COVER ARTIST / ユナイト

ViSULOG 2019年2月号 COVER ARTIST / ユナイト

INTERVIEW / ユナイト

3月30日(日)に日テレらんらんホールにて結成8周年記念ワンマン「UNiTE. 8th Anniversary oneman live [-U&U's oneworld-]」を開催するユナイトが、ニューシングル『ビリブオアノ』をリリースした。 数々の困難を乗り越え、今一度バンドの原点に立ち戻ったことで一回りも二回りも大きくなった彼らの等身大であるが故の説得力に詰まった今作と、ユナイトの未来についてじっくりと語ってもらった。

取材・文:二階堂晃
『何かに偏ることよりも、「全部やる」ことがユナイトらしさ』 ――フルアルバム『NEW CLASSIC』から約9か月振りのリリースとなるシングル『ビリブオアノ』がリリースされましたが、制作にあたり前作からの気持ちの変化などはありましたか? :『ビリブアオノ』は元々のユナイトというバンドの根本に立ち戻ったマインドで制作したのかなと思いますね。前作の『NEW CLASSIC』は「歌ものである」ことを主軸に作ったんですが、実際にアルバムが完成してライヴで育てていく中で、ユナイトの良さは歌ものであることに加えて幅広い楽曲を武器に出来るバンドだということに今一度気付けたと思っていて。 ――『ビリブアオノ』は一聴してユナイトの原点回帰を思わせるテイストが随所に感じられました。 椎名未緒:『NEW CLASSIC』は、「やりたいこと」にフォーカスを当てて制作したのに対して、『ビリブオアノ』はそこで得たものに加えてユナイトを応援してくれるファンの子の好きなユナイトの在り方に寄り添う作品になったのかなと思いますね。 LiN:2018年は「まずボーカリストである結さんが自由に楽しくやる」ことを第一に考えて活動していく中で、結さんがボーカルとして一番輝くバンド像の在り方を見つけられた一年だったと思っていて、『ビリブオアノ』はそれを踏まえてのテイストになりました。結果として、5人の色が濃く出るものが一番ユナイトとしていい形なのかなと。 ハク:何かに偏ることよりも、「全部やる」ことがユナイトらしさなのかなって。バンドとして、メンバー5人が独立した魅力を持った上で集合体として一番いいバランスを見極めていこうって今は思っています。 ――バンドの本質に気付けた一年だったのですね。 LiN:去年が無かったら『ビリブオアノ』がリード曲になることはなかったと思うんですよね。暴れ曲じゃなくてもユナイトの音楽ってファンに喜んでもらえるんだってことを『NEW CLASSIC』をリリースしたことで実感しましたし、その手ごたえがなければここまで挑戦できなかったと思うんですよ。 莎奈:『NEW CLASSIC』のツアーを通じて、ユナイトの強みや弱みの部分を改めて見つめ直すことが出来たんです。「食べやすさ」っていうか、お客さんに届けるための方法論が上手いバンドだったんだなって。そこで得たものを『ビリブアオノ』の楽曲にも歌詞にも曲の並べ方にも反映出来たように感じてます。 ――『NEW CLASSIC』のツアーを経たことで、2019年に入ってからユナイトのライヴがパワーアップしていることにも通じるのかなと思います。 LiN:今までよりもライヴが「ヒーローショーぽく無くなった」ことは感じますね。メンバー全員が今までよりより生身の自分のままでステージに立てているのが強いのかなと思っていて。 :メンバー全員が視覚的な部分よりも音楽そのものをステ―ジで意識するようになった変化は自分たちでも自覚してますね。 『何事も全部お前次第だぞ』 ――そんな思いの元に制作されたニューシングルの表題曲「ビリブアオノ」はLiNさん作詞作曲によるナンバーです。まずはこの不思議なタイトルが目を引きますね。 LiN:最近、巷で都市伝説が流行ってるじゃないですか。“Believe or not=信じるか信じないかはあなた次第”っていう言葉から取ったんですけど、要は「何事も全部お前次第だぞ」ってことを伝えたいんですよね。 ――何故このタイミングでそのメッセージを投げかけたいと思ったのでしょうか? LiN:『ビリブオアノ』はユナイトの8周年に向けてのリリースでもある訳です。春は出会いと別れの季節だから、そういう場面にこれから向かう人の背中を押してあげられるような歌詞にしたいなって結さんとも話していく中で思ったんですよね。 ――遊園地を彷彿とさせるポップでロマンティックな曲調はユナイトらしくもあり、同時に新境地でもありますね。 LiN:8周年ワンマン会場の日テレらんらんホールって遊園地(よみうりランド)の中のコンサートホールだから、その場所に似合う曲をリリースしたいっていう思いが最初からありましたね。原曲はもうずいぶん前からある曲なんですけど、今回のテーマに合わせて遊園地っぽいイメージの音をいっぱい詰め込んで、今のユナイトらしい曲に出来たんじゃないかなって。 ――“13月にまた会いましょ。”と締めくくられていますが、ここにはどんな思いを込めましたか? LiN:「来年も会いましょう」っていうことなんですよね。都市伝説界隈で「13月」っていうキーワードがあるんで、そのへんを調べつつ噛み砕いてもらえたら嬉しいですね。 ――また、莎奈さんによるカップリング曲「離見」はヘヴィなシャッフルビートと莎奈さんらしい辛辣な歌詞が印象的ですね。 莎奈:周りを見渡していて、「これは偽物だ」って思うことありますよね。でもそういうものって人気があったりするし、それに救われている人もいる。俺はその救い自体は否定したくないんですよ。でもどうしても「偽物だ」って思ってしまう自分がいて、その自己矛盾と葛藤を歌詞にしたんです。 ――タイトルにある“離見”とはどういう意味の言葉なのでしょうか? 莎奈:「自分の演技を客観的に見る」っていう意味の能の世界の言葉です。 ハク:俺も本物でありたいし、ライヴでやってて「俺、誰にも負けない!」って気持ちになれる曲ですよね。 未緒:莎奈さんは本当に繊細な人だなって感じる歌詞だと思いますね。俺は自分の中に「自分は偽物だ」って思う部分と「自分は本物だ」って思う部分が共存してると自覚してて、悔しいけどそれが人間だって割り切れてしまうんですが、莎奈さんの場合は、自分の中の偽物だと感じる部分を人より許せないってことなんだと思います。ある意味ピュアだし、無垢だなって。 『「身の丈ムーブ」、いい言葉だ』 ――そして3曲目「silence dreamer」は作詞が椎名未緒、作曲が未緒というクレジットになっているのはどういった思いによるものからですか? 未緒:ライヴを想定した曲である狙いで完成したことからまず作曲名義は「未緒」として、詞に関しては去年1年を通じて感じた自分自身のことを書こうと思って。 ――未緒さんらしい、心に深く切り込む言葉が突き刺さる歌詞ですね。 未緒:去年の俺は極端に回りと対立することを避けようと思って生きていたんです。バンドを守るために言いたいことを黙っていた部分があって、自分ではそれをユナイトへの愛情だと思っていたけど、それって俺にとっては自分へ嘘をつくことだったと今は思っていて。それって、本当の意味での愛情ではなかったかもなって。 ――ユナイトへの向き合い方が変化した今の未緒さんを投影しているんですね。 未緒:バンドのために言うべきことは言っていこうっていうモードにはなれたから、去年1年を経て成長はしたんじゃないかなと思いますね。 ――バンド全体がとても良いマインドへと成長したことが『ビリブアオノ』の3曲からは伺えます。この先のユナイトの未来について、今、皆さんはどう考えていますか? 莎奈:この先のユナイトのことをとても楽しみにしてますね。何かに収まっちゃうとバンドって面白くなくて、何かを探し続けてる過程が一番面白いと思うんです。ここからどこに向かって行くかっていうことよりは、歩んでいくプロセスそのものを今後もっと楽しみたいです。 ハク:ユナイトが最高の状態であるバランスをこれからもずっと探していかないといけないと思います。バンドとして正しい道をしっかりと見つけたいし、その道に対して自分の出来ることを全力でやりたいなって。俺は、ユナイトの力になりたいです。 LiN:最近、「身の丈ムーブ」っていうのを自分のテーマにしてて。 ――身の丈ムーブ? LiN:ゲームと一緒なんですよ。自分やメンバーの出来ることや得意なこと、ひいては才能の中で「身の丈」に合って動いていくのがバンドは大事なのかなって。 ――いわば「トリックスター」としてバンドでのキャラクターを確立してきたLiNさんからすると、それは大きな心境の変化ですね。 LiN:大人になったのかなって。俺は後先考えずに突っ込んでいく人間ではあるんだけど、それだけでは難しいなって(笑)。カッコ悪いかもしれないけど、これからは「身の丈ムーブ」していこうかなって。 莎奈:(しみじみと)「身の丈ムーブ」、いい言葉だ。 ――未緒さんはいかがですか? 未緒:個人的には去年ソロ活動を経験したこともあって、自分がユナイトであることの大きさや、ユナイトであることを大事にしていく価値に気付けたのは大きいですね。結局の所は極めてシンプルで、ファンの子たちに「ユナイト、いてくれてありがとう」って思い続けられるバンドでありたいです。 ――最後に結さん、お願いします。 :これは結成初期によく話していたことなんですけど、バンドって「いつまでも続いていけるバンド」と「華々しく散ってでも夢を追うバンド」の2パターンあると思うんですね。僕はバンドの真ん中に立っている立場だし、大きな場所に向かって夢だけを見続けてきたけど、色々な事をこの8年で感じてきた中で、今は音楽そのものを楽しみたいという気持ちが一番強くなっているんです。シフトチェンジというか、柔軟になったというか。 LiN:まさに身の丈ムーブだ。 :そういうことだね(笑)。

RELEASE

2019年03月06日(水) RELEASE!!
10th single『ビリブオアノ』


DCUN-20 / ¥2,000(Tax in)
[CD]
1. ビリブオアノ
2. 離見
3. silence dreamer
4. ビリブオアノ(off vo.)
5. 離見(off vo.)
6. silence dreamer (off vo.)

◆CD取り扱い店
ライカエジソン全店舗 / littleHEARTS.全店舗 / ZEAL LINK全店舗 / 自主盤倶楽部
Brand X / 音楽処 / fiveStars / マジカルスクエア / SKULL ROSE

◆通販サイト「ユナハンッッ!!」
http://www.official-store.jp/unite

LIVE SCHEDULE

UNiTE. 8th Anniversary oneman live [-U&U's oneworld-]

2019年03月30日(土) 日テレらんらんホール
OPEN 16:15 / START 17:00

ユナイト結成8周年記念・8週連続企画

第1週 01/30・1/31 莎奈バースデーワンマン@TSUTAYA O-Crest 《SOLD OUT!!》
第2週 02/07 「LiNと莎奈のらんらんホール行ってみた」動画配信
第3週 02/14 LiNバースデーワンマン@TSUTAYA O-Crest 《SOLD OUT!!》
第4週 02/24 「楽器で遊ぼ!」 in ユナスタ 動画生配信
https://live.line.me/channels/48883/broadcast/10673248
第5週 03/02 「ユナイト失踪中」@よみうりランド
第6週 03/06 NEW SINGLE「ビリブオアノ」リリース
第7週 03/10 「ビリブオアノ」リリースイベント開催@渋谷REX
第8週 03/18 結バースデーワンマン@渋谷REX 《SOLD OUT!!》

【ユナイト結成8周年イベント】
03/28~03/29 「8周年カウントダウン」動画生配信
03/30 結成8周年記念ワンマンライヴ@日テレらんらんホール
03/31 「個別握手会」@Future SEVEN

EVENT

2019年04月21日(日) 下北沢GARDEN
Develop One's Faculties 2MAN EVENT【respect】

2019年04月26日(金) TSUTAYA O-WEST
mitsu PRESENTS「みつどもえ」

2019年05月03日(金・祝) 福岡DRUM SON
アクメ主催ライブ「学艶天極2019 ~四大都市編~」

2019年06月01日(土) 池袋EDGE
LEZARD PRESENTS DEVIL'S PARADE 666

2019年05月05日(日) ESAKA MUSE
2019年05月06日(月・祝) ESAKA MUSE
【帰ってきた!ユナイドッグ 大阪の陣】

2019年05月15日(水) 高田馬場AREA
2019年05月16日(木) 高田馬場AREA
【帰ってきた!ユナイドッグ 東京の陣】

PROFILE

Vo.結 | ユナイト
Gu.椎名未緒 | ユナイト
Key.LiN | ユナイト
Ba.ハク | ユナイト
Ba.莎奈 | ユナイト
Vo. 結
Birth:03.18
Gu. 椎名未緒
Birth:11.24
Gu. LiN
Birth:02.14
Ba. ハク
Birth:06.25
Dr. 莎奈
Birth:01.31