバンド名にふさわしくホラーテイストが強いバンドだ。顔に血のメイクが施されたベースの27-NINA-はどこを見ているのか視点がわからないような狂気さがあり、ギターソロでは琉杏(るあ)とKeiがまるで男の子と女の子のホラー人形のように2人でハーモニーを奏でた。「HAPPY I SCREAM」では訴え感のある歌い方に狂気を忘れず、タイトルのHappyにも皮肉が強く込められていた。

「悪夢の街へようこそ。我々がエルムだ。」「時計仕掛けのMASQUERADE」では、舞踏会のようにKeiと27-NINA-、そしてジキルと琉杏が向かい合い、ステップを踏んた。Keiのツインテールが体を揺らすと同時に優しく揺れ、ジキルはミュージカルのようにジェスチャーを混ぜ力強く歌った。ドラムのアレンジによりリズムが際立ち、ミステリアスなギターリフが楽しいマスカレードではないことを証明していた。激しいドラムに合わせて強いストロボが始まると「Les MISERABLES~レミゼラブル~」が続き、語りパートのある珍しい楽曲で、ミラーボールがより一層感情に訴え、ジキルは熱い思いを伝えた。「暴れようぜ!」と続いたラストの曲は「切り裂きジャックの憂鬱」。ジキルは怪しげに体をくねらせ、頭を激しく振り、ファンはモッシュ、ヘドバンなど激しく煽りに応えた。アンコールでは、「呼ばれなくても出てきたけどね。」とかわいく登場し、この日のエルムの世界最後に選ばれた曲は「WORLD'S END」。

ホラー感たっぷりでバンドの特徴がすべて詰め込まれたような世界を見せつけた。ステージがまるで箱の中のホラー人形が動いているかのように、キュートさがありながらも独特の世界観溢れるステージングであった。

全バンド終了後は恒例のプレゼントのためのジャンケン大会。今回のサイン入り色紙のお題はL●NEのキャラクター、ムーン。今回は絵心があるアーティストが多く、かなりクオリティーの高い作品ばかりであった。最後も恒例の一本締めで、今回の締め担当は一際存在感と独特のキャラを魅せたクレクルのドラムなりPがグリコのポーズのように大きく手を挙げ、独特のスタイルで締め、最後は大きな笑いが起こった。それぞれ個性豊かなバンドが集まり、それぞれの演出が際立つ第16回であったことは間違いないだろう。


主催・企画:ViSULOG

制作:ViSULOG / SHIBUYA REX

後援:JAPAN VISUAL.TV / J FOOD & CULTURE TV

協力:JAPAN VISUAL.TV